2025年 9月21日(日)に開催された「令和7年度 三沢基地航空祭=Misawa Air Festiver (以下、『三沢AF』)」に行ってきた。
関西在住の私にとって三沢AFへの遠征は、経済的にも体力的にも負担が大きい。また、今回はブルーインパルスがやってくるので、一番のねらいであるF35A戦闘機の飛行展示が 1回・15分だけ(当初予定)。さらに直前まで各気象予報機関が降雨を予想(くもり時々雨/くもり一時雨)していたことがネックになり、ぎりぎりまで行こうか、やめようか迷っていた。
それでも、岩国基地航空祭以来、4ヵ月以上のブランクがあり、10月以降の航空祭巡りに向けたウォーミングアップをしておきたかった。” 絶滅確定機種 ” であるF-16C戦闘機を撮っておきたかった。また、直前になって気象予想が好転してきたので、思い切って行ってきた。
なお、来場者数は、約 6.5万人で、ブルーインパルスの飛行展示がなかった昨年の約 6割増し。やはり、ブルーインパルス人気は根強い。
1. 天候:予報と現実:
前述のとおり、木曜日(9月18日)くらいまでは、ほとんどの気象予報機関が高い降水確率を出していたが、その後、良い方向に変わり、「晴れ」、「晴れときどきくもり」などに変わった。また、共通して西風が強いという予報が出ていた。
現実は、航空祭開催中は「晴れ」で、昼前までは雲量が10~20%程度(私の目分量)。その後、雲が広がってきたが、それでも30%程度にとどまった。
最高気温は、23.7℃。午前中は、Tシャツ+長袖シャツ+ウインドブレーカーで過ごし、午後は、ウインドブレーカーなしで長袖シャツを脱いだり着たりした。
予報通り西風が強く、航空祭当日の午前 3時前に強風注意報が発表され(それ以前は、暴風警報)、午後 4時前まで継続。三沢AF開催中は、終始、10m/秒超の風が吹いていたようだ。
2. 行き方:
いつも利用している旅行社が主催するバスツアーを利用した。
観光バスを使用するこのツアーは、前日(9月20日)の夜に東京・新宿を出て当日(9月21日)の早朝に三沢に到着。航空祭終了後、八戸を出発して翌日(9月22日)の早朝に新宿に戻ってくるプラン。車中泊が 2日続くので体力的につらいが、新幹線+ホテルを利用するツアーより安い。また、使用するバスが 3列仕様で隣の人と触れ合うストレスがないので、毎回このツアー・プランを利用している。
大阪‐東京間の移動は、行きだけ新幹線を利用し、帰りは航空祭の翌日( 9月22日)の朝に新宿を出発し、その日の夕方に大阪に到着する高速バスを利用するつもりで、予約していた。ところが、ツアーバスで青森から東京に戻るツアーバスで十分な睡眠をとれず、疲れ果ててしまったので、帰りも新幹線を利用することにした。やはり、車中泊 2連チャン後のバスでの長距離移動は無謀だった。
3. 移動:
3-1 大阪~東京:
ツアーの集合時間が、前日午後 8:45だったので、その日の午後 2時半ごろに家を出て午後4時21分 新大阪発の新幹線で東京駅に向かった。
夜の7時前に東京駅に到着し、夕食を摂ったのち、JR山手線で新宿に向かった。



3-2 東京~三沢基地前~エプロン地区:
前日夜に新宿を出たツアーバスは、当日(9月21日)の午前 6時20分頃に三沢基地の正門前まで徒歩3分ほどの「スカイプラザ三沢」駐車場に到着。すぐにバスを降りて開場を待つ人たちの列に並んだ。開場を待つ間にF-35戦闘機やT-4中等練習機、E-2D早期警戒機、RQ-4B無人偵察機などが離陸していくのを見てテンションが上がった。
開場時間は午前 8時だったが、例年同様、7時半に開場。順番に保安チェック(米軍による身分証の確認)、手荷物検査を受けて入場し、8時20分頃にエプロン地区に到着した(基地正門からエプロン地区まで約 1.7km)。
なお、撮影ポイントは、いつもどおり、滑走路と基地施設・建屋の中間地点に決めた。







4. 使用機材:
使用したカメラは、航空祭撮影の定番カメラである以下のカメラ。
メイン:RX-10M4( 24-600mmレンズ付きのコンパクトデジタルカメラ)
サブ:RX-100M6( 24-200mmレンズ付きのコンパクトデジタルカメラ)
5. 撮影結果:
5-1 飛行展示の撮影:
当初、F-35Aの飛行展示は 1回(15分)だけだったが、ツアーの添乗員さんから、もう1回(15分)追加になったと聞いた。その代わり、UH-60JとCH-47Jの飛行展示がなくなったが、F-35Aねらいの私としては、大歓迎で、テンションが上がった。
ところが、終始、強風で体が揺さぶられるので、機動飛行する戦闘機をレンズに捉え続けるのに大苦戦。一度視界から外れるとリカバリーに手間取り、なんどもシャッターチャンスを失った。また、立っているだけで体力を消耗するので、飛行機が飛んでいない時は、ほとんど座っていた。
5-1-1 オープニングフライト:F-35 & F-16 & E-2D
空自のF-35A 4機、米軍のF-16C 2機、空自のE-2D早期警戒機 1機が、順番に会場上空を航過した。





5-1-2 RQ-4B上空航過:
開場まえに離陸していたRQ-4B 無人偵察機 ” グローバルホーク ” が 1回だけ、会場上空を航過した。
地上展示機を撮る際、その長大な翼が入りきらず苦戦したが、さすがに上空では ” 無問題 ” 。それでも、うっかりすると翼端が見切れてしまうので、注意が必要だった。


5-1-3 F-35:
結局、空自のF-35A戦闘機 ” ライトイングⅡ ” の飛行展示が 2回になった。どちらも第 301飛行隊、第 302飛行隊の各1機による機動飛行で、写真的には違いが分からなかったので、合わせてアップする。
昨年の三沢AFでは、ヴェイパーコーンを発生させながら飛行する場面が見られたが、今回は、湿度が低かったからか、発生しなかった(と思う)。







5-1-4 F-16:
F-16C戦闘機 ” ファイティングファルコン ” 1機が、飛行展示を行った。昨年までデモンストレーションチームが機動飛行を披露していたが、すでに解散・移転してしまっていたので、今回は、実戦部隊による近接航空支援の再現で、フレア放出も見せてくれた。
私にとっては、このF-16Cの撮影が、2番目のねらいだったが、その動きに追随できず、結果はボロボロ。それでも、スマートな機体に多数のミサイルや各種ポッド、増槽を装着して逞しくなったF-16Cを見られて/撮れてよかったと思う。




5-1-5 F-15J
空自 千歳基地所属のF-15J戦闘機 ” イーグル ” が飛行展示を行った。
とくにめずらしいシーンは撮れなかったが、背景に白い雲が ” イイ感じ ” に入って ” 絵になる写真 ” が撮れたと思う(自画自賛 ! )。




5-1-6 ブルーインパルス:T-4ブルーインパルス仕様機
三沢AFの ” トリ ” は、やはりブルーインパルスの曲技飛行。強風がどんな影響を与えたのか知らないが、「ファンブレイク」や「オポジットコンティニアスロール(以下、『オポ』)」、「タッククロス(以下、『タック』)」「フォー・シップ・インバート」、「ローリングコンバットピッチ」、「コークスクリュー」などを披露してくれた。ただ、昼前から雲が広がってきていたのが残念だった。
「オポ」と「タック」では、5番機と6番機が会場正面で交錯する瞬間をねらって撮影。「オポ」は成功したものの、「クロス」は、手前の5番機が見切れてしまい大失敗だった。トホホ !








5-2 地上展示機の撮影:
午前の部が終わってから昼の部が始まるまで 1時間以上あったので、ゆっくり地上展示機を撮影して回った。
今回の最大の目玉は、米軍のF-15E戦闘爆撃機 ” ストライクイーグル ” 。主翼基部に装着された大型コンフォーマル・フューエル・タンクにより、マッチョになっていた。
その他、米軍機では、F-35A戦闘機、F-16C戦闘機が展示されていた。自衛隊機では、F-35A戦闘機、F-15J戦闘機、E-2D早期警戒機、T-4中等練習機、CH-17J輸送ヘリコプター、SH-60K哨戒ヘリコプターなどの展示があった。また、エプロン地区では、RQ-4B無人偵察機の他、ホンダジェットなどの民間機も見る/撮ることができた。


















5-3 民間航空機:ATR42-600
いつもなら、飛行展示の合間に離発着する民間航空機を撮るのだが、今回は、強風でヘトヘトなので断念。それでも気まぐれに撮った1枚がこれ。北海道エアシステムのプロペラ機だった。

6. 帰路:
ツアーバスの基地出発予定時間は、4時半だったが、みんな早めに戻ってきたので、4時過ぎに出発し、八戸にあるスーパー銭湯「極楽湯 八戸店」に行った。そこで、入浴した後、近くの「イオンスタイル 八戸沼館(はちのへぬまだて)店」で夕食を摂った。この店舗、一昨年(2023年)に立ち寄ったときは、「イトーヨーカ堂 八戸沼館店」だったが、昨年は、閉店して利用できなかった。それが、今年の 4月にイオンスタイルになっていたそうだ。


ツアーバスは、9月21日の夜 8時半頃に八戸を出て一路、東京・新宿に向かい、22日の 5時半前に無事、到着した。
その後、すでに混み始めていたJR山手線で東京駅まで向かい、7時過ぎの新幹線で帰阪。JR在来線、私鉄バスを乗り継いで、11時前に帰宅できた。



7. おわりに:
今回の三沢AFは、撮影結果には不満があるが、強風の中、「精一杯やりきった」という実感はある。行くのをやめていたら、きっと後悔していたと思う。
F-35Aを撮りたい一心で、2023年から 3年連続で三沢AFに遠征してきたが、今年から小松基地でもF-35Aを撮れると思うので、経済的にも体力的にも負担が大きい三沢AFへの遠征は、今回でおしまいにするつもりだ。
今、私は、F-35シリーズの撮影に夢中になっているが、今後、航空自衛隊や日本国内の米軍基地で既存の機種との置換が進み、配備数が増えて珍しい存在ではなくなるだろう。そう考えれば、今、撮っておくべきなのは、F-15JやF-16Cなのかもしれない。
とはいえ、今年の小松基地航空祭でF-35Aの飛行展示が実現するのを心から期待している ” 新しいもの好きな ” 私がいる(笑)。
了
























































































































































































