2024年 芦屋基地航空祭:T-4 記念塗装機の飛行展示はなかったが、いつも以上にのんびり楽しめてよかった !

2024年10月6日(日)に開催された「令和6年度 芦屋基地航空祭」に行ってきた。この基地の航空祭は、基本的に逆光での撮影になるので露出補正に苦労させられるが、地元のT-4中等練習機 ” レッド・ドルフィン ” の他、例年、築城基地所属のF-2支援戦闘機、新田原基地所属のF-15J/DJ戦闘機の飛行展示を撮ることができる。また、ブルーインパルス(以下、「BI」)の来基・飛行展示があってもあまり混雑しないので、のんびり楽しむことができるのがうれしい。

1. 天候(予報と実際):

直前の天気予報は、おおむね「曇りのち雨」だったが、降り始めるタイミングを「夕方から」とする予報や「夜遅くから」とする予報があった。今回の芦屋基地航空祭は午後2時終了なので、どちらの場合でも問題なかったのだが、秋雨前線により気象状況が不安定になっていたので、降雨のタイミングがずれる可能性があり心配だった。

結果は予報通り、終日曇り空で、少なくとも私が九州・小倉を離れるまで一度も雨が降らなかった。気温は、朝のうちはTシャツ・半袖シャツの上にウインドブレーカーを羽織っていたが、だんだん暑くなって最後はTシャツだけで過ごせるようになった。

2. 行き方:

よく利用している旅行社が2種類の見学ツアーを企画・販売していたが、私は、芦屋基地航空祭は、以前から自力で行っていたので今回も同様にした。

大阪・梅田からJR小倉駅への移動は高速夜行バスを利用。小倉駅から遠賀川(おんががわ)駅へはJRの在来線で、遠賀川(おんががわ)駅から芦屋基地へはシャトルバスで移動した。帰りは、行きの逆ルートでJR小倉駅まで行き、小倉駅から新大阪駅まではJR新幹線を利用した。

3. 往路:大阪~芦屋基地:

JR新幹線小倉駅前までは、WILLER EXPRESSの高速夜行バスを利用した。使用するバスは4列シートだが、隣席との間に大きな仕切板があるので、体が触れ合う心配はない。また、前後方向に余裕があるので、航空祭見学ツアーのバスよりもかなり快適に乗車できるので気に入っている。

大阪梅田のヨドバシカメラ
WILLER EXPRESSのターミナルがある梅田スカイビル

WILLER EXPRESSの高速路線バスは、予定通り、航空祭当日の朝 5時過ぎにJR小倉駅周辺に到着。すぐにJR在来線で遠賀川駅に向かった。

開催日当日午前5時過ぎにJR小倉駅前に着いた
JR小倉駅の在来線ホーム
遠賀川駅前のロータリー

遠賀川駅前のロータリーには、すでにシャトルバスを待つ人の列ができていたので、最後尾に並んだ。

当初、シャトルバスの始発時間は7時半だったが、芦屋基地の入門準備に合わせて調整され、7時40分頃に出発した。私の前には30人弱しかいなかったので、始発バス(2台が同時に出発)に余裕で乗れた。

シャトルバスの出発を待つ人の列

シャトルバスが芦屋基地に到着したのは、8時頃。遠賀川駅でシャトルバスを待っている間に手荷物検査を受けていたので、下車後、すぐにエプロン地区に向かうことができた。

芦屋基地に到着したシャトルバス
芦屋基地のエプロン地区から基地施設・建屋を見た様子

4. 飛行展示:

当初、海上自衛隊の曲技チーム「ホワイトアローズ」による飛行展示が予定されていたが、天候不良のため中止になった。

4-1 オープニングフライト:T-4 & U-125A & UH-60J

オープニングフライトは午前9時20分からだったが、とくにアナウンスがないまま、8時半頃から次々にT-4中等練習機 2機、U-125A救難捜索機 1機、UH-60J救難ヘリコプター 1機が離陸していった。

低い高度の離陸で、滑走路エリアの車や施設が邪魔になって機体が見えたり隠れたりするのでカメラに収めるのが難しかった。

その後、9時20分頃にUH-60Jが単機で低空を、T-4とU-125が編隊で高空を航過してオープニングフライトが終わった。

2機編隊で離陸する T-4
離陸するUH-60J
U-125A と T-4による編隊飛行

4-2 救難展示飛行:U-125A & UH-60J

U-125A救難捜索機が会場上空を旋回する中、UH-60J救難ヘリコプターが地上の要救助者の救出シーンを再現した。

U-125A
UH-60J
要救助者(ダミー)を引き上げる救難隊員

4-3 航過後着陸・地上展示:C-1

C-1輸送機は、今年度末までに全機退役することになっていて、岐阜基地所属のC-1試作1号機 通称 ” 銀ちゃん ” も同様。その銀ちゃんが、芦屋基地にやってきて急上昇・急下降や背中を見せながらの旋回を披露してくれた。退役迫る銀ちゃんの飛行展示を見られる/撮れる貴重なひとときだった。

岐阜基地所属のC-1 ” 銀ちゃん “
C-1
C-1

4-4 編隊・航過飛行:T-4

8機のT-4中等練習機 ” レッド・ドルフィン ” がいろいろな隊形で編隊・航過飛行を行った。

2機編隊で離陸するT-4
T-4
T-4

4-5 機動飛行:F-15J

新田原基地 第23飛行隊所属のF-15DJ戦闘機 2機が力強い機動飛行を披露してくれた。 

ただ、露出補正を明るめに設定していたこともあって全体的に霞んだ写真ばかりになってしまった。

新田原基地所属のF-15J
F-15J
F-15J
F-15J

4-6 機動飛行:F-2A

築城基地からやってきたF-2A支援戦闘機は、「航空自衛隊70周年記念塗装機」だった。尾翼のみの特別塗装だったが、11月24日の築城基地航空祭に先駆けて記念塗装機を見る/撮ることができてうれしくなった。

築城基地所属のF-2A 70周年記念塗装機
模擬 タッチ & ゴーをするF-2A
ランディングギアを出したまま上昇するF-2A
F-2A

4-7 曲技飛行:EA-300L

競技曲技飛行チーム ” ウイスキーパパ “の飛行展示は相変わらず素晴らしかったが、背景が曇天で ” 映える ” 写真が撮れず残念だった。

ウイスキーパパのEA-300L
EA-300L
EA-300L

4-8 機動飛行:T-4

T-4中等練習機 2機による機動飛行は見ごたえ十分だったが、機体が曇り空に溶け込んでしまってピントを合わせるのに苦労した。

T-4 ” レッド・ドルフィン “
T-4
T-4

4-9 編隊飛行:T-4

最後は、T-4中等練習機 12機による編隊飛行。隊形を変えて 2回ほど航過飛行を行った。

T-4 12機による編隊飛行
T-4
T-4

5. 地上展示:

今回の航空祭の一番のお目当ては、 ” ブラック・ドルフィン ” ことT-4航空自衛隊70周年記念塗装機。この機の飛行展示を楽しみにしていたのだが、滑走路から遠いエプロン地区に配置されていたので、飛行展示がないことを確信し、いろいろな角度から何枚も写真を撮った。

もちろん、他の地上展示機も一通り撮影した。

芦屋基地ではレアな? T-4 通常塗装機
芦屋基地のスタンダード T-4 レッド・ドルフィン
C-1 輸送機 ” 銀ちゃん “
海上自衛隊のUS-2 救難飛行艇
UH-60J 救難ヘリコプター
U-125A 救難捜索機
CH-47J 輸送ヘリコプター
T-7 初等練習機
陸上自衛隊のAH-64D 攻撃ヘリコプター
海上自衛隊のTC-90 練習機

6. 帰路 & 撮り鉄:

午後2時に航空祭が終わったので、すぐにシャトルバス乗り場に向かった。今回、BIの来基・飛行展示がなかったからだと思うが、バス乗り場が空いていて待つことなくすぐに乗車できた。基地からJR遠賀川駅までの道路が多少混んでいたが、それでも2時40分頃には駅に到着。ホームで待つ人は多くなくて、最初に来た3時1分発の門司港行きの区間快速電車に乗車(混んでいなかったので席に座れた)、3時半過ぎに小倉駅に着いた。

予約していた新幹線の小倉駅発車時間は5時16分。予約を変更して早めの電車で帰ろうかなとも思ったが、面倒くさくなり(老化現象)、小倉駅で休憩を取りつつ、遅めの昼食を食べて新幹線の発車時間を待った。

新大阪駅には7時半頃に到着し、そこでJRの在来線に乗り換えて自宅最寄駅まで移動。最寄り駅からはバスを利用して8時半前に帰宅した。

なお、遠賀川駅で電車を待っているとき、DE10機関車や883系・885系ソニック特急列車が通過したのでカメラに収めた。

また、ヘリコプターの爆音が聞こえてきたので空を見上げたらAH-64D攻撃ヘリコプターが飛んでいたので、これも撮った。

JR遠賀川駅のホーム
小倉方面に向かう電車が到着した
883系の青いソニック
885系の白いソニック
駐屯地に帰投する? AH-64D

7. おわりに:

T-4記念塗装機の飛行展示はなかったが、築城基地のF-2A記念塗装機や岐阜基地のC-1試作1号機(銀ちゃん)の飛行展示をバッチリ撮れて良かった。

また、BIが来なかったお陰で滑走路前最前列の撮影場所を確保で、帰りのシャトルバス、電車も空いていたので、いつも以上に快適な航空祭を楽しむことができた。これで、青空と適度な白い雲があれば完璧だったのだが、それは、贅沢。雨が降らなかっただけ ” まし ” だと思う。

これから、浜松基地(10月27日)、岐阜基地(11月17日)、築城基地(11月24日)、百里基地(12月8日)で開催される航空祭に行くつもりをしているので、体調管理に気を付けていきたいと思う。

2022年 芦屋基地航空祭:迷った末に行ったら”晴れ”だった‼

今回の「令和4年度 芦屋基地航空祭(2022年9月4日開催)」ほど、行こうかやめようか迷った航空祭はなかった。

行きたいと考えたのは、①人数制限のない航空祭だった、②今年5月の静浜基地航空祭で十分な結果を残せなかったのでリベンジしたいと思っていた、③ひっとしたら2019年の航空祭のように築城基地のスペシャルマーキング機に出会えるかもしれないと期待していたから。

一方、やめようかと考えたのは、①開催時間が午前9時から12時半で、静浜基地の航空祭よりも短かった、②外来のF-15J戦闘機、F-2支援戦闘機の出番?が、それぞれわずか10分だった、③台風11号の接近や秋雨前線の影響を受ける可能性があり、予想降水確率が高かった(60%)から。特に③の当日の天気がどうなるかが一番の心配事で、大いに迷ったが、思い切って出かけることにした。

1. 往路

1-1 大阪~小倉駅:

往路は、あらかじめ予約(人数制限がないことが分かった直後の6月に予約)していたWILLER EXPRESSの高速夜行バスを利用した。大阪の梅田を前夜の9時40分に出発して当日の朝7時過ぎに小倉駅前に到着する便だ。4列シートのバスで横方向は狭かったが隣の乗客との間に仕切板があって肘や膝が当たることはなく、前後方向はゆとりがあったので、いつも利用していた航空祭バスツアーよりは快適な旅だった。

当日、最後の休憩で壇之浦サービスエリアに止まったのだが、ちょうど朝日が関門橋にかかるタイミングで大変美しかったので、何枚も写真を撮った。

往路でお世話になったWILLER EXPRESSの高速路線バス
最後の休憩場所となった「壇之浦SA」で航空祭開催日の朝6時半頃に撮影

1-2 遠賀川駅~芦屋基地:

芦屋基地の最寄り駅である遠賀川駅からシャトルバスに乗って、3年ぶりに芦屋基地に到着した。シャトルバスに乗るまでに時間が掛かったり、基地到着後の入門チェックで手間取ったりすることを心配していたのだが、すべてスムーズに進み、午前8時半には基地内のエプロンでスタンバイできた。

今回も決して早いタイミングで基地についた訳ではないが、たまたま、最前列にいた方が別の場所に移動されたので、珍しく最前列を確保でき、「今日はついているぞ」と思ったのだが、実は、これが今回のリベンジ失敗の一因になってしまった(勿論、一番の原因は、私の腕の未熟さだけど)。

3年ぶりにやってきた航空自衛隊 芦屋基地
今回は、最前列で撮影 右側には消防車、左側にはUH-47Jが展示されていた

2. 飛行展示:

2-1 オープニングフライト:T-4 & U-125A

プログラムの最初は、地元の ” レッド・ドルフィン ” ことT-4中等練習機2機とU-125A救難探索機1機によるオープニングフライトだった。

T-4中等練習機2機とU-125A救難捜索機1機によるオープニングフライト

2-2 救難展示飛行:U-125A & UH-60J

続いて、U-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターによる救難展示飛行が行われた。U-125Aが周回を続ける中、UH-60Jが遭難者を救助するという定番の演目だった。

離陸するU-125A救難捜索機
救難展示飛行で会場上空を周回するU-125A
救難飛行展示を行うUH-60J救難ヘリコプター  
シャッタースピードの戻し忘れが怖いので、1/1,000秒で撮影

2-3 編隊飛行:T-4

3つ目の演目は、T-4中等練習機8機による編隊飛行だった。例年通り2機がペアになって編隊離陸をしたり、全機で編隊飛行したりしたが、今回は、編隊着陸も披露された。会場のアナウンスによれば、機体に異常が生じた場合、他機が随伴してサポートを行う様子を再現したとのこと。それを聞いて映画「トップガン」1作目で敵機との戦闘でパニックに陥ったクーガー機にマーベリック機が随伴して空母まで戻るシーンを思い出した。ただ、写真で見る限りでは、「編隊離陸」との差が分からず、ちょっと残念。

2機編隊で離陸する ” レッドドルフィン ” ことT-4中等練習機
編隊離陸をする別のT-4× 2機
T-4×8機による編隊飛行
編隊飛行をする8機から2機を選んで撮影(全機を入れると豆粒になってしまうので)
編隊着陸からの編隊離陸を見せた2機のT-4
単機での飛行もあった

2-4 機動飛行:F-2A

当初のプログラムでは、T-4による編隊飛行に続き、F-15J戦闘機2機による飛行展示が行われることになっていたのだが、予定時間を過ぎてもF-15Jはこなかった。恐らく、当日の基地のSNSを確認すれば案内があったのだと思うが、それを知らなかった私は、「開催時間が短いんだから、早く来てくれよ‼」と思いながら待っていたのだが、とうとう、F-2A支援戦闘機の出番になってしまった。なお、やってきたのはスペシャルマーキング機ではなく、第6飛行隊(通称ロクスコ)の通常塗装機だった(そもそも、今年のスペシャルマーキング機があるのか、どうか私は知らない)。

静浜基地のリベンジを狙っていた私だが、F-2Aの飛行展示がわずか10分ということを意識しすぎて焦ってしまった。その上、薄雲がかかっていたせいでピントが合いにくく、さらに右側の大型の消防車、左側のUH-47Jチヌーク、私の横や後ろに詰めかけていた人たちで視界が遮られ、思うようにズーミングできなかったので、ストレスフルな10分間になってしまった。そんな悪戦苦闘の末に撮った写真の中から、いくらか ” まし ” なものを選んでアップする。

築城基地からやってきた2機のF-2A支援戦闘機
タッチアンドゴーをするF-2A
ヴェイパーを発生させながら旋回するF-2A
F-2A
2度目のコンバットブレイクをきめた2機のF-2A
F-2A
ランディング・ギアを出し、機体を左右に振って別れを告げたF-2A

2-5 曲技飛行:T-4ブルーインパルス機

今回のオオトリは、もちろん、ブルーインパルスによるアクロバット飛行。F-2Aの撮影で大失敗して落ち込んでいたものの、何とか気持ちを切り替えて撮影に臨んだ。青空に白いスモークが映えて美しかった。

なお、あいかわらず、ブルーインパルスの演目には疎いので、各写真の注釈は割愛(笑)。

3. 帰路:

帰路は、高速バスを使わず、JR在来線で小倉駅まで行き、小倉駅から新大阪駅まで新幹線を利用して無事帰宅した。そこで出会った風景や電車の写真をご紹介する。なお、鉄道関係には疎いので、注釈に誤りがあるかもしれないが、お許しいただきたい。

JR遠賀川駅のプラットホームからの景色
高速で遠賀川駅を通過する特急「ソニック」
小倉駅に到着した快速電車  降車後すぐに撮影したが、すでに行先表示が「鳥栖」になっていた
小倉駅に停車していた「ディスカバー九州エクスプレス787」 もちろん、帰宅後にネット検索して知った
別の角度で撮影した「ディスカバー九州エクスプレス787」

4. おわりに:

私は、諦めの悪い老人で、周りの人にご迷惑をかけてしまうことも多々あるが、今回の芦屋基地航空祭に限っては、それがプラスに働き、あとで「あんなに晴れたのなら行けば良かった‼」と悔やまずに済んだので、自分を自分で褒めてやりたいと思った。

一方で、自分の撮影技術+精神力の低さもさることながら、2019年までに培ったノウハウ(上空に上がってしまった飛行機を撮るのならエプロンの真ん中ぐらいが丁度いい)を忘れて最前列に陣取ってしまった自分が情けなくもある。

ということで、5月の静浜基地航空祭に続き、納得のいく成果(写真)が得られなかったのは残念だが、昨年まではそれを悔やむことさえできなかったので、贅沢な悩みだと言えるだろう。いつまで元気で航空祭に行けるか分からないが、「伸び代しかない」ことを喜んでおこう。

まだまだ、制限付きの開催が多い(浜松基地の午後1時半~3時半開催には本当にビックリ‼)し、台風などの影響で中止になったり、飛行展示がショボくなったりする可能性はあるが、次に期待して腕と精神力を磨いておきたいと思う。

芦屋基地航空祭 2018年:逆光メインだけどのんびり楽しめた芦屋基地航空祭 2019年:築城からやってきた赤い”あれ”にビックリ!!

2019年 芦屋基地航空祭:築城からやってきた赤い ” アレ ” にビックリ !!

3年ぶりの航空祭復活(2022年5月22日の静浜基地航空祭)や映画「トップガン マーヴェリック」の公開ですっかり浮かれていて、以前の航空祭の記事投稿が止まってしまったが、そろそろ、再開する。

アレとの遭遇:

今回は、2019年の芦屋基地航空祭。以前にも書いたが、芦屋基地の航空祭はどちらかというと”地味な地元機”が中心なので過大な期待をせずにのんびりと行くのが良いということを2018年の芦屋基地航空祭で知った。2019年もその”ノリ”で行ったのだが、築城基地からやってきた赤い”アレ”に遭遇して本当にビックリして”真剣モード”でシャッターを切り続けることになった。

また、ブルーインパルスは来なかったが、地元機や他の外来機の飛行展示もあり、私としては十分以上に満足できた。

なお、以下の写真・記事の順番は、当日のプログラムの順番に沿ったものではなく、また、すべての演目を取り上げたものではないことをご承知おきいただきたい。

T-4の飛行展示:

まずは地元機、T-4中等練習機の飛行展示から。先程、地味な地元機と書いたが、それでも芦屋基地のT-4中等練習機は色の塗分けがブルーインパルス機と似ており、さらにブルーの部分がレッドになっている(そのため”レッドドルフィン”の愛称がある)ので、なかなか華やかで私は好きだ。

平行して離陸する2機のT-4中等練習機  手前の機はスペシャルマーキング機だ
T-4中等練習機スペシャルマーキング機による機動飛行
T-4 ブルーインパルスの色違いのようなカラーリングだ
ランディングギアを降ろして飛行するT-4
T-4

救難活動展示:

定番中の定番であるが、U-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターによる救難活動のデモンストレーションがあった。

U-125A救難捜索機
U-125A
UH-60J救難ヘリコプター”ブラックホーク”  速いシャッタースピードでプロペラがフリーズ(笑)
救難活動のデモンストレーションを行うUH-60J

F-15J/DJの飛行展示:

ブルーインパルスの飛行展示はなかったが、新田原基地、築城基地、百里基地所属の外来機が飛行展示を披露した。

新田原基地所属のF-15戦闘機による飛行展示は定番であるが、この年のF-15DJ戦闘機は4機でやってきていて4機・2機による航過飛行や単機による機動飛行が披露された。

新田原基地所属のF-15J/DJ戦闘機による編隊飛行 ”ド逆光”のため、真っ黒
複座型のF-15DJ
F-15J
F-15DJ

RF-4の飛行展示:

百里基地からは、RF-4偵察機のスペシャルマーキング機がやってきて飛行展示を行った。今となってはもう見られない飛行機だけに貴重な機会となった。

百里基地所属のRF-4偵察機のスペシャルマーキング機
RF-4
RF-4
RF-4

アレ=F-2A”ヤタガラス”の飛行展示:

築城基地所属のF-2A支援戦闘機による飛行展示も定番中の定番であるが、この年やってきたスペシャルマーキング機(以下、「スぺマ機」)には度肝を抜かれた。

前年(2018年)の築城基地航空祭でもロクスコ(第六飛行隊)、ハチスコ(第八飛行隊)のスぺマ機を見る/撮る機会があったが、通常塗装機との違いは尾翼のカラーリングやマークくらいだったので、近くに来ないとスぺマ機であることが分からなかった。ところが、今年やって来た”アレ”は、機体のかなりの部分が赤く塗られていたので、遠目でもすぐにスぺマ機であることが分かった。さらに近づいてくると赤い部分が大きな鳥を表したものであることが分かり、その”ぶっ飛び”ぶりに思わずワクワクしてしまい、夢中でシャッターを切った。

なお、現地で見た/撮ったときは、赤い鳥=不死鳥(フェニックス)だと一人合点していたのだが、後で調べてみたらこのロクスコ創設60周年記念塗装機のモチーフは神の使いである三本足の八咫烏(ヤタガラス)であることが分かった。”通の方”たちは、事前にこのスぺマ機のことをご存じだっと思うが、例によって予備知識ゼロで臨んでいた私にとっては、うれしいビッグ・サプライズであった。

今回の撮影は、基本的に逆光だったので、美しい写真が撮れなかったが、この機の地元である築城基地航空祭で再会できると思ったので、それほど悔しくはなかった。

築城基地所属のF-2A支援戦闘機・スペシャルマーキング機  モチーフは八咫烏(ヤタガラス)だ
F-2Aスぺマ機 ”ド逆光”が残念だ
F-2A ”ヤタガラス”
F-2A

地上展示:

飛行展示の出番を待つ機や地上展示機も写真に収めた。

T-4 スぺマ機
T-4 ”一般?”塗装機
T-400基本操縦練習機
T-7初等練習機
陸上自衛隊のAH-1S戦闘ヘリコプター”コブラ”
CH-47輸送ヘリコプター”チヌーク”
UH-60J救難ヘリコプター”ブラックホーク”

今後の予定:

芦屋基地は、ホームページで今年(2022年)の9月4日に来場者を1万人に制限して航空祭を開催すること、希望者が1万人を超える場合は、抽選で来場者を決めることを発表した。今までの実績からするとブルーインパルスが来ない年でも2万人を超えていて、さらに久々の開催となればもっと多くの人が来場を希望されると思われるので”競争率?”が高いだろうが、ダメ元で応募してみたいと考えている。

☝この記事を書いたときは「1万人限定」と書いてあったのだが、6月13日に芦屋基地のホームページを確認したら「来場者『1万人限定』を撤廃(原文のママ)しました。」に変わっていた。「それじゃあ行くしかないな」と考えて、早速前日夜に大阪を出発し、当日の朝に小倉に着く夜行バスの予約をしてしまった。

芦屋基地航空祭 2018年:逆光メインだけどのんびり楽しめた – 青空と白い雲(飛行機写真のブログ) (ao-shiro.com)

2018年 芦屋基地航空祭:逆光メインだけどのんびり楽しめた

同じ地名が全く違う地域で使われているケースは多数あるが、関西在住の私にとっての「芦屋」は兵庫県の高級住宅地だったので、航空自衛隊のホームページで芦屋基地が福岡県遠賀郡(おんがぐん)にあると知って驚いたのを覚えている。

往路(大阪➝芦屋):

そんな芦屋基地の航空祭に初めて行ったのは、2018年の2月のこと。いつも利用している旅行会社の航空祭見学バスツアーが設定されていなかったので、前日の深夜に大阪から夜行バスに乗り当日の早朝に小倉駅に到着。小倉駅から遠賀川駅までJRの電車で行き、遠賀川駅からは臨時バスに乗って芦屋基地に到着した。

芦屋基地の航空祭では、地元機(T-4中等練習機)による飛行展示の他、航空自衛隊の他の基地や米軍三沢基地からやってくる外来機の飛行展示も楽しめる。基本的にほぼ終日逆光で、写真を撮るには辛い点もあるが、全体的にのんびりとした雰囲気の航空祭なので、決して嫌いではなく、翌年(2019年)にも行った。

地元機の飛行展示:T-4

まずは、地元機であるT-4中等練習機による飛行展示の写真。浜松基地や松島基地などに所属するT-4と同じ機種であるが、ブルーインパルス機に似た塗分けで、しかもブルーの部分がレッドになっているので、華やかなイメージがあって好きだ。

離陸のためタキシングを開始したT-4スペシャルマーキング機
離陸するT-4
T-4による編隊飛行(一部)
ブレイクするT-4
T-4

空自外来機の機動飛行:F-2A & F-15DJ

続いて、航空自衛隊の他の基地からの外来機の写真。築城基地からは、F-2A支援戦闘機が、新田原基地からはF-15DJ戦闘機がやってきて機動飛行を行った。

築城基地第8飛行隊所属のF-2A
ランディング・ギアを出したまま機動飛行するF-2A
F-2A
F-2A
新田原基地から飛来したF-15DJ
F-15DJ
F-15DJ
F-15DJ

米軍機の機動飛行:F-16

米軍の三沢基地からは、F-16戦闘機がやってきてダイナミックなアクロバット飛行を披露してくれた。

米軍三沢基地から来たF-16
パイロットが手を振りながら低速で飛行するF-16
F-16

ブルーインパルスの曲技飛行:T-4ブルーインパルス機

最後は、定番のブルーインパルスによる飛行展示の写真。ほとんどの航空祭で見られるので、各地を転戦している私にとっては新鮮味が薄れつつある(失礼っ!)が、一糸乱れぬ編隊飛行は見事だと思う。

「ダイヤモンドテイクオフ」をするT-4ブルーインパルス機
T-4ブルーインパルス機
ファンブレイクを決めるT-4ブルーインパルス機  順光だったらもっと良かったのに・・・
中のブルーインパルス
上の写真の続き
フォーシップインバート中のT-4ブルーインパルス機(部分)

まとめ:

独特のコスチューム(塗装)に身を包んだ現地のT-4中等練習機や航空自衛隊の他の基地からくる外来機などをのんびりした気分で見られる芦屋基地の航空祭が好きなので、いつになるか分からないが、また行ってみたいと思う。