2024年 美保基地航空祭:” まずまず ” の天気で、のんびり楽しめた

2024年5月26日(日)に開催された「令和6年度 美保基地航空祭」は、ブルーインパルス(以下、「BI」)の来基・飛行展示がなかったため来場者が少なく(BIが来た昨年は約4万人。今年は約2.4万人)、エプロン地区も空いていた。

天気も” すっきりした青空 “とまではいなかかったが、終日晴れてのんびりと航空祭を楽しむことができた。

なお、来場者数は約 2.4万人だったようだ。

1. 行き方:

美保基地の航空祭は自力で行くのも楽なので、開催日が発表されてすぐに、前日移動用の高速路線バスと宿泊先の予約をした。

その後、いつも利用している旅行社が見学ツアーの参加者募集を始めたのでこちらにも予約を入れたが、なかなか催行が決定しなかった。BIの来基・飛行展示がないので参加希望者が少なく、ツアーがなくなるかもしれないなと思っていたのだが、開催日の約2週間前に催行決定を知らせるメールが旅行社からきた。自力で行く方が自由度が高いものの、帰りのJR線の乗換えが面倒だし、コストも若干高いので、ツアー参加を決めて路線バスと宿泊先の予約をキャンセルした。

2. 往路~撮影場所到着:

前日の夜(5月25日)、大阪梅田で見学ツアーに加わったら添乗員の方から、「今回は、参加者が少なくて隣の席が空いているので自由に使っていいですよ」と知らされた。ツアーバスの座席は狭いので、隣の人が大柄だったり、足を大きく開いて座る人だったりしたら嫌だなと思っていたが、今回は心配無用と分かってうれしかった。

ツアーバスは夜の10時20分頃に大阪出発後、神戸で残りの参加者をピックアップ。一路、美保(鳥取)に向かって航空祭当日の早朝に「蒜山(ひるぜん)高原サービスエリア」に到着。そこで休憩・時間調整を行った。

航空祭当日 午前5時頃の「蒜山高原サービスエリア」の様子
「蒜山高原サービスエリア」から見える大山(だいせん)

「蒜山高原サービスエリア」を6時に出たツアーバスは、7時頃に美保基地内の駐車場に到着。すぐにバスを降りて手荷物検査所が開くのを待つ人の列に並ぶ。添乗員の方から「手荷物検査は8時からですが、例年早めに始まりますよ」と聞いていたがなかなか始まらず、その間、KC-46A空中給油・輸送機、C-2輸送機が相次いで離陸。KC-46Aは付近の樹木が邪魔になって撮れなかったが、C-2は何とかカメラに収めることができた。

結局、8時8分くらいから手荷物検査が始まり、8時半くらいにエプロン地区に到着できた。

ツアーバスを降り、手荷物検査が始まるのを待つ列に並ぶ 昨年に比べれば随分短い列だった
手荷物検査が始まるのを待っていたらKC-46AとC-2が相次いで離陸した 写真はC-2輸送機
手荷物検査を受け、エプロン地区へ向かう

いつも、撮影場所は「滑走路と基地建屋・施設との中間地点」にしてしているが、今回は、滑走路前の地上展示機が大型機揃い(KC-46A、C-130H、C-1、C-2など)なので、中間地点よりも基地建屋・施設に近い場所を選んだ。なお、今回は滑走路前の場所が空いていたので一番前で撮ることもできたが、迷わず ” パス ” した。

午前8時半頃のエプロン地区 飛行展示開始前30分なのにエプロン地区後方はガラガラの状態

3. 飛行展示:

3-0 飛行展示のプログラム

航空自衛隊のホームページからコピペ

事前に公開されたプログラムでは、C-2 とKC-46Aによるオープニングフライト(3分)、F-2の飛行展示(15分)、海上保安庁の飛行展示(15分)、C-2の飛行展示(40分)で午前の飛行展示が終わる。午後は陸自のCH-47JAの飛行展示(15分)とKC-46Aの飛行展示(10分)のみになっていた。全体の飛行展示時間は、わずか98分(1時間38分)、しかも午前11時10分から午後1時15分の2時間5分は、飛行展示がまったくない(地上でのパフォーマンスはあり)内容だったので、正直、がっかりした。

それでもプログラムにはC-2とKC-46Aの午後の部分に意味不明の《矢印+点線》が表示されていた。そこで、ご迷惑ながら美保基地に電話で問合せをしたところ、正確な時間は確定していないが《矢印+点線》の時間帯にC-2、KC-46Aが飛ぶ予定であることが分かり、少しホッとした。

3-1 オープニングフライト:C-2 & KC46A

” 所要時間 3分 “のオープニングフライトは実にあっさりしたものだった。手荷物検査の開始待ちをしていたときに離陸したC-2輸送機とKC-46A空中給油・輸送機が会場左手から飛来して右手後方に1回 航過しただけで終わり。しかも、高々度だったので” 絵になる “写真は撮れなかった。

オープニングフライトをするC-2輸送機とKC-46A空中給油・輸送機
C-2とKC-46A
オープニングフライト開始後 わずか2分で着陸したKC-46A
続いて着陸したC-2

3-2 F-2

今回の戦闘機の飛行展示は、築城基地 第8飛行隊(ハチスコ)所属のF-2A支援戦闘機のみ。F-2といえば、小牧(3/3)ではロクな写真が撮れずあえなく「敗退」。岩国(5/5)では「集合時間に遅れるかも」を言い訳にして撮らずに会場を離れたので「不戦敗」。なので、「今度こそは良い写真を撮りたい」との意気込みで挑んだ。

とはいえ、会場正面はほぼ逆光。また、晴れてはいたものの霞んだような空だったのでピント合わせに大苦戦(max 1,200mm相当の望遠が得られる「全画素超解像ズーム」使用時はコントラストAFになるため)した。それでも築城基地名物?の会場後方からの捻りを繰り返してくれたので、私的には納得のいく写真が撮れた(ただし同じような写真ばかり)。

当初15分間予定されていた飛行展示がわずか7分程度で終わってしまったのは残念だったが、リベンジできてよかった(大袈裟かっ ! )。

リモートで飛行展示を行ったハチスコ所属のF-2A支援戦闘機
F-2A
F-2A
F-2A
ランディング・ギアを降ろして会場正面を航過するF-2A 会場正面は” ド逆光 “だった
F-2A

3-3 海上保安庁:AW139

海上保安庁は、救難活動のデモンストレーションを実施。ロープを使って地上に降りた隊員が要救助者をAW139 ” みほづる1号 ” に引き上げる様子を披露した。

海上保安庁所属のアグスタ式AW139型ヘリコプター ” みほづる1号 “
大きなバンク角で旋回する” みほづる1号 “
救助隊員がロープを使って地上に降りる
救助隊員と要救助者をヘリコプターに引き上げた

3-4 C-2

今回の航空祭の最大の目玉が、地元機のC-2輸送機 ” ブルーホエール ” の飛行展示。2機編隊で飛行したり、ランディング・ギアを降ろして航過・急上昇したり、貨物扉から救難物資を投下したりした。

編隊飛行時の背中が撮れなかったのは残念だったが、それでも” 推し “のC-2の写真を沢山撮れて良かった。

離陸するC-2輸送機 ” ブルーホエール “
背中を見せて飛行するC-2
編隊飛行をする2機のC-2
上昇を始めたC-2
急角度で上昇するC-2
ランディング・ギアを降ろして降下するC-2
貨物扉を開いて救難物資を投下するC-2 217号機
投下された救難物資
217号機よりも高い高度で救難物資を投下するC-2 212号機
投下された救難物資

3-5 CH-47JA

陸上自衛隊のCH-47JA輸送ヘリコプター ” チヌーク ” は、機体を大きくバンクさせて旋回したり、機首を下げて飛行したり、急角度で上昇したりした。

陸上自衛隊のCH-47JA輸送ヘリコプター ” チヌーク “
機首を下げて飛行するCH-47JA
上昇を始めたCH-47JA
急角度で上昇するCH-47JA

3-6 KC-46A

地元機 KC-46A空中給油・輸送機 ” ペガサス “は、2機による空中給油のデモンストレーションや単機による機動飛行などを披露した。

離陸したKC-46A 空中給油・輸送機 ”  ペガサス  “
空中給油のデモンストレーションを行う2機のKC-46A
給油ブームを伸ばして飛行するKC-46A
ランディング・ギアを降ろして航過するKC-46A
KC-46A

3-7 C-2

事前に問合せして確認していたとおり、午後にもC-2輸送機 ” ブルーホエール “の飛行展示があった。

午前中のパフォーマンスに比べれば時間的にも内容的にも物足りなかったが、それでも最後に ” 推し ” のC-2をカメラに収めることができ、いい気分で美保基地航空祭の撮影を終了できた。

離陸するC-2輸送機 ” ブルーホエール “
C-2
ランディング・ギアを降ろしたまま上昇するC-2
上昇するC-2

4. 地上展示:

何も飛ばない時間が 2時間以上あったので、地上展示機の撮影に十分時間を割くことができた(苦笑)。なお、私の見落としかもしれないが、戦闘機は1機も見当たらなかった。

KC-46A空中給油・輸送機 ” ペガサス “
KC-46A
別の場所に駐機されていたKC-46A
C-1輸送機
C-130H戦術輸送機 ” ハーキュリー “
P-1対潜哨戒機
E-2D 早期警戒機 ” ホークアイ “
退役が近い? U-36A多用機
U-4多用途支援機
U-680 飛行点検機
T-400基本操縦練習機
T-4中等練習機
T-7初等練習機
DHC-8
CH-47JA輸送ヘリコプター ” チヌーク “
陸自と違って単色塗装の軽装甲機動車 乗っている隊員は熱中症にならない?
地対空誘導弾 ” ペトリオット ” と運搬用車両等

5. 民間航空機:

美保基地は、民間の「米子空港(通称『米子鬼太郎空港』)」と滑走路を共用しているので旅客機の離発着がある。地上展示機が邪魔で撮りにくかったがしかたがない。

着陸するANAのB767 ” ウイングレットなし “
着陸したANAのB767 ウイングレット装着機

6. 帰路:

ツアー参加者が早めに揃ったので午後 3時 15分頃に基地駐車場を出発。観光バスが少なかったのですぐに高速に乗れた。その後も目立った渋滞がなく、午後 7時20分頃に神戸三宮に到着した。

神戸-大阪間はいつも道が混むので神戸三宮でツアーバスを降り、私鉄を利用して自宅に向かった。電車の乗換えもスムーズにいって午後 8時 40分くらいに帰宅できた。

午後7時半頃の「阪急神戸三宮駅」付近の景色

7. おわりに:

飛行展示の総時間が短く、全く飛ばない時間帯が2時間超もあった。戦闘機の飛行展示はF-2のみ。しかも飛行予定時間の半分くらいで終わってしまった、など残念なこともあったが、何より天気が良くて ” 推し ” のC-2、F-2Aの 写真を気持ちよく撮れた。また、バスや会場が空いていて快適に過ごせたので、行って良かったと思った。

今年は、松島基地の航空祭(8月25日)はパスするつもりなので、9月まで航空祭がなくて寂しいが、その間、ITMなどで修業を重ねて成功率を上げたいと思っている。

 

 

2023年 美保基地航空祭 :あいにくの曇り空でも岩国FD23のあとでは天国‼

2023年5月28日(日)に4年ぶりに開催された美保基地航空祭に行ってきた。開催日の1週間前には「晴れマーク」を出していた予報機関が多かったが、だんだん悪い予報になり、前日には、「くもりマーク」でほぼ一致。実際も予報通りの天気で、青空を背景に空を泳ぐ”ブルーホエール”ことC-2輸送機を撮る/見ることはできなかったが、それでも終日雨に打たれ、寒さに震えながら撮影していた岩国基地航空祭(FD23)のあとでは「天国だ‼」と思える1日だった。

また、開催日の翌日(5月29日)に中国地方の梅雨入り発表があり(通年より8日も早いとのこと)、以降、全国的に悪い天気が続いたことを考えると本当に運が良かったのだと実感した。

1. 往路:

1-1 前日~当日早朝

輸送機メインの地味な航空祭なので見学ツアーが企画されない可能性もあると考えて前泊する宿を手配をしていたが、見学ツアーが催行されることになったので、迷わず参加の申込みをした。主催旅行社によれば、バスを増便するくらい人気があったとのことで、私の見込み違いであった(美保基地さん、失礼しました!)。なお、実際の来場者は約4万人だったとのことで例年並みであった。

この旅行社が主催する見学ツアーは、0泊2日のバスツアーで、高齢の私にとって車中泊は楽ではないが、開催日早朝に現地に到着し、航空祭を最初から最後まで楽しめる(岩国FD23は途中で帰途についたが)ので気に入っている。

前日夜に大阪梅田でツアーバスに乗り込み(京都からの参加者がすでに乗車済み)、何度かのトイレ休憩を経て当日午前5時前に「蒜山(ひるぜん)高原SA」に到着し、時間調整を行った。そのとき、北の方を眺めたら雲(霧?)の合間から大山(だいせん)が見えたので、写真に収めた。

早朝の蒜山高原SA
蒜山高原SAから見た大山

1-2 基地駐車場~エプロン地区:

当日午前7時過ぎに基地内のバス駐車場に到着し、入門手続が始まるのを待ったが、すでに100名くらいの人が並んでいた。午前9時からオープニングフライトが始まるのに入門手続(手荷物検査)が始まったのは8時半頃だったので、やきもきさせられたが、何とかスタートの15分前にエプロン地区に辿り着けてホッとした。

「観客密度」が高い(混んでいる)前方で撮ると左右や後の人に視界を遮られてファインダーで飛行機を捉えるのが難しくなるので、特に戦闘機による展示飛行がメインのときは観客密度が比較的低い中間地帯(滑走路と格納庫エリアの中間)が良いと考えているが、その場合は、離着陸シーンを撮るのか難しくなる。

しかし、今回の美保基地航空祭は、戦闘機の飛行展示は1つだけで、わずか10分。そこで、離着陸シーンを撮りやすい前の方に場所を確保した。とはいえ、最前列はすでに埋まっていたので、そのすぐ後ろで、なおかつ、目の前に大きな地上展示機がない場所を選んだ。

基地内で入門手続を待つ人たちの列
エプロン地区から見た基地施設(1)
エプロン地区から見た基地施設(2)

2. 飛行展示:

2-1 C-2オープニングフライト:

予定通り、午前9時からC-2輸送機1機によるオープニングフライトが始まった。機動飛行はなく、会場上空をゆったりと旋回して終わった。

離陸したC-2輸送機
オープニングフライトをするC-2

2-2 CH-47JA訓練飛行:

陸上自衛隊は、飛行中のCH-47JA輸送ヘリコプター”チヌーク”から隊員が懸垂降下する様子を展示した。なお、以下の写真は、4K動画から切り出した写真をトリミングして加工したもの。

陸自のCH-47JA輸送ヘリコプター
CH-47JAからロープを使って懸垂下降する隊員たち
地上に降り立った陸自隊員

2-3 海上保安庁訓練飛行:

海上保安庁の訓練展示は、飛行中のヘリコプター アグスタウエストランドAW139「みほづる2号」から地上に懸垂降下した隊員が要救助者をヘリにピックアップする定番のプログラムであった。

海上保安庁のAW-139″みほづる2号
要救助者(役の人)と一緒にヘリに戻る隊員

2-4 F-2機動飛行:

築城基地の第8飛行隊(通称”ハチスコ”)所属のF-2A支援戦闘機が機動飛行を行った。今回、唯一の戦闘機による機動飛行なので、気合を入れて撮影に臨んだのだが、曇り空(部分的に青空が見えていたが基本はうす曇り)が災いしてファインダーに捉えるのが遅れたり、ピントが抜けたりして大苦戦した。

ITMで航空祭を想定したトレーニングを続けてきたつもりだったが、成果を出せず残念だったが、これが私の実力。例によって「素人なので下手で当然。のびしろがあるのは幸せ」と自分で自分を慰めた。

築城基地ハチスコ所属のF-2A支援戦闘機
ヴェイパーを引きながら機動飛行するF-2A
低速飛行をするF-2A

2-5 UH-60J、U-125A救難展示:

UH-60J救難ヘリコプター”ブラックホーク”とU-125A救難捜索機のペアによる救難展示も定番中の定番。

U-125Aが周囲を旋回している間にUH-60Jから懸垂降下した隊員が救助活動を行うというプログラムだったが、あいにく、エプロン前に駐機されていたC-2の巨体が邪魔になって地上の動きはほとんど見えなかった。

U-125A救難捜索機
U-125A 部分的に青空が見えた
ホバリング中のUH-60J 下に写っているのはC-2の尾翼

2-6 KC-46A航過飛行:

KC-46A空中給油・輸送機”ペガサス”の飛行展示は、なぜかC-2輸送機による飛行展示の最中に行われた。タイトル通りの航過飛行で、小牧基地や浜松基地での飛行展示に比べるといささか物足りないと感じた。

KC-46A空中給油・輸送機”ペガサス”
急旋回するKC-46A

2-7 C-2編隊飛行・物料投下・空挺降下:

地元機であり、今回航空祭の主役であるC-2輸送機”ブルーホエール”3機による飛行展示は、持ち時間が十分あり、多彩な内容だった。3機・2機での編隊飛行や単機でのダイナミックな飛行、空挺隊員8名によるパラシュート降下、物料投下などが披露された。

私は、C-2の鋭角的なラインを基調としつつ、まろやかなラインがほどよく融合されたフォルムが大変気に入っているのだが、それは、C-2が美保基地、入間基地に配備される以前の平日に岐阜基地近隣の公園で試作機”XC-2″が着陸してくるのを一目見たとき以来。なので、ブルーインパルスが来なくても、見学ツアーが開催されなくてもC-2が配備された美保基地の航空祭は極力行くようにしてきた。

なお、先日、スーダン共和国の在留邦人を退避させるためジブチに航空自衛隊機が派遣されたが、美保基地からはC-2輸送機が2機派遣されており、今回の航空祭でもそのことが紹介されていた。

離陸するC-2輸送機”ブルーホエール”
離陸後、上昇するC-2
急角度で旋回するC-2
2機が接近した状態で編隊飛行を行った
パラシュートを装着した隊員8名が次々に降下した
パラシュート降下する隊員
救難物資を投下するC-2輸送機

2-8 C-2飛行展示(エアーショーパターン):

昼一番の演目がC-2による飛行展示だった。「エアショーパターン」ということで、急角度(45°)での上昇や深い角度(14°)での着陸などを披露した。

急上昇するC-2輸送機
通常よりも深い角度で着陸するC-2輸送機

2-9 ブルーインパルス曲技飛行:

今回の航空祭も「トリ」は、やはりブルーインパルス。午後からときおり雨がポツリ、ポツリと落ちてくるようになってきたので心配になったが、本格的に降ることはなく、最後まで撮りきることができて良かった。

撮る前には、「曇り空のブルーインパルスなんか絵になんないからブログ・インスタ用に適当に撮っておこうか」と思っていたのだが、いざ撮り始めたら「やる気スイッチ」が入ってしまい、かなりの量の写真を撮ってしまった。何のかんの言ってもやはり、「飛んでいる飛行機を撮る」のが好きだというのを再認識した。

ファンブレイク
ダブルナイフエッジ
フォー・シップ・インバート
チェンジオーバーループ
タッククロス

3. まとめ:

残念ながら今回も、好天に恵まれず、なかなか絵になる写真は撮れなかったが、4年振りの美保基地航空祭を楽しむことができた。7月~9月は遠方の航空祭ばかり(千歳・松島・三沢)なので、どこまで遠征できるか分からないが、10月以降は関西から行きやすい基地(小松・芦屋・浜松・岐阜・築城・新田原)で開催されるので、可能な限り行ってみたいと思う。

美保基地航空祭 2017年~2019年:C-1からC-2への世代交代やYS-11Pとのお別れ

2017年~2019年 美保基地航空祭:C-1からC-2への世代交代、YS-11Pとのお別れ

美保基地航空祭と使用機材について:

私が初めて美保基地の航空祭に行ったのは2015年で、開催日の早朝に大阪を出発して昼前に基地に到着、午後のブルーインパルスの飛行展示だけを見て帰るツアーを利用した。しかし物足りなさを感じたので、2017年から2019年までは、毎年、最初から最後まで見る/撮るようにしてきた(2016年は、天気が悪かったのでパスした)。

以下に2017年から2019年までの3年間に美保基地航空祭で撮影した写真の中から比較的”まし”だと思えるものを選び、機種ごとにアップする。なお、2017年の写真は、ソニーの1眼APS-C機「α77M2」と純正の70-300mmズームレンズを使って撮影。2018年、2019年の写真は、2017年末に購入したレンズ一体型カメラ「RX-10M4」を使って撮影した。理論的にはα77M2の方が高画質な写真が撮れるはずだが、ツァイスレンズのお陰か、RX-10M4の方が明らかにシャープな写真が撮れるので、購入後はずっとRX-10M4を使っている。

地元機の飛行展示:C-1 & C-2 & T-400

まずは、地元機のC-1輸送機、C-2輸送機とT-400基本操縦練習機。C-1輸送機の後継機であるC-2輸送機は2017年に配備・運用が始まり、2018年には配備が完了した。これに伴い、この年で美保基地におけるC-1輸送機の運用が終わった。私は ” ブルーホエール ” ことC-2が大好きで、岐阜基地で試作機を見た時から「早く正式配備が始まれば良いな」と思っていたが、C-1の丸みを帯びたフォルムにも愛着を持っていたので少し寂しい気持ちになった(勝手すぎる?)。また、T-400基本操縦練習機の飛行展示も見られた。

離陸するC-1輸送機  C-2よりも丸みを帯びたフォルムが愛らしい
2機編隊で飛行するC-1
大きく右に機体を傾けて飛行するC-1
今度は左側にバンクするC-1
2017年の航空祭で初めて飛行展示を行ったC-2輸送機
C-2   ” ブルーホエール “にピッタリのフォルムとカラーリング
C-2 このアングルから見るとかなりシャープで精悍な印象を受ける
C-2×2機の編隊飛行
恐ろしいほど接近して飛行するC-2
貨物室の後部扉を開いて救難物資を投下するC-2
側面扉を開いて隊員をパラシュート降下させるC-2
離陸するT-400基本操縦練習機
T-400

YS-11Pのラストフライト:

2017年の航空祭では、退役するYS-11P中型輸送機のラストフライトの披露があった。この機は、当時残っていた最後の人員輸送機型のYS-11Pだということだった。本機はプロペラ機なので本来であればシャッタースピードを遅くして撮影するのが良いということは知っていたが、万一、シャッタースピードを戻し忘れると、その後の撮影に支障をきたす(ブレブレ写真のオンパレード)ことを恐れてそのまま(1/1000秒)で撮影した。これによりプロペラブレードが止まった不自然な写真を量産してしまった。

離陸するYS-11P中型輸送機
YS-11P
YS-11P

外来機の機動飛行:F-15DJ & F-2A & 海保ヘリ

美保基地航空祭の楽しみのひとつは、やはりご近所の新田原基地、築城基地所属機による飛行展示だと思っている。逆光メインだったり低空飛行時には地上展示機が邪魔になったり(特にC-1輸送機やC-2輸送機などの大型機)するが、地元機にはない迫力を楽しめるのでうれしい。勿論、それ以外の外来機の飛行展示を見られることもある。2019年には海上保安庁のヘリコプターが救難展示を行った。

新田原基地から飛来したF-15DJ戦闘機
複座型のF-15DJ
F-15DJ
F-15DJ 後席の搭乗員が手を振っている
築城基地所属のF-2A支援戦闘機
F-2A
F-2A
F-2A
F-2A
海上保安庁美保航空基地所属のアグスタAW-139ヘリコプター「みほづる2号」
みほづる2号」は救難活動のデモンストレーションを行った

曲技飛行:T-4ブルーインパルス機

ブルーインパルスは、2017年には来たが、2018年、2019年には来なかった。来れば華やかになりテンションも上がる一方、入場者数が増えたり、外来機の飛行展示時間が減ったりするので、どちらが良いとも言えない。

なお、以下の写真はα77M2で撮影したものでピントが甘く、シャープさにも欠けているが、これでも ” まし ” な方なので、ご容赦いただきたい。

地上展示:

毎回、多種多様な地上展示機が来ていて楽しめる。

岐阜基地の飛行開発実験団所属のC-1試作機、通称 ” 銀ちゃん “
小牧基地所属のKC-767空中給油・輸送機  旅客機のB767がベースだ
海上自衛隊のP-1対潜哨戒機
海上自衛隊のP-3C哨戒機
トーイングカー
空港で見かけるものと大きな違いはないと思うが、自衛隊色?で塗装されていると精悍さが増して見える

今後の期待:

残念ながら2022年も美保基地航空祭は開催されなかったが、ブルーホエールことC-2輸送機が大好きな私としては、来年こそ実施して欲しいと心から願っている。ただ、開催時機はもう少し前倒し(5月中旬?)にしていただけると大変うれしい(梅雨入り前は天候が不安定になるので)。