エアバスA350の実物を初めて見たのは、KIXで撮影していたときで、フィンエアーのA350-900型機であった。初印象はとても悪く、「エンブラエルのE190を引き伸ばしたようで、間延びした感じだな」とか、「コックピットまわりが黒く塗られていて、なんか、”タヌキ”みたいだな」と思った。これを航空業界の元関係者に話したら、「業界では”タヌキ”ではなく、”パンダ”だと言われていますよ」とのことだったが、私的にはやっぱり”タヌキ”だった。私にとっての飛行機は乗るものではなく、撮るものなので見た目が一番。なので、JALが不細工な(失礼!)A350を導入することを知って大変残念に思っていた。






そんな私の気持ちには全く関係なく(当然だろ!!)、JALでの導入が進み、ITMでも見られるようになってきた。飛行機(の見た目)に好き嫌いはあるが、基本的に「来たものは拒まず、とりあえず撮る」主義の私は、当然、A350も撮影したのだが、最初の悪印象はすぐに消え、そのうち、「最も美しく見えるアングルはどの角度か」、「それを撮るのならどこがよいのか」を考えはじめていた。思えば、初めてB787を見た時も、スッキリした外観のB777やB737に比べて「もっさりしているな」との印象をもち、歓迎していなかったが、今では好きな飛行機のひとつになっている。同列に考えるのは不謹慎かもしれないが、人と人の出会いも同じようなものではないかと思う。


現在(2022年2月)、ITMを行き来するのは、羽田-伊丹便と那覇-伊丹便のみだと思うが、今後、さらに増えるだろう。楽しみだ。
了
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