2024年5月26日(日)に開催された「令和6年度 美保基地航空祭」は、ブルーインパルス(以下、「BI」)の来基・飛行展示がなかったため来場者が少なく(BIが来た昨年は約4万人。今年は約2.4万人)、エプロン地区も空いていた。
天気も” すっきりした青空 “とまではいなかかったが、終日晴れてのんびりと航空祭を楽しむことができた。
なお、来場者数は約 2.4万人だったようだ。
1. 行き方:
美保基地の航空祭は自力で行くのも楽なので、開催日が発表されてすぐに、前日移動用の高速路線バスと宿泊先の予約をした。
その後、いつも利用している旅行社が見学ツアーの参加者募集を始めたのでこちらにも予約を入れたが、なかなか催行が決定しなかった。BIの来基・飛行展示がないので参加希望者が少なく、ツアーがなくなるかもしれないなと思っていたのだが、開催日の約2週間前に催行決定を知らせるメールが旅行社からきた。自力で行く方が自由度が高いものの、帰りのJR線の乗換えが面倒だし、コストも若干高いので、ツアー参加を決めて路線バスと宿泊先の予約をキャンセルした。
2. 往路~撮影場所到着:
前日の夜(5月25日)、大阪梅田で見学ツアーに加わったら添乗員の方から、「今回は、参加者が少なくて隣の席が空いているので自由に使っていいですよ」と知らされた。ツアーバスの座席は狭いので、隣の人が大柄だったり、足を大きく開いて座る人だったりしたら嫌だなと思っていたが、今回は心配無用と分かってうれしかった。
ツアーバスは夜の10時20分頃に大阪出発後、神戸で残りの参加者をピックアップ。一路、美保(鳥取)に向かって航空祭当日の早朝に「蒜山(ひるぜん)高原サービスエリア」に到着。そこで休憩・時間調整を行った。


「蒜山高原サービスエリア」を6時に出たツアーバスは、7時頃に美保基地内の駐車場に到着。すぐにバスを降りて手荷物検査所が開くのを待つ人の列に並ぶ。添乗員の方から「手荷物検査は8時からですが、例年早めに始まりますよ」と聞いていたがなかなか始まらず、その間、KC-46A空中給油・輸送機、C-2輸送機が相次いで離陸。KC-46Aは付近の樹木が邪魔になって撮れなかったが、C-2は何とかカメラに収めることができた。
結局、8時8分くらいから手荷物検査が始まり、8時半くらいにエプロン地区に到着できた。



いつも、撮影場所は「滑走路と基地建屋・施設との中間地点」にしてしているが、今回は、滑走路前の地上展示機が大型機揃い(KC-46A、C-130H、C-1、C-2など)なので、中間地点よりも基地建屋・施設に近い場所を選んだ。なお、今回は滑走路前の場所が空いていたので一番前で撮ることもできたが、迷わず ” パス ” した。

3. 飛行展示:
3-0 飛行展示のプログラム

事前に公開されたプログラムでは、C-2 とKC-46Aによるオープニングフライト(3分)、F-2の飛行展示(15分)、海上保安庁の飛行展示(15分)、C-2の飛行展示(40分)で午前の飛行展示が終わる。午後は陸自のCH-47JAの飛行展示(15分)とKC-46Aの飛行展示(10分)のみになっていた。全体の飛行展示時間は、わずか98分(1時間38分)、しかも午前11時10分から午後1時15分の2時間5分は、飛行展示がまったくない(地上でのパフォーマンスはあり)内容だったので、正直、がっかりした。
それでもプログラムにはC-2とKC-46Aの午後の部分に意味不明の《矢印+点線》が表示されていた。そこで、ご迷惑ながら美保基地に電話で問合せをしたところ、正確な時間は確定していないが《矢印+点線》の時間帯にC-2、KC-46Aが飛ぶ予定であることが分かり、少しホッとした。
3-1 オープニングフライト:C-2 & KC46A
” 所要時間 3分 “のオープニングフライトは実にあっさりしたものだった。手荷物検査の開始待ちをしていたときに離陸したC-2輸送機とKC-46A空中給油・輸送機が会場左手から飛来して右手後方に1回 航過しただけで終わり。しかも、高々度だったので” 絵になる “写真は撮れなかった。




3-2 F-2
今回の戦闘機の飛行展示は、築城基地 第8飛行隊(ハチスコ)所属のF-2A支援戦闘機のみ。F-2といえば、小牧(3/3)ではロクな写真が撮れずあえなく「敗退」。岩国(5/5)では「集合時間に遅れるかも」を言い訳にして撮らずに会場を離れたので「不戦敗」。なので、「今度こそは良い写真を撮りたい」との意気込みで挑んだ。
とはいえ、会場正面はほぼ逆光。また、晴れてはいたものの霞んだような空だったのでピント合わせに大苦戦(max 1,200mm相当の望遠が得られる「全画素超解像ズーム」使用時はコントラストAFになるため)した。それでも築城基地名物?の会場後方からの捻りを繰り返してくれたので、私的には納得のいく写真が撮れた(ただし同じような写真ばかり)。
当初15分間予定されていた飛行展示がわずか7分程度で終わってしまったのは残念だったが、リベンジできてよかった(大袈裟かっ ! )。






3-3 海上保安庁:AW139
海上保安庁は、救難活動のデモンストレーションを実施。ロープを使って地上に降りた隊員が要救助者をAW139 ” みほづる1号 ” に引き上げる様子を披露した。




3-4 C-2
今回の航空祭の最大の目玉が、地元機のC-2輸送機 ” ブルーホエール ” の飛行展示。2機編隊で飛行したり、ランディング・ギアを降ろして航過・急上昇したり、貨物扉から救難物資を投下したりした。
編隊飛行時の背中が撮れなかったのは残念だったが、それでも” 推し “のC-2の写真を沢山撮れて良かった。










3-5 CH-47JA
陸上自衛隊のCH-47JA輸送ヘリコプター ” チヌーク ” は、機体を大きくバンクさせて旋回したり、機首を下げて飛行したり、急角度で上昇したりした。




3-6 KC-46A
地元機 KC-46A空中給油・輸送機 ” ペガサス “は、2機による空中給油のデモンストレーションや単機による機動飛行などを披露した。





3-7 C-2
事前に問合せして確認していたとおり、午後にもC-2輸送機 ” ブルーホエール “の飛行展示があった。
午前中のパフォーマンスに比べれば時間的にも内容的にも物足りなかったが、それでも最後に ” 推し ” のC-2をカメラに収めることができ、いい気分で美保基地航空祭の撮影を終了できた。




4. 地上展示:
何も飛ばない時間が 2時間以上あったので、地上展示機の撮影に十分時間を割くことができた(苦笑)。なお、私の見落としかもしれないが、戦闘機は1機も見当たらなかった。

















5. 民間航空機:
美保基地は、民間の「米子空港(通称『米子鬼太郎空港』)」と滑走路を共用しているので旅客機の離発着がある。地上展示機が邪魔で撮りにくかったがしかたがない。


6. 帰路:
ツアー参加者が早めに揃ったので午後 3時 15分頃に基地駐車場を出発。観光バスが少なかったのですぐに高速に乗れた。その後も目立った渋滞がなく、午後 7時20分頃に神戸三宮に到着した。
神戸-大阪間はいつも道が混むので神戸三宮でツアーバスを降り、私鉄を利用して自宅に向かった。電車の乗換えもスムーズにいって午後 8時 40分くらいに帰宅できた。

7. おわりに:
飛行展示の総時間が短く、全く飛ばない時間帯が2時間超もあった。戦闘機の飛行展示はF-2のみ。しかも飛行予定時間の半分くらいで終わってしまった、など残念なこともあったが、何より天気が良くて ” 推し ” のC-2、F-2Aの 写真を気持ちよく撮れた。また、バスや会場が空いていて快適に過ごせたので、行って良かったと思った。
今年は、松島基地の航空祭(8月25日)はパスするつもりなので、9月まで航空祭がなくて寂しいが、その間、ITMなどで修業を重ねて成功率を上げたいと思っている。
了


