2023年 航空祭巡りの総括:ほぼ完全復活の航空祭イヤーをやり切った!!

昨年と同様にこのタイミングで前年(2023年)の航空祭巡りのまとめをしてみたい。

年間総括・一覧表:

一昨年(2022年)は、まだ新型コロナウイルス対策として入場者を抽選当選者に限定したり、開催時間を半日程度に短縮したりする開催する航空祭があった。また、開催自体を取りやめるケースもあった。

それに対して2023年の航空祭は、入場者制限がなく、開催時間もほぼ従来通りになったので、できるだけ沢山行こうと考えて航空祭巡りをした結果、11回の航空祭に行った。新たに三沢基地、新田原基地の航空祭を経験できたのはよかったが、お陰で、懐が思いっきり寒くなってしまった(あたりまえだっ!)。

今までの年間最多回数は2019年の11回で、2023年と同じ。10月15日の「令和5年度 芦屋基地航空祭」に行っていれば「年間最多回数記録」を更新することになったのだが、開催時間が午前8:30~13:00と短めだったし、1ヵ月に3回(小松、芦屋、浜松)も行くのは体力的にも経済的にもしんどかったので、2023年は断念した。また、静浜基地航空祭は、美保基地航空祭と開催日が被ってしまったので行けなかった。

一覧表にすると以下の通り。なお、「天候」の表記は、気象予報における「晴れ」「曇り」の基準とは違う私の基準・感覚によるもので、会場正面の上空に雲が多かったら(だいたい4割以上)「曇り」と記し、それよりも少なかったら「晴れ」としている。そのため、実際の気象情報とは違うことをご承知おきいただきたい。

開催日時 開催地/BI有無/行き方来場者数天候
3/5
8:30~13:30
小牧基地
BIあり 単独
4万人曇り
4/15
7:00~16:00
岩国航空基地
BIあり(飛行展示なし) ツアー参加
6.2万人
5/28
9:00~15:00
美保基地
BIあり ツアー参加
4万人曇り
8/27
9:00~15:00
松島基地
BIあり ツアー参加(東京発着)
4万人曇/
9/10
8:00~15:00
三沢基地
BIあり ツアー参加(東京発着)
7万人曇り
10/7
8:00~15:00
小松基地
BIなし ツアー参加
5万人晴れ
10/29
9:00~15:00
浜松基地
BIあり ツアー参加
8万人曇/
11/12
8:30~15:00
岐阜基地
BIあり 単独
13.8万人曇り
11/26
8:00~15:00
築城基地
BIあり 単独
6.8万人晴れ
12/ 3
9:00~15:00
新田原基地
BIあり ツアー参加
6万人曇り
12/17
8:30~14:00
百里基地
BIなし 単独
4万人晴れ
この表の「BI有無」はブルーインパルスの飛行展示のあり/なしを示す

2023年最初の航空祭だったので意気込んでいったのだが、どんよりとした曇り空でメリハリのある写真が撮れず、トホホな結果になった。

C-130H輸送機
C-130H
KC-767空中給油・輸送機
KC-767
岐阜基地所属のF-2A支援戦闘機(試作501号機)
T-4ブルーインパルス仕様機

今まで5月のゴールデンウイーク中に開催されていたのに、2023年はなぜか4月開催となった。天気予報は高い確率で雨だったが、映画「トップガン マーヴェリック」で活躍したF/A18ファミリーの写真を撮りたくて強行。降水量は少なかったが、ほとんど終日雨でずぶ濡れ。さらにとても寒かったが、最後まで(ツアー集合場所に向かう午後3時頃まで)有料観覧席に留まって撮りきった。結果はともかく、やり切った自分を褒めてあげたいと思った(でも、雨の中の撮影はコリゴリだ!)。

F/A-18F戦闘攻撃機 “スーパーホーネット” ☆2024年のカレンダー(6月)に採用
EA-18G電子戦機 “グラウラー”
F/A-18E戦闘攻撃機 “スーパーホーネット”
F-35B多用途戦闘機 “ライトニングⅡ”
F-16戦闘機 “ファイティング・ファルコン”
E-2早期警戒機 “ホークアイ”
築城基地所属のF-2A支援戦闘機
室屋選手が操縦するEDGE540 V3
ウイスキーパパのEA-300L

静浜基地航空祭と開催日が同じだったが、C-2好きの私は迷わず美保基地を選択。ブルーインパルスも含めて、それなりに良いアングルの写真を撮れたものの、終日曇りで”ボンヤリ写真”ばかりになってしまった。

離陸するC-2輸送機
2機で編隊飛行するC-2
救援物資を投下するC-2
KC-46A空中給油・輸送機 “ペガサス
築城基地所属のF-2A支援戦闘機
F-2A
ブルーインパルスによる「ダブルナイフエッジ」

午前中は曇りだったが、午後は晴れて地元機(F-2B支援戦闘機、T-4ブルーインパルス機など)の他、米軍のF-16戦闘機の飛行展示を楽しむことができた。

F-2B支援戦闘機
F-2B
コンバットブレイクする2機のF-2B
F-16戦闘機 “ファイティング・ファルコン” ☆2024年のカレンダー(11月)に採用
F-16
F-16
ブルーインパルスによる「ファンブレイク」
ブルーインパルスによる「ローリングコンバットピッチ
ブルーインパルスによる「オポジット・コンティニアス・ロール(多分)」

F-35Bは岩国航空基地フレンドシップデーで何度も撮影できていたが、航空自衛隊のF-35Aが飛んでいるところは一度も撮ったことがなかったので、東京発着のツアーバスを利用して初めて三沢基地航空祭に挑戦した。台風の影響で一時は開催が危ぶまれたが、前々日の金曜日に開催が決定された。当日、開場前には一時雨がぱらつくこともあったが、その後は降らず、昼頃には晴れ間も見えてきた。ただ、機動飛行の撮影は”トホホ”写真が多くて不完全燃焼に終わった。

また、気象状態が悪かったようでブルーインパルスの飛行展示は編隊飛行のみであった。

離陸するF-35A多用途戦闘機 “ライトニングⅡ” ☆2024年のカレンダー(2月)に採用
ウェポンベイ全開のF-35A
F-35A
千歳基地所属のF-15J戦闘機
離陸するF-16戦闘機 “ファイティング・ファルコン”
F-16
F-16
離陸するEA-18G電子戦機 “グラウラー”
E-2C早期警戒機 “ホークアイ”
T-4ブルーインパルス仕様機
T-4ブルーインパルス仕様機

3月の小牧基地オープンベースから9月の三沢基地航空祭まで、終日晴れた航空祭は一度もなかったが、この小松基地航空祭でやっと好天に恵まれた。

ブルーインパルスの飛行展示はなかったが、地元機F-15J/DJ戦闘機の機動飛行が”撮れ撮れ”で、最高の気分で帰阪した。

F-15DJ戦闘機(アグレッサー) ☆2024のカレンダー(9月)および年賀状に採用
F-15DJ(アグレッサー)
F-15DJ(アグレッサー)2機によるコンバットブレイク ☆2024のカレンダー(7月)に採用
F-15DJ戦闘機(アグレッサー)
F-15DJ戦闘機(アグレッサー) ☆2024年のカレンダー(3月)に採用
F-15J戦闘機(日豪共同訓練特別塗装機) ☆2024年のカレンダー(5月)に採用
F-15J戦闘機(日伊共同訓練特別塗装機) ☆2024年のカレンダー(12月)に採用
F-15J戦闘機
F-15J戦闘機
室屋選手が操縦するEA-300/SC

終日逆光なので、常に露出補正を気にする必要があったが、だんだん晴れてきて気持ちよく撮影できた。

E-767早期警戒管制機
E-767
岐阜基地所属のF-15J戦闘機
F-15J
岐阜基地所属のF-2A支援戦闘機(試作501号機)
F-2A ☆2024年のカレンダー(8月)に採用
ブルーインパルスによる「ワイドトゥデルタループ
T-4ブルーインパルス仕様機
ブルーインパルスによる「タッククロス」

前年(2022年)は、天気が悪く、しかも不慣れな北会場での撮影だったので思うような写真が撮れなかったが、2023年は南会場での撮影が可能になったので「今年こそは!」と張り切ってでかけた。ところが、今回も終日、曇りでメリハリのある写真が撮れず、リベンジを果たせなかった。

F-15J戦闘機
F-15J
F-2A支援戦闘機(試作501号機)
F-2A
C-2輸送機(試作201号機)
C-2
浜松基地所属のKC-767空中給油・輸送機
T-4ブルーインパルス仕様機
T-4ブルーインパルス仕様機
ウイスキーパパのEA-300L
F-4EJ戦闘機 “ファントムⅡ”

2023年 2回目の好天に恵まれた築城基地航空祭。”推し”のF-2A支援戦闘機が”撮れ撮れ”で素晴らしい一日になった。ただし、最後の第6飛行隊のF-2Aによる「模擬空対地射爆撃」では、絶好のシャッターチャンスを逃すことが多かったので、今年(2024年)はこの苦い経験を活かして成功率を上げたいと思う。

第8飛行隊(ハチスコ)のF-2A支援戦闘機
ハチスコF-2Aの編隊飛行 ☆2024年のカレンダー(1月)に採用
第6飛行隊(ロクスコ)所属のF-2Aの編隊飛行
コンバットブレイクするF-2A ☆2024年のカレンダー(10月)に採用
F-2A ☆2024年のカレンダー(表紙&4月)に採用
F-2A
新田原基地所属のF-15J戦闘機
F-15J
F-15J
ウイスキーパパのEA-300L
ブルーインパルスによる「ファンブレイク」
T-4ブルーインパルス仕様機
シーズン限定の演目「クリスマスツリー・ローパス

初めて参戦した新田原基地エアファスタだったが、前日の夜にフィリピンで発生した地震による津波が当日朝に九州地方を襲ったため、フェリーの宮崎港到着が1時間半遅れてしまった。それで3つの演目しか見る/撮ることができなかった。また、終日逆光なので”真っ黒”写真を量産してしまったのだが、逆光ならではの面白い/迫力のある写真も撮れたので”それなりに”楽しめた。

築城基地所属のF-2A支援戦闘機
F-2A
地元 第305飛行隊所属のF-15J戦闘機
F-15J
F-15J
F-15J
T-4ブルーインパルス仕様機
ブルーインパルスによる「ファンブレイク」
ブルーインパルスによる「クリスマスツリー・ローパス
ブルーインパルスによる曲技飛行
ブルーインパルスによる曲技飛行
ブルーインパルスによる「スタークロス」

百里基地の地元機は築城基地と同じF-2A支援戦闘機なので年末の寒い時期に行く意味があるのか?とも思ったが、そのまえの新田原基地エアフェスタが不完全燃焼だったので、このまま2023年の航空祭巡りを終わりにしたくなかった。また、米軍のF-16戦闘機の機動飛行も予定されていたので、大阪-東京間の行きかえりに高速路線バスを利用することでコストを低減しつつ行ってきた。

当日は、強風のためF-15J戦闘機の飛行展示が短縮されたり、F-16戦闘機の飛行・地上展示がキャンセルになってしまったが、終日晴れていて気持ちよく撮影できたので、気持ちよく2023年の航空祭巡りを終えることができた。ただ、築城基地航空祭と同様、「対地攻撃(築城では、『模擬空対地射爆撃』)」ではシャッターチャンスをうまく掴めなかったので、今年(2024年)も行くのなら同じ失敗をしないようにしたい。

離陸するF-2A支援戦闘機
F-2Aの編隊飛行
F-2A
F-2A
F-2A
F-2A
小松基地 第306飛行隊所属のF-15J戦闘機
F-15J
F-15J
F-15J
T-4中等練習機
U-125A救難捜索機
UH-60J救難ヘリコプター
三沢基地から”里帰り”していた第301飛行隊のF-35A多用途戦闘機(特別塗装機)

おわりに:

2023年に訪れた航空祭11回中、天気がよく、かつ順光で撮影できたのは、わずか3回(小松・築城・百里)のみ。しかも、百里は強風で一部の演目が短縮・キャンセルされた。それ以外の航空祭では、曇天でピントが合わずにイライラさせられたり、逆光対策(露出補正)に追われたり、雨に打たれて辛い思いをしたり(岩国!)した。長い時間、高いコストをかけたのに納得のいく写真が撮れず、落ち込んで帰阪したことも少なくなかった。

それでも、1年を振り返って撮った写真をあらためて眺めていると撮影当時を思い出し、”ピン甘写真”や”ボンヤリ写真”、”真っ黒写真”さえも愛しく思えてくるので、なかなか航空祭巡りを止められない。

現時点(2024年1月15日)で、開催日が分かっているのは、3月3日の「令和5年度 小松基地オープンベース」と5月5日(日)の「岩国航空基地オープンベース2024」の2つだけだが、航空自衛隊やツアー企画旅行社のホームページのチェックを続け、取捨選択の上、無理のない範囲で航空祭巡りをしていきたいと思う。

2024年の元日に発生した能登半島地震は、現時点で判明しているだけでも多大な人的・物的被害をもたらした。失われた命は二度と戻らないし、被災された方々が心の安らぎや日常の生活を取り戻すには長い時間が必要になるだろう。また、傷ついた地場産業や事業、サプライチェーンの復旧・復興にも長い時間や多額の費用、関係者の方々の多大な努力が不可欠だ。

そのような中、航空祭巡りをするのは、いささか後ろめたい気もするが、私だって(誰だって)、いつ事故・災害や病気などで命を失うかわからない。また、そこまでひどくなくても、今までのように行動できなくなる可能性がある。なので、無事であることを感謝しつつ、今まで以上に一日一日を大切に生きていきたいと強く思う。

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