2024年 浜松基地航空祭:小雨が降ったり止んだりでトホホ!! でもBIの写真はまずまず

2024年10月27日(日)に開催された「エアフェスタ浜松(以下、『AF浜松』2024)」に行ってきた。

中日新聞によれば、来場者数は約 4.5万人だった。

天候に恵まれず、 ” 映える ” 写真はなかなか撮れなかったが、ブルーインパルス(以下、「BI」)の撮影は、まずまずうまくいって楽しめた。

1. 天候:予報と実際:

いつも参考にしているすべての天気予報機関が「曇り」で、「一時」「ときどき」雨が降ると予報していた。それでも大方は雨が降り始めるのは夜だとしていたので何とかなるかな、と思って出かけた。

しかし、実際は、飛行展示の最中に小雨が降ることもあり、一時は傘をさしながらの撮影になった。気温は、Tシャツに長袖のシャツ、それにウインドブレーカーを羽織るくらいで、昼前からはウインドブレーカーなしで過ごすことができた。

2. 行き方:

AF浜松開催時は、JR浜松駅と浜松基地を結ぶシャトルバスが運行されるが、乗車時間が長い(Max 90分かかる?)うえ、恐ろしいほど混むので自力で行ったことがない。

なので、今年も旅行社が主催する夜行バスで行く0泊2日の見学ツアーを利用して行った。

3. 往路(大阪~浜松基地):

開催日前日(10月26日)のよる10時半に見学ツアーに参加してバスに乗車。ツアーバスは、前回の芦屋基地航空祭の際に利用したWILLER EXPRESSのバスに比べると前後方向に狭く、また臨席との仕切り版がなかったので、決して快適とはいえなかったが、いつものことなので問題なし。

バスは、開催日当日の未明に「浜名湖サービスエリア」に到着。そこで7時まで時間をつぶしたのち、航空自衛隊の浜松基地に向かって8時前に基地内の駐車場に到着した。

JR大阪駅前
浜名湖SAからの眺め

基地の南側にあるバスの駐車場から浜松基地北側の正門までは、そこそこの距離があったが、徒歩で移動して無事8時20分頃にエプロン地区に到着。従来通り、滑走路と基地施設・建屋の中間地点を撮影場所に決めた。

到着後、雨粒がポツリポツリと落ちてきたが、このときは傘をさすほどではなかった。

午前8時20分頃のエプロン地区の様子
こちらは午前中の飛行展示が終わったころのエプロン地区の様子
BIの飛行展示前のエプロン地区の様子 大変混みあっていた

4. 飛行展示:

4-1 オープニングフライト:T-4 & T-400

地元のT-4中等練習機 6機、T-400基本操縦練習機 3機によるオープニングフライトは、全9機、T-4のみ、T-400のみによる編隊飛行が行われた。

何れも高々度の飛行で、しかも逆光だったので絵になる写真は皆無。それでも各機が着陸するシーンは、樹木や地上展示機(C-130)、滑走路前の観覧者の合間を縫って何枚か撮ることができたが、見えたり隠れたりするので、ピント合わせに苦労した。

なお、離陸シーンは、地上展示機、観覧者が邪魔で、ほとんど見えなかったので、はじめから撮る気にならなかった。

T-400 3機、T-4 6機による編隊飛行
T-4のみによる編隊飛行
T-400のみによる編隊飛行
展示飛行を終えて着陸するT-4通常塗装機
着陸するT-4 ” 航空自衛隊70周年記念塗装機 “
着陸するT-400

4-2 救難展示:U-125A & UH-60J

このときの天気が最悪で、傘が必要なほどの雨が降ってきた。傘を手に持ちながらの撮影はできないので、背負ったリュックのショルダーストラップに傘ホルダーを装着、そこに傘を固定して撮った。とはいえ、装着になれていなかったので、頭と左肩で傘の柄を押さえながらの撮影で集中するのが難しかった(言い訳っ!)。

フライト自体は定番の内容で、U-125A救難捜索機が会場上空を旋回するなか、UH-60Jが地上の要救助者を救出する場面が再現された。

U-125A
会場上空を旋回するU-125A
UH-60J
UH-60J

4-3 展示飛行:E-767

地元のE-767 早期警戒管制機(AWACS)は、機体を大きく傾けて旋回する場面も見せてくれたが、曇り空がバックではメリハリなし。それでも会場上空を低空で航過する際や着陸する際は、” それなり ” の写真が撮れた。

機体を大きく傾けて旋回するE-767
E-767
低空飛行で会場上空を航過するE-767
展示飛行を終えて着陸するE-767

 

4-4 機動飛行:F-15J

岐阜基地からやってきたF-15J戦闘機は、キレのある機動飛行を披露。何とか背中も撮ることができたが、逆光+曇り空で ” イマイチ ” の写真ばかりで残念だった(またまた言い訳 ! )。

岐阜基地所属のF-15J
F-15J バッチリ背中を撮れたが、逆光がきつくて残念!
F-15J

4-5 機動飛行:F-2A

岐阜基地がAF浜松に向けた機動訓練飛行を10月中旬に実施していてその際の動画がYouTubeにアップされていた。そこで飛んでいたのが通常塗装(洋上迷彩塗装)のF-2B支援戦闘機だったので、本番も同じ機が飛ぶんだろうなと思っていた。しかし、やって来たのは、昨年と同様、F-2Aの試作機で、白地に赤いストライプが映える#501号機だったので、大いにテンションが上がった。一方、曇り空(ときどき小雨)を高速で飛行する白い機体を追うのは肉眼でも難しく、カメラのファインダーで捉え続けるのに大苦戦。何度もロストしたがあきらめずに最後まで追い続けた。

ランディング・ギアを降ろし、低空で航過するF-2A試作機
F-2A
F-2A
対地攻撃姿勢をとるF-2A

4-6 曲技飛行:T-4ブルーインパルス仕様機

曇り空にBIの飛行展示は ” 映えない ” のは分かっていたが、練習になると思って ” まじめに ” 撮影した。その甲斐もあってか、「ファン・ブレイク」をうまく撮れたし、「オポジットコンティニアスロール」や「タッククロス」で2機が交差する場面をバッチリ押さえることができて大満足だった。

「ダイヤモンドテイクオフ&ダーティローパス」
「フェニックス・ローパス」
「ファン・ブレイク」
「ダブルナイフエッジ」
「オポジットコンティニアスロール」
「タッククロス」
「フォーシップインバーテッド」
「ローリングコンバットピッチ」
「コークスクリュー」

5. 地上展示:

何にも飛ばない時間が2時間弱あったので、ゆっくり地上展示機を撮ることができた。とはいえ、背景が曇り空で冴えない写真ばかり。

ずらりと並んだ ” 7機 ” のT-4 BI機
T-4中等練習機 ” 70周年記念塗装機 “
別のT-4中等練習機 記念塗装機
幼稚園児が描いた予備タンクを装着したT-4中等練習機
T-400基本操縦練習機 記念塗装機
T-7 初等練習機
F-2A 支援戦闘機
F-15J 戦闘機
E-2D 早期警戒機
C-130H 戦術輸送機

 

6. 帰路:

ツアーの集合時間は午後3時半だったが、2時前にBIの飛行展示が終わり、また、傘が必要なほどしっかり雨が降って来たので、皆はやめにバスに戻り、3時過ぎに基地の駐車場を後にした。例によって基地を出るまでに時間を要し、高速に乗ったあとも軽い渋滞に遭遇したが、そのあとは驚くほど順調で予定時間より3時間も早い7時過ぎに大阪・梅田に到着した。

なお、今年もJR浜松駅行きのシャトルバスに乗るための大行列ができていて、改めて自力見学の難しさを実感した。

7. おわりに:

天気予報よりも悪い天気で、飛行展示中に傘をさすような場面もあったが、それなりに楽しめた。

今年、天気予報の結果を見て静浜基地と松島基地の航空祭の見学を直前にパスしたが、今後、開催される大好きな岐阜基地や築城基地の航空祭に行くつもりだが、よほど酷い予報でないかぎりチャレンジしたいと思っている。

 

 

 

 

2023年 浜松基地航空祭:曇りのち晴れで絶好のブルーインパルス日和(ただし逆光)!

2023年10月29日(日)に開催された「エアファスタ浜松2023」に行ってきた。この基地の航空祭は、終始逆光での撮影。さらに今回の飛行展示は午後1時半までで、正味の飛行展示時間は、わずか100分。また、帰りの道路渋滞が予想され、帰阪時間が遅くなる可能性が高い。ということで、タイパ、コスパが悪いのは重々承知していたが、岐阜基地所属のF-15J戦闘機、F-2支援戦闘機の機動飛行をカメラに収めたくて「エアフェスタ浜松2023」に行ってきた。

午前中は曇っていたが、昼前から晴れてきて絶好のブルーインパルス日和になった。青空にブルーインパルス機の白いスモークが映えて美しかったが、”逆光が基本”の航空祭なので、終始、露出補正の設定を気にしながらの撮影になった。

1. 往路:大阪➝浜松基地

新大阪駅➝浜松駅は新幹線を使えば1時間半で行けるし、JR浜松駅から浜松基地までシャトルバスが運行されるので単独で行くことも可能だが、私は、エアフェスタ浜松を見学する際は毎回バスツアーを利用してきた。それは、シャトルバスの乗車時間が長いし(道路状況によっては90分かかるといわれている)、始発のバスに乗ってもオープニングフライトが始まる午前9時までに到着できない可能性が高いから。

ということで、今回も、いつも利用している旅行社主催のバスツアーを利用して行ってきた。大阪出発は前日(10月28日)の夜で当日未明に浜名湖SAに到着して時間調整をした。浜名湖SAでは、11月3日公開の映画「ゴジラ-1.0」とのコラボ企画が行われており、ゴジラの実物大?の足跡が造られていた。浜松で映画のロケが行われたのがきっかけで企画されたとのこと。

映画ゴジラシリーズといえば、私は1作目・2作目公開当時は生まれておらず、3作目の「キングコング対ゴジラ」から9作目の「怪獣総進撃」までリアルタイムで映画館で見た。その後も子供と一緒に平成ゴジラシリーズを見たり、2016年公開の「シン・ゴジラ」を楽しんだりしていたが、今度の「ゴジラ-1.0」も面白そうなので劇場で見たいと思っている。

当日の午前7時頃の浜名湖(浜名湖SAで撮影)
浜名湖SAでは、11月3日公開の映画「ゴジラ-1.0」とのコラボ企画をやっていた
浜名湖SA内に造られた”実物大”?のゴジラの足跡

バスが浜名湖SAを出たのは午前8時。添乗員の方によれば、「浜松基地は市街地にあるので、早めに行って路上待機することができない。開場前に着いてしまうと開場まで基地の周辺をグルグル回り続けることになって入場が遅くなるので、これくらいのタイミングが丁度いい」とのことだった。とはいえ、オープニング(フライト)の開始が午前9時だったので、間に合うか心配していたが、8時半過ぎに基地内の駐車場に到着。15分程度歩いて手荷物検査場に行き、何とか9時前にエプロン地区に辿り着くことができてホッとした。

滑走路手前は地上展示機が邪魔になるし、先に来ていた人たちで埋まっていたので、滑走路と基地施設の中間地点を撮影場所に決めて陣取った。

9時半頃のエプロン地区の様子

2. 飛行展示:

2-1 オープニング:T-4 & T-400

地元機によるオープニングでは、はじめにT-4中等練習機6機とT-400輸送機・救難機等基本操縦練習機3機による編隊飛行、続いてT-4だけによる編隊飛行、最後にT-400だけによる編隊飛行が行われた。編隊・航過飛行のみで、しかも曇っていたので、” 映える ” 写真は撮れなかった。

T-4とT-400による編隊飛行
T4のみによる編隊飛行
T-400のみによる編隊飛行

2-2 救難展示:U-125A & UH-60J

こちらも地元機による飛行展示。U-125A救難捜索機が上空を旋回する中、UH-60J救難ヘリコプターから隊員が地上に降下して要救助者をヘリコプターに引き上げる、という定番の内容だった。

離陸したU-125A 救難捜索機
U-125Aは会場上空で旋回を続けていた
要救助者の上空でホバリングするUH-60J 救難ヘリコプター
ロープを使ってUH-60Jから降下する救難隊員2名

2-3 展示飛行:E-767

昨年の航空祭では姿を見せなかったが、今年はE-767早期警戒管制機(AWACS)の展示飛行を見る/撮ることができた。旅客機ベースで背中に大きくて重そうなレーダーを背負っているにもかかわらず急角度で旋回する様は圧巻。また、着陸時にトラブルが発生する場合に着陸を中止して上昇するゴーアラウンドを再現する場面もあった。

大きなレーダーを背負ったE-767
E-767
急角度で旋回するE-767
「ゴーアラウンド」を再現するため低高度でやってきたE-767 手前に見えるのはC-130Hの主翼
「ゴーアラウンド」をするE-767

2-4 機動飛行:F-15J

例年通り?岐阜基地からやってきたF-15J戦闘機がダイナミックな機動飛行を行った。

わずか15分の”持ち時間”だったが、背中を見せての航過やタッチアンドゴー、ヴェイパーを引きながらの急旋回、ハイレートクライムなどを披露してくれた。

背中を見せて会場正面を航過するF-15J 戦闘機
翼端からヴェイパーを引きながら旋回するF-15J
「タッチアンドゴー」のあと、ハイレートクライムをするF-15J
ハイレートクライムをするF-15J
F-15J

2-5 機動飛行:F-2A

私の最大のお目当ては岐阜基地からやってくるF-2A支援戦闘機の機動飛行。最近は、白・赤・青のテスターカラーで彩られた試作502号機がやってくることが多かったが、今回は、紅白の試作501号機だった。この501号機とは今年の「小牧基地オープンベース2023」でも出会っていたが、まともな写真が撮れずに悔しい思いをしていた。今回こそは、何とかものにしようと懸命に追いかけた結果、”そこそこ”の写真を撮ることができた。

なお、午前中の飛行展示はこのF-2の機動飛行が最後で、午前10:45には終わってしまった。

岐阜基地所属のF-2A 支援戦闘機 試作501号機
背中を見せながら航過するF-2A 翼端、主翼付け根からヴェイパーが出ている
地上攻撃態勢で接近するF-2A
紅白のテスターカラーで彩られたF-2A試作501号機
ランディングギアを降ろし、エンジン停止トラブル発生時の滑空飛行を再現するF-2A

2-6 曲技飛行:T-4ブルーインパルス仕様機

午後は、ブルーインパルスの飛行展示のみ。逆光ではあったが、青空の下、機体を煌めかせ、白いスモークを出しながら華麗な曲技飛行、編隊飛行を展開するT-4ブルーインパルス仕様機をカメラに収めることができた。

※分かる範囲で演目名を書いてみたが、間違っている可能性もあるのでご承知おき、ご容赦いただきたい。

離陸する1番機
「ファンブレイク」
「ワイドトゥデルタループ」?
「フォー・シップ・インバーテッド(部分)」
「ワイド・トゥー・デルタ・ループ」
バーティカルキューピッド
スタークロス
「タッククロス」

3. 地上展示:

最後の飛行展示であるブルーインパルスの曲技飛行が午後1時半には終わってしまい、ツアーの集合時間まで十分な時間があったので、ゆっくりと地上展示機や空自・陸自車両の写真を撮ることができた。

午後2時頃のエプロン地区の様子 飛行展示がすべて終わってしまったので、かなり人が減ってきていた
T-4 中等練習機
F-2A 支援戦闘機
E-2C 早期警戒機
T-400 輸送機・救難機等基本操縦練習機
UH-60J 救難ヘリコプター
C-130H 窓から浜松市のゆるキャラ「出世大名 家康くん」の人形が見える
上の写真の「家康くん」の部分を拡大したもの

4. 帰路:

ツアーバスの出発時間(午後3時)に間に合うよう、2時過ぎにエプロン地区を離れ、行きと同様、徒歩で観光バス駐車場に向かった。観光バス・タクシー乗り場に向かうルートは人が少なく、サクサクと歩けて15分程度で到着したが、一方、シャトルバス乗り場に向かうルートは、エプロン地区から長蛇の列ができていた。私も単独で行った昨年の小松基地や百里基地の航空祭で、帰りのシャトルバスを待つ列に長時間並ぶ辛い経験をしていたが、今回のエアフェスタ浜松の列はそれとは比べものにならないレベルだと思った。そのせいか、体調不調者が出たようで、救急車が出動していた。やはり、エアフェスタ浜松の見学は、バスツアーを利用するに限ると再認識した。

私の乗ったツアーバスは予定通り、午後3時に駐車場を出発。途中、何度か渋滞に巻き込まれたりしたが、添乗員さんと運転手さんの的確な判断・運転により、予定よりも2時間近く早い午後8時15分頃に大阪・梅田に到着した。

以前のエアフェスタ浜松では、終電車に合うか心配になるほど遅くなったこともあったので、それを思うと今回は本当についていたと思う。

帰りも浜名湖SAで休憩をとった

5. おわりに:

今回の撮影結果は、順光かつ好天下の撮影でよい結果を残せた先日の小松基地航空祭に比べると ” イマイチ ” だったし、トータルの飛行展示時間が100分というのは不満だったが、因縁のF-2A試作501号機やF-15Jの背中をカメラに収めることができた。また、心配していた道路の渋滞もそれほど酷くなく、早い時間に帰阪できたので、全体的には、行ってよかったと思う。

次に挑む航空祭は、11月12日(日)開催の岐阜基地航空祭。今年は順光で撮影できる南会場も開放される。当日の天気がどうなるか、上手く撮影できるか分からないが、今から楽しみで仕方がない。

2022年 浜松基地航空祭:3時間足らずの飛行展示だったが、結構楽しめた‼

2022年10月23日(日)に開催された「エアフェスタ浜松2022年」に行ってきた。今回の「エアフェスタ浜松」は、小松基地や岐阜基地と違って事前登録なしで入場できる一方、飛行展示が12:30からの3時間弱という変則的なスケジュールだった。しかも浜松基地はエプロン側から撮影すると終日逆光になるので、行こうかどうしようか迷った。しかし、岩国基地、美保基地、小牧基地の航空祭は今年も開催されず、岐阜基地航空祭は抽選で外れれば基地内に入れない。さらに新田原基地と百里基地は同日開催とあって、えり好みをしている場合ではないと考えて行くことにした。

1. 往路:

当初、夜行バスで浜松まで行き、シャトルバスを使って浜松基地に行くつもりだったが、今までよく利用していた旅行社が0泊2日のバスツアーを運営することが分かったので、そちらに切り換えた。今回は帰りの出発時間が午後4時で下手をすると終電を逃す可能性もあったが、小松基地航空祭でシャトルバスに乗るため2時間弱も待たされてヘトヘトになった苦い経験からバスツアーを選択した。

ツアーバスの席はミニマムで決して快適ではなかったが、特にトラブルもなく、開催日当日の早朝に浜名湖SAに到着して浜松基地のバス駐車場が開くまで待機。その間にSA内で朝食を摂るとともに散歩をした。天気予報では”晴れ”だったが、朝の7時過ぎの様子は下の写真の通りで、曇り空を覚悟した。

早朝に浜名湖SAに到着し、浜松基地のバス駐車場が開くのを待った

午前9時頃にツアーバスが基地に到着したので、さっそくエプロン地区に向かった。飛行展示開始まで3時間くらいあったので、ゆっくり地上展示機や車両を撮影して回ることを考えていたのだが、すでに多くの入場者が来ていたので、そそくさと切り上げて場所を確保することにした。勿論、最前列はすでに埋まっていて、前に5~6人くらいいるような場所で撮影することに決めた。浜松SAで待機していたときは曇りがちだったが、このころには晴れあがっていた。嬉しいと思う反面、逆光がきつくなるのでカメラの露出補正が難しくなるので嫌だなと感じた。

午前9時半頃にはかなり多くの入場者がいた
このとおりの人出だった

2. 飛行展示:

2-0 気象観測?:T-4 & T-400

飛行展示開始までかなり時間があったので退屈するのでは、と思っていたが、10時半ごろ、滑走路の反対側(南側)に駐機していた観測飛行をT-4中等練習機に動きがあり、しばらくして相次いで離陸していった。場内アナウンスがなかったが、観測飛行のためだったのではないかと思う。また、11時過ぎにはT-400基本練習機も離陸していった。

これを機会にカメラの露出補正値をいろいろ変えて撮影し、とりあえず+1.7に設定した。

気象観測(多分)のために離陸したT-4中等練習機
T-400基本操縦練習機も離陸していった

2-1 オープニングフライト:T-4 & T-400

オープニングフライトは、地元機のT-4中等練習機6機とT-400基本操縦練習機3機によって行われ、全9機で編隊を組んだり、同じ機種同士で編隊を組んだりした。

T-4中等練習機による編隊飛行  逆光がきつく、露出補正を+1.7にしてもこんな感じ
T-4中等練習機×6機、T-400基本操縦練習機×3機による編隊飛行

2-2 救難展示:U-125A & UH-60J

救難展示も地元機のU-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターが活躍。定番の演目だが、U-125Aが会場周辺を周回飛行する間にUH-60Jが救難活動の様子を再現してみせた。なお、UH-60Jからパラシュート降下するアトラクションも予定されていたが、強風(西風が強かった)のため、中止となった。

U-125A救難捜索機
U-125A
UH-60J救難ヘリコプター  ド逆光で真っ黒!

2-3 機動飛行:T-4

その次も地元機の出番で、T-4中等練習機が機動飛行を行った。ブルーインパルスのT-4とは仕様が違うが、小さな機体の能力を最大限に活かして軽快に飛び回った。

T-4中等練習機
T-4

2-4 機動飛行:F-15J

そして、待ってました ‼ 岐阜基地の飛行開発実験団からやってきたF-15J戦闘機の機動飛行が始まった。事前に公開されていたF-15Jの持ち時間?は ” たったの ” 15分だったので、物足りないと思っていたが、実際に激しく飛び回るF-15Jを追いかけるには十分過ぎるくらいだった。一度機体にピントを合わせても前や横の人の頭に邪魔されて(失礼っ!)、ピントを合わせ直すのに手こずったり、急上昇・急旋回後の機体をレンズごしに探すのに手間取ったり、急旋回後の背中を撮るため腰を思い切りひねったり(老体にはキツイ!)してヘトヘトに疲れてしまった。

岐阜基地からやってきたF-15J戦闘機
F-15J
尾翼の陰が主翼にかかり幾何学迷彩のように見える(私だけ?)F-15J
F-15J
F-15J このアングルもなかなか良い

2-5 機動飛行:F-2A

次も岐阜基地飛行開発実験団に所属するF-2A支援戦闘機の機動飛行 ‼ 飛行開発実験団所属のF-2支援戦闘機の試作101号機、102号機、502号機の各機は、通常塗装(洋上迷彩)とは異なるテスターカラーをまとっているが、私は502号機のカラーリングが最も好きなので大いにテンションが上がった。

先程のF-15J撮影時と同様にピント合わせやズーミングに失敗して絶好のシャッターチャンスを何度も逃したが、諦めずにF-2Aを追い続けて、再びヘトヘトになった。考えてみれば、コロナ過前は各演目の間の待ち時間?がそこそこあったので、腕を休め、次に備える余裕があったのだが、今回は、正味3時間弱の中で6つの飛行展示が続いたため、かなりハードな撮影だったと言える。

岐阜基地からやってきたF-2A支援戦闘機(試作機)
F-2A
F-2A ド逆光だが、ここまでくるとかえって絵になる?
F-2A テスターカラーに彩られた502号機
岐阜基地に帰投する前に激しく機体を回転させながら航過飛行を行ったF-2A

2-6 曲技飛行:T-4ブルーインパルス

最後は、ブルーインパルスの曲技飛行。9月の小松基地航空祭では、アグレッサー部隊の “ 前座 ” に甘んじていた?が、今回は、定番通りに ” トリ ” を務めた。大人気のブルーインパルスの展示飛行とあって、いつの間にか人が前方に集まってきていて、さらにピント合わせやズーミングが難しくなった。また、ツアーの集合時間(午後4時厳守)が気になってあまり集中できなかったが、最後の演目「コーク・スクリュー」まで粘って撮影した。「コーク・スクリュー」は「引き(広角)」のアングルで2機のスモークの軌跡が分かるように撮るのが定番だと思うが、今回は最後に接近した2機が水平飛行に戻って会場を離脱する場面もしっかり捉えることができた。

離陸するT-4ブルーインパルス2番機
「ダーティー・ターン」  逆光でスモークが強調されて力強さを感じさせられる
「ファン・ブレイク」
ギア・ダウンのままハイレートクライムを行う6番機
「フォー・シップ・インバート(部分)」
「コーク・スクリュー」その1 5番機が背面飛行し、6番機が回っている状態から・・・
「コーク・スクリュー」その2 5番機が徐々に水平飛行に戻し・・・
「コークスクリュー」その3 6番機も水平飛行に戻っていく

3. 地上展示:

地上展示機・車両の写真は、エプロン地区で場所取りをする前に”チャチャッ”と撮った。F-15J戦闘機やF-2A戦闘機、ブルーインパルス機の周りには人が大勢いたので、パスした結果、C-2輸送機の他は「働くクルマ」大特集になってしまった(笑)。

C-2輸送機
基地防空用地対空誘導弾
アンテナ・マスト・グループ(AMG)
81式短距離地対空誘導弾
高機動車+短距離地対空誘導弾
救難消防車IB型 ローゼンバウアー・パンサー6×6

4. 帰路:

私も含め、ツアー参加者が全員時間通りに集合したので、午後4時には帰路につけた。添乗員の方によれば、従来は観光バスの駐車場所が基地出口から遠く、出るまでに1時間程度掛かるのがザラだったそうだが、今回は、出口に近い駐車場所だったので乗車してから10分程度で基地を出ることができた。途中、浜松SAで休憩したが、夕日に照らされて水面を輝かせていた浜名湖がとても美しく、心の疲れを癒してくれた。そのあとのバス運行も順調で、夜の10時前に大阪駅周辺に到着できて安心した。

帰路も浜名湖SAで1回目の休憩をとった  夕日が美しかった

5. おわりに:

今回のエアフェスタ浜松で今年4回目の航空祭となり、やっと、自分の「伸びしろの大きさ(=下手さ)」を受け入れ、肩の力を抜いて撮影することができるようになった。

この記事を書いている時点で11月4日の岐阜基地航空祭の観覧者抽選に当選できるか分からないが、当たれば是非行きたいし、そのあとの築城基地航空祭(11月27日)、百里基地航空祭(12月4日)は抽選なしで入場できるようなので行く気満々である。ただ、頑張りすぎると空回りするので、うまく力を抜いて気軽に楽しめたらいいなと思っている。