2025年10月5日(日)に開催された「令和 7年度 小松基地航空祭」に行ってきた。降雨が予想されたが、第306飛行隊のF-35A戦闘機の航空祭デビューを撮りたい一心で行ったのだが、結果はボロボロ。ほろ苦い航空祭観覧となった。
なお、来場者数は、約 5.5万人。悪天候にもかかわらず、ブルーインパルスの展示飛行がなかった2023年の航空祭の入場者数 約 5万人を上回ったのは、やはり、私と同様、F-35A目当ての人が多かったからだと思う(知らんけど~)。
1. 天候:予報と現実:
いつも参照するすべての予報機関が、高い降水確率を示していた。それでも、日本気象協会の「1時間天気」が航空祭開催時間中の降水量を 0mm/hとしていたので、それに賭けてみることにした。
結果は、ウエザーニュースの予報通りで、「雨時々止む」が的中し、開催中の60%~70%の時間は雨が降っていた。気温は、暑くもなく寒くもなくで、Tシャツ+長袖シャツにウインドブレーカーまたはポンチョを羽織って過ごした。
2. 行き方:
いつも利用する旅行社が提供する見学ツアーを利用。前日(10月 4日)の夜に大阪・梅田を出て、当日(10月 5日)の早朝に小松に到着。航空祭終了後、小松を出てその日の夜に大阪・梅田に戻ってくるスケジュールだった。
ただ、昨年までは、基地内に観光バス専用駐車場が用意されていて、降車後すぐにエプロン地区に行けたのだが、今年は基地外の臨時駐車場。駐車場からは、無料シャトルバスでシャトルバス乗り場まで行き、そこから有料シャトルバスに乗って基地に行く方法、シャトルバスを使わないで駐車場から基地まで歩いて行く方法が考えられた。
3. 移動:
3-1 自宅~大阪・梅田~バス駐車場:
前日夜の 8時半頃に自宅を出て徒歩で私鉄最寄り駅に到着。そこから電車で大阪・梅田に行き、10時40分頃にツアーバスに乗車した。


3-2 バス駐車場~小松基地前~エプロン地区:
ツアーバスは順調に運行し、当日早朝に基地外の臨時駐車場に到着。5時40分頃にバスを降りた。上述のとおり、シャトルバスを乗り継いで行くのが楽だったと思うが、バスの始発予定時間が 7時だとアナウンスされていたので、バス待ちをする人が多かったら、8時20分から始まる「オープニングフライト」に間に合わなくなる恐れがあると考えて、歩いて行くことにした。
事前にグーグルマップで確認したところ、駐車場から基地まで約 4kmの行程、1時間弱で到着できると分かっていたので、夜明け前の暗い道を黙々と歩いた。



開場予定時間は、午前 8時だったが、7時20分頃から手荷物検査が始まった。そのころ、有料シャトルバスが別の門から入って来て、乗車前に手荷物検査を受けていた乗客は、バスを降りるとすぐに基地の奥の方に向かっていった。早い時間のシャトルバスに乗れれれば、徒歩入場者よりも早くエプロン地区に向かえることが分かった。
手荷物検査の順番待ちにけっこうな時間を要したが、私も 8時頃には、エプロン地区に到着。例によって滑走路と基地施設・建屋の中間地点を撮影ポジションにした。
4. 使用機材:
使用したカメラは、航空祭撮影の定番カメラである以下のカメラ。
メイン:RX-10M4( 24-600mmレンズ付きのコンパクトデジタルカメラ)
サブ:RX-100M6( 24-200mmレンズ付きのコンパクトデジタルカメラ)
5. 撮影結果:
5-1 飛行展示の撮影:
悪天候が原因で、F-2戦闘機の飛行展示がキャンセルになり、小松基地名物の「F-15大編隊飛行」もなかった。期待していた機動飛行もほとんどなしで、これほどシャッターチャンスが少ない航空祭は今まで経験したことがなかった。
さらに、ほとんどの場合、雨のベールがかかった状態での撮影になり、ボンヤリした写真しか撮れなかった。
5-1-1 オープニングフライト:
上述のとおり、「オープニングフライト」は、8時20分からのはずだったが、私がエプロン地区に到着した 8時前後から、次々にF-15J/DJ戦闘機が離陸していった。
なお、離陸機がなかなか、高度を上げないので、前の人や地上展示機が邪魔になり、撮れたのは後ろ姿だけだった。


5-1-2 救難隊:
UH-60J救難ヘリコプターによる救助活動のデモンストレーションがあった。



5-1-3 F-2:
岐阜基地の飛行開発実験団所属のF-2戦闘機による飛行展示が予定されていたが、悪天候のため、キャンセルされた。
5-1-4 ピットファイア・爆発処理展示・滑走路被害復旧展示:
いずれも、地上での活動を再現したもので、私の撮影ポジションからは、ほとんど見えなかったので、撮影しなかった。
5-1-5 306SQ 再発進準備:
本来なら、第306飛行隊所属機による機動飛行も予定されていたと思うが、実際には、離発着やタッチ・アンド・ゴーを披露したのみ。続く「再発進準備」でもF-15Jの離発着が見られたが、似たようなものだったので、まとめてアップする。



5-1-6 AGR:F-15DJ
飛行教導群(アグレッサー部隊)の機動飛行を期待していたのだが、2機が離発着するのみで、編隊飛行もなかった。
なお、このとき横殴りの雨が降っていて、ポンチョだけでは足りず、傘を片手で持ちながらの撮影になった。



5-1-7 303SQ:F-15J & F-35A
F-15J戦闘機とF-35A戦闘機が 1機ずつのペアで何組か離発着をした。そして最後のF-15J特別塗装機とF-35Aのペアは、すこしだけ機動飛行を披露してくれた。
とはいえ、雨のベールに包まれて鮮明な写真は皆無。また、F-35Aが 2回くらいヴェイパーコーンを発生させたが、残念ながら撮りもらした。






5-2 地上展示機の撮影:
雨空のもとの撮影で、地上展示機の撮影もトホホ。それに、滑走路前最前列の方たちが傘をさされていたので、その隙間をぬって地上展示機を撮るのが難しかった。


















5-3 民間航空機:
JTA機やANA機の着陸機の写真を撮った。なお、離陸機の方は滑走路前の皆さまの頭や地上展示機(とくにP-3C)が邪魔だったので撮るのを諦めた。




6. 帰路:
展示飛行が午後 2時過ぎに終わり、そのあと地上展示機の撮影を済ませたので、午後 2時半頃にツアーバスが止まっている臨時駐車場に向かった。帰りは有料シャトルバスを利用することも考えたが、万一、バス待ちの人が多かったら間に合わなくなる可能性があると考えて、行きと同様、徒歩で移動することにした。



行きと逆ルートで 1時間ほど歩き、午後 3時半頃臨時駐車場に到着し、ツアーバスに乗り込んだ。他の参加者も早々に戻ってきたので、バスは 3時45分頃に出発。途中、自然渋滞や事故渋滞が発生していたが、運転手さんや添乗員さんがうまく連携して、予定時間よりも 1時間近く早い 8時37分くらいに大阪・梅田に到着し、バスを降りた。
その後、私鉄電車を利用して10時頃に帰宅した。
7. おわりに:
降水確率が高い場合は、ツアーのキャンセル料金が発生しても行くのを止めるのを基本にしているが、唯一無二のアグレッサー部隊が常駐し、今年からは最新鋭のステルス戦闘機 F-35Aが航空祭デビューするということでついつい、無理を承知で行ってしまった。
シャッターチャンスがほとんどなく、雨や雨雲のせいでボンヤリした写真しか撮れなかったので、やめておいた方が良かったのではないか、とも思う。それでも、こんな航空祭こそ、あとで懐かしく思えるのではないかと、自分を慰めている。来年に期待したい。
了
















































































































































































































































