2024年11月24日(日)に開催された「築城基地航空祭2024」に行ってきた。
なお、来場者数は、約 2.2万人だったようだ(昨年の 1/3以下 ?)。
1. 天候:予報と現実:
航空祭の数日前までは各予報機関が「晴れ」や「晴れ ときどき くもり」の予報を出していたが、直前になって「くもり のち 晴れ」の予報が大勢を占めるようになり、少し不安になった。
実際は、午前中は少し曇りがちだったものの、晴れ間も多かった。また、昼頃から晴れてきたので ” 映える ” 写真が撮れた。寒いことを想定して長袖Tシャツ、長袖シャツ、トレーナーに加えてダウンベスト、ダウンコートを着用。首にはマフラーを巻き、タイツを履くという ” ビースト・モード” で臨んでいたので問題なく、昼頃からはダウンベスト、マフラーを外せるくらいになった。
2. 行き方:
いつも利用する旅行社が見学ツアーを企画・販売していたが、自力・単独で行くことにした。
具体的には、
(1) 22日(金曜日)の夜に大阪を出発する夜行バスに乗って小倉に向かう。
(2) 23日(土曜日)早朝、小倉についたらJR在来線で築城に行って基地近隣の広場で予行演習の様子を撮影する。撮影終了後、JR在来線で中津(大分県)に行ってホテルに泊まる。
(3) 24日(日曜日)、JR在来線で中津から築城に移動して航空祭の撮影を楽しみ、終了後はJR在来線、新幹線を乗り継いで帰阪する。
という行程だった。
今まで前泊する際は、JR苅田(かんだ)駅周辺のホテルを利用していたが、今回は、大分県・中津市にあるホテルに泊まった。
3. 移動:
3-1 大阪梅田~小倉:
22日(金曜日)の午後 9時15分に大阪・梅田を出るWILLER EXPRESSの夜行バスに乗るため、午後7時半過ぎに自宅を出てバスターミナルが入っている梅田スカイビルに行った。



バスは、予定通り出発し、翌日23日(土曜日)の午前 5時10分頃にJR小倉駅の周辺に到着。

3-2 小倉~築城~松原展望台広場:
JR小倉駅から在来線の宇佐行きに乗って築城駅に移動。6時13分に到着した。


下車後、築城基地に向かって歩き、基地前の交差点で左折。あとは基地沿いにひたすら歩いて「松原展望台広場(以下、『広場』)」に着いた。約 30分の行程だった。


3-2 予行風景の撮影:
この広場は基地からかなり離れている。また、基本、逆光撮影になるので過大な期待はしていなかった。それでも着陸シーンはストレスなく撮ることができた。また、航空祭で飛ぶ予定がなかった C-2輸送機が数回、着陸するところもカメラに収めることができた。 ” C-2推し ” の私にとって嬉しいサプライズだった。
なお、天候は、朝から曇っていて12時前に雨が降り出した。F-2支援戦闘機が着陸するのを撮っている最中だったが、慌ててカメラをしまって予行演習の撮影を終えた。









ホテルのチェックインには早すぎたが、雨が降ってきたので、取り合えずホテルがある大分の中津駅に行こうと思い、傘を差しつつ築城駅に向かった。
そのうち雨があがり、築城基地前に着いた頃にウィスキーパパのEA-300Lが予行演習をしていたのでバックパックからカメラを取り出してしばらく撮影した。




3-3 移動:築城~中津
予行演習の撮影終了後、JR築城駅から電車に乗って中津駅に移動。駅前で夕食などを購入してからホテルにチェックインした。




4. 航空祭の撮影:
4-1 移動(中津駅~築城駅~築城基地):
今年はブルーインパルスが飛ばないので、それほど混まないだろうとは思ったが、いつもと逆の方向(上り)からの築城入りなので、念のため、始発電車で行くことにした。
中津駅を午前 5時 8分に出発し、築城駅に 5時 29分に到着した。すぐに築城基地正門まで歩き、5時 40分頃には、正門前で手荷物検査を待つ列に並んだ。
いつまで待たされるか心配していたが、6時 40分くらいに手荷物検査が始まり基地に入場。しかし、昨年、開門ダッシュで倒れた方が救急搬送されたトラブル?の発生を防止するため段階的に立入可能エリアを拡げる対策がとられたため、エプロン地区に到達できたのは7時6分くらいだった。
撮影場所は、いつも通り、滑走路と基地施設・建屋との中間地点。この場所では滑走路の様子がほとんど見えず、離陸シーンを撮るのも難しいが、 ” 密集地帯 ” では、周囲の人が邪魔になって機動飛行の撮影に支障をきたすと考えていたので、迷いなし。



4-2 飛行展示:
U-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターによる「救難展示」がキャンセルになったが、それ以外は予定通りに行われた。
ブルーインパルスの飛行展示がなかった分、F-2の飛行展示が充実していて ” F-2推し ” の私にとって嬉しいプログラムだった。
4-2-1 オープニングフライト:F-2×16機
午前 7時半ころからF-2A/B支援戦闘機が次々に離陸していった。16機が離陸したのでシャッターチャンスがあるにはあったが、低い高度での離陸だったので、前の人の頭が邪魔で(失礼っ!)まともに撮れなかった。
はじめに第 6飛行隊(以下、「ロクスコ」)」)所属のF-2A 1機と第 8飛行隊(以下、「ハチスコ」)所属の 3機が編隊を組んでやってきた。そのうちの 3機(ロクスコ 1機、ハチスコ 2機)が密集隊形で飛び、残りの 1機(ハチスコ)が少し離れて飛ぶという ふしぎなフォーメーション だった。
続いてF-2A/B 12機による大編隊飛行が披露された。さらに航空自衛隊 70周年を記念して 15機で「7」と「0」を表して飛ぶ演出もあった。同様の演出が先日の岐阜基地航空祭2024でもあったが、機数が少なく( 9機)で飛行機のサイズがバラバラ(最大=C-2輸送機、最小=T-4中等練習機)だったので、わかりにくかったが、今回の築城の演出はわかりやすかった。








4-2-2 航過飛行:ビーチ350×1機
海上保安庁所属のMAビーチ350 ” うみかもめ ” が高々度を保ったまま会場上空を航過した。


4-2-3 航過飛行:T-4×4機
芦屋基地から 4機のT-4中等練習機がやってきて航過飛行を行った。例年、芦屋基地所属機が来るのを知っていたので、「もしや、記念塗装機を見られるのでは・・・」と期待していたら、願いがかなって、あの ” ブラック・ドルフィン ” も来た。しかも、背中まで見せてくれた。芦屋基地航空祭のときは地上展示のみで全く飛ばなかったが、今回、飛んでいる姿を撮れてよかった。





4-2-4 機動飛行:F-2×2機
一般公募で採用されたデザインが尾翼に施された「70周年記念塗装機」 2機が機動飛行を展開した。なお、記念塗装機の内の1機は、すでに10月の芦屋基地の航空祭でお目にかかっていて今回が2回目。もう1機は、「はじめまして」だった。




4-2-5 航過飛行:US-2×1機、U-36A×1機
海上自衛隊のUS-2救難飛行艇とU-36A多用機が航過飛行を行った。





4-2-6 模擬空対地射爆撃:F-2×4機
4機による編隊飛行、コンバットブレイクや2機、単機による機動飛行を行い、空対地射爆撃のシーンを再現した。





4-2-7 競技曲技飛行:EA300×1機
” ウイスキーパパ ” がおなじみの華麗な曲技飛行を披露した。


4-2-8 機動飛行:F-2×2機
記念塗装機 2機が再登場して機動飛行を披露した。





4-2-9 機動飛行:F-15×1機
新田原基地 第305飛行隊所属のF-15Jが機動飛行を披露した。
” 背中 見せ見せ ” の飛行でシャッターチャンス十分だった。



4-2-10 模擬近接航空支援展示:F-2×4機他
このプログラムは、陸上自衛隊との連携によるもの。陸自のオートバイ偵察隊が敵を発見。連絡を受けて16式機動戦闘車や軽装甲機動車、高機動車などが出動。さらに陸上自衛隊からの要請を受けて航空自衛隊のF-2支援戦闘機が空中から支援を行う場面を再現したが、私のいた場所からは地上の様子が全くわからず、撮影もできなかった。
でも、お目当てはF-2の飛行展示だったし、地上の場面は伊丹駐屯地で何度も見た/撮ったことがあったので、文句なし。




5. 地上展示:
飛行展示が2時前に終わったので、エプロン地区を回って地上展示機を撮影した。KC-767空中給油・輸送機、C-2輸送機、F-2支援戦闘機、T-4中等練習機などの他、小型機、CH-47Jなどの写真を撮った。また、思いがけずF-4EJ戦闘機に巡り合えた。
なお、昼までは陸上自衛隊の16式機動戦闘車も展示されていたが、「模擬近接航空支援展示」終了後、元に位置に戻ってこなかったので撮影できなかった。
















6. 帰路:
午後 2時過ぎには地上展示機の撮影が終わったので、帰途についた。
以前、基地内が大混雑していて出る前に2時間くらいを要したことがあったが、今回は、2時半には外に出られた。さすがに築城駅前は電車待ちをする人がいっぱいで混雑していたが、それでも2時50分発の小倉行きの臨時列車に乗れた。築城駅を出るまでに長時間を要することを想定して6時頃に小倉駅を出る新幹線を予約していたのだが、随分早く出られたので、小倉駅に向かう電車内で予約の変更を行い(臨時列車で空いていたので、座って操作できた)、4時16分に発車する新幹線に変えた。
あとで知ったのだが、今回の来場者数が昨年の1/3以下だったそうで、お陰でスムーズに移動できてよかった。
そのあとの行程も順調で、夜の7時半頃には帰宅できた。




7. おわりに:
築城基地の航空祭では、F-2が会場後方から背中を見せながら前方に飛び出してくる迫力のある機動飛行を見る/撮ることができるが、最初のズーミングやピント合わせに失敗するとリカバーできない。また、コンバットブレイクの撮影ではシャッターの切り始めのタイミングが早すぎても遅すぎてもチャンスを逃す。
ご存じの通り? 私は不器用なので、何度も失敗してくやしい思いをした。それでも、めげずに撮り続けた結果、 ” まぐれ ” で納得がいく写真も撮れた。また、芦屋基地のT-4特別塗装機の飛行シーンも撮れて大満足。楽しく、充実した航空祭だった。
了


