2025年 築城基地航空祭:ブルーインパルス(BI)の来基で大混雑だったが、結果は上々

2025年11月30日(日)に開催された「令和7年度 築城基地航空祭」に行ってきた。

” F-2推し ” の私にとって築城基地航空祭は、大のお気にいり。なので、雨でも降らない限り行こうと思っているが、今回は不安な点が 1つあった。それは、BIの来基・飛行展示があること。BIは、だいたい 1年おきにやってくるが、そのたびに大混雑が発生して撮影や移動(特に帰り)が大変になるし、F-2の展示飛行時間が短縮されるので、ついつい憂鬱になってしまう。それでも、大好きな航空祭なので、我慢を強いられるのを覚悟の上で出かけた。

なお、当日の来場者は、約 8.2万人。昨年(BIなし)の約 3.7倍、一昨年(BIあり)の約 1.2倍に相当する人出だった。

1. 天候:予報と現実:

予報通り、前日(11月29日)は、晴れ。当日(11月30日)もほぼ晴れだったが、一時的に雲が広がった時間帯があった。

前日の気温は、最低気温が 約 2℃、最高気温が約 16℃だった。当日は、最低気温が約 4℃、最高気温が約 21℃にまで達した。

朝の予想最低気温が低かったので、Tシャツ(前日は長袖、当日は半袖)+長袖シャツ+トレーナー+ダウンベスト+ジャンパー+ウインドブレーカーを着用して臨んだが、昼前から暖かくなってきたので、ダウンベストやウインドブレーカーは脱いでしまった。さらに当日は昼前からかなり暖かくなり、ジャンパーも不要になった。

2. 行き方:

いつも利用する旅行社が見学ツアーを企画・販売していたが、前日の予行演習の撮影ができること、当日、確実に早い時間で基地に行けることから、今年も自力・単独で行くことにした。

3. 使用カメラ:

メインカメラ:RX-10M4(24-600mmレンズ)

サブカメラ:RX-100M6(24-200mmレンズ)

4. 移動:

4-1 大阪・梅田~小倉:

28日(金曜日)の午後 9時15分に大阪・梅田を出るWILLER EXPRESSの夜行バスに乗るため、7時半過ぎに自宅を出てバスターミナルが入っている梅田スカイビルに行った。

大阪・梅田のヨドバシカメラ
「グランフロント大阪」の南館せせらぎテラスに設置された大型アート《MUSE》
梅田スカイビル

バスは予定通り、翌日29日(土曜日)の午前 5時10分頃にJR小倉駅の周辺に到着した。

今回もお世話になったWILLER EXPRESSの夜行バス
29日の早朝 5時10分頃に「小倉駅」前に到着した

4-2 小倉~築城~松原展望台広場:

JR小倉駅からJR在来線(日豊本線)の宇佐行きに乗って「築城駅」に移動。6時13分に到着し、築城基地正門前の交差点で左折。あとは基地沿いに約 30分歩いて「松原展望台広場(以下、『広場』)」に到着した。

辺りはまだ暗かったが、広場にはすでに多くの人が来ていた。

「小倉駅」を5時 33分に出る電車で「築城駅」に向かった
早朝の「築城駅」のホーム
築城基地の向こうに昇る朝日(「松原展望台広場」で 7時 10分ごろ撮影)

5. 予行風景の撮影:

午前 9時過ぎから予行演習が始まり、昼まで撮影した。

広場は基地中心部からかなり遠く、しかも ” ド逆光 ” なので、たいした成果は期待していなかったが、それでもBIの写真は、なかなかいいものが撮れたと思う(自画自賛)。

なお、C-2輸送機に展示飛行の予定はなかったが、何回か出入りしていたので、着陸シーンを撮ることができた。

アフターバーナーを使って離陸するF-2A
編隊を組んで上昇する第 6飛行隊の F-2A
BIの 5番機と 6番機
BI 上の写真の続き
BI 上の写真の続き 2機がほぼ重なって 1機のように見える面白い写真が撮れた
BIの「フォー・シップ・インバート」
予行演習を終えて着陸するブルーインパルス 1番機
着陸するF-2A戦闘機
着陸するC-2輸送機

BIの予行演習が午後 1時前に終了したが、すぐに行くと駅前が混んでいると考えてしばらく広場で時間を過ごしてからゆっくり歩いて「築城駅」に向かった。

「築城駅」には、午後 1時43分に到着したが電車が出たばかりで、1時間弱待つことに。しかたがないので、ホームで駅を通過する特急列車などを撮って時間をつぶした。結局、 2時42分発の電車に乗り、3時過ぎに「中津駅」に到着して予約していたホテルにチェックインした。

なお、ホームで待っていたら陸自のV-22輸送機 オスプレイが築城基地に近づいてきたのに気づいて撮影したが、距離があったのでまともな写真は撮れなかった。

883系の青い「特急ソニック」
こちらは、885系の白い「特急ソニック」
この普通電車に乗って「中津駅」に向かった
地上展示を行うために築城基地に飛来した陸上自衛隊のV-22 オスプレイ
午後 3時過ぎに「中津駅」に到着した

6. 当日の移動:中津駅~築城駅~築城基地

今年はBIの展示飛行があるので電車が混むのは必至。なので、「中津駅」を朝 5時 8分に出る始発電車に乗り、 5時29分に「築城駅」に到着。すぐに築城基地まで歩き、5時 40分頃には手荷物検査を待つ列に並んだ。

昨年同様、 6時半過ぎに手荷物検査が始まり基地に入場。以前にエプロン地区に急ぐ人が転んで怪我をする事故が発生したことを受け、今年も段階的に立入可能エリアを拡げる対策がとられ、エプロン地区に到達したのは昨年よりも若干遅い 7時半頃だった。

手荷物検査を待つ人たちの列に並んだ直後の様子  まだ、真っ暗だった
だんだん、日が昇ってきて・・・
朝焼けで空がオレンジ色に染まった
私の撮影ポジションから撮った 6時頃の管制塔の様子

撮影ポジションは、例によって滑走路と基地施設・建屋との中間地点。頑張れば、 ” 滑走路かぶりつき ” のポジションを確保できなくもなかったが、人口密度が高い場所はストレスがたまるので、迷わずパスした。 

なお、BIの来基によるエプロン地区の大混雑を予想していたが、今年は、椅子やレジャーシートを使用できる場所が格納庫前に設定されていて多くの方たちがそちらにいったので、BIの展示飛行が始まるまでは、それほど混まなかった。

7. 飛行展示:

雨の心配はまったくいらなかったが、雲が広がって日が陰ることもあったので、カメラの「露出補正」の設定が難しかった。

7-0 天候偵察:T-4

午前 7時半過ぎに 1機のT-4中等練習機が離陸し、天候偵察を行った(と思う)。

離陸したT-4 尾翼の部隊マークは「黒ヒョウ」だ
T-4 上の写真の続き

7-1 オープニングフライト:F-2A

第 6飛行隊(=ロクスコ)所属のF-2A戦闘機が 3機、第 8飛行隊(=ハチスコ)所属のF-2A戦闘機が 3機、次々に離陸して編隊航過飛行を披露した。

ロクスコ所属のF-2A
ハチスコ所属のF-2A
3機編隊でやってきたロクスコ所属機
上の写真の続き
こちらは、ハチスコ所属の 3機
上の写真の続き

7-2 救難展示:U-125A & UH-60J

「絶滅確定機種」であるU-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターが要救助者を救難する場面を再現した。

U-125A
U125A
UH-60Jから降下する救難隊員
UH-60J

7-3 航過飛行:T-4

芦屋基地所属のT-4中等練習機 ” レッドドルフィン ” 2機が航過飛行を行った。今年は、小松基地航空祭と日程がダブり芦屋基地航空祭に行けなかったので、築城で撮れてよかった。

芦屋基地所属のT-4 ” レッドドルフィン “
T-4 上の写真の続き
T-4 上の写真の続き

7-4 飛行展示:OH-1

陸上自衛隊所属のOH-1観測ヘリコプターが、アクロバティックな展示飛行を披露した。

OH-1 シャッタースピード 1/125秒で撮影
OH-1
OH-1
OH-1 激しい動きについていけなかったので、やむをえずシャッタースピード 1/1,250秒に設定

7-5 機動飛行:F-2A

ハチスコ所属のF-2A戦闘機 2機が、キレキレの機動飛行を披露。

背中バッチリの写真やコンバットブレイクの写真が撮れて大満足だった。

F-2A
F-2A 2機によるコンバットブレイク その1
コンバットブレイク その2
コンバットブレイク その3
F-2A 別のコンバットブレイク 遠かったので、超トリミング
F-2A

7-6 曲技飛行:EA-300

「ウイスキーパパ」のエクストラEA-300によるアクロバット飛行は、相変わらず華麗。本来だったら、シャッタースピードを遅するべきだったが、手抜きをして 1/1,600秒で撮ってしまった。

EA-300
EA-300
EA-300

7-7 機動飛行:F-15J

新田原基地 第305飛行隊所属のF-15J戦闘機による機動飛行も ” 背中見せ見せ ” だった。

F-15J
F-15J
F-15J

7-8 飛行展示:T-7

BIの展示飛行の時間が迫っていたので、トイレに行っていたらその間にT-7初等練習機による飛行展示が始まっていて、防府北基地に帰る後ろ姿しか撮れなかった。

T-7
T-7

7-9 曲技飛行:T-4ブルーインパルス仕様機

一部、雲がかかっていたが、青空の下、BIが見事な編隊飛行、曲技飛行を展開し、来場者を喜ばせた。

いつも、5番機と6番機が会場正面で交差する「オポジットコンティニアスロール」と「タッククロス」の撮影には、「全集中」で臨んでいる。今回の撮影はタイミング的にはどちらもOKだったが、「オポジット~」は、手ブレ大。画像編集ソフトで何とか修正した。

BI 1~3番機の離陸
BI 「ダイヤモンド・テイクオフ」
BI 「ファンブレイク」
BI 「ダブルナイフエッジ」
BI 「オポジットコンティニアスロール」 手ブレが大きかったので、画像編集ソフトで修正
BI 「タッククロス」
BI 「フォー・シップ・インバート」
BI 「サクラ」
BI この時期限定の「クリスマスツリーローパス」
BI コークスクリュー」

7-10 模擬空対地射爆撃:F-2A

ロクスコ所属のF-2A戦闘機 4機による「模擬空対地射爆撃(AGG)」を披露した。

私は、高高度かつ直線的な飛行が中心で、近くでの ” ひねり ” が少ないAGGをどんなふうに撮ったらおもしろいのか分かっていないので、今回も不完全燃焼のまま終わってしまった。

離陸したロクスコ所属のF-2A
F-2
4機編隊で飛ぶF-2A
今度は 2機編隊で飛ぶF-2A
F-2A
F-2A
F-2A

8. 地上展示:

飛行展示が 2時に終わったので、エプロン地区を回って地上展示機を撮影した。

T-4 ブルーインパルス仕様機
T-4 ブルーインパルス仕様機の 1番機
陸上自衛隊所属のV-22輸送機 ” オスプレイ “
C-2輸送機
C-130H輸送機
KC-46A空中給油・輸送機
U-125A救難捜索機
U-4 多用途支援機
C-12輸送機
ウイスキーパパのエクストラEA-300
CH-47J輸送ヘリコプター
OH-1 観測ヘリコプター
UH-2汎用ヘリコプター

9. 帰路:

9-1 築城~小倉:

地上展示機の撮影を終えて午後 2時45分頃に基地を出る人の列に並んだが、長蛇の列。しかもなかなか進まず、基地を出られたのは約 1時間 40分後の 4時25分。そのあとも駅に向かう長い列に連なってトボトボ歩き、さらに「築城駅前」で電車の到着・順番を待ったので、小倉行きの電車に乗れたのは、4時55分。当然、電車内はすし詰め状態で苅田駅を出るまで座れなかった。

なお、基地内で列に並んで待っていたら、陸自のV-22輸送機オスプレイが離陸し、駐屯地に帰投する様子をカメラに収めることができた。

2時半過ぎにエプロン地区を後にした
基地から出る人たちの列 この先、大きく蛇行していたのでゴール(基地の正門)は、まったく見えなかった
駐屯地に帰投するV-22
4時半過ぎにやっと築城駅前の交差点に辿り着いた

9-2 小倉~自宅:

一時は、間に合わないのではないかと心配したが、なんとか予約していた新幹線(午後 6時19分「小倉駅」発)に乗車できて新大阪に向かった。

なお、「小倉駅」で乗車する新幹線を待っている間に他の車両を撮影していたら、 何やら変わった色合いの新幹線が入場してきた。近づいてみたら何と「ONE PIECE新幹線」だった。

「ひかりレールスター」
「ONE PIECE新幹線」
「ONE PIECE新幹線」
「ONE PIECE新幹線」

「新大阪駅」でJR在来線に乗換えて自宅最寄り駅に移動。妻が車で迎えに来てくれていたので、すぐに自宅に向かい、 9時前に帰宅できた。今回、ヘトヘトになっていたので妻のお迎えがうれしかった。感謝 !!

10. おわりに:

今年後半の航空祭は悪天候が続き、行くのを止めたり(松島、浜松)、撮影がボロボロだったり(小松)、プログラムが変更されたり(岐阜)して残念だったが、今回の築城は天気の心配をせずに撮影できて本当によかった。

なお、今回、基地から出る列に並んでから電車に乗れるまで 2時間強かかり、疲労感がハンパなかったが、帰宅後に一昨年の築城基地航空祭(BIあり)のブログ記事を確認したら、所要時間の差はせいぜい20~30分程度(今回の方が長い)だった。それなのに、当時のブログには、「疲れた」「しんどかった」といったネガティブなコメントは皆無だった。やはり、この歳になると気づかぬうちに体力・気力が衰えてきているのだろう。残念だが、それが自然の摂理。だからこそ、体が動くうちは多少無理をしても、出かけていきたいと思った。

2024年 築城基地航空祭:失敗も多かったがやり切って大満足

2024年11月24日(日)に開催された「築城基地航空祭2024」に行ってきた。

なお、来場者数は、約 2.2万人だったようだ(昨年の 1/3以下 ?)。

1. 天候:予報と現実:

航空祭の数日前までは各予報機関が「晴れ」や「晴れ ときどき くもり」の予報を出していたが、直前になって「くもり のち 晴れ」の予報が大勢を占めるようになり、少し不安になった。

実際は、午前中は少し曇りがちだったものの、晴れ間も多かった。また、昼頃から晴れてきたので ” 映える ” 写真が撮れた。寒いことを想定して長袖Tシャツ、長袖シャツ、トレーナーに加えてダウンベスト、ダウンコートを着用。首にはマフラーを巻き、タイツを履くという ” ビースト・モード” で臨んでいたので問題なく、昼頃からはダウンベスト、マフラーを外せるくらいになった。

2. 行き方:

いつも利用する旅行社が見学ツアーを企画・販売していたが、自力・単独で行くことにした。

具体的には、

(1) 22日(金曜日)の夜に大阪を出発する夜行バスに乗って小倉に向かう。

(2) 23日(土曜日)早朝、小倉についたらJR在来線で築城に行って基地近隣の広場で予行演習の様子を撮影する。撮影終了後、JR在来線で中津(大分県)に行ってホテルに泊まる。

(3) 24日(日曜日)、JR在来線で中津から築城に移動して航空祭の撮影を楽しみ、終了後はJR在来線、新幹線を乗り継いで帰阪する。

という行程だった。

今まで前泊する際は、JR苅田(かんだ)駅周辺のホテルを利用していたが、今回は、大分県・中津市にあるホテルに泊まった。

3. 移動:

3-1 大阪梅田~小倉:

22日(金曜日)の午後 9時15分に大阪・梅田を出るWILLER EXPRESSの夜行バスに乗るため、午後7時半過ぎに自宅を出てバスターミナルが入っている梅田スカイビルに行った。

大阪・梅田のヨドバシカメラ
梅田スカイビル前広場のクリスマスの装飾
バスターミナルが入っている梅田スカイビル

バスは、予定通り出発し、翌日23日(土曜日)の午前 5時10分頃にJR小倉駅の周辺に到着。

早朝のJR小倉駅

3-2 小倉~築城~松原展望台広場:

JR小倉駅から在来線の宇佐行きに乗って築城駅に移動。6時13分に到着した。

JR小倉駅から在来線の電車に乗って築城駅に向かった
早朝のJR築城駅

下車後、築城基地に向かって歩き、基地前の交差点で左折。あとは基地沿いにひたすら歩いて「松原展望台広場(以下、『広場』)」に着いた。約 30分の行程だった。

広場から撮った築城基地  朝焼けが美しかった
午前8時半頃の広場の様子 昼頃には100人くらいの人がいたようだ

3-2 予行風景の撮影:

この広場は基地からかなり離れている。また、基本、逆光撮影になるので過大な期待はしていなかった。それでも着陸シーンはストレスなく撮ることができた。また、航空祭で飛ぶ予定がなかった C-2輸送機が数回、着陸するところもカメラに収めることができた。 ” C-2推し ” の私にとって嬉しいサプライズだった。

なお、天候は、朝から曇っていて12時前に雨が降り出した。F-2支援戦闘機が着陸するのを撮っている最中だったが、慌ててカメラをしまって予行演習の撮影を終えた。

アフターバーナーを使って離陸するF-2A
着陸するロクスコのF-2B支援戦闘機
着陸するハチスコのF-2A支援戦闘機
F-2 12機による編隊飛行
2機編隊による機動飛行
ハチスコのF-2A
予行演習ではなく、フツーに着陸してきたC-2輸送機
C-2
着陸する ” ウィスキーパパ ” のEA-300L

ホテルのチェックインには早すぎたが、雨が降ってきたので、取り合えずホテルがある大分の中津駅に行こうと思い、傘を差しつつ築城駅に向かった。

そのうち雨があがり、築城基地前に着いた頃にウィスキーパパのEA-300Lが予行演習をしていたのでバックパックからカメラを取り出してしばらく撮影した。

広場から歩いて基地前に戻ってきたら・・・
” ウィスキーパパ ” のEA-300Lが予行演習をやっていた
EA-300L
基地付近の池で撮ったヒドリガモ

3-3 移動:築城~中津

予行演習の撮影終了後、JR築城駅から電車に乗って中津駅に移動。駅前で夕食などを購入してからホテルにチェックインした。

JR築城駅
築城駅を通過した特急 ” 白いソニック “
中津駅行きの電車に乗った
初めて訪れた大分県のJR中津駅

4. 航空祭の撮影:

4-1 移動(中津駅~築城駅~築城基地):

今年はブルーインパルスが飛ばないので、それほど混まないだろうとは思ったが、いつもと逆の方向(上り)からの築城入りなので、念のため、始発電車で行くことにした。

中津駅を午前 5時 8分に出発し、築城駅に 5時 29分に到着した。すぐに築城基地正門まで歩き、5時 40分頃には、正門前で手荷物検査を待つ列に並んだ。

いつまで待たされるか心配していたが、6時 40分くらいに手荷物検査が始まり基地に入場。しかし、昨年、開門ダッシュで倒れた方が救急搬送されたトラブル?の発生を防止するため段階的に立入可能エリアを拡げる対策がとられたため、エプロン地区に到達できたのは7時6分くらいだった。

撮影場所は、いつも通り、滑走路と基地施設・建屋との中間地点。この場所では滑走路の様子がほとんど見えず、離陸シーンを撮るのも難しいが、 ” 密集地帯 ” では、周囲の人が邪魔になって機動飛行の撮影に支障をきたすと考えていたので、迷いなし。

朝4:40頃の中津駅のプラットホーム
築城基地の管制塔
午前11頃のエプロン地区の様子

4-2 飛行展示:

U-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターによる「救難展示」がキャンセルになったが、それ以外は予定通りに行われた。

ブルーインパルスの飛行展示がなかった分、F-2の飛行展示が充実していて ” F-2推し ” の私にとって嬉しいプログラムだった。

4-2-1 オープニングフライト:F-2×16機

午前 7時半ころからF-2A/B支援戦闘機が次々に離陸していった。16機が離陸したのでシャッターチャンスがあるにはあったが、低い高度での離陸だったので、前の人の頭が邪魔で(失礼っ!)まともに撮れなかった。

はじめに第 6飛行隊(以下、「ロクスコ」)」)所属のF-2A 1機と第 8飛行隊(以下、「ハチスコ」)所属の 3機が編隊を組んでやってきた。そのうちの 3機(ロクスコ 1機、ハチスコ 2機)が密集隊形で飛び、残りの 1機(ハチスコ)が少し離れて飛ぶという ふしぎなフォーメーション だった。

続いてF-2A/B 12機による大編隊飛行が披露された。さらに航空自衛隊 70周年を記念して 15機で「7」と「0」を表して飛ぶ演出もあった。同様の演出が先日の岐阜基地航空祭2024でもあったが、機数が少なく( 9機)で飛行機のサイズがバラバラ(最大=C-2輸送機、最小=T-4中等練習機)だったので、わかりにくかったが、今回の築城の演出はわかりやすかった。

離陸するロクスコのF-2A
ロクスコのF-2B
密集隊形で飛行するロクスコとハチスコのF-2A
会場前に現れた 4機のF-2A なぜか 1機だけ離れて飛行
上の 4機のうちの 3機による密集隊形飛行
F-2A/B 12機による編隊飛行
「70周年」の「7」と「0」を表現して編隊飛行するF-2A/B
上の写真の続き 着陸灯を消している

4-2-2 航過飛行:ビーチ350×1機

海上保安庁所属のMAビーチ350 ” うみかもめ ” が高々度を保ったまま会場上空を航過した。

MAビーチ350
上の写真の続き

4-2-3 航過飛行:T-4×4機

芦屋基地から 4機のT-4中等練習機がやってきて航過飛行を行った。例年、芦屋基地所属機が来るのを知っていたので、「もしや、記念塗装機を見られるのでは・・・」と期待していたら、願いがかなって、あの ” ブラック・ドルフィン ”  も来た。しかも、背中まで見せてくれた。芦屋基地航空祭のときは地上展示のみで全く飛ばなかったが、今回、飛んでいる姿を撮れてよかった。

芦屋基地からやってきた4機のT-4
T-4 「70周年記念塗装機」 ” ブラック・ドルフィン”
上の写真の続き
通常塗装のT-4 ” レッド・ドルフィン “
上の写真の続き

4-2-4 機動飛行:F-2×2機

一般公募で採用されたデザインが尾翼に施された「70周年記念塗装機」 2機が機動飛行を展開した。なお、記念塗装機の内の1機は、すでに10月の芦屋基地の航空祭でお目にかかっていて今回が2回目。もう1機は、「はじめまして」だった。

F-2A ” 70周年記念塗装機 “
別のF-2A ” 記念塗装機 “
F-2A
2機編隊で飛行するF-2A” 記念塗装機 “

4-2-5 航過飛行:US-2×1機、U-36A×1機

海上自衛隊のUS-2救難飛行艇とU-36A多用機が航過飛行を行った。

US-2
US-2
US-2
U-36A
U-36A

4-2-6 模擬空対地射爆撃:F-2×4機

4機による編隊飛行、コンバットブレイクや2機、単機による機動飛行を行い、空対地射爆撃のシーンを再現した。

4機による編隊飛行
F-2A 4機によるコンバットブレイク 左右の2機が横方向に展開、中央の1機が上昇、別の1機がそのまま直進した
逆光ながら迫力のある写真が撮れた
F-2A 2機編隊による機動飛行
F-2A

4-2-7 競技曲技飛行:EA300×1機

” ウイスキーパパ ” がおなじみの華麗な曲技飛行を披露した。

” ウイスキーパパ ” のEA-300L
EA-300L

4-2-8 機動飛行:F-2×2機

記念塗装機 2機が再登場して機動飛行を披露した。

F-2A 記念塗装機
F-2A 記念塗装機
F-2A
F-2A
最後にコンバットブレイクしたF-2A 記念塗装機

4-2-9 機動飛行:F-15×1機

新田原基地 第305飛行隊所属のF-15Jが機動飛行を披露した。

” 背中 見せ見せ ” の飛行でシャッターチャンス十分だった。

第305飛行隊のF-15J
F-15J
F-15J

4-2-10 模擬近接航空支援展示:F-2×4機他

このプログラムは、陸上自衛隊との連携によるもの。陸自のオートバイ偵察隊が敵を発見。連絡を受けて16式機動戦闘車や軽装甲機動車、高機動車などが出動。さらに陸上自衛隊からの要請を受けて航空自衛隊のF-2支援戦闘機が空中から支援を行う場面を再現したが、私のいた場所からは地上の様子が全くわからず、撮影もできなかった。

でも、お目当てはF-2の飛行展示だったし、地上の場面は伊丹駐屯地で何度も見た/撮ったことがあったので、文句なし。

2機編隊で飛ぶハチスコ所属のF-2A
F-2A
F-2A
ほぼ重なるようにして飛ぶ2機のF-2A

5. 地上展示:

飛行展示が2時前に終わったので、エプロン地区を回って地上展示機を撮影した。KC-767空中給油・輸送機、C-2輸送機、F-2支援戦闘機、T-4中等練習機などの他、小型機、CH-47Jなどの写真を撮った。また、思いがけずF-4EJ戦闘機に巡り合えた。

なお、昼までは陸上自衛隊の16式機動戦闘車も展示されていたが、「模擬近接航空支援展示」終了後、元に位置に戻ってこなかったので撮影できなかった。

KC-767
C-2
F-2A記念塗装機
F-2A記念塗装機
ズラリと並んだ19機のF-2A/B 壮観だった
F-15J
F-4EJ
別角度から撮ったF-4EJ
海上自衛隊のP-1哨戒機
U-4多用途支援機
米軍のC-12人員輸送機
海上保安庁のMAビーチ350
T-4中等練習機
T-7初等練習機
CH-47J輸送ヘリコプター
” ウイスキーパパ ” のEA-300L

6. 帰路:

午後 2時過ぎには地上展示機の撮影が終わったので、帰途についた。

以前、基地内が大混雑していて出る前に2時間くらいを要したことがあったが、今回は、2時半には外に出られた。さすがに築城駅前は電車待ちをする人がいっぱいで混雑していたが、それでも2時50分発の小倉行きの臨時列車に乗れた。築城駅を出るまでに長時間を要することを想定して6時頃に小倉駅を出る新幹線を予約していたのだが、随分早く出られたので、小倉駅に向かう電車内で予約の変更を行い(臨時列車で空いていたので、座って操作できた)、4時16分に発車する新幹線に変えた。

あとで知ったのだが、今回の来場者数が昨年の1/3以下だったそうで、お陰でスムーズに移動できてよかった。

そのあとの行程も順調で、夜の7時半頃には帰宅できた。

午後2時過ぎに帰途についた
毎年接地されるバルーン
JR小倉駅の新幹線ホーム
予約変更をして4時16分発の新幹線で帰阪した

7. おわりに:

築城基地の航空祭では、F-2が会場後方から背中を見せながら前方に飛び出してくる迫力のある機動飛行を見る/撮ることができるが、最初のズーミングやピント合わせに失敗するとリカバーできない。また、コンバットブレイクの撮影ではシャッターの切り始めのタイミングが早すぎても遅すぎてもチャンスを逃す。

ご存じの通り? 私は不器用なので、何度も失敗してくやしい思いをした。それでも、めげずに撮り続けた結果、 ” まぐれ ” で納得がいく写真も撮れた。また、芦屋基地のT-4特別塗装機の飛行シーンも撮れて大満足。楽しく、充実した航空祭だった。

 

2023年 築城基地航空祭 :天候に恵まれ”推し”のF-2Aを撮りまくり

2023年11月26日(日)に航空自衛隊の築城基地で開催された「築城基地航空祭 2023」に行ってきた。

先日(11月12日)の岐阜基地航空祭と大違いで、文句なしの快晴。また、予報で聞いていたよりもずっと暖かかったので、いい気分で”推し”の F-2A支援戦闘機の他、新田原基地のF-15J戦闘機、T-4ブルーインパルス機などを撮りまくった。絶好のシャッターチャンスを何度も逃したり、ピントが甘い”ボツ写真”を量産したりしたが、何とか満足のいく写真も撮ることができて、楽しい1日だった。

1. 前々日・前日の移動:

過去に1回だけ見学ツアーを利用したことがあったが、それ以外は全部、自分で交通手段や宿を手配・確保しており、今回も同様にした。

大阪-小倉間の移動は、JR新幹線を利用するのが早くて快適だが、経済的にキツイ。そこで、行きは、前々日(11月24日)の夜に大阪を出て前日(25日)に小倉に着く「WILLER EXPRESS」の高速夜行バスを利用した。

バスは4列シートながら隣席との間に仕切があり、また、前席との間が広めになっていた。見学ツアーで利用する観光バスよりも断然快適なはずだったのだが車内が異常に暑く、そのせいか、ウトウトしては目覚めるを繰り返すつらい1夜を過ごすことになってしまった。

ヨドバシカメラ梅田店と隣接するショッピングモール・ホテル
グランフロント大阪
WILLWR EXPRESSのバスターミナルがある梅田スカイビル

バスは予定通り前日(11月25日)の朝、7時過ぎに小倉駅前に到着。ホテルにチェックインするまで時間があったので、” 暇つぶし ” を兼ねて予行演習の様子を撮影することにした。

前日(11月25日)の朝、7時過ぎに小倉に到着した

JR九州の在来線を利用して築城駅に移動したのだが、驚いたのは、築城駅で降りた乗客の多さ。築城駅の改札口は反対のホーム側にあるので陸橋で渡らなければならないのだが、狭くて混雑したため、乗客が降りきらないうちに発車のアナウンスが始まってしまった(もちろん、全員が降りるまで発車することはなかったが)。

朝の8時半前に築城駅に到着した
2. 予行演習の撮影:

予行演習の撮影場所に選んだのは、「松原展望台広場(以下、『広場』)」。逆光撮影になるが、基地全体を見渡すことができるので、当日の展示飛行がどのように行われるかを把握できると思ったから。また、行き方が分かりやすそうだったのも理由の一つだ。

午前8時半前に築城駅に到着し、約20分ほど歩いて広場に着いたのだが、歩いている最中にF-2A支援戦闘機が何機も離陸していった。急いでカメラをリュックから出して撮ろうとしたが、もたついているうちに終わってしまった(残念っ!)。なお、基地の沿道には予行演習を撮ろうとカメラを構えた人が多数いて、その熱意の高さに驚いた。暇つぶしで来ている私とは大違いだ(ごめんなさい)。

事前リサーチの通り広場は逆光撮影で、しかも滑走路から遠かったので、いつも狙うような写真は撮れなかったが、逆光ならでは迫力のある写真が撮れたり、当日は撮影できなかった着陸シーンを撮ったりすることができた。また、広場や周囲の山々の紅葉と絡めた写真も撮れたので、来てよかったと思った。

広場から築城基地方向を見た景色
急上昇するF-2A支援戦闘機 逆光ならではの迫力がある写真が撮れた
急上昇するU-125A救難捜索機 こちらも逆光ならではのダイナミックな写真(自画自賛)
T-4ブルーインパルス機と広場の紅葉 手前のボケが美しくないのが残念
広場からブルーインパルスが空に描いたハートを見たところ
予行演習を終えて着陸するT-4ブルーインパルス機
紅葉に染まる山々を背景に着陸する5番機
着陸するF-2A支援戦闘機 当日は着陸シーンが撮れなかったので前日に撮れてよかった

広場での撮影を昼過ぎに切り上げてJR在来線を利用してホテルの最寄り駅である苅田駅に移動。午後4時過ぎにホテルにチェックインした。

築城駅 ホームをつなぐ陸橋の幅が狭くて朝の大混雑につながった

3. 当日朝の移動:苅田~基地内エプロン地区

昨年(2022年)の航空祭のときも苅田駅から始発電車に乗ったのだが、「ギュウギュウ詰め”とまではいかないが、電車が揺れると隣の人に当たってしまうような状態(私のブログより)」だった。しかも、今回は朝8時からの開催なので、さらに電車が混むことが予想された。

そこで、当日朝の5時過ぎに苅田駅に行き(5時56分始発)、ホームの中央付近は混むだろうと考えて先頭車両の停車位置で電車を待つことにした。この判断は大正解。苅田駅に電車が到着した時点ですでにギュウギュウ詰めだったので、その場所でも乗車するのが大変だった。その上、ホーム中央付近で待っていたと思われる人たちが先頭車両に押し寄せてきた。さらに、2駅先の「行橋(ゆきはし)」駅では、乗車できない人もいた。

到着時には私以外誰もいなかった11月26日 早朝の苅田駅

満員電車となったが、無事、6時13分に築城駅に到着。通常は陸橋を渡って反対側(上り側)に行かないと改札口を出ることができないが、航空祭の開催に合わせて下り側に臨時改札口が設けられていた。辺りはまだ、真っ暗だったが、人の流れに沿ってゆっくりと歩いて6時半前には基地内の手荷物検査所前の列に並ぶことができた。

午前8時にはオープニングフライトが始まるので開場が遅いと間に合わなくなるのではないかと心配していたが、7時前に開場になり、手荷物検査を受けて入場。7時10分過ぎにはエプロン地区に到着できた。

なお、今回も無理をせず、滑走路と基地施設・倉庫の中間地点を撮影ポイントに決めた。

開場待ちをしているうちに夜が明け始めた 美しい朝焼けだった
7時過ぎにエプロン地区手前のエリアに到着 ここで一時、待機させられたが、すぐに開放された
7時10分過ぎのエプロン地区と基地施設
今回の撮影場所から撮影したエプロン地区の状況 前方が滑走路(昼前に撮影)

4. 飛行展示:

4-1 オープニングフライト:F-2A

基地の西側には多少の雲があったが、滑走路方向(東側)には雲がなく、好条件での撮影ができると思い、テンションが高まった。

7時半過ぎに場内アナウンスがあり、第6飛行隊(ロクスコ)のF-2A支援戦闘機 3機、第8飛行隊(ハチスコ)のF-2A支援戦闘機 3機がRW25を利用して離陸していった。なかなか高度を上げないので、前にいる人たちの頭が邪魔になって(失礼っ!)かなり苦戦したが、あきらめずに追いかけて写真に収めることができた。

そして、8時からオープニングフライトがはじまった。はじめにロクスコ、ハチスコの各3機が通常隊形、密集隊形で編隊飛行を行い、続いて全6機による編隊飛行を披露してくれた。

朝日を浴びて離陸するロクスコのF-2A
2機編隊で離陸するハチスコのF-2A
離陸後に急上昇するハチスコのF-2A
3機編隊で進入してきたロクスコF-2A
密集隊形で編隊飛行するロクスコのF-2A
上の写真の続き
3機編隊で進入してきたハチスコのF-2A
機体を傾けた密集隊形で編隊飛行するハチスコのF-2A
上の写真の続き
F-2A 6機による編隊飛行

4-2 航過飛行:T-4

芦屋基地所属のT-4中等練習機 ” レッド・ドルフィン ” による航過飛行は、かなりあっさりしたものだった。ランディング・ギアを上げた状態で1回、ギアを降ろした状態で1回通過したのみ。しかも、高高度を保っていたため、気にいった写真が撮れなかった。

独特のカラーリングが施された芦屋基地所属のT-4 中等練習機 “レッド・ドルフィン” ピントが甘いっ!

4-3 航過飛行:T-7

芦屋基地所属のT-7初等練習機による航過飛行もあっさりした内容だった。T-4と同じく、高々度による航過飛行でシャッターチャンスが少なかったが、2機がそろって翼を左右に振る場面があった。が、そのとき、単機ねらいで撮っていたので、それが分かる写真は撮れなかった(残念!)。

芦屋基地所属のT-7 初等練習機
2機がシンクロして翼を左右に振ったが、単機ねらいで撮っていたので分からない

4-4 機動飛行:F-15J

新田原基地からやってきたF-15J戦闘機の機動飛行はわずか10分程度であったが、何とか背中を撮ることができた。天気がよいとカメラのAFの食いつきが良くなり成功率が上がるのでうれしい。

新田原基地 第305飛行隊所属のF-15J 戦闘機
F-15J
F-15J
アフターバーナーを使って上昇するF-15J

4-5 戦技飛行:AH-64D

陸上自衛隊 目達原駐屯地所属のAH-64D攻撃ヘリコプター”アパッチ・ロングボウ”の戦技飛行があったが、そのとき私はエプロン地区を離れ、トイレを待つ長い列に並んでいた。それでも爆音がする方向を見ていたら建屋ごしに機影が見えたので、列に並びながら撮影した。当然ながら?シャッタースピードを1/1,000秒のままだったので、プロペラは “フリーズ” 状態だ。

AH-64D 攻撃ヘリコプター
AH-64D
AH-64D

4-6 救難展示:U-125A & UH-60J

U-125A救難捜索機が会場上空を旋回し、UH-60J救難ヘリコプターから降下した隊員が地上の要救助者を吊り上げる定番の演目。

U-125AとUH-60Jの編隊飛行
U-125A
UH-60J

4-7 競技曲技飛行:EA-300L

岐阜基地航空祭につづいて今回もアクロバット飛行チーム「ウイスキーパパ」の競技曲技飛行があった。青空を背景に展開されたEA-300Lの飛行はあいかわらず華麗でお見事だった。

EA-300L
機首を斜め下に下げた状態で横にスライドするEA-300L
EA-300L

4-8 曲技飛行:T-4ブルーインパルス機

今年の岐阜基地航空祭はくもり空で、せっかくのブルーインパルスの曲技飛行が”映え”なかったが、今回の築城航空祭は最高のコンディションだった。

いつも書いているが、青空+青・白のブルーインパルスの機体+白いスモークの3点セットは最高の取り合わせだ。

「ダイヤモンドテイクオフ&ダーティーターン」
「ファン・ブレイク」
青空に白いスモークが映える
今の時機限定のスペシャル演目「クリスマスツリー・ローパス」
「バーティカルキューピッド」
「スタークロス」も披露したが、スケールが大きすぎて24mm(フルサイズ換算)でも収まりきらなかった
「コークスクリュー」

4-9 航過飛行:US-2

海上自衛隊のUS-2救難飛行艇の航過飛行は想像以上にあっさりしたものだった。もともと、持ち時間が5分だったので、大して期待をしていなかったのだが、低空で会場の右手から左手を1回通過しただけで終わってしまった。しかも高度が低かったので、地上展示機や前の人たちの頭で見え隠れする中での撮影になり苦戦した。

低空飛行で航過するUS-2

4-10 機動飛行:F-2A(ハチスコ)

第8飛行隊(ハチスコ)所属のF-2Aがヴェイパーを引きながら急旋回したり、アフターバーナーを使って急上昇したりするのを必死で追いかけた。普通の(?)機動飛行では、会場正面で旋回したら、いったん会場から遠ざかり、会場の右手・左手・正面から現れるのだが、築城のF-2Aはすぐに急旋回して後ろから現れることもあるので、ボヤボヤしていられない。わかってはいたが、絶好のシャッターチャンスを何度も逃してしまった。それでも、何とか「イケてる(自画自賛)」写真を撮ることができた。

また、前日の予行演習の撮影でコンバットブレイクをやるタイミングが分かっていたので、逃さず連写することができた。

F-2A 支援戦闘機 機体・翼が照り返しで鈍い色に光って迫力満点
F-2A
コンバットブレイクする2機のF-2A
コンバットブレイク 上の写真の続き
ヴェイパーを引きながら旋回するF-2A
ハイレートクライムをするF-2A

4-11 デモスクランブル:F-2A

「デモスクランブル」といっても緊急事態の発生に応じて2機のF-2Aがスクランブル発進の準備を短時間で行い、離陸地点に向かうまでの様子を展示するもので、実際に離陸することはない。すべて地上で行われるので、前にいる人たちの頭越しに見えるのは尾翼ぐらい。なので、写真は撮らなかった/撮れなかった。これは、毎回同じだ。

4-12 模擬空対地射爆撃:F-2A(ロクスコ)

最後の演目は、第6飛行隊(ロクスコ)所属のF-2A支援戦闘機による「模擬空対地射爆撃」。

増槽を装着した4機のF-2AがRW07を使用して離陸したのだが、私の撮影スポットの前を通るときはまだ高度が低く、地上展示機や前の人たちの頭が邪魔になって(失礼っ!)、午前中のRW25使用時の撮影以上に苦戦した。

この演目では、会場上空に進入してきたF-2Aが爆撃/射撃を行ったのちに急旋回/急上昇して離脱する。もちろん、実際に爆撃/射撃するはずはなく、”爆撃”のときは、地上で火薬を爆発させて弾着を再現する。”射撃”のときにも何かやっていたかもしれないが、滑走路と基地施設との中間地点にいた私には見えなかった。

“爆撃”のときは高々度を保ったまま飛行したので、シャッターチャンスに恵まれず、すっかりテンションが下がってしまった。そのあとの”射撃”のときは高度を下げて迫力のある”捻り”を何度も見せてくれたのだが、気持ちの切り替えが遅れてずいぶんチャンスを逃した。来年もぜひ築城基地航空祭に行きたいと思うが、そのときの私に言いたい。「『模擬空対地射爆撃』は、後半の”射撃”が勝負、最後まで気を抜くな!」と。

R07を使って離陸するロクスコのF-2A
ロクスコ所属の4機が次々と離陸していった
F-2A
F-2A
F-2A 上の写真の続き  ”捻り”を撮れる絶好のチャンスを活かしきれなかった。残念!

5. 地上展示:

F-2Aの「模擬空対地射爆撃」は午後2時10分くらに終わったが、基地から築城駅に向かう道が混んでいるとの場内アナウンスがあったので、ぎりぎりまで地上展示機を撮影した。

C-130H 戦術輸送機
KC-767空中給油・輸送機
P-1 哨戒機
U-125A 救難捜索機
T-7 初等練習機
AH-64D 攻撃ヘリコプター ” アパッチ・ロングボウ “
UH-60J 救難ヘリコプター ” ブラックホーク “
CH-47J 輸送ヘリコプター ” チヌーク “
OH-1 観測ヘリコプター ” ニンジャ “
「ウイスキーパパ」のEA300

6. 帰路:

午後3時前にすべての撮影を終えて帰途についたが、基地から築城駅に向かう道路や駅のホームで混雑しないように基地内で調整をしていたため、長い列に並ぶことになった。基地を出られたのは午後4時15分くらいになってしまったが、基地の外に出られたらほとんど止まることなく歩け、またそれほど待たずに電車が来たので、4時半過ぎには小倉行きの電車に乗れた。

経費節減のため行きは高速バスを利用したが、帰りは楽をして新幹線を使った。午後6時19分に小倉駅を出て8時31分に新大阪に着く新幹線(のぞみ58号)に乗り、新大阪駅からは、JR在来線、バスを乗り継いで9時過ぎに帰宅できた。

7. おわりに:

“推し”のF-2Aの飛行展示がたっぷりあり、終日順光撮影、さらに快晴に恵まれたのでTsuiki Air Show 2023を存分に楽しむことができた。反省点も多々あるが、この経験を活かして来年はさらに成功率を高めたいと思う。

 

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2022年 築城基地航空祭:晴天・順光の好条件‼ だが結果が伴わず不完全燃焼

2022年11月27日(日)に開催された「築城基地航空祭2022」は、小松基地や岐阜基地の航空祭と違って一般観覧者の抽選がなく、誰でも入場できる形で開催された。成果(撮れた写真の出来)は別にして、晴天の下、大好きなF-2支援戦闘機の機動飛行を存分に楽しむことができた。

1. 往路:

1-1 前日の移動:

事前に小倉駅と築城駅の間にある苅田駅周辺のホテルを予約していたので、前日の土曜日に新幹線を利用して小倉に行き、在来線で苅田に移動した。

新大阪駅から小倉駅まで新幹線を利用した
前日は泊まるだけなので、午後2:38新大阪発の電車を予約した

1-2 当日の移動~基地入場:

航空祭当日、事前に購入していた握り飯をホテルで食べたのち(基地に入ったら、出るまで食事できないのが辛い)、苅田駅に行った。日曜日の早朝ということもあり、駅の上り側ホームにはほとんど人がいなかったが、下り側の駅には、30人~40人位の人がいた。午前5:56分発の始発電車に乗ったのだが、すでに混んでいて、”ギュウギュウ詰め”とまではいかないが、電車が揺れると隣の人に当たってしまうような状態だった。

苅田駅の反対側(上り小倉方面行)には誰もいなかった
夜明け前で真っ暗な状態だった

築城駅には午前6:13に到着し、同じ電車に乗っていた大勢の人たちと一緒に真っ暗な道を歩いて築城基地に向かった。3年ぶりの築城基地なので道は全然覚えていなかったが、皆同じ方向に向かって行くので迷う心配はなかった。

検温、手荷物検査が始まるのを待つ間にようやく日が昇り、明るくなってきた。どの天気予報を見ても11月27日の築城は「晴れ」だったので、雨の心配はまったくしていなかった。

エプロン地区に向かう途中で ” パチリ “
エプロン地区の手前に設けられたバルーン製のゲート
7時半過ぎにエプロン地区に到着した

2. 飛行展示:

2-1 オープニングフライト:F-2A

最初のプログラムは、F-2支援戦闘機6機による「オープニング・フライト」。ロクスコ(第6飛行隊)所属機3機、ハチスコ(第8飛行隊)所属機3機が次々と離陸して編隊飛行を披露した。

朝日を浴びて離陸するロクスコ所属のF-2A支援戦闘機
F-2A 上の写真の続き
ハチスコ所属のF-2Aによる編隊飛行

2-2 航過飛行:T-4

続いては芦屋基地所属のT-4中等練習機4機による「航過飛行」。持ち時間?がわずか5分なので仕方がないのかもしれないが、高々度のまま、数回航過するだけで、もの足りなかった(あくまでも個人の感想です。念のため)。

芦屋基地所属のT-4中等練習機
そのカラーリングから「レッド・ドルフィン」と呼ばれている

2-3 機動飛行:F-15J

パンフレットでは、次のプログラムは第12飛行教育団所属のT-7による「航過飛行」だったのだが、それがなく、新田原基地所属のF-15Jによる「機動飛行」が展示された。また、パンフレットには1機による機動飛行だと書いてあったが、実際には2機が飛来して、それぞれの機が迫力のあるフライトを展開した。

新田原基地からやってきたF-15J戦闘機による機動飛行
F-15J
F-15J
F-15J

2-4 戦技飛行:AH-64D

続いて陸上自衛隊の目達原駐屯地所属のAH-64D攻撃ヘリコプター”アパッチ・ロングボウ”による「戦技飛行」が行われた。こちらも持ち時間が少なかったので止むをえないと思うが、陸上自衛隊 明野駐屯地の航空祭に比べるとあっさりしていた(あくまでも個人の感想です。念のため)。

AH-64D攻撃ヘリコプター ” アパッチ・ロングボウ “
AH-64D
AH-64D

2-5 救難展示:U-125A & UH-60J

次は、定番中の定番。UH-60J救難ヘリコプターとU-125A救難捜索機のコンビによる「救難展示」が行われた。

U-125Aが会場上空を旋回する中、現場に駆け付けたUH-60Jが要救助者をヘリに収容する場面を再現した。

会場上空を旋回するU-125A救難捜索機
U-125A
要救助者(の役に人)を収容したのち、UH-60Jに戻る救難隊員

2-6 曲技飛行:EA300(WP)

前回(2019年)に続いて今回もアクロバットチーム”ウィスキーパパ”による競技曲技飛行の展示があった。青空の下、白いスモークを吐きながら縦横無尽に飛び回る青と黄色の機体が目に鮮やかだった。

プロペラ機ならではの曲技飛行もたくさんあり、ブルーインパルスと一味違った感動を与えてくれた。

” ウイスキーパパ ” のエクストラEA300
EA300
EA300
EA300

2-7 機動飛行:F-2A

そして、昼前から私が待ちに待っていロクスコ(第6飛行隊)所属のF-2A支援戦闘機2機による「機動飛行」が行われた。激しい動きを追い切れず、何度も絶好のシャッターチャンスを逃したが、コンバットブレイクや急旋回、ハイレートクライムなどを何とか写真に収めることができた。

コンバットブレイクをするロクスコ所属のF-2A支援戦闘機
ランディング・ギアを降ろして機動飛行するF-2A
F-2A
F-2A

2-8 模擬対地攻撃:F-2A

次の「デモスクランブル」は、地上で行われるプログラムで、エプロンの中間地点からはほとんど見えなかったので、撮影をあきらめた。そして最後のプログラムは、ハチスコ(第8飛行隊)所属のF-2A支援戦闘機4機による「模擬空対地射爆撃」だった。写真だけだと先程の「機動飛行」との違いが分からないが、実際には陸上自衛隊の協力の下、F-2A支援戦闘機が発射した爆弾が地上で爆発する場面を再現して迫力があった。

F-2A
F-2A
F-2A

3. 地上展示:

飛行展示は午後1時頃終了したが、築城駅や電車が混むのが分かっていたので、ぎりぎりまで基地内に留まることにして、地上展示機などをじっくりと撮影した。

CH-130H戦術輸送機 ” ハーキュリー “
海上自衛隊のP-1対潜哨戒機
U-4多用途支援機
F-15J戦闘機 ” イーグル “
陸上自衛隊のAH-64D攻撃ヘリコプター ” アパッチ・ロングボウ “
陸上自衛隊?のUH-60J多用途ヘリコプター ” ブラックホーク “
陸上自衛隊のCH-47J輸送ヘリコプター ” チヌーク “
陸上自衛隊の水陸両用車 AAV

4. 帰投機:P-1 & F-15J

航空祭の終了は午後3時だったが、その前から隊員の方たちがロープを使って立入禁止地区を段階的に広げていき、最後はエプロン地区から締め出されてしまった。

それでも外来機が帰投する場面を撮ろうと粘って何とか、P-1哨戒機やF-15J戦闘機などの離陸シーンをカメラに収めることができた。とは言え、エプロン地区外からの撮影で、画角も狭かったので、大した写真は撮れなかった。残念っ‼

帰投するP-1対潜哨戒機
帰投するF-15J戦闘機

5. 帰路:

帰りは、JR在来線で小倉駅まで行き、小倉駅からは新幹線を使って帰宅した。

6. おわりに

大好きな築城基地航空祭で好天にも恵まれたので、もっと良い写真が沢山撮れると思っていたのだが、2018年、2019年の航空祭のときと比べると不満足な結果だった。2年間のブランクで腕が鈍ったのか、体力が落ちたのか、自分の腕を過大評価していたのか、などと考えこんでしまい、少し落ち込んだ。でも、所詮、素人の老人が趣味でやっていることなので、「上手く撮れなくて当然。悩むことはない」、「伸びしろがあることは良いことだ」と開き直ることにした。

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2019年 築城基地航空祭:カメラの不調・設定ミスを乗り越えて”ヤタガラス”他を激写

そのときは、夢にも思っていなかったのだが、結果的に2019年の築城基地航空祭が、コロナ禍で各地航空祭が2年以上開催中止になる前の最後の航空祭になった。

それなのに、カメラの不調やシャッタースピードの設定ミスが重なり、チャンスを十分活かすことができない結果となった。

カメラの不調:

直前の岐阜基地航空祭(2019年11月開催)のころから愛用するカメラ(RX-10M4)の調子がおかしいことに気づいていたのだが、その後も立て続けに航空祭があったので、点検・修理に出せず、不安な気持ちを抱えたままの築城基地遠征となった。それでも一応撮影はできていたのだが、午後になるとカメラのシャッターボタンを押していないのに勝手にオートフォーカス機能が起動してピントを合わせ続ける現象が頻繁に出るようになってしまった。

そのため、次の新田原基地航空祭の見学を諦めてメーカーに点検を依頼した。その結果、長年の使用によるユニットの劣化により、シャッターボタンが元に戻らず、”半押し状態”が続くようになっていたことが分かったので、部品交換をしていただいた。

カメラの設定ミス:

当日の午前中は天気が悪く、かなり暗かったにも関わらず、手ブレの発生を恐れてシャッタスピードを1/1,600秒に設定してしまっていた。そのため、高感度撮影になり、”粗い写真”を量産してしまった。

撮影結果:

このようなトラブル・ミスがあったものの、何とか第6飛行隊(通称、「ロクスコ」)のスペシャルマーキング機”ヤタガラス”やF-2A通常塗装(洋上迷彩塗装)機の機動飛行、ブルーインパルス機の曲技飛行の場面をカメラに収めることができた。

以下の写真・記事の順番は当日のプログラムの順番に沿ったものではなく、また、すべての”演目”を取り上げている訳ではないことをご承知おきいただきたい。

F-2A通常塗装機・ハチスコスぺマ機の飛行展示:

まずは、F-2A支援戦闘機のノーマル塗装機と第8飛行隊(通称、「ハチスコ」)のスペシャルマーキング機の飛行展示の写真から。ハチスコのスペシャルマーキング機は、前年のスペシャルマーキング機と同様、尾翼部分以外は通常塗装機と大きな変化はないもので、ロスクコの”ぶっ飛んだ”スペシャルマーキング機に比べると随分地味な塗装だった(失礼っ!)。なお、航空祭が開催されなかったので現物を見られなかったが、翌年(2020年)のハチスコのスぺマ機は、機体の側面・背面全面をブラックで彩り、黄色のラインが何本も入ったハデなデザインで、それを再現するプラモデルも発売された。

ロクスコ・通常塗装(洋上迷彩塗装)のF-2A支援戦闘機  ヴェイパーが出始めている
同じくロクスコ・通常塗装のF-2A
2機で編隊離陸するハチスコのF-2A
ハチスコのF-2Aスペシャルマーキング機 違いは尾翼の「黒豹」の文字くらい?
F-2Aスぺマ機 上の写真の続き
F-2Aスぺマ機 尾翼の「黒豹」の文字がハッキリと分かる

ロクスコスぺマ機の飛行展示:

そして、今回のメインディッシュ?である、ロクスコのスペシャルマーキング機”ヤタガラス”。同機は、前月開催された芦屋基地の航空祭に外来機で初めて見て/撮って以来、築城基地での再会を待望していたのだが、カメラの不調や設定ミスで失敗写真も多かった。それでも、何とかご覧いただけるものも多少あったので、アップする。似たような写真ばかりで申し訳ないが、この”ぶっ飛んだ”カラーリングが気に入ったので、ご容赦願いたい。

離陸するロクスコF-2A ” ヤタガラス “  
ヤタガラスは、3本足なので、右側下部の翼には2本、左側下部の翼に1本の脚が描かれている
F-2A ” ヤタガラス ” のベスト・ショット
F-2A ” ヤタガラス “
” ヤタガラス “の側面 背中に比べると地味な印象を受けるが、それでもかなりハデだ!!
午前中は黄色い予備タンクを積んで飛行した 撮影コンディションが悪く、明るい写真が撮れなかった

F-15Jの飛行展示:

例年通り、新田原基地所属のF-15J戦闘機”イーグル”による飛行展示もあった。

飛行前の整備を受けている新田原基地所属のF-15J戦闘機
端正なF-15Jの横顔
アフターバーナーを使って加速するF-15J
F-15J

T-4ブルーインパルスの曲技飛行

築城基地航空祭は、ブルーインパルスが来ないこともあったが、このとき(2019年)は来ていた。幸い、天気が回復した後の飛行展示となり、スカッとした写真を撮ることができた(自画自賛!!)。特に私が大好きな演目「ファンブレイク」を最高のアングル・タイミングで撮れたので、うれしかった。

離陸するブルーインパルスの3番機
「ダイヤモンド・テイクオフ」
バッチリ決まった「ファンブレイク」
「4シップインバート(部分)」
「サンライズ」

ウイスキーパパの曲技飛行:

午前中にウイスキーパパの曲技飛行があったが、心は ” ヤタガラス ” にくぎ付けになっていたので、ほとんど覚えていない(ウイスキーパパおよびファンの皆様、ほんとにごめんなさい)。

それでも写真は残していたので、2点だけアップする。

まとめ:

カメラの不調や設定ミス、午前中の悪コンディションなどがあり、2018年航空祭ほど納得できる写真は撮れなかったものの、それでも大好きなF-2A支援戦闘機(特にロスクコの ” ヤタガラス ” )の写真やブルーインパルス機の写真を沢山撮ることができて本当に楽しかった。今年(2022年)こそは、是非開催して欲しいと願っている。

築城基地航空祭 2017年:迷った挙句に行ったが、やはり悪天候で⤵

築城基地航空祭 2018年:コンディション最高で2017年の雪辱を果たした!

2018年 築城基地航空祭:コンディション最高で2017年の雪辱を果たした!

2017年の築城基地航空祭は、悪天候を承知の上で行ったが、予想通り、見栄えのしない写真の連発で大いに落胆したものだったが、翌年の2018年航空祭は晴天に恵まれて思い通りの写真が沢山撮れ、前年の雪辱を果たすことができた。勿論、撮影テクニックやセンス、高性能のカメラ・レンズがあれば悪天候下でも”絵になる”写真が撮れるのかもしれないが、それらを持ち合わせていない私は、好天を願うしかないと再認識させられた。

往路:

前回(2017年)は、急遽行くことにしたので、単独で新幹線とJR在来線を利用して現地まで行ったが、今回は旅行社主催の見学ツアーに参加した。航空祭前日の夕方に出航したフェリーの船上で撮影した写真をアップする。

ロクスコ・ハチスコの飛行展示:F-2A

ここからは、航空祭当時に撮影した写真。まずは、地元の第6飛行隊(通称「ロクスコ」)と第8飛行隊(通称「ハチスコ」)所属のF-2A支援戦闘機の展示の様子から。正直、”ボツ写真”がほとんどなく、どの写真をアップするか大いに悩まされた(うれしい悲鳴)。前年とは天地の差だ。

2機編隊で離陸する2機のF-2A支援戦闘機(ロクスコ)
低高度で機体を大きく捻って離陸するF-2A(ロクスコ)
ハチスコ所属のF-2A バッチリ決まりすぎてプラモデルみたいに見える(笑)
ロクスコ所属のF-2A 逆光でヴェイパーが強調されて迫力満点!!
ロクスコ所属のF-2Aスペマ機  ハチスコのスペマ機に比べると地味?
ロクスコのスぺマ機を別角度から
離陸したハチスコのF-2A支援戦闘機 スペシャルマーキング機
ハチスコのF-2A支援戦闘機 スペマ機
ハチスコのスぺマ機を別角度から 遠方に民間機らしい機影が見える
ハチスコのF-2Aスペマ機  上の写真は午前中の飛行展示のときのもので増槽を装着していたが、午後この写真を撮ったときは増槽を装着していなかった

空自外来機の飛行展示:F-15J & T-4

近隣(新田原基地と芦屋基地)のF-15J戦闘機とT-4中等練習機”レッドドルフィン”の飛行展示も見る/撮ることができた。F-15Jは昨年と違ってスペマ機ではなかったが、迫力は十分だった。

新田原基地所属のF-15J戦闘機 ” イーグル “
F-15J
F-15J戦闘機  アフターバーナー全開で新田原基地に帰っていった
芦屋基地からやってきたT-4中等練習機 ” レッドドルフィン “
T-4

米軍外来機の機動飛行:F-16

米軍の三沢基地からは、F-16戦闘機がやってきていて、相変わらずの”キレッキレ”の機動飛行を見せてくれた。

離陸する米軍のF-16
F-16 翼面からヴェイパーが出はじめている
背面飛行するF-16
F-2支援戦闘機のベースになっただけあってシルエットが似ている

消火活動デモンストレーション:A-MB-2

ロウゼンバウアー社製のパンター6×6破壊機救難消防車A-MB-2による消火活動のデモンストレーションもあった。

お見送り:F-35B

大好きなF-2Aの写真をたくさん撮れて気分上々で引き揚げようとしていたとき、さらなる幸運に巡り合えた。米軍岩国基地所属のF-35B戦闘機 ” ライトニングⅡ ” が離陸する場面を撮ることができたのだ。この年の5月に開催された岩国基地航空祭「日米親善フレンドシップデー」でF-35Bの飛行展示を見る(撮る)ことができていたが、築城基地でこのようなチャンスがあるとは夢にも思っていなかった。本当にラッキーだった。

タキシングを始めた岩国基地所属のF-35B戦闘機 ” ライトニングⅡ “
離陸したF-35B  ランディング・ギアが格納されつつある
F-35B  ランディング・ギアがほぼ格納された

帰阪:

行きはフェリーを利用したが、帰りは新幹線を使ったので、その日のうちに大阪に帰ることができた。

おわりに:

終日好天で、シャッターチャンスに恵まれ、2018年の築城基地の航空祭は、この記事を書いている2022年5月21日の時点で最高の航空祭だった。

築城基地航空祭 2017年:迷った挙句に行ったが、やはり悪天候で⤵

2017年 築城基地航空祭:迷った挙句に行ったが、やはり悪天候でテンションDown!

初めての築城基地航空祭:

F-2支援戦闘機が大好きな私が初めて築城基地航空祭に行ったのは2017年のことだった。しかし、開催日前日の朝の時点では、天気予報が雨だったので、「残念だけど、今回はやめておこう」と考えていた。しかし、その後、天気予報が少し良い方向(曇り時々雨になったと記憶)に変わり、また、当時、観光でタイに旅行していた妻からゾウの背中に乗って楽しそうにしている写真が送られてきたのを見て「負けてはいられない」と思い、行くことにしてしまった。

悲しい結果:

終日雨が降るということはなかったが、予報通り、暗い雲が空一面に広がり、飛行展示を楽しめる(良い写真が撮れる)状況ではなかったので、到着早々、自分の判断を悔やむことになった。今、改めて当時の写真を確認したら、暗かったにも関わらずシャッタースピードを1/1000秒にしていたので、ISOが400~500となり、粗い写真ばかり。おまけにピントもかなり甘くて見苦しい。正直、ブログ記事化は止めようかとも思ったが、これも私の写真修行の一コマであるのは間違いないので、あえてアップすることにした。

F-2A支援戦闘機:

まずは、地元部隊である第6飛行隊(通称「ロクスコ」)、第8飛行隊(通称「ハチスコ」)所属のF-2A支援戦闘機の写真。天候が悪い中、単独、あるいは2機が平行して離陸する場面やタッチ&ゴー、曲技飛行をする場面を撮影できたが、メリハリのないボヤっとした写真ばかりになってしまった。

離陸するためタキシングを開始したロクスコ所属のF-2A
同じくタキシングするF-2A
単機で離陸したハチスコ所属のF-2A
2機で同時に離陸するロクスコのF-2A
ヴェイパーを引きながら旋回するロクスコのF-2A
F-2A
F-2A

外来機:T-4 & F-15J

お隣さん?の芦屋基地所属のT-4中等練習機や新田原基地所属のF-15J戦闘機(スペシャルマーキング機)による飛行展示もあったが、シャキッとした写真は撮れなかった。

芦屋基地所属のT-4中等練習機 
他基地所属のT-4と違い、華やかなカラーリングだが、曇天下では、冴えない感じ
新田原基地所属のF-15J
派手なカラーリングが施されたスペシャルマーキング機だったが、悪天候+技術不足で冴えない写真
急上昇するF-15J スペシャルマーキング機
F-15J
F-15J スぺマ機

ブルーインパルス:

築城基地の航空祭は、ブルーインパルスが来るとき来ないときがあるが、2017年は来ていて飛行展示を披露してくれた。とは言え、スモークと空との区別がつかないような状態だったので、見栄えのする写真を撮ることができず、残念だった。

飛行展示前のT-4ブルーインパルス機
離陸するT-4ブルーインパルス
T-4ブルーインパルス機

地上展示機:

最後は、地上展示機や関連車両の写真。芦屋基地のT-4練習機は、スペシャルマーキング機だった。

芦屋基地所属のT-4(スペシャルマーキング機)
T-4スペシャルマーキング機
新田原基地所属のF-15J
牽引車も撮ってみた

その後の築城基地航空祭:

2017年は、不満足な結果に終わったが、その後も2018年、2019年と続けて築城基地に行き、”私としては”満足できる写真を撮れたので、リベンジを果たせたと思う。F-2の飛行展示を堪能できる築城基地は、機種のバリエーションに富む岐阜基地、アグレッサー部隊に会える小松基地と並んで大好きな基地だ。

築城基地航空祭 2018年:コンディション最高で2017年の雪辱を果たした!築城基地航空祭 2019年:カメラの不調・設定ミスを乗り越えて”ヤタガラス”他を激写築城基地航空祭 2022年:晴天・順光の好条件‼ 結果が伴わず不完全燃焼