2019年 築城基地航空祭:カメラの不調・設定ミスを乗り越えて”ヤタガラス”他を激写

そのときは、夢にも思っていなかったのだが、結果的に2019年の築城基地航空祭が、コロナ禍で各地航空祭が2年以上開催中止になる前の最後の航空祭になった。

それなのに、カメラの不調やシャッタースピードの設定ミスが重なり、チャンスを十分活かすことができない結果となった。

カメラの不調:

直前の岐阜基地航空祭(2019年11月開催)のころから愛用するカメラ(RX-10M4)の調子がおかしいことに気づいていたのだが、その後も立て続けに航空祭があったので、点検・修理に出せず、不安な気持ちを抱えたままの築城基地遠征となった。それでも一応撮影はできていたのだが、午後になるとカメラのシャッターボタンを押していないのに勝手にオートフォーカス機能が起動してピントを合わせ続ける現象が頻繁に出るようになってしまった。

そのため、次の新田原基地航空祭の見学を諦めてメーカーに点検を依頼した。その結果、長年の使用によるユニットの劣化により、シャッターボタンが元に戻らず、”半押し状態”が続くようになっていたことが分かったので、部品交換をしていただいた。

カメラの設定ミス:

当日の午前中は天気が悪く、かなり暗かったにも関わらず、手ブレの発生を恐れてシャッタスピードを1/1,600秒に設定してしまっていた。そのため、高感度撮影になり、”粗い写真”を量産してしまった。

撮影結果:

このようなトラブル・ミスがあったものの、何とか第6飛行隊(通称、「ロクスコ」)のスペシャルマーキング機”ヤタガラス”やF-2A通常塗装(洋上迷彩塗装)機の機動飛行、ブルーインパルス機の曲技飛行の場面をカメラに収めることができた。

以下の写真・記事の順番は当日のプログラムの順番に沿ったものではなく、また、すべての”演目”を取り上げている訳ではないことをご承知おきいただきたい。

F-2A通常塗装機・ハチスコスぺマ機の飛行展示:

まずは、F-2A支援戦闘機のノーマル塗装機と第8飛行隊(通称、「ハチスコ」)のスペシャルマーキング機の飛行展示の写真から。ハチスコのスペシャルマーキング機は、前年のスペシャルマーキング機と同様、尾翼部分以外は通常塗装機と大きな変化はないもので、ロスクコの”ぶっ飛んだ”スペシャルマーキング機に比べると随分地味な塗装だった(失礼っ!)。なお、航空祭が開催されなかったので現物を見られなかったが、翌年(2020年)のハチスコのスぺマ機は、機体の側面・背面全面をブラックで彩り、黄色のラインが何本も入ったハデなデザインで、それを再現するプラモデルも発売された。

ロクスコ・通常塗装(洋上迷彩塗装)のF-2A支援戦闘機  ヴェイパーが出始めている
同じくロクスコ・通常塗装のF-2A
2機で編隊離陸するハチスコのF-2A
ハチスコのF-2Aスペシャルマーキング機 違いは尾翼の「黒豹」の文字くらい?
F-2Aスぺマ機 上の写真の続き
F-2Aスぺマ機 尾翼の「黒豹」の文字がハッキリと分かる

ロクスコスぺマ機の飛行展示:

そして、今回のメインディッシュ?である、ロクスコのスペシャルマーキング機”ヤタガラス”。同機は、前月開催された芦屋基地の航空祭に外来機で初めて見て/撮って以来、築城基地での再会を待望していたのだが、カメラの不調や設定ミスで失敗写真も多かった。それでも、何とかご覧いただけるものも多少あったので、アップする。似たような写真ばかりで申し訳ないが、この”ぶっ飛んだ”カラーリングが気に入ったので、ご容赦願いたい。

離陸するロクスコF-2A ” ヤタガラス “  
ヤタガラスは、3本足なので、右側下部の翼には2本、左側下部の翼に1本の脚が描かれている
F-2A ” ヤタガラス ” のベスト・ショット
F-2A ” ヤタガラス “
” ヤタガラス “の側面 背中に比べると地味な印象を受けるが、それでもかなりハデだ!!
午前中は黄色い予備タンクを積んで飛行した 撮影コンディションが悪く、明るい写真が撮れなかった

F-15Jの飛行展示:

例年通り、新田原基地所属のF-15J戦闘機”イーグル”による飛行展示もあった。

飛行前の整備を受けている新田原基地所属のF-15J戦闘機
端正なF-15Jの横顔
アフターバーナーを使って加速するF-15J
F-15J

T-4ブルーインパルスの曲技飛行

築城基地航空祭は、ブルーインパルスが来ないこともあったが、このとき(2019年)は来ていた。幸い、天気が回復した後の飛行展示となり、スカッとした写真を撮ることができた(自画自賛!!)。特に私が大好きな演目「ファンブレイク」を最高のアングル・タイミングで撮れたので、うれしかった。

離陸するブルーインパルスの3番機
「ダイヤモンド・テイクオフ」
バッチリ決まった「ファンブレイク」
「4シップインバート(部分)」
「サンライズ」

ウイスキーパパの曲技飛行:

午前中にウイスキーパパの曲技飛行があったが、心は ” ヤタガラス ” にくぎ付けになっていたので、ほとんど覚えていない(ウイスキーパパおよびファンの皆様、ほんとにごめんなさい)。

それでも写真は残していたので、2点だけアップする。

まとめ:

カメラの不調や設定ミス、午前中の悪コンディションなどがあり、2018年航空祭ほど納得できる写真は撮れなかったものの、それでも大好きなF-2A支援戦闘機(特にロスクコの ” ヤタガラス ” )の写真やブルーインパルス機の写真を沢山撮ることができて本当に楽しかった。今年(2022年)こそは、是非開催して欲しいと願っている。

築城基地航空祭 2017年:迷った挙句に行ったが、やはり悪天候で⤵

築城基地航空祭 2018年:コンディション最高で2017年の雪辱を果たした!

2019年 芦屋基地航空祭:築城からやってきた赤い ” アレ ” にビックリ !!

3年ぶりの航空祭復活(2022年5月22日の静浜基地航空祭)や映画「トップガン マーヴェリック」の公開ですっかり浮かれていて、以前の航空祭の記事投稿が止まってしまったが、そろそろ、再開する。

アレとの遭遇:

今回は、2019年の芦屋基地航空祭。以前にも書いたが、芦屋基地の航空祭はどちらかというと”地味な地元機”が中心なので過大な期待をせずにのんびりと行くのが良いということを2018年の芦屋基地航空祭で知った。2019年もその”ノリ”で行ったのだが、築城基地からやってきた赤い”アレ”に遭遇して本当にビックリして”真剣モード”でシャッターを切り続けることになった。

また、ブルーインパルスは来なかったが、地元機や他の外来機の飛行展示もあり、私としては十分以上に満足できた。

なお、以下の写真・記事の順番は、当日のプログラムの順番に沿ったものではなく、また、すべての演目を取り上げたものではないことをご承知おきいただきたい。

T-4の飛行展示:

まずは地元機、T-4中等練習機の飛行展示から。先程、地味な地元機と書いたが、それでも芦屋基地のT-4中等練習機は色の塗分けがブルーインパルス機と似ており、さらにブルーの部分がレッドになっている(そのため”レッドドルフィン”の愛称がある)ので、なかなか華やかで私は好きだ。

平行して離陸する2機のT-4中等練習機  手前の機はスペシャルマーキング機だ
T-4中等練習機スペシャルマーキング機による機動飛行
T-4 ブルーインパルスの色違いのようなカラーリングだ
ランディングギアを降ろして飛行するT-4
T-4

救難活動展示:

定番中の定番であるが、U-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターによる救難活動のデモンストレーションがあった。

U-125A救難捜索機
U-125A
UH-60J救難ヘリコプター”ブラックホーク”  速いシャッタースピードでプロペラがフリーズ(笑)
救難活動のデモンストレーションを行うUH-60J

F-15J/DJの飛行展示:

ブルーインパルスの飛行展示はなかったが、新田原基地、築城基地、百里基地所属の外来機が飛行展示を披露した。

新田原基地所属のF-15戦闘機による飛行展示は定番であるが、この年のF-15DJ戦闘機は4機でやってきていて4機・2機による航過飛行や単機による機動飛行が披露された。

新田原基地所属のF-15J/DJ戦闘機による編隊飛行 ”ド逆光”のため、真っ黒
複座型のF-15DJ
F-15J
F-15DJ

RF-4の飛行展示:

百里基地からは、RF-4偵察機のスペシャルマーキング機がやってきて飛行展示を行った。今となってはもう見られない飛行機だけに貴重な機会となった。

百里基地所属のRF-4偵察機のスペシャルマーキング機
RF-4
RF-4
RF-4

アレ=F-2A”ヤタガラス”の飛行展示:

築城基地所属のF-2A支援戦闘機による飛行展示も定番中の定番であるが、この年やってきたスペシャルマーキング機(以下、「スぺマ機」)には度肝を抜かれた。

前年(2018年)の築城基地航空祭でもロクスコ(第六飛行隊)、ハチスコ(第八飛行隊)のスぺマ機を見る/撮る機会があったが、通常塗装機との違いは尾翼のカラーリングやマークくらいだったので、近くに来ないとスぺマ機であることが分からなかった。ところが、今年やって来た”アレ”は、機体のかなりの部分が赤く塗られていたので、遠目でもすぐにスぺマ機であることが分かった。さらに近づいてくると赤い部分が大きな鳥を表したものであることが分かり、その”ぶっ飛び”ぶりに思わずワクワクしてしまい、夢中でシャッターを切った。

なお、現地で見た/撮ったときは、赤い鳥=不死鳥(フェニックス)だと一人合点していたのだが、後で調べてみたらこのロクスコ創設60周年記念塗装機のモチーフは神の使いである三本足の八咫烏(ヤタガラス)であることが分かった。”通の方”たちは、事前にこのスぺマ機のことをご存じだっと思うが、例によって予備知識ゼロで臨んでいた私にとっては、うれしいビッグ・サプライズであった。

今回の撮影は、基本的に逆光だったので、美しい写真が撮れなかったが、この機の地元である築城基地航空祭で再会できると思ったので、それほど悔しくはなかった。

築城基地所属のF-2A支援戦闘機・スペシャルマーキング機  モチーフは八咫烏(ヤタガラス)だ
F-2Aスぺマ機 ”ド逆光”が残念だ
F-2A ”ヤタガラス”
F-2A

地上展示:

飛行展示の出番を待つ機や地上展示機も写真に収めた。

T-4 スぺマ機
T-4 ”一般?”塗装機
T-400基本操縦練習機
T-7初等練習機
陸上自衛隊のAH-1S戦闘ヘリコプター”コブラ”
CH-47輸送ヘリコプター”チヌーク”
UH-60J救難ヘリコプター”ブラックホーク”

今後の予定:

芦屋基地は、ホームページで今年(2022年)の9月4日に来場者を1万人に制限して航空祭を開催すること、希望者が1万人を超える場合は、抽選で来場者を決めることを発表した。今までの実績からするとブルーインパルスが来ない年でも2万人を超えていて、さらに久々の開催となればもっと多くの人が来場を希望されると思われるので”競争率?”が高いだろうが、ダメ元で応募してみたいと考えている。

☝この記事を書いたときは「1万人限定」と書いてあったのだが、6月13日に芦屋基地のホームページを確認したら「来場者『1万人限定』を撤廃(原文のママ)しました。」に変わっていた。「それじゃあ行くしかないな」と考えて、早速前日夜に大阪を出発し、当日の朝に小倉に着く夜行バスの予約をしてしまった。

芦屋基地航空祭 2018年:逆光メインだけどのんびり楽しめた – 青空と白い雲(飛行機写真のブログ) (ao-shiro.com)