2024年9月8日(日)に開催された「令和6年度 三沢基地航空祭」に行ってきた。昨年連続・2回目のチャレンジとなった。
なお、三沢基地の発表によれば、来場者数は約 4万人だった。
1. 行き方:
昨年と同様、いつも利用している旅行社主催の見学ツアーを利用して行ってきた。同社のツアーは2種類あり、
A:東京-三沢間の移動は新幹線を利用。航空祭前夜はホテルに宿泊して航空祭当日の夜に帰ってくるツアーと
B:東京-三沢間は3列シートのバスを利用。航空祭前夜と当日夜は車中泊して月曜日の朝に帰ってくるツアーだった。
私が選んだのは Bのツアー。参加料がAより安いこと(それでもかなり高額)、航空祭当日の到着時間が早朝であること(Aの到着時間は 7:40)、昨年もBと同じツアーを利用していて要領が分かっていたことからBを選んだ。
また、別途、大阪-東京間の移動が必要で、コスト削減のため一時は東京から大阪への帰りに高速路線バスを使うことも検討したが、さすがに ” キツイ ” と考えて行きも帰りも新幹線を利用することにした。
2. 天候:予報と実際:
実は、今回の三沢基地の予行演習をかねて8月25日開催の「令和6年度 松島基地航空祭」に行くつもりで見学ツアーや新幹線などの予約手配をしていた。しかし金曜日の時点ですべての気象予報機関(ウエザーニュース、気象庁、日本気象協会、SCW予報)が高い確率で雨が降るという予報を出していた。かりに雨が降らなかったとしても曇天下のブルーインパルス(以下、「BI」)の展示飛行は ” 映えない ” ので行くのをやめた。後で調べたら千歳基地から来ていたF-15J特別塗装機のデザインがかなりユニークで、これを撮れなかったのは少し残念だったが後悔はしていない(負け惜しみ)。
しかし、三沢基地は別物。現時点で航空自衛隊のF-35A戦闘機を見る/撮ることができるのは三沢だけだし、米軍機の飛行展示もあるのでよほどのことがないかぎり行くつもりでいた。開催日の1週間くらい前からしばらくは降雨を予想する予報も出ていたが、直前にはどの予報も低い降水確率を示していたので安心して出かけることができた。昨年は、台風接近の影響で開催日直前の金曜日まで開催が確定決定しないという大変な状況だったので、雲泥の差だった。
3. 往路:
3-1 大阪~東京:
ツアーの集合時間が夜の9時だったので、7時頃に東京駅に着く新幹線を選択。新幹線による移動は快適な一方、単調なのでとくに記憶に残るようなことはないだろうと考えていたのだが、新大阪駅で思わぬ出会いがあった。
駅の待合室が混んでいたので早めに乗車ホームに上がったら、「写真撮影は黄色い線の内側でお願いします」というアナウンスが何度も繰り返されていた。相変わらずマナーが悪い ” 撮り鉄 ” がいるのかなと思いつつベンチに座っていたら、いきなり目の前を黄色い車体が左(西)から右(東)に横切った。「ドクターイエロー」だ。慌ててホームの ” 黄色い線の内側 ” ギリギリまで移動してシャッターを切った。すでに遠ざかりかけていて、ろくにピントを合わせる余裕がなかったが、何とか撮れた。私は鉄道マニアではないので、これで十分、 ” 無問題 ” 。



3-2 東京駅~新宿駅:
新幹線が夜 7時前に到着し、東京駅舎を撮影(私の定番ルーティーン)、丸の内で夕食を摂ったのちに山手線で新宿駅まで移動した。ツアーの集合時間(9時)までに余裕があったので東京都庁舎を利用したプロジェクションマッピング映像「ゴジラ都庁襲撃」の上映を楽しんだ。離れた場所からの観覧だったので音楽・音響なしの状態で迫力は感じなかったが、いい暇つぶしになった。



3-3 新宿~三沢基地前~エプロン地区到着:
今回のツアーバスも 3列シートだったので、隣の参加者との接触がなく、また、前後の間隔が広くて足を延ばせたのでよかったが、高速道路の継ぎ目を通過するときの振動がけっこうきつくて熟睡できなかった。
それでも、バスの運行は順調で開催日当日の朝6時前に基地最寄りのショッピングセンターに到着。すぐに入門待ちの列に並んだ。
開門予定時間は8時だったが、昨年と同様、7時30分に開門。7時45分頃には手荷物検査を終えて8時10分前にはエプロン地区に到達できた。さっそく、滑走路と基地施設・建物の中間地点を撮影場所に決めて腰を落ち着けた。
はじめは、曇りがちだったが、すぐに青空が広がってきて快晴に。気温もだんだん上がってきてTシャツ1枚で十分の温かさ(暑さ?)になり最高の撮影環境だった。





4. 飛行展示:
一時、F-22戦闘機 ” ラプター ” のデモフライトがあるかもしれないとの情報が流れたが実現しなかった。また、航空自衛隊 三沢基地のホームページでF-18(F/A-18?)やP-8哨戒機 ” ポセイドン “の飛行展示があると紹介されていたが、こちらもなく、米軍機の飛行展示はF-16のみであった(C-130は、パラシューターを降下させたのみで飛行展示はなし)。
それでも、BIの飛行展示がなかったのでF-35A戦闘機の飛行展示時間が十分確保されていて文句なし。また、1年ぶりにF-16戦闘機の機動飛行を撮影できてよかった。
4-1 オープニングフライト: F-35A & F-16 & E-2C/D
予定通り、8時半からオープニングフライトが始まり、航空自衛隊の第301飛行隊と第302飛行隊のF-35A戦闘機 4機が、続いて米空軍のF-16戦闘機 2機が、最後に航空自衛隊のE-2C早期警戒機 1機が航過飛行を行った。







4-2 パラシュート降下(2回):C-130 & Wings of Blue
米空軍士官学校のデモンストレーションチーム ” Wings of Blue ” によるパラシュート降下は、午前中に2回あった。
いずれもC-130輸送機からの降下だったが、青空の下、いろいろなバリエーションでの降下を披露してくれて飽きなかった。





三沢基地所属の無人偵察機 RQ-4 ” グローバルホーク ” は、午前 9時頃に離陸し、午後 2時20分頃に着陸した。その間、基地上空を航過飛行するのではないかと勝手に期待していたが、それはなくて残念だった。


4-4 機動飛行:F-35A
いよいよ、第301飛行隊のF-35A戦闘機 ” ライトニングⅡ ” による飛行展示がはじまった。
昨年の三沢基地航空祭は曇天下でまともな写真が撮れなかったが、今回は好天に恵まれて今まで、なかなか撮れないでいた背中も ” バッチリ ” 撮ることができた。また、かなり引き気味で撮影していたので高速飛行時のヴェイパーコーン?が発生した瞬間も逃さずゲットできた。










4-5 訓練飛行:CH-47J
CH-47J ” チヌーク ” とその次のUH-60J ” ブラックホーク ” の訓練飛行の時間はトイレ休憩に当ててしまったので、「遠くから一応、撮っといた」レベルの写真だけになってしまった(言い訳)。


4-6 訓練飛行:UH-60J
CH-47Jと同じく「遠くから一応、撮っといた」写真のみ。


4-7 機動飛行:F-2B
松島基地所属のF-2B支援戦闘機もヴェイパーをモクモク出しながら元気に飛び回ってくれた。




4-8 訓練飛行:F-15J
実は、松島基地航空祭をパスしたことで撮りそこなった第 203飛行隊のF-15J特別塗装機の飛行を期待していたのだが、残念ながら第201飛行隊所属の通常塗装のF-15J戦闘機 ” イーグル” 2機による訓練飛行だった。
それでもなんとかいい写真を撮ろうと真剣に取り組んだのだが、今回は空回り。” 背中バッチリ写真 ” を撮れなかった。



4-9 機動飛行:F-16
F-16戦闘機 ” ファイティングファルコン ” を最後に撮ったのは昨年の三沢基地航空祭のときなので1年ぶりのチャレンジだった。今回、唯一の米軍機ということで気合を入れて撮影に臨んだが、大苦戦。すばやい機動飛行に追いつくことが難しかった。それでも何とか背中も撮れたので ” 結果オーライ ” だった。





4-10 機動飛行:F-35A
午後の部は、第302飛行隊所属の2機のF-35A戦闘機 ” ライトニングⅡ ” による機動飛行からはじまった。午前中の撮影である程度気に入った写真が撮れていたが、もっといい写真を撮ろうと必死で追いかけた。





4-11 機動飛行:F-35A & F-16
今回の航空祭の飛行展示の ” トリ ” は、航空自衛隊のF-35A戦闘機と米空軍のF-16戦闘機による機動飛行だった。それぞれ、交互に低速飛行や高速飛行、急速旋回、急速上昇を行い、両機の違いを披露した。






5. 地上展示:
午前中最後のパラシュート降下(2回目)終了から午後最初のF-35A 戦闘機の機動飛行まで2時間以上あったので、エプロン地区の地上展示機をゆっくり撮影することができた。




















6. 民間旅客機:B737-800
今回、民間航空機で撮れたのはJALのB737-800の1機のみだった。


7. 帰路:
7-1 基地~八戸~東京:
2時半前に RQ-4が着陸したのでツアーバスが止まっているショッピングモールの駐車場に向かい3時前にバスに到着した。

基地を出たのち、昨年と同様、「極楽湯八戸店」に寄って入浴するとともに夕食を摂った。
なお、昨年は、夕食は近くにあった「イトーヨーカドー八戸沼館店」で食べたのだが、今年の8月末で閉店になっていたので、「極楽湯」の一択だった。


7-2 東京~大阪:
帰りのバスも振動に悩まされてなかなか寝付けずに苦労したが、予定通り月曜日の朝5時20分頃に東京(新宿)に到着。山手線で東京駅まで行き、午前7時30分発の新幹線で帰阪。11時頃に自宅に着いた。


8. おわりに:
F-15Jの特別塗装機が来なかった。また、背中が撮れなかった。F-16の機敏な動きを追い切れなかった。など残念なことも多々あったが、終日快晴に恵まれ、BIの来基がなかったたので入場者が少なく、比較的空いていたという好条件の下、念願のF-35Aの背中やヴェイパーコーンを撮ることができて本当に楽しい一日を過ごすことができた。
ただ、ツアーバスの乗り心地が悪くて行きも帰りも十分な睡眠が撮れなかった。高額なツアー参加料に加えて大阪‐東京間の新幹線代もかかり経済的な負担が大きかった。ことなどを考えると来年も三沢基地の航空祭に行く気になるかどうか分からない。もし、BIの飛行展示があったら会場が混雑するだろうし、F-35Aや米軍機の飛行展示の時間が短くなるだろうから、さらに ” パス ” する可能性が高まる。
了


