2026年 3月 1日に開催された「令和8年 小牧基地航空祭(オープンベース)」に行ってきた。
地味な(失礼っ! )地元機がメインで、機動飛行は1回×10分程度。また、ブルーインパルスの展示飛行も編隊飛行が中心で曲技飛行はほとんどなし。それでも毎年行くのは、やはり、5月に開催される岩国航空基地フレンドシップデー前にウォーミングアップしておきたいから。それに加え、昨年末に購入したミラーレス1眼カメラ α7Ⅴの実力を確かめたくて、今年も行ってきた。
なお、今回の来場者は、昨年より約 2万人多い約 6万 6千人で、とれも混雑していた(トホホ)。
1. 天候:予報と現実
各予報機関は、降水確率を0~20%とし、「晴れ」または、「晴れときどき曇り」だと予想。実際も航空祭開催中、終始晴れていた。
予想最高気温は18℃~20℃くらいで、実際、昼前から暑くなってきたが、それまでは少し寒さを感じるほど。朝から冬用ジャケット、マフラーを着用の上、使い捨てカイロを背中と腰に貼っていた。
2. 行き方:
行きも帰りもJR在来線と名鉄線を利用。当日朝一番の新幹線に乗れば、開催時間までに小牧基地に到着できるが、名古屋で新幹線を降りてから地下鉄・名鉄線を乗り継いで行くのが面倒でわずらわしいので、昨年同様、犬山市内のホテルに前泊した。
3. 使用カメラ・レンズ:
カメラ:ミラーレス1眼カメラ α7Ⅴ(フルサイズ)
レンズ:100-400mm望遠ズームレンズ
サブカメラ:コンパクトデジタルカメラ RX-100M6(24-200mmレンズ)
2017年までは、APS-Cサイズのミラーレス1眼カメラ+300mmまでの望遠ズームレンズで撮影していたのだが、2017年末に購入したレンズ一体型コンパクトデジタルカメラ RX-10M4のAF性能、画質、レンズレンジの大きさ(24-600mm)が気に入って2018年以降、すべての航空祭でこのカメラを使っていた。
しかし、2月末に購入したα7Ⅴの被写体追尾機能が優秀で、ピント合わせがノーストレスだったので、失敗してもあまり後悔しない? 小牧基地の航空祭で試しに使ってみた。
4. 往路:
4-1 前日:大阪~犬山
前日の昼過ぎに自宅を出てバスでJRの最寄り駅に行ってJR在来線の電車に乗車。そこから何度か電車を乗換えて午後 4過ぎに岐阜駅に到着した。


JR岐阜駅から 10分弱歩いて名鉄岐阜駅まで行き、犬山線の電車に乗車してホテル最寄り駅の犬山遊園駅で降りた。
夕食までに時間があったので、チェックイン後、木曽川沿いの遊歩道に降りて夕陽に染まる犬山城やあたりの風景を写真に収めたが、風が強くてとても寒かったので、15分くらいで引き上げた(寒がりなので)。







4-2 当日:犬山~基地エプロン地区
犬山遊園駅から電車に乗車すると次の犬山駅で乗換えしなければならない。それが面倒だったので、朝 5時前にホテルを出て、20分くらい歩いて犬山駅まで行き、5:28に出る始発電車に乗車した。ところが、起き掛けで寝ぼけていたので、車内アナウンスの「次は、小牧」の声に反応してしまい、電車を降り、さらに駅の改札口から出てしまった。そのあと自分の勘違いに気づき、1本あとの電車で牛山駅に向かった。

牛山駅に 6時 6分ごろに到着、すぐに歩いて小牧基地に向かい、6時10分くらいには基地正門前で開場待ちをしていた人たちの列に並んだ。


列に並んでからしばらくして正門が開いたが、すぐに隊員の方たちが張ったロープで足止めされた。その後、ジワジワと段階的に前進できたが、足止めが解除されたのは 7時56分頃。すぐに手荷物検査を受けてエプロン地区に向かい 8時過ぎに到着した。しかし、すでにC/KC-130H輸送機/空中給油・輸送機などの離陸が始まっていて撮り漏らしてしまった(残念)。
なお、撮影ポジションは、昨年と同様、エプロン地区前の建屋のエントランスエリアにした。この場所は、エントランス地区の地面より10cmくらい高くなっているので、少しは前の人が邪魔にならないだろうということで選んだのだが、今回のような混雑状態ではあまり効き目がなかった。

5. 航空祭:
5-1 飛行展示:
5-1-1 地元機:C/KC-130 & KC-767 & UH-60J
地元機であるC-130H輸送機、KC-130H空中給油・輸送機、KC-767空中給油・輸送機、UH-60J救難ヘリコプターが、展示飛行や模擬空中給油、模擬捜索救助などを披露した。
C/KC-130Hファミリーを撮るときは、プロペラのビタ止めを避けるためシャッタースピードを 1/200秒に設定したが、その結果、 ” ボツ写真 ” を量産してしまった(苦笑)。















5-1-2 外来機:
5-1-2-1 岐阜基地所属機:F-15J(特別塗装機)
今年も昨年と同様、岐阜基地所属のF-15J戦闘機が機動飛行を披露したが、昨年と違って事前に小牧基地に来ていた機が目の前で離陸する場面を見る/撮ることができた。また、今回のF-15Jは通常塗装機ではなく、 ” 飛行開発実験団創設 70周年記念塗装機 ” だったので、テンションが上がった。
F-15Jは模擬空中給油に続いて機動飛行を実施し、8字旋回などを披露。背中も見せてくれたが、レンズの望遠端が600mm(APS-Cクロップ時)で足りず超々々トリミングが必要な写真ばかりだった。








5-1-2-2 ブルーインパルス:
例年通り編隊飛行中心の飛行展示で、曲技飛行は、 5番機の ” ナイフエッジ ” 程度。また、スモークで空に図形を描く ” サクラ ” や ” ビッグハート ” を見せてくれたが、レンズの広角端が 100mmだったので、図形の全体をカメラに収めることができなかった。さらにブルーインパルスが飛ぶころには、エプロン地区の混雑がピークに達していてストレスMaxの状態での撮影になった。
それでも、合計重量が 2kgを超えるカメラとレンズを使って最後まで撮りきれたので、大満足だった。






5-2 地上展示機/車:
午前の展示飛行終了後、エプロン地区を北から南まで歩きまわって地上展示機などを撮影した。
今回、米軍のKC-135空中給油・輸送機 ” ストラトタンカー ” を初めて見る/撮ることができた。
また、地元のKC-767空中給油・輸送機に浜松基地のE-767早期警戒管制機、美保基地のKC-46A空中給油・輸送機が加わり、空自の767ファミリーが勢ぞろいしていた。
















6 その他の航空機の撮影:
航空祭撮影の合間に名古屋空港を離陸するフジドリームエアラインズの旅客機E175や周辺を飛行するヘリコプターを撮った。







6. 帰路:小牧基地~自宅
ブルーインパルスの展示飛行は 2時前に終了したが、帰る人が集中して基地内外や駅に続く道が混雑しているとの場内アナウンスがあったので、再度、エプロン地区を回って地上展示機などを撮って時間を潰した。それでもさすがに飽きてきたので 2時20分ごろに帰途についた。
当然ながら混雑は続いていて大山川門から出て名鉄の間内駅(まないえき)に着いたのが 2時55分ごろ。3時前に犬山行きの電車に乗れたが、列車内は超満員状態。悪いことに途中の駅で名古屋方面に向かう電車の通過待ちをしたため犬山駅への到着が 3時半過ぎになった(通常は 20分くらいの乗車時間)。その間、ずっと立ちっぱなしだったのでヘトヘトになった。
それでも、犬山駅から名鉄岐阜駅に向かう電車では座れたので、何とか、気力・体力を取り戻すことができた(約 40分間の休息)。 4時18分ごろ名鉄岐阜駅に到着。JR岐阜駅でJR在来線の快速電車( 4時50分発)に乗り、電車を乗り継いで 7時15分に自宅最寄駅に着いた。そこからバスに乗り 8時前に自宅に帰ることができた。


7. フルサイズカメラでの撮影と今後について:
今回、初めてフルサイズ1眼ミラーレスカメラ+100-400mm望遠ズームレンズで挑戦したが、想像通り望遠側が決定的に不足。APS-Cクロップしても最長 600mmなので、まだまだ足りない。画質劣化を覚悟で ” 全画素超解像ズーム ” を使えば、1,200mmまで伸ばせるが、そのときのAFは、コントラスト検出方式になり、精度が落ちてしまう。
また、カメラ+バッテリー+レンズの重さが 2kgを超えてレンズ一体型カメラ RX-10M4の約 2倍。70歳目前の高齢者にはかなりきつかった。それでも最後まで撮りきれたのは、今回の航空祭が (1) 飛行速度が遅い大型機の展示飛行が中心だった、(2) 戦闘機の機動飛行が 1回だけだった、(3) ブルーインパルスの展示飛行が編隊飛行中心だったから。戦闘機の機動飛行が多く、ブルーインパルスが曲技飛行を行う航空祭ではとても最後までもたないということを実感・体感できた。
次の「岩国航空基地フレンドシップデー2026」では、長いレンズを装着したカメラの使用が禁止されている「特別観覧席」で撮るつもりなので、RX-10M4の一択になる。
そのあとの「令和 8年度美保基地航空祭」以降、練習と体力づくりを重ねて 1眼ミラーレズカメラ α7Ⅴを使いこなせるようにするか、RX-10M4を使い続けるか、よく考えてみるつもり。とはいえ、RX-10M4の機動性・性能・画質に大きな不満はないので、現時点ではRX-10M4を使い続ける可能性が高いと思う。
8. おわりに:
購入後間もないカメラの使用(不慣れ+重い)に加え、来場者大幅増による混雑でストレスフルではあったが、昨年の雨模様の航空祭とは違い、好天下の撮影でさらにF-15Jの特別塗装機を撮れたので楽しい航空祭だった。
次の「岩国航空基地フレンドシップデー2026」も好天に恵まれることを強く祈っている。
了


