2025年 5月 4日(日)に開催された「岩国航空基地フレンドシップデー2025(以下、『FD25』)」に行ってきた。
ブルーインパルスの来基・飛行展示はなかったが天候に恵まれ、陸・海・空自衛隊や米軍(海兵隊・海軍・空軍)の多種多様な機種による飛行展示を存分に楽しむことができた。
なお、来場者数は昨年より約1.7万人多い、13万人だった。
1. 天候:予報と現実:
1週間くらい前までは各予報機関でバラツキがあったが、4~5日前くらいから「晴れ」または「晴れときどき曇り」の予報に収れん。おかげで天候を気にせず安心して出かけることができた。
実際も予報通りで、終日晴れ。また、気温も予報通りそれなりに暖かかったが、被っていた帽子を飛ばされるほど強い風が吹いていたので体感温度は低かった。
朝いちの服装は、半袖のTシャツ+長袖のボタンダウンシャツ+パーカー+ウインドブレーカー。日が高くなってきてさすがにパーカーは脱いだが、風が吹いていたのでウインドブレーカーは最後まで着用していた。
2. 行き方:
岩国基地FDは、見学ツアー利用の1択。いつも利用している旅行社の参加者募集が始まったその日に予約を入れた。
3. 有料観覧席:
発券手数料も入れると7,000円近い出費になるが、専用トイレが用意されている、滑走路に近い場所で離着陸シーンを撮りやすい、ひな壇席を確保できれば前の人が撮影の邪魔にならない、ので今回も「特設観覧席」のチケットを購入した。
なお、初めて有料観覧席のチケットを購入したときは、「写真撮影席*」は数秒で売切れ、「特設観覧席*」も数日で完売になって驚いたのだが、最近はそのようなことがなく、直前でも販売されていた。
*FD25での名称。当時は違う名称だったと思う。

4. 移動(大阪~岩国基地):
前日夜(土曜日)の7時45分ごろに家を出て9時前に大阪・梅田に到着。大阪駅周辺でしばらく時間をつぶしてから見学ツアーの集合場所に行った。




ツアーバスは予定通り夜10時に大阪・梅田を出発し、何回かの休憩を挟んで午前 3時ごろに「宮島SA」に到着。ここで最後の休憩+時間調整を行い、3時50分ごろにSAを出発、4時半ごろに岩国基地内の観光バス一時待機所に到着した。
その後、6時ごろにツアーバスが観光バス専用駐車場に移動を開始し、到着後に降車。6時半前には手荷物検査所前の列に並ぶことができた。
手荷物検査が始まったのは7時ちょうど。地上展示機などの撮影をせずに「特設観覧席エリア」に直行したので7時24分頃にはエリア内のひな壇席(10段のひな壇の5段目)を確保できた。



5. 使用機材:
メインカメラ:RX-10M4(24-600mmレンズ付きのコンパクトデジタルカメラ)
もともと、航空祭撮影時の定番カメラだが、FD25の「特設観覧席」にはレンズ長規制(6インチ/15.25cm以上の長さのレンズの使用禁止)があったのでこのカメラの1択。例年、このレンズ長規制を超える望遠レンズを持ち込む観客が散見されたが楽しい航空祭でトラブルを起こすのは嫌なので迷わずRX-10M4を持ち出した。
なお、このカメラの販売が今年(2025年)の3月末に終了した。2017年デビューのカメラなので当然といえば当然だが、後継機の発表・発売のアナウンスはなかったのが残念。これを機会に1眼ミラーレスカメラ+100-400mmレンズでの撮影に切り換えることを考えなくはないが、航空祭での撮影ではRX-10M4がベスト。さいわいカメラもバッテリーも元気いっぱいなので、今後も続けて使用するつもりだ。
サブカメラ:RX-100M6(24-200mmレンズ付きのコンパクトデジタルカメラ)
6. 撮影結果:
6-1 飛行展示の撮影:
6-1-1 チーム・ファストラックスのパラシュート降下:KC-130J
8時40分ごろ、KC-130J空中給油・輸送機が離陸し、気象状況(風向き・風速等)を確認の上、貨物室の後部扉を開放。9時の開幕時間に合わせて2人のジャンパーがKC-130Jから飛び出してパラシュート降下を開始した。
昨年と同様、ジャンパーは日本、米国の国旗をイメージした長いリボン?を装着して上空で円を描いたりしながら地上に降りてきた。






6-1-2 海上自衛隊 セレモニアルフライト:US-2 & OP-3C & EP-3 & UP-3D & MCH-101
今年の海上自衛隊の力の入れようはすごく、3つのパフォーマンスを披露した。
その第1弾がこのセレモニアルフライト。2機のUS-2救難飛行艇、OP-3C多用機、EP-3多用機、UP-3D多用機、2機のMCH-101掃海・輸送ヘリコプターが展示飛行を行った。








6-1-3 ウイスキーパパの曲技飛行(1回目):エクストラEA-300L
ウイスキーパパの内海昌浩氏が華麗な曲技飛行を披露した。




6-1-4 第5空母航空団(CVW-5)の航過飛行:F-35C & F/A-18E/F & EA-18G & CMV-22B & E-2D
午前の最大の目玉が米空母 ” ジョージ・ワシントン ” を母艦とするCVW-5による飛行展示。E-2D早期警戒機 ” アドバンスドホークアイ ” 、F/A-18E/F戦闘攻撃機 ” スーパーホーネット/ライノ ” 、EA-18G電子戦機 ” グラウラー ” に加え、新たに加わったF-35C戦闘機 ” ライトニングⅡ ” とCMV-22B輸送機 ” オスプレイ ” が次々と離陸して編隊飛行やタッチアンドゴーを披露した。
なお、今回のC型の撮影でF-35戦闘機の「全型式撮影」を達成できた。














6-1-5 海上自衛隊ホワイトアローズ:T-5練習機
「ホワイトアローズ」の飛行展示を見た/撮ったのは今回が初めて。使用機(T-5初等練習機)の ” ずんぐりむっくり ” な姿(失礼!)から、勝手に鈍重なイメージを持っていたが、実際は真逆。キビキビとした曲技飛行に魅了された。
なお、手ブレ写真の量産が怖かったので、離陸後は 1/1,600秒のシャッタースピードで ” ビタ止め ” 撮影しまった(笑)。




6-1-6 室屋義秀氏の曲技飛行:エクストラEA-330SC
青空の下、室屋義秀氏が操縦するエクストラEA-330SCが曲技飛行やエアレースXの再現シーンを披露してくれた。




6-1-7 海兵隊空地機動部隊のデモンストレーション:
海兵隊空地機動部隊(MAGTF)所属のKC-130J空中給油・輸送機、F-35B戦闘機 ” ライトニングⅡ ” 、CH-53E輸送ヘリコプター ” スーパースタリオン ” 、AH-1Z攻撃ヘリコプター “ヴァイパー ” 、UH-1Y汎用ヘリコプター ” ヴェノム ” および地上部隊員が連携して空中給油や対地攻撃、近接航空支援、地上部隊の展開などの場面を再現してくれた。
残念ながらF-35Bの機動飛行はなかったが、迫力あるパフォーマンスを堪能した。














6-1-8 ウイスキーパパの曲技飛行(2回目):エクストラEA-300
2回目のウイスキーパパの曲技飛行は、スモークで空に図形を描くパスフォーマンスがメインだった。



6-1-9 太平洋空軍のF-16デモンストレーション:F-16
今年も太平洋空軍(PACAF)のF-16戦闘機 ” ファイティングファルコン ” は元気いっぱい。ファインダー内にとらえ続けるのが難しくて寄り切れず、 ” 引きの写真 ” を量産してしまったのは残念だが、それが私の実力。しかたがない。






6-1-10 陸上自衛隊の空挺ラペリングデモ:UH-1J
陸上自衛隊 第13旅団の隊員4名がUH-1J汎用ヘリコプターからの懸垂下降を披露した。



6-1-11 海上自衛隊 US-2 と消防車レースのレース:US-2 & サラマンダー
海上自衛隊の3つ目のパフォーマンスが90km/hの超低速で飛行するUS-2救難飛行艇と消防車とのレースだった。
失礼ながら飛行艇と消防車とのレースに興味はなかったが、US-2が機体を大きく傾けて飛行する場面などを撮影できてよかった。





6-1-12 F/A-18スーパーホーネットの機動飛行:F/A-18F
前日、自宅でインクルーシブデーの様子をリアルタイムで配信する動画を見ていたら単座型のF/A-18E戦闘攻撃機 ” スーパーホーネット/ライノ ” が機動飛行を行っていた。しかし、FD25当日に飛んだのは複座型のF/A-18F。私は、F型の方が格好いいと思っているのでうれしくなった(飛行機を見た眼で判断するジジィ)。
F-16の機動飛行撮影時よりも「寄れた」ので ” まずまず ” の写真が撮れたと思う(私の基準)。









6-1-13 航空自衛隊F-2の機動飛行:F-2A
F/A-18Fの機動飛行が終わったのが午後3時20分ごろ。ツアーの集合時間は4時だったので、まだ余裕があったが、次のF-2の飛行展示の最中にひな壇席を降りるのは気が引けるので始まる前に下に降りた。
F-2の到着(リモートによる飛行展示)が遅くなるならあきらめて帰ろうかとも思っていたが、幸い、3時25分ごろに築城基地第6飛行隊(ロクスコ)所属のF-2A支援戦闘機がやってきた。ひな壇からは降りていたが、まだ「特設観覧席」エリア内に残っていたので、前方のパイプ椅子配置エリアで撮影した。
バックパックを背負った状態での撮影になったが、ロクスコのF-2Aが ” 背中見せ見せ ” の機動飛行を披露してくれたので、私なりに満足のいく写真が撮れた。





6-1-14 F-35BライトニングIIの機動飛行:F-35B
機動飛行を終えたF-2Aが築城基地に向かって帰って行ったのが3時半過ぎ。基地内の観光バス駐車場まで、そこそこの距離があったし、バス乗車前に用を足しておく必要があったのでF-35B戦闘機 ” ライトニングⅡ ” が離陸する前に駐車場に向かって歩きはじめた。それでもF-35Bの爆音が響けばカメラを向けずにはいられない。結局、「撮っては歩き、歩いては撮る」を繰り返し、ツアーバスに到着したのは4時ちょうど。ギリギリセーフだった。
なお、撮影中はまったく気づかなかったのだが、帰りのバス車中で撮った写真を確認したらF-35Bの背中から主翼にかけて大きな黒いコウモリ(部隊名 ” Bats ” にちなんだ図柄)が描かれていてびっくり。最後まであきらめずに撮っていて本当によかった。





6-2 地上展示機の撮影:
今回は地上展示機をゆっくり撮影する心と時間のゆとりがなかった。
せめて主翼端を跳ね上げた状態で展示されていたF-35C戦闘機だけでも撮っておけばよかったと思ったが後の祭り。来年に期待したい。



6-3 民間航空機の撮影:A321neo & B737-800
FD25の最中にANA旅客機の離発着があった。なお、F-16の機動飛行の開始を約40分遅らせた犯人は、ITMでよく見かけた/撮ったB737-800 ” EXPO2025 ANA JET ” の奴だった。




7. 帰路:
午後4時過ぎに、ツアーの全参加者がバスに戻ってきたので帰途についたが、例によって基地内、基地外の渋滞が続いて高速道路に上がるまでかなりの時間を要した。また、ゴールデンウィーク中ということもあり、高速道路上でも断続的に渋滞が発生していた。
結果、バスが大阪・梅田に戻ってきたのは、予定より1時間遅れの23時半前。なんとか私鉄の最終電車に間に合ってよかったが、自宅についたのは5日(月)の午前0時半ごろだった。
8. おわりに:
午前9時から午後4時前まで飛行展示だけで14のパフォーマンスがあり、また、機種の違い(ヘリコプター、ターボプロップ機、ジェット機)や時間の経過(逆光から順光に変わる)に応じたカメラ設定や撮影が求められたので正直、とても疲れた。
それでも、自分なりに面白い写真やイケてる写真、特にF-35CやF-35Bスぺマ機の写真が撮れたので疲れも吹っ飛び、充実感、達成感を味わえた。ということで、来年も元気でいられたら是非、岩国航空基地フレンドシップデー2026に行きたいと思う。
了




























































































































































































