2022年10月23日(日)に開催された「エアフェスタ浜松2022年」に行ってきた。今回の「エアフェスタ浜松」は、小松基地や岐阜基地と違って事前登録なしで入場できる一方、飛行展示が12:30からの3時間弱という変則的なスケジュールだった。しかも浜松基地はエプロン側から撮影すると終日逆光になるので、行こうかどうしようか迷った。しかし、岩国基地、美保基地、小牧基地の航空祭は今年も開催されず、岐阜基地航空祭は抽選で外れれば基地内に入れない。さらに新田原基地と百里基地は同日開催とあって、えり好みをしている場合ではないと考えて行くことにした。
1. 往路:
当初、夜行バスで浜松まで行き、シャトルバスを使って浜松基地に行くつもりだったが、今までよく利用していた旅行社が0泊2日のバスツアーを運営することが分かったので、そちらに切り換えた。今回は帰りの出発時間が午後4時で下手をすると終電を逃す可能性もあったが、小松基地航空祭でシャトルバスに乗るため2時間弱も待たされてヘトヘトになった苦い経験からバスツアーを選択した。
ツアーバスの席はミニマムで決して快適ではなかったが、特にトラブルもなく、開催日当日の早朝に浜名湖SAに到着して浜松基地のバス駐車場が開くまで待機。その間にSA内で朝食を摂るとともに散歩をした。天気予報では”晴れ”だったが、朝の7時過ぎの様子は下の写真の通りで、曇り空を覚悟した。

午前9時頃にツアーバスが基地に到着したので、さっそくエプロン地区に向かった。飛行展示開始まで3時間くらいあったので、ゆっくり地上展示機や車両を撮影して回ることを考えていたのだが、すでに多くの入場者が来ていたので、そそくさと切り上げて場所を確保することにした。勿論、最前列はすでに埋まっていて、前に5~6人くらいいるような場所で撮影することに決めた。浜松SAで待機していたときは曇りがちだったが、このころには晴れあがっていた。嬉しいと思う反面、逆光がきつくなるのでカメラの露出補正が難しくなるので嫌だなと感じた。


2. 飛行展示:
2-0 気象観測?:T-4 & T-400
飛行展示開始までかなり時間があったので退屈するのでは、と思っていたが、10時半ごろ、滑走路の反対側(南側)に駐機していた観測飛行をT-4中等練習機に動きがあり、しばらくして相次いで離陸していった。場内アナウンスがなかったが、観測飛行のためだったのではないかと思う。また、11時過ぎにはT-400基本練習機も離陸していった。
これを機会にカメラの露出補正値をいろいろ変えて撮影し、とりあえず+1.7に設定した。


2-1 オープニングフライト:T-4 & T-400
オープニングフライトは、地元機のT-4中等練習機6機とT-400基本操縦練習機3機によって行われ、全9機で編隊を組んだり、同じ機種同士で編隊を組んだりした。


2-2 救難展示:U-125A & UH-60J
救難展示も地元機のU-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターが活躍。定番の演目だが、U-125Aが会場周辺を周回飛行する間にUH-60Jが救難活動の様子を再現してみせた。なお、UH-60Jからパラシュート降下するアトラクションも予定されていたが、強風(西風が強かった)のため、中止となった。



2-3 機動飛行:T-4
その次も地元機の出番で、T-4中等練習機が機動飛行を行った。ブルーインパルスのT-4とは仕様が違うが、小さな機体の能力を最大限に活かして軽快に飛び回った。


2-4 機動飛行:F-15J
そして、待ってました ‼ 岐阜基地の飛行開発実験団からやってきたF-15J戦闘機の機動飛行が始まった。事前に公開されていたF-15Jの持ち時間?は ” たったの ” 15分だったので、物足りないと思っていたが、実際に激しく飛び回るF-15Jを追いかけるには十分過ぎるくらいだった。一度機体にピントを合わせても前や横の人の頭に邪魔されて(失礼っ!)、ピントを合わせ直すのに手こずったり、急上昇・急旋回後の機体をレンズごしに探すのに手間取ったり、急旋回後の背中を撮るため腰を思い切りひねったり(老体にはキツイ!)してヘトヘトに疲れてしまった。





2-5 機動飛行:F-2A
次も岐阜基地飛行開発実験団に所属するF-2A支援戦闘機の機動飛行 ‼ 飛行開発実験団所属のF-2支援戦闘機の試作101号機、102号機、502号機の各機は、通常塗装(洋上迷彩)とは異なるテスターカラーをまとっているが、私は502号機のカラーリングが最も好きなので大いにテンションが上がった。
先程のF-15J撮影時と同様にピント合わせやズーミングに失敗して絶好のシャッターチャンスを何度も逃したが、諦めずにF-2Aを追い続けて、再びヘトヘトになった。考えてみれば、コロナ過前は各演目の間の待ち時間?がそこそこあったので、腕を休め、次に備える余裕があったのだが、今回は、正味3時間弱の中で6つの飛行展示が続いたため、かなりハードな撮影だったと言える。





2-6 曲技飛行:T-4ブルーインパルス
最後は、ブルーインパルスの曲技飛行。9月の小松基地航空祭では、アグレッサー部隊の “ 前座 ” に甘んじていた?が、今回は、定番通りに ” トリ ” を務めた。大人気のブルーインパルスの展示飛行とあって、いつの間にか人が前方に集まってきていて、さらにピント合わせやズーミングが難しくなった。また、ツアーの集合時間(午後4時厳守)が気になってあまり集中できなかったが、最後の演目「コーク・スクリュー」まで粘って撮影した。「コーク・スクリュー」は「引き(広角)」のアングルで2機のスモークの軌跡が分かるように撮るのが定番だと思うが、今回は最後に接近した2機が水平飛行に戻って会場を離脱する場面もしっかり捉えることができた。








3. 地上展示:
地上展示機・車両の写真は、エプロン地区で場所取りをする前に”チャチャッ”と撮った。F-15J戦闘機やF-2A戦闘機、ブルーインパルス機の周りには人が大勢いたので、パスした結果、C-2輸送機の他は「働くクルマ」大特集になってしまった(笑)。






4. 帰路:
私も含め、ツアー参加者が全員時間通りに集合したので、午後4時には帰路につけた。添乗員の方によれば、従来は観光バスの駐車場所が基地出口から遠く、出るまでに1時間程度掛かるのがザラだったそうだが、今回は、出口に近い駐車場所だったので乗車してから10分程度で基地を出ることができた。途中、浜松SAで休憩したが、夕日に照らされて水面を輝かせていた浜名湖がとても美しく、心の疲れを癒してくれた。そのあとのバス運行も順調で、夜の10時前に大阪駅周辺に到着できて安心した。

5. おわりに:
今回のエアフェスタ浜松で今年4回目の航空祭となり、やっと、自分の「伸びしろの大きさ(=下手さ)」を受け入れ、肩の力を抜いて撮影することができるようになった。
この記事を書いている時点で11月4日の岐阜基地航空祭の観覧者抽選に当選できるか分からないが、当たれば是非行きたいし、そのあとの築城基地航空祭(11月27日)、百里基地航空祭(12月4日)は抽選なしで入場できるようなので行く気満々である。ただ、頑張りすぎると空回りするので、うまく力を抜いて気軽に楽しめたらいいなと思っている。
了




















































































