2022年 築城基地航空祭:晴天・順光の好条件‼ だが結果が伴わず不完全燃焼

2022年11月27日(日)に開催された「築城基地航空祭2022」は、小松基地や岐阜基地の航空祭と違って一般観覧者の抽選がなく、誰でも入場できる形で開催された。成果(撮れた写真の出来)は別にして、晴天の下、大好きなF-2支援戦闘機の機動飛行を存分に楽しむことができた。

1. 往路:

1-1 前日の移動:

事前に小倉駅と築城駅の間にある苅田駅周辺のホテルを予約していたので、前日の土曜日に新幹線を利用して小倉に行き、在来線で苅田に移動した。

新大阪駅から小倉駅まで新幹線を利用した
前日は泊まるだけなので、午後2:38新大阪発の電車を予約した

1-2 当日の移動~基地入場:

航空祭当日、事前に購入していた握り飯をホテルで食べたのち(基地に入ったら、出るまで食事できないのが辛い)、苅田駅に行った。日曜日の早朝ということもあり、駅の上り側ホームにはほとんど人がいなかったが、下り側の駅には、30人~40人位の人がいた。午前5:56分発の始発電車に乗ったのだが、すでに混んでいて、”ギュウギュウ詰め”とまではいかないが、電車が揺れると隣の人に当たってしまうような状態だった。

苅田駅の反対側(上り小倉方面行)には誰もいなかった
夜明け前で真っ暗な状態だった

築城駅には午前6:13に到着し、同じ電車に乗っていた大勢の人たちと一緒に真っ暗な道を歩いて築城基地に向かった。3年ぶりの築城基地なので道は全然覚えていなかったが、皆同じ方向に向かって行くので迷う心配はなかった。

検温、手荷物検査が始まるのを待つ間にようやく日が昇り、明るくなってきた。どの天気予報を見ても11月27日の築城は「晴れ」だったので、雨の心配はまったくしていなかった。

エプロン地区に向かう途中で ” パチリ “
エプロン地区の手前に設けられたバルーン製のゲート
7時半過ぎにエプロン地区に到着した

2. 飛行展示:

2-1 オープニングフライト:F-2A

最初のプログラムは、F-2支援戦闘機6機による「オープニング・フライト」。ロクスコ(第6飛行隊)所属機3機、ハチスコ(第8飛行隊)所属機3機が次々と離陸して編隊飛行を披露した。

朝日を浴びて離陸するロクスコ所属のF-2A支援戦闘機
F-2A 上の写真の続き
ハチスコ所属のF-2Aによる編隊飛行

2-2 航過飛行:T-4

続いては芦屋基地所属のT-4中等練習機4機による「航過飛行」。持ち時間?がわずか5分なので仕方がないのかもしれないが、高々度のまま、数回航過するだけで、もの足りなかった(あくまでも個人の感想です。念のため)。

芦屋基地所属のT-4中等練習機
そのカラーリングから「レッド・ドルフィン」と呼ばれている

2-3 機動飛行:F-15J

パンフレットでは、次のプログラムは第12飛行教育団所属のT-7による「航過飛行」だったのだが、それがなく、新田原基地所属のF-15Jによる「機動飛行」が展示された。また、パンフレットには1機による機動飛行だと書いてあったが、実際には2機が飛来して、それぞれの機が迫力のあるフライトを展開した。

新田原基地からやってきたF-15J戦闘機による機動飛行
F-15J
F-15J
F-15J

2-4 戦技飛行:AH-64D

続いて陸上自衛隊の目達原駐屯地所属のAH-64D攻撃ヘリコプター”アパッチ・ロングボウ”による「戦技飛行」が行われた。こちらも持ち時間が少なかったので止むをえないと思うが、陸上自衛隊 明野駐屯地の航空祭に比べるとあっさりしていた(あくまでも個人の感想です。念のため)。

AH-64D攻撃ヘリコプター ” アパッチ・ロングボウ “
AH-64D
AH-64D

2-5 救難展示:U-125A & UH-60J

次は、定番中の定番。UH-60J救難ヘリコプターとU-125A救難捜索機のコンビによる「救難展示」が行われた。

U-125Aが会場上空を旋回する中、現場に駆け付けたUH-60Jが要救助者をヘリに収容する場面を再現した。

会場上空を旋回するU-125A救難捜索機
U-125A
要救助者(の役に人)を収容したのち、UH-60Jに戻る救難隊員

2-6 曲技飛行:EA300(WP)

前回(2019年)に続いて今回もアクロバットチーム”ウィスキーパパ”による競技曲技飛行の展示があった。青空の下、白いスモークを吐きながら縦横無尽に飛び回る青と黄色の機体が目に鮮やかだった。

プロペラ機ならではの曲技飛行もたくさんあり、ブルーインパルスと一味違った感動を与えてくれた。

” ウイスキーパパ ” のエクストラEA300
EA300
EA300
EA300

2-7 機動飛行:F-2A

そして、昼前から私が待ちに待っていロクスコ(第6飛行隊)所属のF-2A支援戦闘機2機による「機動飛行」が行われた。激しい動きを追い切れず、何度も絶好のシャッターチャンスを逃したが、コンバットブレイクや急旋回、ハイレートクライムなどを何とか写真に収めることができた。

コンバットブレイクをするロクスコ所属のF-2A支援戦闘機
ランディング・ギアを降ろして機動飛行するF-2A
F-2A
F-2A

2-8 模擬対地攻撃:F-2A

次の「デモスクランブル」は、地上で行われるプログラムで、エプロンの中間地点からはほとんど見えなかったので、撮影をあきらめた。そして最後のプログラムは、ハチスコ(第8飛行隊)所属のF-2A支援戦闘機4機による「模擬空対地射爆撃」だった。写真だけだと先程の「機動飛行」との違いが分からないが、実際には陸上自衛隊の協力の下、F-2A支援戦闘機が発射した爆弾が地上で爆発する場面を再現して迫力があった。

F-2A
F-2A
F-2A

3. 地上展示:

飛行展示は午後1時頃終了したが、築城駅や電車が混むのが分かっていたので、ぎりぎりまで基地内に留まることにして、地上展示機などをじっくりと撮影した。

CH-130H戦術輸送機 ” ハーキュリー “
海上自衛隊のP-1対潜哨戒機
U-4多用途支援機
F-15J戦闘機 ” イーグル “
陸上自衛隊のAH-64D攻撃ヘリコプター ” アパッチ・ロングボウ “
陸上自衛隊?のUH-60J多用途ヘリコプター ” ブラックホーク “
陸上自衛隊のCH-47J輸送ヘリコプター ” チヌーク “
陸上自衛隊の水陸両用車 AAV

4. 帰投機:P-1 & F-15J

航空祭の終了は午後3時だったが、その前から隊員の方たちがロープを使って立入禁止地区を段階的に広げていき、最後はエプロン地区から締め出されてしまった。

それでも外来機が帰投する場面を撮ろうと粘って何とか、P-1哨戒機やF-15J戦闘機などの離陸シーンをカメラに収めることができた。とは言え、エプロン地区外からの撮影で、画角も狭かったので、大した写真は撮れなかった。残念っ‼

帰投するP-1対潜哨戒機
帰投するF-15J戦闘機

5. 帰路:

帰りは、JR在来線で小倉駅まで行き、小倉駅からは新幹線を使って帰宅した。

6. おわりに

大好きな築城基地航空祭で好天にも恵まれたので、もっと良い写真が沢山撮れると思っていたのだが、2018年、2019年の航空祭のときと比べると不満足な結果だった。2年間のブランクで腕が鈍ったのか、体力が落ちたのか、自分の腕を過大評価していたのか、などと考えこんでしまい、少し落ち込んだ。でも、所詮、素人の老人が趣味でやっていることなので、「上手く撮れなくて当然。悩むことはない」、「伸びしろがあることは良いことだ」と開き直ることにした。

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