ITM:2024年11月4日、6日、9日 1眼カメラα7Ⅳで3連戦

晩秋とは思えない暖かな日が続いていた11月上旬、久しぶりに 1眼ミラーレスカメラ α7Ⅳを持ち出して伊丹空港(ITM)周辺で撮影した。

4日は「スカイランドHARADA(以下、『ランド』)」で、6日は「伊丹スカイパーク(以下、『パーク』)」、9日は千里川土手で撮影した。

Round 1 (11月4日) :ランド芝生公園

使用レンズは、100-400mmレンズ。中・大型機はフルサイズで、小型機はAPS-Cサイズで撮影した。

この日は、常連の各機の他、JALのB767ウイングレット装着機を撮ることができた。

ANAのB777
上の写真の続き
JALのA350 3番機
上の写真の続き
ANAのB787
JALのB787
上の写真の続き
ANAのB767
JALのB767ウイングレット装着機
上の写真の続き
ANAのB737
JALのB737
J-AIRのE170
IBEXエアラインズのCRJ 700 ” よりどりみやぎ ” 特別塗装機
IBEXエアラインズのCRJ 700 ” 楽天イーグルスジェット “

 

Round 2 (11月6日) :パーク南エントランス付近

使用レンズは、11月4日とおなじく100-400mmレンズ。また、中・大型機をフルサイズで、小型機をAPS-Cサイズで撮影したのも同様。

この日は、ANAのB777 ” C-3PO ANA ジェット ” 、B767とB737のスターアライアンス機、B767ウイングレット装着機、JALのB777(ITMではレア)などが撮れた。

C-3PO ANAジェット
上の写真の続き
ANAのB777通常塗装機
ITMではレアなJALのB777
ANAのA350 1番機
ANAのB787
JALのB787
ANAのB767ウイングレット装着機
ANAのB767スターアライアンス塗装機
JALのB767
ANAのB737
ANAのB737スターアライアンス塗装機
ANAのA321neo
IBEXエアラインズのCRJ700
天草エアラインの ” みぞか号 “
IBEXエアラインズのCRJ700 ” 楽天イーグルスジェット “
J-AIRのE190 ” JAL ミャクミャクJET “

Round 3 (11月9日) :千里川土手

使用レンズは、70-200mmレンズ。

広角端が70mmなので、RX-10M4(広角端24mm)で撮影するときよりも滑走路から遠い場所で撮影した。

この日は、雲がほとんどなかったので、単調な写真ばかりになったが、JALの特別塗装機 ” B767 ” JAL FANTASTIC JOURNEY EXPRESS ” を初めて撮ることができた。

ANAのB777
上の写真の続き
JALのA350
上の写真の続き
ANAのB787
JALのB787
ANAのB767
B767 ” JAL FANTASTIC JOURNEY EXPRESS “
上の写真の続き
上の写真の続き
ANAのB737-800
JALのB737-800
JALのB737-800 上の写真とは別の機
ANAのA321
IBEXエアラインズのCRJ-700
J-AIRのE170
J-AIRのE190 ” JAL ミャクミャクJET “
JACのATR42-600 ” ECO PROP “

α7ⅣとRX-10M4の使い分け:

いうまでもないが、画質はα7Ⅳ+純正レンズ(100-400mm、70-200mm)の圧勝で、「さすがはフルサイズ」と感心する一方、次の点でRX-10M4よりも劣る。

(1) ブラックアウトフリーではないので、連写をすると目が痛くなってきて撮影に集中できないことがある。

(2) RX-10M4と同じ画角(24-600mm)を得るには2~3本のレンズを用意して状況に応じて付け替える、あるいは、別のレンズを付けたカメラを用意する必要がある。付替え/持替えには時間を要するので、シームレスに撮影できない。

(3) イメージセンサーにゴミの付着がないかチェックし、付着があれば除去しなければならない。これを忘れたり、除去作業が不十分だったりするとゴミが写り込んだボツ写真を量産してしまう。

(4) 高速連写性能が RX-10M4よりも低い。

そのため、迅速かつ広範囲のズーミングや高速連写、軽快なカメラワークが必要な航空祭では、迷わずRX-10M4を使い続けている。また、旅客機の撮影でも気軽に撮りたいときはRX-10M4を選びたい。

一方、テーマを持って美しい写真を撮りたいときは、やはり α7Ⅳの出番。テーマに応じたレンズを選択して いろいろチャレンジしてみたい。

そんな使い分けをして今後も飛行機撮影を楽しんでいきたいと思った。

 

2023年 新田原基地航空祭 :思い切って初挑戦するも、フェリーの到着が遅れて大焦り

2023年12月3日(日)に開催された「新田原基地(にゅうたばる)エアフェスタ2023」に行ってきた。ところが、思わぬトラブル(自然災害)が発生して3演目しか見られなかった/撮れなかった。また、事前にわかっていたものの、文字通りの”ド逆光”で真っ黒写真を量産してしまったが、開き直って撮影を続けたら逆光ならではの面白い写真も撮れた。

1. 初参戦:

私が航空祭巡りを始めたのは2014年。はじめの頃は、日帰りツアーでブルーインパルスの飛行展示の撮影だけで満足していたのだが、そのうち、午前中の地元機・戦闘機などの飛行展示も見たく/撮りたくなって0泊2日の見学バスツアーを利用するようになった。また、基地によっては、自分で前泊する宿や交通手段を手配して行くまでに成長?した。

ところが、新田原基地の航空祭だけは、なかなか行く気になれなかった。その理由は、「見学ツアーを利用しないとコスト・時間がかかる」、「いつも利用している旅行社の見学ツアーでは最初から見る/撮ることができない」、「基本的に終日逆光撮影となる」、「F-15戦闘機の機動飛行がメインディッシュ?だが他の基地でも撮影できる(とくに小松基地では、アグレッサー機も撮れる)」からだ。それでも今回初挑戦したのは、いつまで元気で航空祭めぐりをすることができるかわからないので、今のうちに1度は経験しておきたいと考えたから。

ということで、コスパ・タイパを考えていつも利用している旅行社の見学ツアーに参加して行ってきた。

2. 往路:

2-1 自宅~神戸~フェリーターミナル:

利用した見学ツアーは、土曜日(12月2日)の夜にフェリーで神戸港を出て月曜日(12月4日)に神戸港に帰ってくるもの。神戸空港には行ったことがあったが、神戸港は初めてなので、早めに自宅を出て午後4時過ぎに神戸三宮駅に到着した。神戸港まで行けるシャトルバスもあったが、それを利用すると到着がツアー集合時間(6時10分)の直前になり、船や港周辺の写真を撮る時間を確保できないので、歩いて神戸三宮フェリーターミナルに行くことにした。

フェリーターミナルに4時半までに着けたので、ツアー参加前に夕日に染まる神戸港や高層ビル、乗船するフェリーなどの写真を撮った。

神戸三宮から徒歩20分程で到着したフェリーターミナル 左後方にフェリーが見える
美しい夕焼けに見惚れてしまった
夕日に染まる神戸三宮の高層ビル
宮崎カーフェリーの「フェリーろっこう」 この船で神戸-宮崎を往復した

2-2 宮崎港~新田原基地:

今回のツアーで利用したのは、1室に2段ベッドが10台ほど並ぶドミトリー客席。ツアー料金を考えればやむを得ないと思うが、そのベッドの狭さに驚いた。長さ方向は身長が170cmない私には問題ないが、2階席?の場合は足元にリュックなどの荷物を置くことになるのであまり余裕がない。横方向は悲惨で、横になって両肘を伸ばすことができない。また、腕を上にあげると天井/上段ベッドに届いてしまうので、閉塞感が抜群であった。

そんなこともあって熟睡できずに開催日当日の朝を迎えたのだが、さらなる悲劇が私を襲った(大袈裟かっ!)。7時頃、船内放送があり、10月2日の夜に発生したフィリピン地震の影響で津波注意報が発令されてそれが解除されるまで宮崎港に接岸できない、現時点で何時に入港できるか分からないと伝えられた。

参加した見学ツアーの基地到着予定時間は午前10時で、はじめから「オープニングフライト」、「捜索、救難活動」は見られない/撮れないことは覚悟していたのだが、到着が遅れるとさらに見られない/撮れない演目が増えてしまう。正直、がっかりし、不安になったが、自分では何もできないので気持ちを落ち着かせて発令解除を待った。

結局、フェリーは約1時間半遅れて10時前に入港・接岸し、旅行社が手配していたバスに乗り込んで新田原基地に向かった。

1時間半遅れで宮崎港に接岸したフェリー
宮崎港の駐車場? パームツリーで”宮崎感”バッチリ

フェリーの1時間半遅れの影響を心配しつつ、不安な気持ちでバスに乗り、基地が近づいてきたら、上空にF-15戦闘機が何機も飛び回っているのが見えた。当初、見られる/撮れると思っていた飛行教育航空隊 第23飛行隊の「大編隊飛行 F-15」が始まってしまったのだ。バスの車中では、早速カメラを構えて写真を撮る人もいたが、私にはそのようなスキル・気力がないとわかっていたので、諦めた。

結局、バスは基地内の駐車場に10時40分くらいに到着し、急ぎ足で手荷物検査場に向かった。添乗員の方から新田原基地は手荷物検査が厳重なので、入場できるまでに時間がかかるかもしれないと伺っていたが、幸い、順調に進み、10時50分過ぎにエプロン地区に到着できた。例によって滑走路と基地施設との中間地点で撮ることにした。

結局、「オープニングフライト」と「大編隊飛行 F-15」は見逃した/撮り逃したが、「機動飛行 F-2」、「機動飛行 F-15」、「曲技飛行 T-4(ブルーインパルス)」の3演目を見る/撮ることができた。一時は、ブルーインパルスだけになるかもとか、ブルーインパルスもだめになるかもとか考えたくらいなので、最小限の影響で済んだといえる。

なお、2つ目の演目「捜索、救難活動」は、新田原救難隊が11月29日に墜落した米軍のCV-22輸送機”オスプレイ”の捜索に加わていたためキャンセルされていたことをツアーの添乗員さんから聞いた。

エプロン地区から基地施設を見た景色
F-15の機動飛行が終わり見学者が減ったころのエプロン地区の様子

3. 飛行展示:

3-1 機動飛行: F-2A

本当にギリギリだったが、午前10時55分からはじまった築城基地第6飛行隊(ロクスコ)所属のF-2A支援戦闘機の機動飛行に間に合った。先日の築城基地航空祭(Tsuiki Air Show 2023)では、順光で”推し”のF-2Aの写真を沢山撮れて気をよくしたのだが、今回は予想通りの”ド逆光”で、真っ黒写真を量産してしまった。

それでも、帰宅後に撮れた写真を確認してみたら、逆光ならではの面白い写真も撮れていたので気をよくした(F-15やブルーインパルスも同様)。

築城基地 第6飛行隊所属のF-2A ”ド逆光”なので、補正してもこの程度にしかならない(トホホ)
F-2A 順光だったら悪くない写真だったのに・・・
モヤモヤの画像ながら、なかなか”いい感じ”で撮れたと思う(あいかわらず甘い自己評価)
急旋回するF-2A 逆光でヴェイパーが強調されて迫力が出ている(と思う)
ランディング・ギアを降ろしたまま上昇するF-2A
今回のF-2Aのベストショット

3-2 機動飛行 F-15:

今回の最大のお目当てはもちろん、第305飛行隊所属のF-15J戦闘機 2機による機動飛行。F-2Aと同じく、逆光ならではの迫力ある写真も撮れたし、背中も何とか撮ることができた。ただ、持ち時間が40分あったが、飛ばないスクランブル発進の展示(滑走路前で見ていないと何をやっているのか分からない)も含まれていて見せ場が少なかったように感じられた。

ところで、第305飛行隊といえば、ドラマ「空飛ぶ広報室」で、交通事故で”P免(パイロット免許のはく奪)”になる前に青井大祐 二尉(綾野剛さん)が所属していた飛行隊。当時(ドラマの放映は2013年)は百里基地所属で、F-4EJ戦闘機”ファントムⅡ”も現役だったが、第302飛行隊は2016年に新田原に移転、F-4EJは2020年にひっそりと退役してしまった。そのうち、F-2やF-15が退役してそれを懐かしく思う日がくるのだろうか(それまで元気にしてる?)。

離陸する第302飛行隊所属のF-15J
離陸する別のF-15J 下に写っているのは地上展示機のキャノピー
F-15J
F-15J 何とか背中を撮ったが、逆光で残念!
F-15J 背中を撮れたが、アングルが”イマイチ”
F-15J 上の写真の続き
F-15J 逆光で力強い写真が撮れた
F-15J この写真も逆光で迫力がでている
F-15J 上の写真の続き

3-3 曲技飛行 T-4(ブルーインパルス):

当日の天気は、若干の晴れ間はあるものの、基本的にうす曇り。築城基地航空祭のような青空+機体+白いスモークの3点セットは期待できなかった。一方、”ド逆光”でスモークの”モクモク”感が増して面白い写真が撮れた。とくに期間限定の演目「クリスマスツリー・ローパス」は、スモークが立体的に見えて「らしさ」が増したと思う。また、うす曇りでギラツキが減った太陽を絡めた写真が”絵になる”と思い、あえて”引き(=広角)”で撮ってみた。

ブルーインパルス たまに青空を背景に撮れるときがあった
「ダイヤモンド・テイクオフ&ダーティーローパス」 逆光でたくましく見える
「ファンブレイク」
「フォーシップインバート」
ときには逆光も悪くない
期間限定の「クリスマスツリー・ローパス」
「クリスマスツリー・ローパス」 上の写真の続き
太陽を絡めて”引き”で撮影
上の写真と同様、太陽を絡めたショット ゴーストが発生しているが、”無問題”
普段は、もっと”寄り”で撮影するのだが、あえて”引き”で勝負した
「スタークロス」 築城基地のときはスケールが大きすぎて24mmでも収まりきらなかったが、今回はOK!

4. 地上展示:

ツアーバスの出発時間まで余裕があったので、地上展示機/車両をカメラに収めた。しかし、2時半くらいになったら、隊員の方がロープで立入禁止エリアを広げはじめたので、最後はせわしない撮影になってしまった。

F-15J戦闘機
T-4中等練習機 芦屋基地所属の “レッドドルフィン”
E-2C早期警戒機
E-2C早期警戒機 翼をたたんだ状態で展示されていた
P-1哨戒機
C-2輸送機
16式機動戦闘車

5. 帰投機撮影:

まだエプロン地区にいたときから、地上展示されていたF-2A支援戦闘機やP-1哨戒機がエンジンをかけ、帰投準備を始めた。「しめた!お見送り写真が撮れるぞ」とよろこんだが、問題は、どこで撮影するかだ。エプロン地区で待った方がいいアングルで撮影できそうだったが、離陸のときには立入禁止エリアになってしまう恐れがあった。また、バスの集合時間に遅れてしまう可能性もあると考えて、観光バスの駐車場で撮ることに決めた。

観光バスの駐車場は滑走路に面していて、私が乗るツアーバスもそこで待機していたので、乗り遅れる心配はなし。ただ、滑走路の上がり側の端に位置していたので、前を通るときはかなり高度を上げていたので残念。また、前を通るシャトルバスに邪魔されて思うようなアングルで撮れない場面もあった。

いろいろ文句も言ったが、F-2A支援戦闘機、U-4多用途支援機、P-1哨戒機、T-400基本操縦練習機、SH-60K哨戒ヘリコプターのお見送り写真を撮ることができ、ちょっと得した気分になった。

F-2A 出入りするシャトルバスに邪魔されて離陸直後の写真が撮れなかった
U-4
P-1
P-1 上の写真の続き
T-400
SH-60K
SH-60K 上の写真の続き

6. 帰路:

フェリーの乗船時間までに余裕があったので、ツアー参加者全員で港に近いイオンモールに立ち寄って買い物をした。

買い物を終えてバスに戻ったら夕日がとても美しかったので、カメラの設定をマニュアルフォーカスに変えて撮影した。なんてことのない風景だが、こんな景色をカメラに収めるのもいいなと思った。

イオンモールに止められたバスの車窓から撮影

バスが宮崎港に着いたのは、午後5時半ごろ。すっかり日が落ちていたが、駐車場のパームツリーがシルエットになって美しかったので、ここでもマニュアルフォーカスで1枚撮った。

その後、すぐに行きと同じ船「フェリーろっこう」に乗船。船室の狭さは相変わらずだったが、疲れていたのでぐっすり眠ることができた。

宮崎港の駐車場 シルエットになったパームツリーが”いい感じ”
宮崎港で私たちを待っていてくれた?「フェリーろっこう」

「フェリーろっこう」は、翌朝(12月4日 月曜日)の7時半に神戸港に到着。ここで見学ツアーの参加者が散開したが、電車が通勤ラッシュで混んでいることが分かっていたので、9時前までターミナルの待合室で時間をつぶし、フェリーの写真を撮ったのち、行きと逆のルートで歩いて神戸三宮駅に向かい、道すがら、神戸税関本関や神戸関電ビルディング、東遊園地などの写真を撮った。神戸三宮からは私鉄を乗り継いで自宅最寄り駅まで行き、そこから歩いて11時ごろに帰宅した。

神戸港に接岸した「フェリーろっこう」
神戸税関本関 「本館」ではなく、「本関」だそうだ
神戸関電ビルディング
東遊園地と神戸市役所庁舎(左の奥) 紅葉が美しかった

7. おわりに:

逆光なりの面白い写真・迫力のある写真を撮ることができて有意義な撮影旅行だった。また、新田原基地航空祭を敬遠していた理由となる問題点をすべて実体験できたのもよかった。

やはり終日 ” ド逆光 ” は辛いので、新田原基地の航空祭見学は、今回が最初で最後になると思うが、津波注意報によるフェリーの延着も含めていい経験をさせてもらった。