2022年 航空祭巡りの総括:航空祭の復活に感謝‼

年が明けて去年のことになってしまったが、ここで私の2022年航空祭巡りのまとめをしておきたいと思う。

ご存じの通り、航空自衛隊の2022年度(令和4年度)は2023年の3月までで、3月5日には「小牧基地オープンベース」が開催されるが、以前から私はその年の航空祭で撮影した写真を翌年のカレンダー(富士フイルムの「フォトカレンダー」作成サービスを利用)に使うことにしていたので、1月~12月のサイクルでまとめるのが自然なので、このタイミングで年間総括をしてみた。

このルーティーンはコロナ禍により中断を余儀なくされていたが、昨年(2022年)、不完全な形ながら航空祭が復活したので、従来のやり方で写真選びをすることができ、本当に良かった。

年間総括:

2022年に私が行った航空祭は7回で、静浜基地(静岡県)、芦屋基地(福岡県)、小松基地(石川県)、浜松基地(静岡県)、岐阜基地(岐阜県)、築城基地(福岡県)、百里基地(茨城県)の航空祭に行って写真を撮った。

このうち、来場者を抽選当選者に限定して開催されたのが小松基地と岐阜基地の航空祭。私は基本的にくじ運が悪いので落選を覚悟していたのだが、どちらも当選できてラッキーな1年だったといえる。

また、小松基地と岐阜基地の航空祭では、悪天候の予報が出ていて行くべきか否か大いに悩まされた。特に小松基地の場合は、台風の接近により開催自体が危ぶまれていて、開催が確定したのは前日の昼過ぎだった。また、当日は雨が降らなかったものの台風の影響で電車が止まり、現地に1泊せざるを得なかった。岐阜基地の航空祭は、雨の中、ずぶ濡れになりながら撮影することも覚悟していたのだが、飛行展示終了直前まで雨が降らず何とか乗り切れた。

7回の航空祭の内、ブルーインパルスの曲技飛行があったのが芦屋基地、小松基地、浜松基地、百里基地の4回で、小松基地、百里基地の航空祭では最後のプログラムがブルーインパルスの曲技飛行ではなく、地元機の飛行展示であった。

コロナ禍前は旅行社のツアーを利用することが多かったが、昨年は浜松基地の航空祭以外はすべて通常の交通機関・シャトルバスを利用して行った。その結果、基地と最寄り駅を結ぶシャトルバスを待つ列に長時間並ぶ羽目になったが、何とか乗り切れたので自信がついた。

7回の航空祭巡りの成果(撮れた写真の結果)はどうかといえば、残念ながら満足がいく写真が少なく、不完全燃焼に終わった。2年間のブランクにより腕が落ちた、良い写真を撮ろうとして力が入りすぎた、開催時間の短縮により従来に比べてシャッターチャンスが少なかったなどの理由(言い訳)も考えられるが、単純に3年前の自分のレベルを過大評価していただけで、実力通りの成果だったのかもしれない。

Round 1:静浜基地航空祭(5月22日)

前日は雨が降っていたが、当日は晴れ。逆光が基本ではあったが、地元機のT-7初等練習機の他、外来機のC-2輸送機、F-15J戦闘機、F-2A支援戦闘機などの写真が撮れた。

なお、飛行中のC-2輸送機を撮影できたのはこの静浜基地航空祭が最初で最後だった。

T-4初等練習機
C-2輸送機
F-15J戦闘機
F-2A支援戦闘機

Round 2:芦屋基地航空祭(9月4日)

事前の予報に関して当日は快晴。ただし、芦屋基地も逆光が基本なのでカメラの露出補正値を何度も調整して撮影に臨んだ。

地元の”レッドドルフィン”ことT-4中等練習機やU-125A救難捜索機、UH-60J救難ヘリコプターの飛行展示の他、築城基地のF-2A支援戦闘機の機動飛行、ブルーインパルスの曲技飛行などを楽しんだ。

独自のカラーリングから、”レッドドルフィン”の愛称で呼ばれる芦屋基地のT-4中等練習機
築城基地所属のF-2A支援戦闘機
ブルーインパルスの曲技飛行
「ファンブレイク」をきめるブルーインパルスの4機

Round 3:小松基地航空祭(9月19日)

抽選に当選して臨んだ小松基地航空祭は、台風の接近により天候が悪く、見栄えのする写真が撮れなかったが、映画「トップガン・マーヴェリック」でトム・クルーズさんが搭乗していたF/A-18Eに似せたカラーリングのF-15J戦闘機やアグレッサー部隊のF-15DJ戦闘機、外来のブルーインパルスなどの機動飛行や曲技飛行をカメラに収めることができて良かった。

F-15J戦闘機「トップガン・マーヴェリック」コラボ機(1月のカレンダー・年賀状に使用)
F-15J戦闘機 上の写真の続き(7月のカレンダーに使用)
アグレッサー部隊のF-15DJ戦闘機(4月のカレンダーに使用)
アグレッサー部隊のF-15DJ戦闘機
ブルーインパルス 曇天下ではスモークが映えない

Round 4:エアフェスタ浜松(10月23日)

逆光となるエプロン周辺以外への立入りが禁止されていたので、静浜基地や芦屋基地の航空祭と同様にカメラの露出補正の設定に苦労した。

地元機のT-4中等練習機、T-400基本操縦練習機、U-125A救難捜索機、UH-60J救難ヘリコプターの展示飛行もあったが、私のお目当ては岐阜基地所属のF-15J戦闘機とF-2A支援戦闘機の機動飛行。特にF-2A支援戦闘機は、私が最も好きなテスターカラーで彩られた502号機で嬉しかった。

“トリ” はブルーインパルス。晴天に恵まれブルーインパルスの白いスモークが青空に映えた。

地元のT-4中等練習機
岐阜基地所属のF-15J戦闘機
同じくF-15J戦闘機
テスターカラーを身にまとったF-2A支援戦闘機(試作機)
同じくF-2A支援戦闘機の試作機(11月のカレンダーに使用)
ブルーインパルス2番機
ブルーインパルス 逆光でスモークが力強く見える

Round 5:岐阜基地航空祭(11月13日)

天候に恵まれず、いつ雨が降り出すか分からない状況であったが、大好きな航空祭で、運よく一般観覧者の抽選に当選したので覚悟を決めて行った。

外来機なしの飛行展示であったが、岐阜基地は所属機のバリエーションが豊富なのでT-4中等練習機、U-125A救難捜索機、C-1輸送機、F-2A/B支援戦闘機、F-15J戦闘機などの編隊/機動飛行シーンを撮影できた。特にC-1輸送機、F-2A/B支援戦闘機はテスターカラーに塗装された試作機だったので、テンションが上がった。

ただ、2019年には見られたF-4EJ/EJ改戦闘機はすでに引退しており、その姿を拝むことができず、さびしかった。

T-4中等練習機
C-1輸送機(試作1号機) 通称”銀ちゃん”
離陸するF-2A/B支援戦闘機(6月のカレンダーに使用)
離陸するF-2A/B支援戦闘機(上の写真の2機とは別の組合せ)
貨物室の扉を開けて飛行するC-1輸送機(試作1号機)”銀ちゃん”
U-125A救難捜索機
F-2A支援戦闘機(試作機) 一番好きな機体だ
F-15DJ戦闘機
F-2A支援戦闘機とF-15J戦闘機
F-2B支援戦闘機(試作機)

Round 6:築城基地航空祭(11月27日)

晴天に恵まれた築城基地航空祭では地元機であるロクスコ・ハチスコ所属のF-2A支援戦闘機の機動飛行の他、ブルーインパルスの曲技飛行、アクロバットチーム「ウイスキーパパ」の曲技飛行、陸上自衛隊AH-64D攻撃ヘリコプター”アパッチ・ロングボウ”による戦技飛行などが展開された。

記憶にある2018年、2019年の撮影では、良い写真が”撮れ撮れ”だったので、今回も同レベルの成果を目指したのだが、絶好のシャッターチャンスを逃す場面も多く、未熟さを痛感した。

F-2A支援戦闘機の編隊飛行(8月のカレンダーに使用)
新田原基地所属のF-15J戦闘機(9月のカレンダーに使用)
F-15J戦闘機
陸自のAH-64D攻撃ヘリコプター”アパッチ・ロングボウ”
アクロバットチーム「ウイスキーパパ」の曲技飛行
上の写真の続き
コンバットブレイクをするF-2A支援戦闘機(12月のカレンダーに使用)
機動飛行するF-2A支援戦闘機(2月のカレンダーに使用)
F-2A支援戦闘機

Round 7:百里基地航空祭(12月4日)

新田原基地エアフェスタと開催日が同じだったので、交通の便やスケジュールを比較して百里基地航空祭を選んだ。

午前中は天候に恵まれてT-4中等練習機やU-125A救難捜索機、UH-60J救難ヘリコプターの飛行展示、百里救難隊”メディック”によるパラシュート降下、ブルーインパルスの曲技飛行を楽しめた。

ところが、午後になると急に曇ってきて私のお目当てだったF-2A支援戦闘機の機動飛行、対地攻撃ではメリハリのある写真が撮れず、残念だった。

また、前回(2019年)見られたF-4EJ/EJ改戦闘機やRF-4EJ偵察機はコロナ禍中に引退してしまったため、その姿を見ることができなかった。私にとって2019年の百里基地航空祭がF-4/RF-4シリーズを撮影できた最後の機会となった。

T-4中等練習機
F-15J戦闘機
U-125A救難捜索機
ホバリングしながら機首を軸に回転するUH-60J
“メディック”によるパラシュート降下
ブルーインパルスの曲技飛行(カレンダーの表紙に使用)
背面飛行をするブルーインパルス6番機(3月のカレンダーに使用)
「ファンブレイク」をするブルーインパルス(5月のカレンダーに使用)
「タッククロス」をするブルーインパルス(10月のカレンダーに使用)
F-2A支援戦闘機 午後からは曇り空だった
編隊飛行するF-2A支援戦闘機

今年(2023年)の抱負

この記事を書いている時点で開催が決まっているのは3月5日の「小松基地オープンベース」と4月15日の「海上自衛隊/米海兵隊岩国航空基地フレンドシップデー」のみだが、新型コロナウイルスの第5類への移行に伴い2019年レベルで開催されると期待している。

2022年の航空祭巡りは全体的に残念な結果だったが、「素人なので下手で当然」、「伸びしろがあることは良いことだ」と開き直ったら気が楽になった。2023年の航空祭巡りでも同じように考え、できるだけ肩の力を抜いて気楽にエンジョイしたいと思う。