2024年 浜松基地航空祭:小雨が降ったり止んだりでトホホ!! でもBIの写真はまずまず

2024年10月27日(日)に開催された「エアフェスタ浜松(以下、『AF浜松』2024)」に行ってきた。

中日新聞によれば、来場者数は約 4.5万人だった。

天候に恵まれず、 ” 映える ” 写真はなかなか撮れなかったが、ブルーインパルス(以下、「BI」)の撮影は、まずまずうまくいって楽しめた。

1. 天候:予報と実際:

いつも参考にしているすべての天気予報機関が「曇り」で、「一時」「ときどき」雨が降ると予報していた。それでも大方は雨が降り始めるのは夜だとしていたので何とかなるかな、と思って出かけた。

しかし、実際は、飛行展示の最中に小雨が降ることもあり、一時は傘をさしながらの撮影になった。気温は、Tシャツに長袖のシャツ、それにウインドブレーカーを羽織るくらいで、昼前からはウインドブレーカーなしで過ごすことができた。

2. 行き方:

AF浜松開催時は、JR浜松駅と浜松基地を結ぶシャトルバスが運行されるが、乗車時間が長い(Max 90分かかる?)うえ、恐ろしいほど混むので自力で行ったことがない。

なので、今年も旅行社が主催する夜行バスで行く0泊2日の見学ツアーを利用して行った。

3. 往路(大阪~浜松基地):

開催日前日(10月26日)のよる10時半に見学ツアーに参加してバスに乗車。ツアーバスは、前回の芦屋基地航空祭の際に利用したWILLER EXPRESSのバスに比べると前後方向に狭く、また臨席との仕切り版がなかったので、決して快適とはいえなかったが、いつものことなので問題なし。

バスは、開催日当日の未明に「浜名湖サービスエリア」に到着。そこで7時まで時間をつぶしたのち、航空自衛隊の浜松基地に向かって8時前に基地内の駐車場に到着した。

JR大阪駅前
浜名湖SAからの眺め

基地の南側にあるバスの駐車場から浜松基地北側の正門までは、そこそこの距離があったが、徒歩で移動して無事8時20分頃にエプロン地区に到着。従来通り、滑走路と基地施設・建屋の中間地点を撮影場所に決めた。

到着後、雨粒がポツリポツリと落ちてきたが、このときは傘をさすほどではなかった。

午前8時20分頃のエプロン地区の様子
こちらは午前中の飛行展示が終わったころのエプロン地区の様子
BIの飛行展示前のエプロン地区の様子 大変混みあっていた

4. 飛行展示:

4-1 オープニングフライト:T-4 & T-400

地元のT-4中等練習機 6機、T-400基本操縦練習機 3機によるオープニングフライトは、全9機、T-4のみ、T-400のみによる編隊飛行が行われた。

何れも高々度の飛行で、しかも逆光だったので絵になる写真は皆無。それでも各機が着陸するシーンは、樹木や地上展示機(C-130)、滑走路前の観覧者の合間を縫って何枚か撮ることができたが、見えたり隠れたりするので、ピント合わせに苦労した。

なお、離陸シーンは、地上展示機、観覧者が邪魔で、ほとんど見えなかったので、はじめから撮る気にならなかった。

T-400 3機、T-4 6機による編隊飛行
T-4のみによる編隊飛行
T-400のみによる編隊飛行
展示飛行を終えて着陸するT-4通常塗装機
着陸するT-4 ” 航空自衛隊70周年記念塗装機 “
着陸するT-400

4-2 救難展示:U-125A & UH-60J

このときの天気が最悪で、傘が必要なほどの雨が降ってきた。傘を手に持ちながらの撮影はできないので、背負ったリュックのショルダーストラップに傘ホルダーを装着、そこに傘を固定して撮った。とはいえ、装着になれていなかったので、頭と左肩で傘の柄を押さえながらの撮影で集中するのが難しかった(言い訳っ!)。

フライト自体は定番の内容で、U-125A救難捜索機が会場上空を旋回するなか、UH-60Jが地上の要救助者を救出する場面が再現された。

U-125A
会場上空を旋回するU-125A
UH-60J
UH-60J

4-3 展示飛行:E-767

地元のE-767 早期警戒管制機(AWACS)は、機体を大きく傾けて旋回する場面も見せてくれたが、曇り空がバックではメリハリなし。それでも会場上空を低空で航過する際や着陸する際は、” それなり ” の写真が撮れた。

機体を大きく傾けて旋回するE-767
E-767
低空飛行で会場上空を航過するE-767
展示飛行を終えて着陸するE-767

 

4-4 機動飛行:F-15J

岐阜基地からやってきたF-15J戦闘機は、キレのある機動飛行を披露。何とか背中も撮ることができたが、逆光+曇り空で ” イマイチ ” の写真ばかりで残念だった(またまた言い訳 ! )。

岐阜基地所属のF-15J
F-15J バッチリ背中を撮れたが、逆光がきつくて残念!
F-15J

4-5 機動飛行:F-2A

岐阜基地がAF浜松に向けた機動訓練飛行を10月中旬に実施していてその際の動画がYouTubeにアップされていた。そこで飛んでいたのが通常塗装(洋上迷彩塗装)のF-2B支援戦闘機だったので、本番も同じ機が飛ぶんだろうなと思っていた。しかし、やって来たのは、昨年と同様、F-2Aの試作機で、白地に赤いストライプが映える#501号機だったので、大いにテンションが上がった。一方、曇り空(ときどき小雨)を高速で飛行する白い機体を追うのは肉眼でも難しく、カメラのファインダーで捉え続けるのに大苦戦。何度もロストしたがあきらめずに最後まで追い続けた。

ランディング・ギアを降ろし、低空で航過するF-2A試作機
F-2A
F-2A
対地攻撃姿勢をとるF-2A

4-6 曲技飛行:T-4ブルーインパルス仕様機

曇り空にBIの飛行展示は ” 映えない ” のは分かっていたが、練習になると思って ” まじめに ” 撮影した。その甲斐もあってか、「ファン・ブレイク」をうまく撮れたし、「オポジットコンティニアスロール」や「タッククロス」で2機が交差する場面をバッチリ押さえることができて大満足だった。

「ダイヤモンドテイクオフ&ダーティローパス」
「フェニックス・ローパス」
「ファン・ブレイク」
「ダブルナイフエッジ」
「オポジットコンティニアスロール」
「タッククロス」
「フォーシップインバーテッド」
「ローリングコンバットピッチ」
「コークスクリュー」

5. 地上展示:

何にも飛ばない時間が2時間弱あったので、ゆっくり地上展示機を撮ることができた。とはいえ、背景が曇り空で冴えない写真ばかり。

ずらりと並んだ ” 7機 ” のT-4 BI機
T-4中等練習機 ” 70周年記念塗装機 “
別のT-4中等練習機 記念塗装機
幼稚園児が描いた予備タンクを装着したT-4中等練習機
T-400基本操縦練習機 記念塗装機
T-7 初等練習機
F-2A 支援戦闘機
F-15J 戦闘機
E-2D 早期警戒機
C-130H 戦術輸送機

 

6. 帰路:

ツアーの集合時間は午後3時半だったが、2時前にBIの飛行展示が終わり、また、傘が必要なほどしっかり雨が降って来たので、皆はやめにバスに戻り、3時過ぎに基地の駐車場を後にした。例によって基地を出るまでに時間を要し、高速に乗ったあとも軽い渋滞に遭遇したが、そのあとは驚くほど順調で予定時間より3時間も早い7時過ぎに大阪・梅田に到着した。

なお、今年もJR浜松駅行きのシャトルバスに乗るための大行列ができていて、改めて自力見学の難しさを実感した。

7. おわりに:

天気予報よりも悪い天気で、飛行展示中に傘をさすような場面もあったが、それなりに楽しめた。

今年、天気予報の結果を見て静浜基地と松島基地の航空祭の見学を直前にパスしたが、今後、開催される大好きな岐阜基地や築城基地の航空祭に行くつもりだが、よほど酷い予報でないかぎりチャレンジしたいと思っている。

 

 

 

 

2024年 芦屋基地航空祭:T-4 記念塗装機の飛行展示はなかったが、いつも以上にのんびり楽しめてよかった !

2024年10月6日(日)に開催された「令和6年度 芦屋基地航空祭」に行ってきた。この基地の航空祭は、基本的に逆光での撮影になるので露出補正に苦労させられるが、地元のT-4中等練習機 ” レッド・ドルフィン ” の他、例年、築城基地所属のF-2支援戦闘機、新田原基地所属のF-15J/DJ戦闘機の飛行展示を撮ることができる。また、ブルーインパルス(以下、「BI」)の来基・飛行展示があってもあまり混雑しないので、のんびり楽しむことができるのがうれしい。

1. 天候(予報と実際):

直前の天気予報は、おおむね「曇りのち雨」だったが、降り始めるタイミングを「夕方から」とする予報や「夜遅くから」とする予報があった。今回の芦屋基地航空祭は午後2時終了なので、どちらの場合でも問題なかったのだが、秋雨前線により気象状況が不安定になっていたので、降雨のタイミングがずれる可能性があり心配だった。

結果は予報通り、終日曇り空で、少なくとも私が九州・小倉を離れるまで一度も雨が降らなかった。気温は、朝のうちはTシャツ・半袖シャツの上にウインドブレーカーを羽織っていたが、だんだん暑くなって最後はTシャツだけで過ごせるようになった。

2. 行き方:

よく利用している旅行社が2種類の見学ツアーを企画・販売していたが、私は、芦屋基地航空祭は、以前から自力で行っていたので今回も同様にした。

大阪・梅田からJR小倉駅への移動は高速夜行バスを利用。小倉駅から遠賀川(おんががわ)駅へはJRの在来線で、遠賀川(おんががわ)駅から芦屋基地へはシャトルバスで移動した。帰りは、行きの逆ルートでJR小倉駅まで行き、小倉駅から新大阪駅まではJR新幹線を利用した。

3. 往路:大阪~芦屋基地:

JR新幹線小倉駅前までは、WILLER EXPRESSの高速夜行バスを利用した。使用するバスは4列シートだが、隣席との間に大きな仕切板があるので、体が触れ合う心配はない。また、前後方向に余裕があるので、航空祭見学ツアーのバスよりもかなり快適に乗車できるので気に入っている。

大阪梅田のヨドバシカメラ
WILLER EXPRESSのターミナルがある梅田スカイビル

WILLER EXPRESSの高速路線バスは、予定通り、航空祭当日の朝 5時過ぎにJR小倉駅周辺に到着。すぐにJR在来線で遠賀川駅に向かった。

開催日当日午前5時過ぎにJR小倉駅前に着いた
JR小倉駅の在来線ホーム
遠賀川駅前のロータリー

遠賀川駅前のロータリーには、すでにシャトルバスを待つ人の列ができていたので、最後尾に並んだ。

当初、シャトルバスの始発時間は7時半だったが、芦屋基地の入門準備に合わせて調整され、7時40分頃に出発した。私の前には30人弱しかいなかったので、始発バス(2台が同時に出発)に余裕で乗れた。

シャトルバスの出発を待つ人の列

シャトルバスが芦屋基地に到着したのは、8時頃。遠賀川駅でシャトルバスを待っている間に手荷物検査を受けていたので、下車後、すぐにエプロン地区に向かうことができた。

芦屋基地に到着したシャトルバス
芦屋基地のエプロン地区から基地施設・建屋を見た様子

4. 飛行展示:

当初、海上自衛隊の曲技チーム「ホワイトアローズ」による飛行展示が予定されていたが、天候不良のため中止になった。

4-1 オープニングフライト:T-4 & U-125A & UH-60J

オープニングフライトは午前9時20分からだったが、とくにアナウンスがないまま、8時半頃から次々にT-4中等練習機 2機、U-125A救難捜索機 1機、UH-60J救難ヘリコプター 1機が離陸していった。

低い高度の離陸で、滑走路エリアの車や施設が邪魔になって機体が見えたり隠れたりするのでカメラに収めるのが難しかった。

その後、9時20分頃にUH-60Jが単機で低空を、T-4とU-125が編隊で高空を航過してオープニングフライトが終わった。

2機編隊で離陸する T-4
離陸するUH-60J
U-125A と T-4による編隊飛行

4-2 救難展示飛行:U-125A & UH-60J

U-125A救難捜索機が会場上空を旋回する中、UH-60J救難ヘリコプターが地上の要救助者の救出シーンを再現した。

U-125A
UH-60J
要救助者(ダミー)を引き上げる救難隊員

4-3 航過後着陸・地上展示:C-1

C-1輸送機は、今年度末までに全機退役することになっていて、岐阜基地所属のC-1試作1号機 通称 ” 銀ちゃん ” も同様。その銀ちゃんが、芦屋基地にやってきて急上昇・急下降や背中を見せながらの旋回を披露してくれた。退役迫る銀ちゃんの飛行展示を見られる/撮れる貴重なひとときだった。

岐阜基地所属のC-1 ” 銀ちゃん “
C-1
C-1

4-4 編隊・航過飛行:T-4

8機のT-4中等練習機 ” レッド・ドルフィン ” がいろいろな隊形で編隊・航過飛行を行った。

2機編隊で離陸するT-4
T-4
T-4

4-5 機動飛行:F-15J

新田原基地 第23飛行隊所属のF-15DJ戦闘機 2機が力強い機動飛行を披露してくれた。 

ただ、露出補正を明るめに設定していたこともあって全体的に霞んだ写真ばかりになってしまった。

新田原基地所属のF-15J
F-15J
F-15J
F-15J

4-6 機動飛行:F-2A

築城基地からやってきたF-2A支援戦闘機は、「航空自衛隊70周年記念塗装機」だった。尾翼のみの特別塗装だったが、11月24日の築城基地航空祭に先駆けて記念塗装機を見る/撮ることができてうれしくなった。

築城基地所属のF-2A 70周年記念塗装機
模擬 タッチ & ゴーをするF-2A
ランディングギアを出したまま上昇するF-2A
F-2A

4-7 曲技飛行:EA-300L

競技曲技飛行チーム ” ウイスキーパパ “の飛行展示は相変わらず素晴らしかったが、背景が曇天で ” 映える ” 写真が撮れず残念だった。

ウイスキーパパのEA-300L
EA-300L
EA-300L

4-8 機動飛行:T-4

T-4中等練習機 2機による機動飛行は見ごたえ十分だったが、機体が曇り空に溶け込んでしまってピントを合わせるのに苦労した。

T-4 ” レッド・ドルフィン “
T-4
T-4

4-9 編隊飛行:T-4

最後は、T-4中等練習機 12機による編隊飛行。隊形を変えて 2回ほど航過飛行を行った。

T-4 12機による編隊飛行
T-4
T-4

5. 地上展示:

今回の航空祭の一番のお目当ては、 ” ブラック・ドルフィン ” ことT-4航空自衛隊70周年記念塗装機。この機の飛行展示を楽しみにしていたのだが、滑走路から遠いエプロン地区に配置されていたので、飛行展示がないことを確信し、いろいろな角度から何枚も写真を撮った。

もちろん、他の地上展示機も一通り撮影した。

芦屋基地ではレアな? T-4 通常塗装機
芦屋基地のスタンダード T-4 レッド・ドルフィン
C-1 輸送機 ” 銀ちゃん “
海上自衛隊のUS-2 救難飛行艇
UH-60J 救難ヘリコプター
U-125A 救難捜索機
CH-47J 輸送ヘリコプター
T-7 初等練習機
陸上自衛隊のAH-64D 攻撃ヘリコプター
海上自衛隊のTC-90 練習機

6. 帰路 & 撮り鉄:

午後2時に航空祭が終わったので、すぐにシャトルバス乗り場に向かった。今回、BIの来基・飛行展示がなかったからだと思うが、バス乗り場が空いていて待つことなくすぐに乗車できた。基地からJR遠賀川駅までの道路が多少混んでいたが、それでも2時40分頃には駅に到着。ホームで待つ人は多くなくて、最初に来た3時1分発の門司港行きの区間快速電車に乗車(混んでいなかったので席に座れた)、3時半過ぎに小倉駅に着いた。

予約していた新幹線の小倉駅発車時間は5時16分。予約を変更して早めの電車で帰ろうかなとも思ったが、面倒くさくなり(老化現象)、小倉駅で休憩を取りつつ、遅めの昼食を食べて新幹線の発車時間を待った。

新大阪駅には7時半頃に到着し、そこでJRの在来線に乗り換えて自宅最寄駅まで移動。最寄り駅からはバスを利用して8時半前に帰宅した。

なお、遠賀川駅で電車を待っているとき、DE10機関車や883系・885系ソニック特急列車が通過したのでカメラに収めた。

また、ヘリコプターの爆音が聞こえてきたので空を見上げたらAH-64D攻撃ヘリコプターが飛んでいたので、これも撮った。

JR遠賀川駅のホーム
小倉方面に向かう電車が到着した
883系の青いソニック
885系の白いソニック
駐屯地に帰投する? AH-64D

7. おわりに:

T-4記念塗装機の飛行展示はなかったが、築城基地のF-2A記念塗装機や岐阜基地のC-1試作1号機(銀ちゃん)の飛行展示をバッチリ撮れて良かった。

また、BIが来なかったお陰で滑走路前最前列の撮影場所を確保で、帰りのシャトルバス、電車も空いていたので、いつも以上に快適な航空祭を楽しむことができた。これで、青空と適度な白い雲があれば完璧だったのだが、それは、贅沢。雨が降らなかっただけ ” まし ” だと思う。

これから、浜松基地(10月27日)、岐阜基地(11月17日)、築城基地(11月24日)、百里基地(12月8日)で開催される航空祭に行くつもりをしているので、体調管理に気を付けていきたいと思う。

2024年 小松基地航空祭:機動・曲技飛行はなかったが、災害派遣最優先で納得

2024年 9月23日(月)に開催された「令和6年度 小松基地航空祭」に行ってきた。

初めて小松基地航空祭に行ったのは、今から10年前の2014年。以来、毎回 見に/撮りに行っていて今回で8回目になった(2017年は台風の影響で、2020年と2022年はコロナ禍で開催されず)。

1. 天候:予報と実際

開催日の3日前(金曜日)までは、すべての天気予報で雨マークがなかったが、2日前から怪しくなり、直前の予報は「午前中くもり一時雨」など心配な内容になってきた。とはいえ、アグレッサー機や北陸新幹線をイメージした記念塗装機など、他基地では見られないF-15J/DJを撮るチャンスを逃したくなかったので予定通り行くことにした。

実際は、小雨(ほぼ傘が要らない程度)~曇り~雨 & 強風~晴れと目まぐるしく変わった。気温は、朝一番はTシャツの上に薄手のウインドブレーカーを羽織っていたが、昼前から暑くなり、最後はTシャツ1枚で過ごした。

なお、直前の 9月21日に能登地方大雨災害が発生したため航空祭が中止になるのではないかと心配していたが、前日に小松基地のホームページを確認した時点でそのようなアナウンスがなかったので、予定通り家を出た。

2. 行き方:

コロナ禍後、入場者限定で開催された令和4年度(2022年度)航空祭では旅行社のツアーがなく、やむを得ず自力で行ったが、シャトルバスに乗るのに時間を要したし、基地内の移動距離も長くて大変苦労した(しかも、台風の接近で当日夜は現地ホテルに宿泊)。

さいわい、2023年から見学ツアーが復活。今年も参加者募集があったので迷わず申し込んだ。なお、今回の大阪発着ツアーは2種類あり、違いは使用するバスが3列シートか4列シートかだった。当然、3列シートの方が快適だが、参加料がかなり高かったので、安い方の 4列シートのツアーを選択した(苦笑)。

3. 往路(大阪~小松基地):

見学ツアーの集合時間が前日夜の11時前だったので、それに間に合うように自宅を出て私鉄電車で梅田に移動。徒歩で集合場所に移動した。

大阪・梅田のヨドバシカメラ
JR大阪駅
ツアー集合場所付近

ツアーバスは順調に運行し(寝てたので、そうだと推測)、当日の朝 6時前に基地に入場する観光バスの列に並んだので、バス内でそのまま待機した。その後、バスが動き出して7時半頃に基地内の駐車場に到着、下車した。すぐに手荷物検査を受けて 7時 50分頃にはエプロン地区に着いて撮影ポジションを決めた。

午前 8時前のエプロン地区 雨で地面が濡れていた
午前 11時前のエプロン地区の様子 青空が広がっていた

4. 飛行展示:

開催日の前日に小松基地のホームページに「この度の能登地方大雨被害に係る災害派遣実施中のため規模及び内容を変更して開催(原文のまま)」するとのアナウンスが掲示されていたのだが、私はこれに気づいておらず、各飛行隊の機動飛行やブルーインパルスの曲技飛行を見られると思っていた。

そのため、航過・編隊飛行だけだと知って大変がっかりしたが、帰宅後に上記案内に気づいて納得、当然の措置だと思った。災害救助・支援が最優先されるべきなのは言うまでもない。

4-1 オープニングフライト:F-15J/DJ

午前9時前に第 303飛行隊の F-15J/DJ戦闘機 4機が次々と離陸していった。

当初の予定がどうなっていたのか分からないが、航過飛行や編隊飛行はなかった。

離陸した 第 303飛行隊のF-15DJ 複座型だ
こちらは単座型のF-15J

4-2 第303飛行隊:F-15J

第303飛行隊所属の2機のF-15J戦闘機が航過飛行を行った。1機は、北陸新幹線W7系のデザインをイメージした記念塗装機、別の1機は通常塗装機だった。単機での航過飛行のみで編隊飛行はなかった。

F-15J 戦闘機 北陸新幹線のカラーリングを意識した「自衛隊創設 70周年記念塗装機」
通常塗装のF-15J

4-3 第 306飛行隊:F-15J

こちらも 2機の F-15Jによる航過飛行で、1機はジャパンテイストの記念塗装機、別の1機は通常塗装機だった。第 303飛行隊と異なり、単機での航過飛行に加え、2機による編隊飛行があり、さらにランディング・ギアを降ろした状態で飛行する場面もあった。

和風テイストのカラーリングを施された第 306飛行隊のF-15J 記念塗装機
通常塗装のF-15J
2機編隊で航過飛行する F-15J
上の写真の続き
なんとか記念塗装機の背中を撮ったが、陽炎でメラメラ

4-4 ブルーインパルス:T-4 ブルーインパルス仕様機

天気は小雨のあと、くもりから晴れに転じたが、ブルーインパルス(以下、「BI」)のT-4各機離陸後、雨が降り始めた。さらに強風で傘をさしていても役にたたないような状態になったのであきらめてカメラを防水バックにしまう寸前までいった。

さいわい、救難ヘリの出入りがあり、BIの飛行展示が中断。そのあいだに雨が止み、部分的に青空が見えるようにまで回復したので、その後再開されたBIの編隊飛行を撮ることができた。

なお、今回もBIの飛行展示が午前中最後のプログラムだった。

離陸した 1番機 一部に青空が広がっていた
離陸した 2番機
BIの編隊飛行
BIの編隊飛行
BIの編隊飛行
BIの編隊飛行

4-5 救難隊:U-125A & UH-60J

U-125A 救難捜索機が会場上空を旋回するなか、UH-60J 救難ヘリコプターが地上の要救助者を救出する場面を再現した。

U-125A
UH-60J
UH-60Jに引き上げられる救難隊員

4-6 飛行教導群(アグレッサー):F-15DJ

アグレッサー機 2機が、航過・編隊飛行を披露した。

事情が事情だけにやむを得ないが、やはり ” 背中見せ見せ ” の機動飛行がなかったのはさみしい。

飛行教導群のF-15DJ アグレッサー # 095号機
別のカラーリングのアグレッサー # 090号機
何とか背中を撮った
2機編隊で航過するアグレッサー機
ブレイクしたF-15DJ アグレッサー機

4-7 クロージングフライト:

第303飛行隊、第306飛行隊の各4機(どちらも記念塗装機を含む)による編隊・航過飛行が今回の航空祭の ” 大トリ ” となった。

はじめに各隊の 4機がそれぞれ編隊飛行を行い、続いて両飛行隊の全 8機が編隊飛行を行った。

ところで、各機の着陸前に本日のすべての飛行展示を終了したとのアナウンスがあったので、私は早々に撮影をきりあげ、カメラからバッテリー、SDカードを抜いてカメラバッグにしまった。その直後、F-15特有の爆音が響いたのでそちらを見ると記念塗装機が着陸前に背中を見せる機動飛行を行っているのに気づいた。慌ててカメラを出そうとしたが、間に合うはずもなく絶好のチャンスを逃してしまった。残念 !!

第 306飛行隊のF-15J 記念塗装機
F-15J 通常塗装機
第 306飛行隊 4機による編隊飛行
上の写真の続き
第 303飛行隊のF-15J 記念塗装機
全 8機による編隊飛行
8機による編隊飛行(部分)

5. 地上展示:

午前のBIの飛行展示終了から午後の救難隊の飛行展示開始まで1時間以上あったので、エプロン地区をゆっくり回って地上展示機を撮影した(各記念塗装機の1枚目の写真は朝一番に撮影)。

第303飛行隊のF-15J 記念塗装機(朝一番で撮影)
昼頃に撮影した303SQのF-15J 記念塗装機
朝一に撮影した第306飛行隊のF-15J 記念塗装機 キャノピーが曇っている
昼頃に撮影した306SQの F-15J 記念塗装機
F-15DJ アグレッサー # 090号機
F-15DJ アグレッサー # 095号機
F-15DJ アグレッサー # 087号機
F-15DJ アグレッサー # 070号機
F-15DJ アグレッサー # 082号機
F-35A戦闘機 ” ライトニングⅡ “
F-2 支援戦闘機
U-125A 救難捜索機
UH-60J 救難ヘリコプター

6. 災害派遣対応機:

航空・陸上自衛隊機の他、他府県消防局のヘリコプターなどが多数出入りしていた。

UH-60J 救難ヘリコプター
UH-1 多用途ヘリコプター
京都市消防局の消防ヘリコプター AS365N3ドーファンⅡ ” あたご “
大阪市消防局の消防ヘリコプター ” なにわ “
長野県の消防防災航空センターの消防防災ヘリコプター ” アルプス “

7. 民間航空機:

航空祭、救難活動の合間にも小松空港を利用する旅客機の離発着があった。

JTAのB737 ” さくらジンベエジェット “
ANAのA321 ?
JTAのB737-800 機首に「うちなーの翼」のロゴあり
JALのB737-800
ANAのB737-800
ANAのDHC-8-400
エバー航空のA321

8. 帰路:小松基地~大阪

午後3時過ぎにツアーバスが小松基地の駐車場を出発。途中、自然渋滞や工事渋滞に遭遇したが、添乗員さん、運転手さんの判断で京都・舞鶴から南下するルートに変更。結果、予定通り夜9時半前に大阪駅前に帰着できた。

バス降車後、大阪・梅田から最寄り駅まで私鉄電車で移動、あとは20分ほど歩いて10時半頃には自宅に戻ることができた。

9. おわりに:

災害派遣活動中の開催でいろいろな制約があったり、天気が目まぐるしく変わったりしたが、各飛行隊の航空自衛隊70周年記念塗装機やアグレッサー機の航過・編隊飛行を撮影することができて本当によかった。

被災地の早期復旧・復興を心からお祈りする。

2024年 三沢基地航空祭:快晴に恵まれ 念願のF-35A ” 背中撮り” に成功 !!

2024年9月8日(日)に開催された「令和6年度 三沢基地航空祭」に行ってきた。昨年連続・2回目のチャレンジとなった。

なお、三沢基地の発表によれば、来場者数は約 4万人だった。

1. 行き方:

昨年と同様、いつも利用している旅行社主催の見学ツアーを利用して行ってきた。同社のツアーは2種類あり、

A:東京-三沢間の移動は新幹線を利用。航空祭前夜はホテルに宿泊して航空祭当日の夜に帰ってくるツアーと

B:東京-三沢間は3列シートのバスを利用。航空祭前夜と当日夜は車中泊して月曜日の朝に帰ってくるツアーだった。

私が選んだのは Bのツアー。参加料がAより安いこと(それでもかなり高額)、航空祭当日の到着時間が早朝であること(Aの到着時間は 7:40)、昨年もBと同じツアーを利用していて要領が分かっていたことからBを選んだ。

また、別途、大阪-東京間の移動が必要で、コスト削減のため一時は東京から大阪への帰りに高速路線バスを使うことも検討したが、さすがに ” キツイ ” と考えて行きも帰りも新幹線を利用することにした。

2. 天候:予報と実際:

実は、今回の三沢基地の予行演習をかねて8月25日開催の「令和6年度 松島基地航空祭」に行くつもりで見学ツアーや新幹線などの予約手配をしていた。しかし金曜日の時点ですべての気象予報機関(ウエザーニュース、気象庁、日本気象協会、SCW予報)が高い確率で雨が降るという予報を出していた。かりに雨が降らなかったとしても曇天下のブルーインパルス(以下、「BI」)の展示飛行は ” 映えない ” ので行くのをやめた。後で調べたら千歳基地から来ていたF-15J特別塗装機のデザインがかなりユニークで、これを撮れなかったのは少し残念だったが後悔はしていない(負け惜しみ)。

しかし、三沢基地は別物。現時点で航空自衛隊のF-35A戦闘機を見る/撮ることができるのは三沢だけだし、米軍機の飛行展示もあるのでよほどのことがないかぎり行くつもりでいた。開催日の1週間くらい前からしばらくは降雨を予想する予報も出ていたが、直前にはどの予報も低い降水確率を示していたので安心して出かけることができた。昨年は、台風接近の影響で開催日直前の金曜日まで開催が確定決定しないという大変な状況だったので、雲泥の差だった。

3. 往路:

3-1 大阪~東京:

ツアーの集合時間が夜の9時だったので、7時頃に東京駅に着く新幹線を選択。新幹線による移動は快適な一方、単調なのでとくに記憶に残るようなことはないだろうと考えていたのだが、新大阪駅で思わぬ出会いがあった。

駅の待合室が混んでいたので早めに乗車ホームに上がったら、「写真撮影は黄色い線の内側でお願いします」というアナウンスが何度も繰り返されていた。相変わらずマナーが悪い ” 撮り鉄 ” がいるのかなと思いつつベンチに座っていたら、いきなり目の前を黄色い車体が左(西)から右(東)に横切った。「ドクターイエロー」だ。慌ててホームの ” 黄色い線の内側 ” ギリギリまで移動してシャッターを切った。すでに遠ざかりかけていて、ろくにピントを合わせる余裕がなかったが、何とか撮れた。私は鉄道マニアではないので、これで十分、 ” 無問題 ” 。

新大阪駅を通過して走り去るドクターイエロー
航空祭前日の午後4:15に新大阪駅を出る新幹線で東京駅に向かった
新大阪駅のホームにて それにしても手前の車両先端部の汚れがひどい!

3-2 東京駅~新宿駅:

新幹線が夜 7時前に到着し、東京駅舎を撮影(私の定番ルーティーン)、丸の内で夕食を摂ったのちに山手線で新宿駅まで移動した。ツアーの集合時間(9時)までに余裕があったので東京都庁舎を利用したプロジェクションマッピング映像「ゴジラ都庁襲撃」の上映を楽しんだ。離れた場所からの観覧だったので音楽・音響なしの状態で迫力は感じなかったが、いい暇つぶしになった。

東京駅舎
ライトアップされた東京都庁舎
東京都庁舎に映し出されたメカゴジラ

3-3 新宿~三沢基地前~エプロン地区到着:

今回のツアーバスも 3列シートだったので、隣の参加者との接触がなく、また、前後の間隔が広くて足を延ばせたのでよかったが、高速道路の継ぎ目を通過するときの振動がけっこうきつくて熟睡できなかった。

それでも、バスの運行は順調で開催日当日の朝6時前に基地最寄りのショッピングセンターに到着。すぐに入門待ちの列に並んだ。

開門予定時間は8時だったが、昨年と同様、7時30分に開門。7時45分頃には手荷物検査を終えて8時10分前にはエプロン地区に到達できた。さっそく、滑走路と基地施設・建物の中間地点を撮影場所に決めて腰を落ち着けた。

はじめは、曇りがちだったが、すぐに青空が広がってきて快晴に。気温もだんだん上がってきてTシャツ1枚で十分の温かさ(暑さ?)になり最高の撮影環境だった。

朝6時前に三沢基地前のショッピングモールの駐車場にバスが到着
7時15分頃の正門前の様子
7時半前、T-4が周辺を飛んでいた 気象偵察をしていたのだろうか
オープニングフライトがはじまる直前のエプロン地区の様子 こちら側はやや曇りがち
エプロン地区で滑走路の方を撮った写真 こちら側は青空が広がっていた

4. 飛行展示:

一時、F-22戦闘機 ” ラプター ” のデモフライトがあるかもしれないとの情報が流れたが実現しなかった。また、航空自衛隊 三沢基地のホームページでF-18(F/A-18?)やP-8哨戒機 ” ポセイドン “の飛行展示があると紹介されていたが、こちらもなく、米軍機の飛行展示はF-16のみであった(C-130は、パラシューターを降下させたのみで飛行展示はなし)。

それでも、BIの飛行展示がなかったのでF-35A戦闘機の飛行展示時間が十分確保されていて文句なし。また、1年ぶりにF-16戦闘機の機動飛行を撮影できてよかった。

4-1 オープニングフライト: F-35A & F-16 & E-2C/D

予定通り、8時半からオープニングフライトが始まり、航空自衛隊の第301飛行隊と第302飛行隊のF-35A戦闘機 4機が、続いて米空軍のF-16戦闘機 2機が、最後に航空自衛隊のE-2C早期警戒機 1機が航過飛行を行った。

4機編隊で航過する第301飛行隊と第302飛行隊のF-35A
4機の内の2機を大写しにしてみた
手前の2機が第302飛行隊所属機、奥の2機が第301飛行隊所属機
米空軍のF-16
上の写真の続き
E-2D 早期警戒機
上の写真の続き

4-2 パラシュート降下(2回):C-130 & Wings of Blue

米空軍士官学校のデモンストレーションチーム ” Wings of Blue ” によるパラシュート降下は、午前中に2回あった。

いずれもC-130輸送機からの降下だったが、青空の下、いろいろなバリエーションでの降下を披露してくれて飽きなかった。

米空軍のC-130H
Wings of Blueによるパラシュート降下
Wings of Blueによるパラシュート降下
Wings of Blueによるパラシュート降下

三沢基地所属の無人偵察機 RQ-4 ” グローバルホーク ” は、午前 9時頃に離陸し、午後 2時20分頃に着陸した。その間、基地上空を航過飛行するのではないかと勝手に期待していたが、それはなくて残念だった。

離陸したRQ-4 もっと手前で撮りたかったのだが、カメラの設定ミスがあり対応が遅れた
RQ-4 胴体部分をトリミングしてみた

4-4 機動飛行:F-35A

いよいよ、第301飛行隊のF-35A戦闘機 ” ライトニングⅡ ” による飛行展示がはじまった。

昨年の三沢基地航空祭は曇天下でまともな写真が撮れなかったが、今回は好天に恵まれて今まで、なかなか撮れないでいた背中も ” バッチリ ” 撮ることができた。また、かなり引き気味で撮影していたので高速飛行時のヴェイパーコーン?が発生した瞬間も逃さずゲットできた。

離陸後、ヴェイパーを引きながら上昇をはじめたF-35A
ヴェイパーコーンを発生させて高速飛行するF-35A 引き気味に撮っていたので盛大にトリミング
上の写真の続き 一度収まったヴェイパーコーンが再び発生
水玉のようなヴェイパーを引いて旋回するF-35A
ついに背中をゲット!
F-35A こちらも ” 背中ゲット ” の図
F-35A この角度も気に入っている
ウェポンベイを開いて飛行するF-35A
上昇するF-35A
F-35A

4-5 訓練飛行:CH-47J

CH-47J ” チヌーク ” とその次のUH-60J ” ブラックホーク ” の訓練飛行の時間はトイレ休憩に当ててしまったので、「遠くから一応、撮っといた」レベルの写真だけになってしまった(言い訳)。

CH-47J
空中消火用バケツをぶら下げて飛行するCH-47J

4-6 訓練飛行:UH-60J

CH-47Jと同じく「遠くから一応、撮っといた」写真のみ。

UH-60J
要救助者(ダミー?)を引き上げたUH-60J

4-7 機動飛行:F-2B

松島基地所属のF-2B支援戦闘機もヴェイパーをモクモク出しながら元気に飛び回ってくれた。

複座型のF-2B
F-2B
F-2B
F-2B

4-8 訓練飛行:F-15J

実は、松島基地航空祭をパスしたことで撮りそこなった第 203飛行隊のF-15J特別塗装機の飛行を期待していたのだが、残念ながら第201飛行隊所属の通常塗装のF-15J戦闘機 ” イーグル” 2機による訓練飛行だった。

それでもなんとかいい写真を撮ろうと真剣に取り組んだのだが、今回は空回り。” 背中バッチリ写真 ” を撮れなかった。

千歳基地 第201飛行隊所属のF-15J
F-15J 背中はこれくらいしか撮れなかった
ブレーキフラップを上げて飛行するF-15J

4-9 機動飛行:F-16

F-16戦闘機 ” ファイティングファルコン ” を最後に撮ったのは昨年の三沢基地航空祭のときなので1年ぶりのチャレンジだった。今回、唯一の米軍機ということで気合を入れて撮影に臨んだが、大苦戦。すばやい機動飛行に追いつくことが難しかった。それでも何とか背中も撮れたので ” 結果オーライ ” だった。

米空軍のF-16
F-16 上の写真の続き
ヴェイパーを出しながらハイレイトクライムをするF-16
背面飛行するF-16
F-16 何とか背中を撮れた !!

4-10 機動飛行:F-35A

午後の部は、第302飛行隊所属の2機のF-35A戦闘機 ” ライトニングⅡ ” による機動飛行からはじまった。午前中の撮影である程度気に入った写真が撮れていたが、もっといい写真を撮ろうと必死で追いかけた。

離陸する第302飛行隊のF-35A
F-35A
F-35A
F-35A
ハイレートクライムをするF-35A

4-11 機動飛行:F-35A & F-16

今回の航空祭の飛行展示の ” トリ ” は、航空自衛隊のF-35A戦闘機と米空軍のF-16戦闘機による機動飛行だった。それぞれ、交互に低速飛行や高速飛行、急速旋回、急速上昇を行い、両機の違いを披露した。

米空軍のF-16 午前中に飛んだ機とは別の機
F-16 背中を撮れた
低速飛行をするF-16
第302飛行隊所属のF-35A
F-35A
ランディング・ギアを降ろして飛行するF-35A

5. 地上展示:

午前中最後のパラシュート降下(2回目)終了から午後最初のF-35A 戦闘機の機動飛行まで2時間以上あったので、エプロン地区の地上展示機をゆっくり撮影することができた。

米空軍のA-10 攻撃機 ” サンダーボルトⅡ “
A-10
第301飛行隊所属のF-35A 戦闘機(特別塗装機)
こちらは第302飛行隊所属のF-35A 戦闘機(特別塗装機)
松島基地所属のF-2B 支援戦闘機
F-15J 戦闘機 ” イーグル “
米空軍所属のF-16 戦闘機 ” ファイティングファルコン “
米空軍のP-8 哨戒機 ” ポセイドン “
E-2D 早期警戒機 ” ホークアイ “
航空自衛隊のRQ-4 無人偵察機 ” グローバルホーク “
RQ-4 広角で撮影したので強調されてはいるが、翼が恐ろしく長い
T-4 中等練習機
U-125A 救難捜索機
T-400 輸送機・救難機等基本操縦練習機
U-680A 飛行点検機
U-36A 多用機
UH-60J 救難ヘリコプター ” ブラックホーク “
AH-1S 攻撃ヘリコプター ” コブラ “
UH-1 多用途ヘリコプター
SH-60K 哨戒ヘリコプター

6. 民間旅客機:B737-800

今回、民間航空機で撮れたのはJALのB737-800の1機のみだった。

JALのB737-800
B737-800 上の写真の続き

7. 帰路:

7-1 基地~八戸~東京:

2時半前に RQ-4が着陸したのでツアーバスが止まっているショッピングモールの駐車場に向かい3時前にバスに到着した。

三沢基地内に接地されたF-1戦闘機とF-16戦闘機のモニュメント

基地を出たのち、昨年と同様、「極楽湯八戸店」に寄って入浴するとともに夕食を摂った。

なお、昨年は、夕食は近くにあった「イトーヨーカドー八戸沼館店」で食べたのだが、今年の8月末で閉店になっていたので、「極楽湯」の一択だった。

「極楽湯八戸店」
今年の8月末に閉店になった「イトーヨーカドー八戸沼館店」

7-2 東京~大阪:

帰りのバスも振動に悩まされてなかなか寝付けずに苦労したが、予定通り月曜日の朝5時20分頃に東京(新宿)に到着。山手線で東京駅まで行き、午前7時30分発の新幹線で帰阪。11時頃に自宅に着いた。

東京駅のホームにて
午前7時30分発の ” のぞみ11号 ” で帰阪した

8. おわりに:

F-15Jの特別塗装機が来なかった。また、背中が撮れなかった。F-16の機敏な動きを追い切れなかった。など残念なことも多々あったが、終日快晴に恵まれ、BIの来基がなかったたので入場者が少なく、比較的空いていたという好条件の下、念願のF-35Aの背中やヴェイパーコーンを撮ることができて本当に楽しい一日を過ごすことができた。

ただ、ツアーバスの乗り心地が悪くて行きも帰りも十分な睡眠が撮れなかった。高額なツアー参加料に加えて大阪‐東京間の新幹線代もかかり経済的な負担が大きかった。ことなどを考えると来年も三沢基地の航空祭に行く気になるかどうか分からない。もし、BIの飛行展示があったら会場が混雑するだろうし、F-35Aや米軍機の飛行展示の時間が短くなるだろうから、さらに ” パス ” する可能性が高まる。

 

2024年 美保基地航空祭:” まずまず ” の天気で、のんびり楽しめた

2024年5月26日(日)に開催された「令和6年度 美保基地航空祭」は、ブルーインパルス(以下、「BI」)の来基・飛行展示がなかったため来場者が少なく(BIが来た昨年は約4万人。今年は約2.4万人)、エプロン地区も空いていた。

天気も” すっきりした青空 “とまではいなかかったが、終日晴れてのんびりと航空祭を楽しむことができた。

なお、来場者数は約 2.4万人だったようだ。

1. 行き方:

美保基地の航空祭は自力で行くのも楽なので、開催日が発表されてすぐに、前日移動用の高速路線バスと宿泊先の予約をした。

その後、いつも利用している旅行社が見学ツアーの参加者募集を始めたのでこちらにも予約を入れたが、なかなか催行が決定しなかった。BIの来基・飛行展示がないので参加希望者が少なく、ツアーがなくなるかもしれないなと思っていたのだが、開催日の約2週間前に催行決定を知らせるメールが旅行社からきた。自力で行く方が自由度が高いものの、帰りのJR線の乗換えが面倒だし、コストも若干高いので、ツアー参加を決めて路線バスと宿泊先の予約をキャンセルした。

2. 往路~撮影場所到着:

前日の夜(5月25日)、大阪梅田で見学ツアーに加わったら添乗員の方から、「今回は、参加者が少なくて隣の席が空いているので自由に使っていいですよ」と知らされた。ツアーバスの座席は狭いので、隣の人が大柄だったり、足を大きく開いて座る人だったりしたら嫌だなと思っていたが、今回は心配無用と分かってうれしかった。

ツアーバスは夜の10時20分頃に大阪出発後、神戸で残りの参加者をピックアップ。一路、美保(鳥取)に向かって航空祭当日の早朝に「蒜山(ひるぜん)高原サービスエリア」に到着。そこで休憩・時間調整を行った。

航空祭当日 午前5時頃の「蒜山高原サービスエリア」の様子
「蒜山高原サービスエリア」から見える大山(だいせん)

「蒜山高原サービスエリア」を6時に出たツアーバスは、7時頃に美保基地内の駐車場に到着。すぐにバスを降りて手荷物検査所が開くのを待つ人の列に並ぶ。添乗員の方から「手荷物検査は8時からですが、例年早めに始まりますよ」と聞いていたがなかなか始まらず、その間、KC-46A空中給油・輸送機、C-2輸送機が相次いで離陸。KC-46Aは付近の樹木が邪魔になって撮れなかったが、C-2は何とかカメラに収めることができた。

結局、8時8分くらいから手荷物検査が始まり、8時半くらいにエプロン地区に到着できた。

ツアーバスを降り、手荷物検査が始まるのを待つ列に並ぶ 昨年に比べれば随分短い列だった
手荷物検査が始まるのを待っていたらKC-46AとC-2が相次いで離陸した 写真はC-2輸送機
手荷物検査を受け、エプロン地区へ向かう

いつも、撮影場所は「滑走路と基地建屋・施設との中間地点」にしてしているが、今回は、滑走路前の地上展示機が大型機揃い(KC-46A、C-130H、C-1、C-2など)なので、中間地点よりも基地建屋・施設に近い場所を選んだ。なお、今回は滑走路前の場所が空いていたので一番前で撮ることもできたが、迷わず ” パス ” した。

午前8時半頃のエプロン地区 飛行展示開始前30分なのにエプロン地区後方はガラガラの状態

3. 飛行展示:

3-0 飛行展示のプログラム

航空自衛隊のホームページからコピペ

事前に公開されたプログラムでは、C-2 とKC-46Aによるオープニングフライト(3分)、F-2の飛行展示(15分)、海上保安庁の飛行展示(15分)、C-2の飛行展示(40分)で午前の飛行展示が終わる。午後は陸自のCH-47JAの飛行展示(15分)とKC-46Aの飛行展示(10分)のみになっていた。全体の飛行展示時間は、わずか98分(1時間38分)、しかも午前11時10分から午後1時15分の2時間5分は、飛行展示がまったくない(地上でのパフォーマンスはあり)内容だったので、正直、がっかりした。

それでもプログラムにはC-2とKC-46Aの午後の部分に意味不明の《矢印+点線》が表示されていた。そこで、ご迷惑ながら美保基地に電話で問合せをしたところ、正確な時間は確定していないが《矢印+点線》の時間帯にC-2、KC-46Aが飛ぶ予定であることが分かり、少しホッとした。

3-1 オープニングフライト:C-2 & KC46A

” 所要時間 3分 “のオープニングフライトは実にあっさりしたものだった。手荷物検査の開始待ちをしていたときに離陸したC-2輸送機とKC-46A空中給油・輸送機が会場左手から飛来して右手後方に1回 航過しただけで終わり。しかも、高々度だったので” 絵になる “写真は撮れなかった。

オープニングフライトをするC-2輸送機とKC-46A空中給油・輸送機
C-2とKC-46A
オープニングフライト開始後 わずか2分で着陸したKC-46A
続いて着陸したC-2

3-2 F-2

今回の戦闘機の飛行展示は、築城基地 第8飛行隊(ハチスコ)所属のF-2A支援戦闘機のみ。F-2といえば、小牧(3/3)ではロクな写真が撮れずあえなく「敗退」。岩国(5/5)では「集合時間に遅れるかも」を言い訳にして撮らずに会場を離れたので「不戦敗」。なので、「今度こそは良い写真を撮りたい」との意気込みで挑んだ。

とはいえ、会場正面はほぼ逆光。また、晴れてはいたものの霞んだような空だったのでピント合わせに大苦戦(max 1,200mm相当の望遠が得られる「全画素超解像ズーム」使用時はコントラストAFになるため)した。それでも築城基地名物?の会場後方からの捻りを繰り返してくれたので、私的には納得のいく写真が撮れた(ただし同じような写真ばかり)。

当初15分間予定されていた飛行展示がわずか7分程度で終わってしまったのは残念だったが、リベンジできてよかった(大袈裟かっ ! )。

リモートで飛行展示を行ったハチスコ所属のF-2A支援戦闘機
F-2A
F-2A
F-2A
ランディング・ギアを降ろして会場正面を航過するF-2A 会場正面は” ド逆光 “だった
F-2A

3-3 海上保安庁:AW139

海上保安庁は、救難活動のデモンストレーションを実施。ロープを使って地上に降りた隊員が要救助者をAW139 ” みほづる1号 ” に引き上げる様子を披露した。

海上保安庁所属のアグスタ式AW139型ヘリコプター ” みほづる1号 “
大きなバンク角で旋回する” みほづる1号 “
救助隊員がロープを使って地上に降りる
救助隊員と要救助者をヘリコプターに引き上げた

3-4 C-2

今回の航空祭の最大の目玉が、地元機のC-2輸送機 ” ブルーホエール ” の飛行展示。2機編隊で飛行したり、ランディング・ギアを降ろして航過・急上昇したり、貨物扉から救難物資を投下したりした。

編隊飛行時の背中が撮れなかったのは残念だったが、それでも” 推し “のC-2の写真を沢山撮れて良かった。

離陸するC-2輸送機 ” ブルーホエール “
背中を見せて飛行するC-2
編隊飛行をする2機のC-2
上昇を始めたC-2
急角度で上昇するC-2
ランディング・ギアを降ろして降下するC-2
貨物扉を開いて救難物資を投下するC-2 217号機
投下された救難物資
217号機よりも高い高度で救難物資を投下するC-2 212号機
投下された救難物資

3-5 CH-47JA

陸上自衛隊のCH-47JA輸送ヘリコプター ” チヌーク ” は、機体を大きくバンクさせて旋回したり、機首を下げて飛行したり、急角度で上昇したりした。

陸上自衛隊のCH-47JA輸送ヘリコプター ” チヌーク “
機首を下げて飛行するCH-47JA
上昇を始めたCH-47JA
急角度で上昇するCH-47JA

3-6 KC-46A

地元機 KC-46A空中給油・輸送機 ” ペガサス “は、2機による空中給油のデモンストレーションや単機による機動飛行などを披露した。

離陸したKC-46A 空中給油・輸送機 ”  ペガサス  “
空中給油のデモンストレーションを行う2機のKC-46A
給油ブームを伸ばして飛行するKC-46A
ランディング・ギアを降ろして航過するKC-46A
KC-46A

3-7 C-2

事前に問合せして確認していたとおり、午後にもC-2輸送機 ” ブルーホエール “の飛行展示があった。

午前中のパフォーマンスに比べれば時間的にも内容的にも物足りなかったが、それでも最後に ” 推し ” のC-2をカメラに収めることができ、いい気分で美保基地航空祭の撮影を終了できた。

離陸するC-2輸送機 ” ブルーホエール “
C-2
ランディング・ギアを降ろしたまま上昇するC-2
上昇するC-2

4. 地上展示:

何も飛ばない時間が 2時間以上あったので、地上展示機の撮影に十分時間を割くことができた(苦笑)。なお、私の見落としかもしれないが、戦闘機は1機も見当たらなかった。

KC-46A空中給油・輸送機 ” ペガサス “
KC-46A
別の場所に駐機されていたKC-46A
C-1輸送機
C-130H戦術輸送機 ” ハーキュリー “
P-1対潜哨戒機
E-2D 早期警戒機 ” ホークアイ “
退役が近い? U-36A多用機
U-4多用途支援機
U-680 飛行点検機
T-400基本操縦練習機
T-4中等練習機
T-7初等練習機
DHC-8
CH-47JA輸送ヘリコプター ” チヌーク “
陸自と違って単色塗装の軽装甲機動車 乗っている隊員は熱中症にならない?
地対空誘導弾 ” ペトリオット ” と運搬用車両等

5. 民間航空機:

美保基地は、民間の「米子空港(通称『米子鬼太郎空港』)」と滑走路を共用しているので旅客機の離発着がある。地上展示機が邪魔で撮りにくかったがしかたがない。

着陸するANAのB767 ” ウイングレットなし “
着陸したANAのB767 ウイングレット装着機

6. 帰路:

ツアー参加者が早めに揃ったので午後 3時 15分頃に基地駐車場を出発。観光バスが少なかったのですぐに高速に乗れた。その後も目立った渋滞がなく、午後 7時20分頃に神戸三宮に到着した。

神戸-大阪間はいつも道が混むので神戸三宮でツアーバスを降り、私鉄を利用して自宅に向かった。電車の乗換えもスムーズにいって午後 8時 40分くらいに帰宅できた。

午後7時半頃の「阪急神戸三宮駅」付近の景色

7. おわりに:

飛行展示の総時間が短く、全く飛ばない時間帯が2時間超もあった。戦闘機の飛行展示はF-2のみ。しかも飛行予定時間の半分くらいで終わってしまった、など残念なこともあったが、何より天気が良くて ” 推し ” のC-2、F-2Aの 写真を気持ちよく撮れた。また、バスや会場が空いていて快適に過ごせたので、行って良かったと思った。

今年は、松島基地の航空祭(8月25日)はパスするつもりなので、9月まで航空祭がなくて寂しいが、その間、ITMなどで修業を重ねて成功率を上げたいと思っている。

 

 

2024年 岩国基地航空祭:” まずまず ” の天気で昨年の雪辱を果たす

2024年5月5日(日)に開催された「岩国航空基地フレンドシップデー2024(以下、『FD24』)」に行ってきた。昨年4月のFD23では、雨に打たれて寒さに震えながらの撮影だったが、今回は、晴れのち曇りで ” まずまず ” の天気、暑いくらいの気温だったので楽しい1日を過ごすことができた。

なお、来場者数は約 11.3万人だった。

1. 事前準備:

岐阜基地や芦屋基地、築城基地などの航空祭は自分で交通手段や宿を手配して行くが、岩国基地は最寄り駅から遠いし、基地内に入ってからの移動距離も長いから「見学ツアー利用」の 一択。なので、いつも利用している旅行会社のツアー参加者募集が始まったその日に予約を入れた。

また、今年も滑走路前に設けられる「一般有料観覧席」の販売があった。発券手数料などを含めて7,000円弱の出費になるのでかなり痛いが、スタンド席を確保できれば離発着シーンが楽に撮れるし、観覧席専用のトイレも用意されているので発売日当日にネットで購入した。

2. 往路:大阪~基地到着~観覧席確保:

前日(5月4日)の夜、大阪梅田を出発したツアーバスは、航空祭当日の朝4時半頃に岩国基地内の待機場所に到着。そこで2時間くらいを過ごし、6時 45分頃に観光バス専用駐車場に移動し、下車・解散となった。

早速、手荷物検査場が開くのを待つ人の列に並ぶ。すでに長い列ができていたが、7時くらいに手荷物検査が始まり、7時20分過ぎには入場できた。道すがら地上展示機を撮るには撮ったが、心ここにあらず。急ぎ足でエプロン地区に向かった。

手荷物検査が始まるのを待つ列

「一般有料観覧席」の前方には、地面にパイプ椅子が12列ほど並べられていたが、ねらいはその後方のスタンド席。撮影に最適なのは、周囲をよく見渡せる最上段(10段目)だが、すでに埋まっていた。でも、”無問題” 。最上段は、トイレ利用のために降りたり、登ったりするのが大変なので眼中になく、中段くらいの端の席をねらっていた。幸い5段目の右端の席(ベンチシートなので、厳密には “席” ではない)が空いていたので7時 40分頃に腰を降ろした。

なお、” 端の席 ” をねらっていたのは、片側だけでも視界を遮る人がいない環境で撮りたかったから(面倒くさいジジィだ)。

一般有料観覧席のスランド席中段くらいのポジションから見た前方の様子
離陸するANAのB737-800

3. 飛行展示:

冒頭にアナウンサーより、昨年11月に発生した米空軍機 CV-22輸送機”オスプレイ”の墜落で亡くなった方々の名前の紹介があり、黙とうを捧げた。また、今年4月のSH-60K哨戒ヘリコプター2機の衝突・墜落事故発生を受けて今回予定されていた「海上自衛隊セレモニーフライト」がキャンセルになったとの説明があった。

3-1 チーム・ファストラックス

9時過ぎにKC-130が離陸、そのあと随分待たされたが「チーム・ファストラックス」のジャンパー2人がパラシュート降下してFD24の開催を祝った。FD19では、日米の国旗をつけて降下したが、今回は、日本国旗をイメージした「赤白」のリボン、米国国旗をイメージした「赤白青」のリボンをつけての降下だった。

3-2 ウイスキー・パパ:EA-300L

当初、プログラムの2番目は「海上自衛隊セレモニーフライト」だったが、キャンセルになったので、代わりに「ウィスキー・パパ」が1回目の曲技飛行を行った。この時点で会場正面・上空はほぼ晴れ。青空を背景に内海さんがエクストラEA-300Lを操り華麗な曲技飛行を披露してくれた。

3-3 第5空母航空団:F/A-18E/F & EA-18G

今回の目玉のひとつ、「第5空母航空団」による航過飛行が午前10時頃から始まった。映画「トップガン・マーヴェリック」で大活躍した4.5世代の戦闘機 F/A-18E/F 戦闘攻撃機 ” スーパーホーネット ” 4機とEA-18G 電子戦機 ” グラウラー ” 1機が次々に離陸し、空中給油のデモンストレーションや「タッチ&ゴー」を披露してくれた。

離陸したF/A-18F ” スーパーホーネット “
こちらは、単座のF/A-18E
EA-18G ” グラウラー “
F/A-18 ファミリー 5機による編隊飛行
F/A-18 とEA-18G による空中給油デモ
タッチ & ゴーをするF/A-18F
タッチ & ゴーをするF/A-18E

3-4 F-35B ライトニングⅡ:

続いて飛行展示を披露してくれたのは第5世代のステルス戦闘機 F-35B ” ライトニング Ⅱ” だった。

ヴェイパーやヴェイパーコーンを発生させながら激しい機動飛行を展開したかとおもえば、驚くほど超低速での飛行やホバリングを披露した。

私の力量不足で絶好のヴェイパーコーン発生シーンの撮影に失敗したり、手ブレ・モヤモヤ写真を量産したりしてしまったが、好条件に恵まれて “それなり”写真もなんとか撮ることができた。

短距離離陸するF-35B
F-35B
ハイレートクライムをするF-35B
F-35B 撮りそこなった ” ヴェイパー・コーン ” 発生の瞬間
F-35B 上の写真の続き
F-35B 再びヴェイパー・コーンが発生した
背面飛行するF-35B
F-35B 上の写真の続き
F-35B
ホバリングを始めたF-35B
ホバリングするF-35B

3-5 ブルーインパルス:

ブルーインパルス( 以下、「BI」)は、当初 ” トリ ” を務めることになっていたが、なぜか昼前に飛行展示をおこなった。

このころから雲が増えてきて絶好のコンディションとはいえなかったが、なんとかテンションを上げて撮りきった。

離陸するBIの1番機
BI 「ファン・ブレイク」
BI 「フォー・シップ・インバート」
BI 「タッククロス」
BI 「ローリングコンバットピッチ」 下の写真に続く
BI 「ローリングコンバットピッチ」
BI「コークスクリュー」

3-6 海兵空陸任務部隊(MAGTF):KC-130 & F/A-18D & F-35B & MV-22 & CH-53E & AH-1Z & UH-1Y

“普通の” 航空祭であれば、午前と午後の飛行展示の間には1時間~1時間半くらいの休憩(何も飛ばない時間帯)が入るのだが、今回のFD24は休みなし。ブルーインパルスのプログラム終了後、すぐにMAGTFの飛行展示が始まった。

まず、KC-130空中給油・戦術輸送機が離陸。続いて ” ファイティング・ベンガルズ ” 所属の F/A-18D戦闘攻撃機 ” レガシーホーネット ” 、F-35B戦闘機 ” ライトニングⅡ ” が離陸し、空中給油のデモンストレーションや航過飛行を行った。

さらにMV-22輸送機 ” オスプレイ ” やCH-53E輸送ヘリコプター ” スーパースタリオン ” 、AH-1攻撃ヘリコプター ” ヴァイパー ” 、UH-1汎用ヘリコプター ” ヴェノム ” もやってきて各機の連携による対地上攻撃や海兵隊員の地上展開の場面を再現して見せた。なお、対地上攻撃の場面では爆弾の破裂シーンも再現されて見ごたえ/撮りごたえ十分であったはずなのだが、私は “飛んでいる” 各機を追うのに夢中になっていてそれどころではなかった(苦笑)。

なお、あとで調べて知ったのだが、” ファイティング・ベンガルズ ” は、今年の 3月から半年間、期間限定で岩国に派遣されているとのこと。そのタイミングでFD24が開催され、この独特のカラーリングのF/A-18Dを見る/撮ることができて本当によかったと思う。

離陸するKC-130
離陸する ” ファイティング・ベンガルズ ” 所属のF/A-18D
離陸するF-35B
空中給油のデモを披露するKC-130、F-35B、F/A-18D
編隊飛行するF/A-18D と F-35B
F/A-18D
F/A-18D 上の写真の続き
F-35B
CH-53E
MV-22
AH-1

3-7 F/A-18F ” スーパーホーネット”

MGTFのパフォーマンスに続き、F/A-18F戦闘攻撃機 ” スーパーホーネット ” の機動飛行がはじまった。

いきなり短距離で離陸・急上昇し、ランディングギアを出したまま宙返りしたり、ヴェイパーを盛大に出しながら上昇・急旋回したり、背面飛行をしたりした。そのころにはすっかり空が曇っていたが、必死にカメラで追いかけて写真を撮りまくった。

離陸するF/A-18F
ランディング・ギアを出したまま宙返りをするF/A-18F
F/A-18F
ハイレートクライムをするF/A-18F
F/A-18F
背面飛行をするF/A-18F
F/A-18F
F/A-18F
F/A-18F

3-8 室屋選手:EXTRA 330SC

室屋選手は、いつもながらのダイナミックな曲技飛行を披露してくれた他、自動車(レクサス車)との競争シーンも見せてくれた。

なお、最初はシャッタースピード 1/200秒で頑張っていたのだが、途中で疲れてきてしまい、1/1,000秒に変えてしまった。なので、後半の写真はプロペラが “フリーズ” している。

EXTRA 330SC
レクサス車と競争する? EXTRA 330SC
EXTRA 330SC
EXTRA 330SC

3-9 陸上自衛隊ラぺリング:UH-1

陸上自衛隊のこのプログラムは定番中の定番。UH-1多用途ヘリコプターから4名の陸自隊員がロープを使って地上まで降下した。なお、シャッタースピードは最初から1/1,000秒に設定して撮った。

UH-1
ラぺリングをした陸上自衛隊員
ラぺリングをする陸自隊員

3-10 ウイスキー・パパ 3-11 F-2

「ウイスキー・パパの曲技飛行は午前中に十分撮れたので満足している」、「F-2の機動飛行まで撮っていたらツアーバスの集合時間に遅れる心配がある」、「地上展示機の撮影がほとんどできていない」ことを口実に「ウイスキー・パパ」とF-2A支援戦闘機の撮影をパス。「一般有料観覧席」エリアをあとにした。

4. 地上展示:

飛行展示の撮影を早めにあきらめて午後 3時過ぎまで地上展示機を撮った。あいにくの曇り空で ” 映える ” 写真は撮れなかったが、米軍機、空自機、海自機の写真を撮ってまわった。

F-35B戦闘機 ” ライトニングⅡ “
上の写真とは別のF-35B
F/A-18F 戦闘攻撃機 ” スーパーホーネット “
EA-18G 電子戦機 ” グラウラー “
上の写真と違う EA-18G
KC-130 空中給油・戦術輸送機
C-2 輸送機
海上自衛隊のUS-2 救難飛行艇
海上自衛隊のTC-90 練習機
海上自衛隊のT-5 練習機
海上自衛隊のTH-135 練習機
海上自衛隊のMCH-101 多用機
海上自衛隊のU-36A 多用機
陸上自衛隊の軽装甲機動車
陸上自衛隊の16式機動戦闘車

5.帰路:

最後のプラグラムを2つパスしたものの、それでもヘトヘトの状態でツアーバスに戻った。集合時間に遅れた方がいたが、午後4時10分頃には基地内駐車場を出た。

とはいえ、基地を出るのにかなりの時間を要し、高速道路に上がってからも度々渋滞に巻き込まれた。そうなると心配になるのは、終電に間に合うかどうか。私鉄であれば下車駅から自宅まで徒歩 20分で帰れるが、23:50が終電の梅田発車時間。一方、JRであれば、午前 0:10まで電車があるが、下車駅からの距離が倍以上になる。そうは言っても私が努力して何とかなるわけではないので、「まぁ、JRの終電にさえ間に合えばいいや」と腹をくくって到着を待ちわびた。

結果、午後 11:38頃に大阪駅付近に到着。そこから私鉄駅まで普通に歩いたら 15分程度かかるので間に合わない。かなり疲れていたが、走っては歩き、走っては歩きを繰り返して何とか私鉄の終電の発車時間に間に合った!

6.おわりに:

例年見られるF-16戦闘機の機動飛行がなかった、昼前くらいから曇っていた、F-2の機動飛行が最後に回されたので(当初の ” トリ ” はブルーインパルス )撮れなかった、など残念なことも多々あったが、” 地獄の ” FD23に比べたら “極楽” 。文句は言えない。

相変わらず、成功率は低かったが、他ではなかなか撮れないF/A-18ファミリーやF-35Bの ” それなり ” 写真を何とか撮ることができた。特に、期間限定で岩国基地に来ていた VMFA(AW)-224「海兵第224全天候戦闘攻撃中隊」のフライング・ベンガルズのレガシーホーネットはなかなかいい写真(自画自賛 !)が撮れたので大満足だ。

今年最初の航空祭「小牧基地オープンベース2024」の結果は今一つだったが、2回目の FD24の結果は、 ” まぁまぁ ” だったので、この勢いを失わずに2024年の航空祭巡りを続けていければいいなと思う。

 

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2024年 小牧基地航空祭:ブルーインパルス(BI)なしでも好天に恵まれて楽しめた

5月の「岩国航空基地フレンドシップデー2024」の前哨戦として3月 3日(日)に開催された「令和5年度 小松基地オープンベース」に行ってきた。

来場者数は、2.1万人だったとの未確認情報あり。

1. 往路:

1-1 大阪~牛山駅

前年(2023年)は、万全を期して岐阜のビジネスホテルに前泊したが、今回は気楽に行こうと考えて当日の朝にJR在来線、新幹線、名古屋市営地下鉄(途中から名鉄線)を乗り継いで小牧基地に向かった。

自宅から最寄りのJR在来線の駅までは、原付バイクを利用。早朝の寒さが身に染みたが、” ビースト・モード(F-35かっ!) ” の超厚着で何とか乗り切った。始発電車に乗ったため、新大阪駅に5:20頃到着したが、まだ新幹線の改札口は開いていなかった。

早朝の自宅最寄駅
5時半前の新大阪駅 新幹線改札口
新大阪駅の新幹線ホーム

その後、新幹線は 6:00に出発。霜の影響で一部区間で減速して走行したそうだが、結果的には予定時刻の 6:48に名古屋駅に到着。名古屋駅から小牧基地の最寄り駅「牛山駅(名鉄線)」に行くには名古屋市営地下鉄を 2回乗り換える必要があった。なれない地下鉄線で乗り間違えしないか心配していたが、事前にネットで確認していたため、問題なく乗換えできて 7:39に「牛山駅」に無事到着。

1-2 小牧基地入場~エプロン地区到着

小牧基地到着時点ではまだ開場されていなかったが、しばらく待っていたら手荷物検査が始まり、8時過ぎに入場。 8時 10分頃にはエプロン地区に到着し、地上展示機があまり邪魔にならない滑走路と基地施設の中間地点(やや基地施設より)で撮影することにして飛行展示の開始を待った。

手荷物検査を済ませてエプロン地区に向かう
9時過ぎのエプロン地区の様子
昼頃のエプロン地区の様子

2. 今回の航空祭の特徴:

BIが来ない/飛ばないのをカバーするためなのか、K/C-130Hによる緊急退避体験やK/C-130Hとの綱引きなどの来場者参加型イベントが多数用意されていた(“飛んでいる”飛行機の撮影が目的の私は不参加)。

また、飛行展示プログラムが午前の部と午後の部に分かれていて、午前の部は「戦術輸送機、空中給油機、救難機、戦闘機等」の飛行展示を、午後の部は「防災・救難ヘリコプター」の飛行展示を実施すること以外は分からない状態での開催だった(当日配布のリーフレットにも詳細説明なし)。

3. 飛行展示:

3-1 午前の部:KC-767 & K/C-130H & F-2B

地元機であるKC-767空中給油・輸送機とK/C-130H空中給油・輸送機、それに岐阜基地から飛来したF-2B支援戦闘機による飛行展示が行われた。

具体的には、(1) KC-767×1機とK/C-130H×3機による編隊飛行からのKC-767による機動飛行、(2) K/C-130H×3機による編隊飛行からのK/C-130H×1機による機動飛行、(3) KC-767とK/C-130Hによる空中給油のデモンストレーションからのK/C-130Hによる航過飛行(貨物室扉を開いて航過)、(4) KC-767とF-2Bによる空中給油のデモンストレーションからのF-2Bによる機動飛行(わずか5分程度で終了)、(5) KC-767によるタッチ・アンド・ゴーなどが展示された。

ここで、ジジィの不平・不満を少しだけ(笑)。

リーフレットには、午前の飛行展示は 9:00~11:30に実施すると書いてあったが、10:15分頃には着陸してしまった。その後、K/C-130Hによる後方へのタキシングなどのパフォーマンスが披露された(私の撮影ポジションからはほとんど見えず)ので、それも込みの ” 11:30まで ” だったのかもしれないが、正直、物足りなかった。

また、事前に確認した岐阜基地のホームページには、小牧基地航空祭で飛行展示を行うため F-15と F-2が午前 9:20に岐阜基地を離陸すると書かれていたのだが、F-15は来なかった。何かあった ?

離陸したKC-767
機体を大きくバンクさせて旋回するKC-767
離陸したC-130H
C-130H
貨物室の後部扉を開いて飛行するK/C-130H
空中給油のデモンストレーションをするKC-767とK/C-130H
上の写真の続き
岐阜基地からやってきたF-2B
F-2B
F-2B
午前 8時半頃に飛んでいたNHKのヘリコプター

3-2 飛行展示(午後の部):BK117C-2 & AS365/567 & UH-60J & CH-47J

午後の部は、愛知県警航空隊のヘリコプターによる飛行展示からはじまった。

愛知県警察航空隊の川崎式BK117C-2
BK117C-2

続いて、名古屋市消防航空隊のユーロコプターAS365/567ドーファン2による飛行展示。こちらは、定番中の定番のデモンストレーションで、ホイスト降下した隊員が、地上の要救助者を救出する場面を再現した。

名古屋市消防航空隊のユーロコプターAS365/567ドーファン2 ” のぶなが ” 号
AS365/567ドーファン2

航空自衛隊のUH-60J救難ヘリコプターによる救難活動のデモもあった。ただ、いつもペアを組んでいる? U-125A救難捜索機の飛行展示はなかった。

UH-60J
UH-60Jから降下する隊員

最後は、空自のCH-47Jによる空中消火活動のデモンストレーション。大きな空中消火バケツを持ち上げて飛行したが、実際の放水はなかった。

CH-47J

4. 地上展示:B-777 & F-15J & F-2A & C-2 & P-1 etc.

午前の飛行展示が早めに終わってしまったし、午後の飛行展示も2:15頃には終わってしまったので、地上展示機を撮る時間がたっぷりあった。

ポカポカ陽気で気分がよくなり、エプロン地区をなんども ” 徘徊 ” した(笑)。

B-777特別輸送機
F-15J戦闘機
F-2A支援戦闘機 テスターカラーで塗装された試作#501号機
C-1輸送機
C-2輸送機
K/C-130H輸送機
海上自衛隊のP-1哨戒機
U-125A救難操捜索機
U-680A飛行点検機
UH-1J多用途ヘリコプター
UH-60J救難ヘリコプター
CH-47J輸送ヘリコプター
海上自衛隊のSH-60K 哨戒ヘリコプター
陸上自衛隊のAH-1S 攻撃ヘリコプター
名古屋市消防航空隊のAS365/567ドーファン2 ” ひでよし ” 号

5. FDA機の離陸:

小牧基地と滑走路を共有するNKM(県営名古屋空港)を発着するフジドリームエアラインズ(以下、「FDA」)の旅客機はカラーバリエーションが豊富で、絶好の被写体といえる。

なお、場内アナウンスで知ったのだが、この日、退役を間近に控えたFDAの「4号機グリーン」の遊覧飛行が行われ、その様子をカメラに収めることができた。この機の就航は 2010年10月だが、製造されたのは 2006年でFDAの最古参機。2011年 7月から2016年 10月まで「松本市観光大使」に任命されていたそうだ。

FDA 6号機 ” パープル “
FDA 3号機 ” ピンク ”
FDA 7号機 ” イエロー ”
FDA 12号機 ” ホワイト ”
遊覧飛行を行ったFDAの4号機 ” グリーン “
同上

6. 帰路:

BIの来基・飛行展示がなく、来場者が少なかったので、ストレスなく最寄り駅(名鉄「牛山」駅)に到着。最初の電車に乗れて名古屋市内に向かった。

名鉄の「牛山」駅のホーム

名古屋からは、WILLER EXPRESSの高速バスを利用して大阪に戻った。JRの在来線を利用した方が若干安く、時間の自由度が高いとことは知っていたが、乗換えが面倒だと思ってバスを選んだ。

出発時間が午後 6:30だったので、名古屋駅地下街にある「山本屋本店(エスカ店)」で味噌煮込みうどんを食べた。45年前に名古屋市内の事務所で勤務していたときにこの店・この味に出会い、大阪・東京に転勤したのちも名古屋出張の機会を利用してできるだけ食べるようにしていた。最後に食べてから 何十年も経過して店の場所やレイアウトが変わってしまっていたが、相変わらずの ” こってり味 ” は健在だった。

定刻に出発したバスは順調に走行し、午後 9時半頃に大阪梅田に到着。JR在来線で自宅最寄り駅に移動し、駅前の駐輪場に停めておいた原付バイクで午後 10時 15分頃に帰宅した。

大阪駅前に到着したWILLER EXPRESSの高速バス

7. おわりに:

昨年の小牧基地オープンベースは、BIの飛行展示はあったものの、終日曇りでピント合わせに大苦戦。特にねらっていたF-2Aの機動飛行の撮影結果がボロボロで意気消沈してしまったことを今でも鮮明に覚えている。

今年もそれほど素晴らしい写真が撮れたわけではないが、快晴・ポカポカ陽気(結果的には ” ビースト・モード ” の超厚着は不要だった)のもと、2024年最初の航空祭をのんびり楽しむことができた。次の「岩国航空基地フレンドシップデー2024」も好天に恵まれることを心から願っている。

 

 

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2023年 航空祭巡りの総括:ほぼ完全復活の航空祭イヤーをやり切った!!

昨年と同様にこのタイミングで前年(2023年)の航空祭巡りのまとめをしてみたい。

年間総括・一覧表:

一昨年(2022年)は、まだ新型コロナウイルス対策として入場者を抽選当選者に限定したり、開催時間を半日程度に短縮したりする開催する航空祭があった。また、開催自体を取りやめるケースもあった。

それに対して2023年の航空祭は、入場者制限がなく、開催時間もほぼ従来通りになったので、できるだけ沢山行こうと考えて航空祭巡りをした結果、11回の航空祭に行った。新たに三沢基地、新田原基地の航空祭を経験できたのはよかったが、お陰で、懐が思いっきり寒くなってしまった(あたりまえだっ!)。

今までの年間最多回数は2019年の11回で、2023年と同じ。10月15日の「令和5年度 芦屋基地航空祭」に行っていれば「年間最多回数記録」を更新することになったのだが、開催時間が午前8:30~13:00と短めだったし、1ヵ月に3回(小松、芦屋、浜松)も行くのは体力的にも経済的にもしんどかったので、2023年は断念した。また、静浜基地航空祭は、美保基地航空祭と開催日が被ってしまったので行けなかった。

一覧表にすると以下の通り。なお、「天候」の表記は、気象予報における「晴れ」「曇り」の基準とは違う私の基準・感覚によるもので、会場正面の上空に雲が多かったら(だいたい4割以上)「曇り」と記し、それよりも少なかったら「晴れ」としている。そのため、実際の気象情報とは違うことをご承知おきいただきたい。

開催日時 開催地/BI有無/行き方来場者数天候
3/5
8:30~13:30
小牧基地
BIあり 単独
4万人曇り
4/15
7:00~16:00
岩国航空基地
BIあり(飛行展示なし) ツアー参加
6.2万人
5/28
9:00~15:00
美保基地
BIあり ツアー参加
4万人曇り
8/27
9:00~15:00
松島基地
BIあり ツアー参加(東京発着)
4万人曇/
9/10
8:00~15:00
三沢基地
BIあり ツアー参加(東京発着)
7万人曇り
10/7
8:00~15:00
小松基地
BIなし ツアー参加
5万人晴れ
10/29
9:00~15:00
浜松基地
BIあり ツアー参加
8万人曇/
11/12
8:30~15:00
岐阜基地
BIあり 単独
13.8万人曇り
11/26
8:00~15:00
築城基地
BIあり 単独
6.8万人晴れ
12/ 3
9:00~15:00
新田原基地
BIあり ツアー参加
6万人曇り
12/17
8:30~14:00
百里基地
BIなし 単独
4万人晴れ
この表の「BI有無」はブルーインパルスの飛行展示のあり/なしを示す

2023年最初の航空祭だったので意気込んでいったのだが、どんよりとした曇り空でメリハリのある写真が撮れず、トホホな結果になった。

C-130H輸送機
C-130H
KC-767空中給油・輸送機
KC-767
岐阜基地所属のF-2A支援戦闘機(試作501号機)
T-4ブルーインパルス仕様機

今まで5月のゴールデンウイーク中に開催されていたのに、2023年はなぜか4月開催となった。天気予報は高い確率で雨だったが、映画「トップガン マーヴェリック」で活躍したF/A18ファミリーの写真を撮りたくて強行。降水量は少なかったが、ほとんど終日雨でずぶ濡れ。さらにとても寒かったが、最後まで(ツアー集合場所に向かう午後3時頃まで)有料観覧席に留まって撮りきった。結果はともかく、やり切った自分を褒めてあげたいと思った(でも、雨の中の撮影はコリゴリだ!)。

F/A-18F戦闘攻撃機 “スーパーホーネット” ☆2024年のカレンダー(6月)に採用
EA-18G電子戦機 “グラウラー”
F/A-18E戦闘攻撃機 “スーパーホーネット”
F-35B多用途戦闘機 “ライトニングⅡ”
F-16戦闘機 “ファイティング・ファルコン”
E-2早期警戒機 “ホークアイ”
築城基地所属のF-2A支援戦闘機
室屋選手が操縦するEDGE540 V3
ウイスキーパパのEA-300L

静浜基地航空祭と開催日が同じだったが、C-2好きの私は迷わず美保基地を選択。ブルーインパルスも含めて、それなりに良いアングルの写真を撮れたものの、終日曇りで”ボンヤリ写真”ばかりになってしまった。

離陸するC-2輸送機
2機で編隊飛行するC-2
救援物資を投下するC-2
KC-46A空中給油・輸送機 “ペガサス
築城基地所属のF-2A支援戦闘機
F-2A
ブルーインパルスによる「ダブルナイフエッジ」

午前中は曇りだったが、午後は晴れて地元機(F-2B支援戦闘機、T-4ブルーインパルス機など)の他、米軍のF-16戦闘機の飛行展示を楽しむことができた。

F-2B支援戦闘機
F-2B
コンバットブレイクする2機のF-2B
F-16戦闘機 “ファイティング・ファルコン” ☆2024年のカレンダー(11月)に採用
F-16
F-16
ブルーインパルスによる「ファンブレイク」
ブルーインパルスによる「ローリングコンバットピッチ
ブルーインパルスによる「オポジット・コンティニアス・ロール(多分)」

F-35Bは岩国航空基地フレンドシップデーで何度も撮影できていたが、航空自衛隊のF-35Aが飛んでいるところは一度も撮ったことがなかったので、東京発着のツアーバスを利用して初めて三沢基地航空祭に挑戦した。台風の影響で一時は開催が危ぶまれたが、前々日の金曜日に開催が決定された。当日、開場前には一時雨がぱらつくこともあったが、その後は降らず、昼頃には晴れ間も見えてきた。ただ、機動飛行の撮影は”トホホ”写真が多くて不完全燃焼に終わった。

また、気象状態が悪かったようでブルーインパルスの飛行展示は編隊飛行のみであった。

離陸するF-35A多用途戦闘機 “ライトニングⅡ” ☆2024年のカレンダー(2月)に採用
ウェポンベイ全開のF-35A
F-35A
千歳基地所属のF-15J戦闘機
離陸するF-16戦闘機 “ファイティング・ファルコン”
F-16
F-16
離陸するEA-18G電子戦機 “グラウラー”
E-2C早期警戒機 “ホークアイ”
T-4ブルーインパルス仕様機
T-4ブルーインパルス仕様機

3月の小牧基地オープンベースから9月の三沢基地航空祭まで、終日晴れた航空祭は一度もなかったが、この小松基地航空祭でやっと好天に恵まれた。

ブルーインパルスの飛行展示はなかったが、地元機F-15J/DJ戦闘機の機動飛行が”撮れ撮れ”で、最高の気分で帰阪した。

F-15DJ戦闘機(アグレッサー) ☆2024のカレンダー(9月)および年賀状に採用
F-15DJ(アグレッサー)
F-15DJ(アグレッサー)2機によるコンバットブレイク ☆2024のカレンダー(7月)に採用
F-15DJ戦闘機(アグレッサー)
F-15DJ戦闘機(アグレッサー) ☆2024年のカレンダー(3月)に採用
F-15J戦闘機(日豪共同訓練特別塗装機) ☆2024年のカレンダー(5月)に採用
F-15J戦闘機(日伊共同訓練特別塗装機) ☆2024年のカレンダー(12月)に採用
F-15J戦闘機
F-15J戦闘機
室屋選手が操縦するEA-300/SC

終日逆光なので、常に露出補正を気にする必要があったが、だんだん晴れてきて気持ちよく撮影できた。

E-767早期警戒管制機
E-767
岐阜基地所属のF-15J戦闘機
F-15J
岐阜基地所属のF-2A支援戦闘機(試作501号機)
F-2A ☆2024年のカレンダー(8月)に採用
ブルーインパルスによる「ワイドトゥデルタループ
T-4ブルーインパルス仕様機
ブルーインパルスによる「タッククロス」

前年(2022年)は、天気が悪く、しかも不慣れな北会場での撮影だったので思うような写真が撮れなかったが、2023年は南会場での撮影が可能になったので「今年こそは!」と張り切ってでかけた。ところが、今回も終日、曇りでメリハリのある写真が撮れず、リベンジを果たせなかった。

F-15J戦闘機
F-15J
F-2A支援戦闘機(試作501号機)
F-2A
C-2輸送機(試作201号機)
C-2
浜松基地所属のKC-767空中給油・輸送機
T-4ブルーインパルス仕様機
T-4ブルーインパルス仕様機
ウイスキーパパのEA-300L
F-4EJ戦闘機 “ファントムⅡ”

2023年 2回目の好天に恵まれた築城基地航空祭。”推し”のF-2A支援戦闘機が”撮れ撮れ”で素晴らしい一日になった。ただし、最後の第6飛行隊のF-2Aによる「模擬空対地射爆撃」では、絶好のシャッターチャンスを逃すことが多かったので、今年(2024年)はこの苦い経験を活かして成功率を上げたいと思う。

第8飛行隊(ハチスコ)のF-2A支援戦闘機
ハチスコF-2Aの編隊飛行 ☆2024年のカレンダー(1月)に採用
第6飛行隊(ロクスコ)所属のF-2Aの編隊飛行
コンバットブレイクするF-2A ☆2024年のカレンダー(10月)に採用
F-2A ☆2024年のカレンダー(表紙&4月)に採用
F-2A
新田原基地所属のF-15J戦闘機
F-15J
F-15J
ウイスキーパパのEA-300L
ブルーインパルスによる「ファンブレイク」
T-4ブルーインパルス仕様機
シーズン限定の演目「クリスマスツリー・ローパス

初めて参戦した新田原基地エアファスタだったが、前日の夜にフィリピンで発生した地震による津波が当日朝に九州地方を襲ったため、フェリーの宮崎港到着が1時間半遅れてしまった。それで3つの演目しか見る/撮ることができなかった。また、終日逆光なので”真っ黒”写真を量産してしまったのだが、逆光ならではの面白い/迫力のある写真も撮れたので”それなりに”楽しめた。

築城基地所属のF-2A支援戦闘機
F-2A
地元 第305飛行隊所属のF-15J戦闘機
F-15J
F-15J
F-15J
T-4ブルーインパルス仕様機
ブルーインパルスによる「ファンブレイク」
ブルーインパルスによる「クリスマスツリー・ローパス
ブルーインパルスによる曲技飛行
ブルーインパルスによる曲技飛行
ブルーインパルスによる「スタークロス」

百里基地の地元機は築城基地と同じF-2A支援戦闘機なので年末の寒い時期に行く意味があるのか?とも思ったが、そのまえの新田原基地エアフェスタが不完全燃焼だったので、このまま2023年の航空祭巡りを終わりにしたくなかった。また、米軍のF-16戦闘機の機動飛行も予定されていたので、大阪-東京間の行きかえりに高速路線バスを利用することでコストを低減しつつ行ってきた。

当日は、強風のためF-15J戦闘機の飛行展示が短縮されたり、F-16戦闘機の飛行・地上展示がキャンセルになってしまったが、終日晴れていて気持ちよく撮影できたので、気持ちよく2023年の航空祭巡りを終えることができた。ただ、築城基地航空祭と同様、「対地攻撃(築城では、『模擬空対地射爆撃』)」ではシャッターチャンスをうまく掴めなかったので、今年(2024年)も行くのなら同じ失敗をしないようにしたい。

離陸するF-2A支援戦闘機
F-2Aの編隊飛行
F-2A
F-2A
F-2A
F-2A
小松基地 第306飛行隊所属のF-15J戦闘機
F-15J
F-15J
F-15J
T-4中等練習機
U-125A救難捜索機
UH-60J救難ヘリコプター
三沢基地から”里帰り”していた第301飛行隊のF-35A多用途戦闘機(特別塗装機)

おわりに:

2023年に訪れた航空祭11回中、天気がよく、かつ順光で撮影できたのは、わずか3回(小松・築城・百里)のみ。しかも、百里は強風で一部の演目が短縮・キャンセルされた。それ以外の航空祭では、曇天でピントが合わずにイライラさせられたり、逆光対策(露出補正)に追われたり、雨に打たれて辛い思いをしたり(岩国!)した。長い時間、高いコストをかけたのに納得のいく写真が撮れず、落ち込んで帰阪したことも少なくなかった。

それでも、1年を振り返って撮った写真をあらためて眺めていると撮影当時を思い出し、”ピン甘写真”や”ボンヤリ写真”、”真っ黒写真”さえも愛しく思えてくるので、なかなか航空祭巡りを止められない。

現時点(2024年1月15日)で、開催日が分かっているのは、3月3日の「令和5年度 小松基地オープンベース」と5月5日(日)の「岩国航空基地オープンベース2024」の2つだけだが、航空自衛隊やツアー企画旅行社のホームページのチェックを続け、取捨選択の上、無理のない範囲で航空祭巡りをしていきたいと思う。

2024年の元日に発生した能登半島地震は、現時点で判明しているだけでも多大な人的・物的被害をもたらした。失われた命は二度と戻らないし、被災された方々が心の安らぎや日常の生活を取り戻すには長い時間が必要になるだろう。また、傷ついた地場産業や事業、サプライチェーンの復旧・復興にも長い時間や多額の費用、関係者の方々の多大な努力が不可欠だ。

そのような中、航空祭巡りをするのは、いささか後ろめたい気もするが、私だって(誰だって)、いつ事故・災害や病気などで命を失うかわからない。また、そこまでひどくなくても、今までのように行動できなくなる可能性がある。なので、無事であることを感謝しつつ、今まで以上に一日一日を大切に生きていきたいと強く思う。

小牧基地航空祭 2023:飛行展示の撮影はボロボロ!!でも楽しめた http://新田原 美保基地航空祭 2023年:あいにくの曇り空だったが、岩国FD23のあとでは天国‼ 美保基地航空祭 2023年:あいにくの曇り空だったが、岩国FD23のあとでは天国‼ 松島基地航空祭 2023年:直前の天気予報にテンションDownするも、行って大正解!! 三沢基地航空祭 2023年:F-35A狙いで初参戦!! 機動飛行の撮影はトホホだったが、それなりに満足できた 小松基地航空祭 2023年:久しぶりの好天下でイーグル三昧!! エアファスタ浜松2023:曇りのち晴れで絶好のブルーインパルス日和(ただし逆光)! 岐阜基地航空祭 2023年:久しぶりの南会場で張り切るも不完全燃焼に終わる 築城基地航空祭 2023年:天候に恵まれ”推し”のF-2Aを撮りまくり 新田原基地航空祭 2023年:思い切って初挑戦するも、フェリーの到着が遅れて大焦り 百里基地航空祭 2022年:思ったよりスムーズに行けたが午後からの曇天が残念‼

 

2023年 百里基地航空祭 :強風で一部演目がキャンセル・短縮されるも有終の美を飾れた!!

2023年12月17日(日)に開催された「令和5年度 百里基地航空祭」に行ってきた。今年、すでに10回の航空祭に行っていたが、先日の「新田原基地エアショー2023」が ” ド逆光 ” でトホホな結果だったので、「これで終わりたくない」という気持ちが強くて行くことにした。

1. 行き方:

初めて百里基地航空祭に行ったのは2019年で、いつも利用していた旅行会社の見学ツアーに参加して行った。神戸-茨城間を飛行機で移動、ホテルに1泊するツアーだったので参加料が高かったが、何の苦労もなく、前日の特別公開(基地外からの見学)、当日の一般公開を落ち着いて見る/撮ることができて良かったと記憶している。なお、2019年の百里が、飛んでいる”ファントムⅡ”ファミリーを撮れる最後の航空祭になったので、行っておいてよかったと思う。

しかし、コロナ禍明けの昨年(2022年)は、見学ツアーがなかったので(他の旅行社のツアーはあったと思う)、すべて自分で手配。行きはJR新幹線・在来線を乗り継いで土浦に行ってホテルで1泊。当日はJR常磐線で石岡駅まで行き、シャトルバスで基地に入った。帰りもシャトルバスを利用して石岡駅に戻り、JR在来線で東京に移動。東京から高速バスに乗って翌日の朝に帰宅した。なお、私には一緒に航空祭に行く家族や友人はいないので、ツアーを利用しないときは完全に単独行になる。

今年も見学ツアーがなかった(他社のツアーはあり)ので、同様に自分で手配したのだが、行きも高速バスを利用した点、基地まで行くのに土浦駅から出るシャトルバスを利用した点が昨年と違う。

2. 往路:

2-1 前日の移動(大阪~土浦):

前日(12月16日)の朝7時半に大阪・梅田を出るWILLER TRAVELの高速バスに乗り、午後6時頃、東京(新宿)に到着した。午前6時に自宅を出たので、実に12時間を要したことになる。しかも、帰りのバスなら寝てしまえばよいのだが、行きのバスで寝てしまうと夜に眠れなくなる恐れがあったので本を読んだり(電子書籍)、車窓から流れゆく景色を眺めたりして眠らないようにし続ける必要があったので、精神的にも肉体的にもほとほと疲れた(高齢者なので)。

そこまでして高速バスを利用したのは、純粋に”経費節減”のため。今年11回目の航空祭で、さすがに懐が凍えるほど寒くなっていたからだ。

雨上がりの梅田スカイビル
WILLER EXPRESSの高速バスを利用した

東京・新宿からはJR在来線(山手線・常磐線)を乗り継いで土浦駅に移動。土浦駅到着は夜の8時前だったが、駅近くの宿を手配していたので、翌日の買い物をするためにコンビニに寄っても8時15分頃にはチェックインできた。結局、自宅からホテルまで、” ドア・ツー・ドア “で14時間強の長旅になった。我ながら、この歳でよく我慢できたと思う。

ところで、土浦駅で電車を降りる際、車内のボタンを押さないとドアが開かないのに、何もせず突っ立っていて恥ずかしい思いをしてしまった。昨年も同じ経験をしていたのに・・・。来年も行くのであれば覚えていたいとは思うが、”忘れる自信”がある(笑)。

夜8時にようやく辿り着いたJR土浦駅 クリスマスのイルミネーションで彩られていた

2-2 当日の移動(土浦駅前~基地エプロン地区):

昨年、石岡駅発のシャトルバスに乗るために始発電車で石岡駅に行ったが、すでに長蛇の列ができていて乗車まで40分くらい要した。これが嫌で、今年は土浦駅発のシャトルバスのチケットを事前購入していた(当日チケットはなかった)。しかし、土浦駅は石岡駅よりも基地から遠い(約17km程度)のに始発時間が石岡ルートより30分遅い6時半。想定所要時間が70分~120分だったので、8時半の「航過飛行(オープニングフライト)」に間に合うか心配だった。

そこで、運行会社に電話で問い合わせをしたら「当日は25台体制で運行し、始発時間には全車を土浦駅周辺で待機させる。始発時間は6時半だが、状況に応じて早めることがある。また、5時20分頃には担当者を駅前に配置する。石岡ルートとはほとんど違う道を通るので石岡ルートのバスが渋滞しても影響を受けにくい」との説明を聞けたので、予定通り土浦ルートで行くことにした。

当日(12月17日)の朝、5時にホテルを出て5時10分に土浦駅に到着。すでに乗車待ちの列ができていたので並んでいたら、まもなく乗車が始まり5時18分には1台目の始発バスに乗車。バスは6時頃に出発し、渋滞もなかったので7時頃に基地に到着できた。いろいろ心配したけれど、幸先のよいスタートを切ることができてよかった。

シャトルバスを降り、手荷物検査所に向かう途中で撮影。後方に筑波山が見える
午前 7時半ごろのエプロン地区の様子

3. 飛行展示:

3-0 気象偵察:F-2A

手荷物検査所手前の「レジャーシートエリア」でも十分撮影できるし、エプロン地区よりのんびりできるとも思ったが、会場正面の方がシャッターチャンスに恵まれると考えてエプロン地区に入った。「航過飛行(オープニングフライト)」は8時半からだったが、7時半ごろに場内アナウンスがあり、気象偵察をするためF-2A支援戦闘機が1機離陸していった。

例によって滑走路と基地施設との中間地点で、やや北寄りにいたのだが、南から離陸したF-2Aが前を通るころにはかなり高度を上げていたので、滑走路前の人や地上展示機が邪魔にならず撮りやすかった(築城基地のときはかなり苦戦)。F-2Aは、一度会場上空を飛び去ったが、10数分後に戻ってきてハイレートクライムや急降下を披露してくれた。

日が昇りきっていなかったので露出をプラス補正すべきだったが、標準設定のままにしていて暗い写真ばかりになってしまった。でも気にしない。

離陸したF-2A 支援戦闘機
F-2A 期待に応えて?ハイレートクライムを披露してくれた

3-1 航過飛行:F-2 & T-4 & UH-60J & U-125A

航過飛行は、地元のF-2A支援戦闘機 3機、T-4中等連取機、UH-60J救難ヘリコプター、U-125A救難捜索機 各1機によって行われた。

特に変わった趣向はなかったが、増槽を装着したT-4が意外に逞しく見えたこと、UH-60Jが会場正面でホバリングしたことが印象的だった。

なお、当日の私の服装はF-35の”ビーストモード”なみの重装備(超厚着)で日差しもあったが、西風が強く、むき出しになった顔や手(撮影中は、手袋を外さざるをえない)に当たるので体感温度は低かった。

離陸したU-125A 救難捜索機
離陸したT-4 中等練習機
T-4 増槽を装着していると逞しく見える?
2機編隊で離陸したF-2A
続いて単機で離陸したF-2A
3機による編隊飛行
離陸したUH-60J 救難ヘリコプター
会場正面でホバリングするUH-60J

3-2 機動飛行:F-15J(第306飛行隊)

F-15J戦闘機の機動飛行はリモートではなく、会場で地上展示されていた小松基地 第306飛行隊所属の2機によって実施された。持ち時間 30分の予定だったが、20分くらい飛んだ後に場内アナウンスがあり、飛行展示の一部が中止になったことを知った。理由の説明はなかった(私が聞き漏らしたのかもしれない)が、強風によるものだと理解した。

飛行展示時間が短縮されたのは残念だったが、背中も撮ることができた。また、今年の小松基地航空祭では、ついついアグレッサー機やスぺシャルマーキング機(日伊/日豪共同訓練特別塗装機)の撮影に集中してしまい通常塗装機の撮影がおろそかになっていたが、今回で埋め合わせできた。

小松基地所属のF-15J 戦闘機
アフターバーナーを使って上昇するF-15J
F-15J
アフターバーナーを使って急旋回するF-15J
F-15J 完全に逆光だが、迫力ある写真が撮れた
F-15J
ランディング・ギアを降ろしたまま急上昇するF-15J
F-15J 背面フラップを開いて飛行する場面も撮れた
F-15J 背中もバッチリ撮れた

3-3 捜索救助:UH-60J & U-125A

UH-60J救難ヘリコプターとU-125A救難捜索機による「捜索救助」は、基本的に他基地の演目とほぼ同じ内容だった。それでも昨年と同様にUH-60Jが会場正面でホバリングしながら大きく機種を下げたり、横に平行移動したりして楽しませてくれた。

なお、強風のせいかどうか分からないが、昨年のようなパラシュート降下は見られなかった。

U-125A
U-125A
要救助者救助シーンを再現したUH-60J
下げた機首を軸にして回転するなど、いろいろな飛び方を披露してくれたUH-60J

3-4 対地攻撃:F-2A

F-2A支援戦闘機 4機が離陸し、2機ずつ連携して空対地爆撃/空対地射撃の場面を再現してくれた。築城基地航空祭の「模擬空対地射爆撃」と同様、最初は高々度の飛行(対地爆撃の再現?)で、シャッターチャンスはほとんどなし。その後、高度を下げて飛行(対地射撃の再現?)したが、思うような写真が撮れなかった。いい気持ちで今年の航空祭巡りを終えたいと意気込んで百里に来たのに残念な結果に終わりそうな気がして凹んでしまった。

それでも、帰宅後に撮った写真を恐る恐る確認してみたら”それなり”の写真もあったので、少しうれしくなった。

離陸したF-2A すっきりした”横顔”も好きだ
F-2A
F-2A 光線の影響でマット(艶消し)仕上げしたように見えておもしろい
F-2A 何とか背中を撮ることができた
F-2A 着陸前に4機が集合した

3-5 機動飛行:米軍機

米軍のF-16戦闘機による機動飛行が予定されていたが、強風によりキャンセルされてしまった。そのため、地上展示もなかった。今回の最大の目玉だっただけに残念だっ!!

3-6 機動飛行:F-2A

F-15Jの機動飛行が短縮、F-16の機動飛行がキャンセルされたので、最後の演目もなくなるのではないかと心配したが、2機のF-2Aによる機動飛行が予定通り実施された。「対地攻撃」より低い高度での飛行が基本で、近くでの”捻り”も多かったので、気分よく撮影を楽しめた。

場内アナウンスが「パイロットの1人は茨城県出身、もう1人は大阪府茨木市出身で、これから”イバラキ”対決を展開する」と盛り上げていて面白かったが、写真の撮影には特に影響がなし(笑)。なお、場内アナウンスでも説明があったが、「茨城」県、「茨木」市、ともに”イバラギ”ではなく、”イバラキ”と読む。

ハイレートクライムをするF-2A(側面から)
ハイレートクライムをするF-2A(こんどは背面から)
F-2A
ランディング・ギアを降ろして上昇するF-2A
F-2A
F-2A
湿度が低い中、わずかにヴェイパーを発生させて旋回するF-2A
F-2A
会場正面で背中を見せて飛行するF-2A
F-2A 着陸のため2機が揃って”イバラキ対決”が終わった?

4. 地上展示:

地上展示機の撮影は、すべての飛行展示が終わり、ある程度人が減ってからやるのが私の”ルーティーン”なのだが、今回の百里基地航空祭は、F-16の機動飛行のキャンセルにより、F-2Aの「対地攻撃」が11時過ぎに終わってから最後のF-2Aの「機動飛行」まで2時間半くらい空いてしまったので、この時間を利用してのんびりと撮影した。

今回の地上展示機の一番の目玉は、三沢基地から飛来した第301飛行隊のF-35A戦闘機のスペシャルマーキング機。ロービジが基本なので、他機種のスぺマ機に比べると変化が少ないが、尾翼の大きな部隊マークのカエル(百里基地所属時代から変わらず)と前輪カバーのスローガンが目についた。

F-35A戦闘機 “ライトニングⅡ” スペシャルマーキング機
F-35A スペシャルマーキング機
増槽・ミサイルを装着したF-2A 支援戦闘機
U-125A 救難捜索機
UH-60J 救難ヘリコプター
CH-47J輸送ヘリコプター “チヌーク”
SH-60K哨戒ヘリコプター
C-1輸送機
P-1対潜哨戒機
E-2C早期警戒機
U-4多用途支援機
U-680A飛行点検機
T-7初等練習機

5. 民間機の離発着:

ご存じの通り、百里基地は茨城空港と滑走路を共有しているので、国内線 スカイマークのB737-800や国際線 タイガーエア台湾のA320の離着陸を撮ることができた。

朝日を浴びて離陸するスカイマークのB737-800
着陸するタイガーエア台湾のA320

6. 帰路:

午後1時50分頃にF-2Aの機動飛行が終わったので、早速、シャトルバス乗り場に向かった。昨年は、シャトルバス乗れるまで長い長い列にならび、1時間半くらい、歩いたり止まったりを繰り返していたが、今年は列が驚くほど短く、またほとんど立ち止まることなく進めたので、拍子抜けするほど早く乗れた(2時半前には乗車)。道が渋滞していたので石岡駅に着くまでに1時間くらいかかったが、昨年の1時間40分に比べれば随分 ” まし ” だ。今回、ブルーインパルスの飛行展示がなかったので空いていたのかなと思ったが、あとで調べたら昨年とほぼ同程度の4万人の来場者数だったことが分かった。

石岡駅からはJR在来線を乗り継いで東京駅に向かい、午後5時半くらいに到着。夕食を摂るには早すぎたので暇つぶしに東京駅周辺を撮影した。クリスマスが近いので特別なイルミネーションがあるのかなと期待していたが、駅舎周辺は特に変わったところがなくてがっかり。

その後、「インデアンカレー 丸の内店」でカレーライスを食べてから「バスターミナル東京八重洲」に行き、バスが出るまで本を読んだりして時間をつぶした。なお、「インデアンカレーの阪急三番街店(大阪・梅田)」は、食事どきはいつも混んでいて空席待ちになるのだが、丸の内店はすぐに座れるのでその点は楽だ。

午後3時半前にはJR石岡駅に到着した
JR石岡駅のホーム 反対側(下り)のホームには人が少ない
JR「荒川沖駅」のホーム 夕日が美しかったので撮影
JR東京駅の駅舎(丸の内側) 夕食前の”暇つぶし”に撮影

WILLER EXPRESSの高速バスは夜9時20分に東京を出て翌日の朝8時過ぎに桃山台駅のバス停に無事到着したが、あまり快適な旅ではなかった。というのは、このバスは東京を出てから桃山台駅に着くまでに4回も(西国分寺、八王子、甲府、京都)止まり、トイレ休憩も3~4回あったので、そのたびに起こされてしまったから。昨年も同じ便を利用して特に不満がなかったが、今年はなかなか寝付けずに辛い思いをした。

それでも、朝方は”そこそこ”眠れたので、桃山台駅停留所に着いたときは意外に元気だった。普通なら私鉄、バスを乗り継いで帰るのだが、月曜日の朝8時過ぎの電車・バスは通期ラッシュで混んでいると思ったので、途中で買い物をしながら歩いて帰宅した。空気が冷たかったが、”ビースト・モード”の厚着のおかげで、あまり寒さを感じずにすんだ。

7. おわりに:

航空祭当日、小美玉市(百里基地の所在地)には強風注意報が出ており、しかも昼頃、強風により基地内でけが人が出ていたことをあとで知った。それを考えれば、F-15Jの機動飛行短縮やF-16の機動飛行・地上展示のキャンセルはやむを得なかったと思う。むしろ、地元機のF-2Aが最後まで飛んでくれて本当にありがたかった。

また、昨年の百里基地航空祭は、午後から曇り空になって”推し”のF-2A撮影が”トホホ”な結果に終わってしまったが、今年の百里はほぼ満足のいく結果になり、有終の美を飾れた。お陰でよい気分で年を越せる。

なお、今回往復で高速バスを利用したが、片道10時間以上の乗車が続くとさすがに”きつい”。来年も行くのなら、せめて片道は新幹線を利用できるよう”小遣い”をためておきたい。また、帰りにバスを利用するなら停車場所が少ない便を選びたいと思う。

百里基地航空祭 2022年:思ったよりスムーズに行けたが午後からの曇天が残念‼ 百里基地航空祭 2019年:初参戦の百里。前日快晴、当日トホホ!でもファトムⅡが撮れ撮れ

2023年 新田原基地航空祭 :思い切って初挑戦するも、フェリーの到着が遅れて大焦り

2023年12月3日(日)に開催された「新田原基地(にゅうたばる)エアフェスタ2023」に行ってきた。ところが、思わぬトラブル(自然災害)が発生して3演目しか見られなかった/撮れなかった。また、事前にわかっていたものの、文字通りの”ド逆光”で真っ黒写真を量産してしまったが、開き直って撮影を続けたら逆光ならではの面白い写真も撮れた。

1. 初参戦:

私が航空祭巡りを始めたのは2014年。はじめの頃は、日帰りツアーでブルーインパルスの飛行展示の撮影だけで満足していたのだが、そのうち、午前中の地元機・戦闘機などの飛行展示も見たく/撮りたくなって0泊2日の見学バスツアーを利用するようになった。また、基地によっては、自分で前泊する宿や交通手段を手配して行くまでに成長?した。

ところが、新田原基地の航空祭だけは、なかなか行く気になれなかった。その理由は、「見学ツアーを利用しないとコスト・時間がかかる」、「いつも利用している旅行社の見学ツアーでは最初から見る/撮ることができない」、「基本的に終日逆光撮影となる」、「F-15戦闘機の機動飛行がメインディッシュ?だが他の基地でも撮影できる(とくに小松基地では、アグレッサー機も撮れる)」からだ。それでも今回初挑戦したのは、いつまで元気で航空祭めぐりをすることができるかわからないので、今のうちに1度は経験しておきたいと考えたから。

ということで、コスパ・タイパを考えていつも利用している旅行社の見学ツアーに参加して行ってきた。

2. 往路:

2-1 自宅~神戸~フェリーターミナル:

利用した見学ツアーは、土曜日(12月2日)の夜にフェリーで神戸港を出て月曜日(12月4日)に神戸港に帰ってくるもの。神戸空港には行ったことがあったが、神戸港は初めてなので、早めに自宅を出て午後4時過ぎに神戸三宮駅に到着した。神戸港まで行けるシャトルバスもあったが、それを利用すると到着がツアー集合時間(6時10分)の直前になり、船や港周辺の写真を撮る時間を確保できないので、歩いて神戸三宮フェリーターミナルに行くことにした。

フェリーターミナルに4時半までに着けたので、ツアー参加前に夕日に染まる神戸港や高層ビル、乗船するフェリーなどの写真を撮った。

神戸三宮から徒歩20分程で到着したフェリーターミナル 左後方にフェリーが見える
美しい夕焼けに見惚れてしまった
夕日に染まる神戸三宮の高層ビル
宮崎カーフェリーの「フェリーろっこう」 この船で神戸-宮崎を往復した

2-2 宮崎港~新田原基地:

今回のツアーで利用したのは、1室に2段ベッドが10台ほど並ぶドミトリー客席。ツアー料金を考えればやむを得ないと思うが、そのベッドの狭さに驚いた。長さ方向は身長が170cmない私には問題ないが、2階席?の場合は足元にリュックなどの荷物を置くことになるのであまり余裕がない。横方向は悲惨で、横になって両肘を伸ばすことができない。また、腕を上にあげると天井/上段ベッドに届いてしまうので、閉塞感が抜群であった。

そんなこともあって熟睡できずに開催日当日の朝を迎えたのだが、さらなる悲劇が私を襲った(大袈裟かっ!)。7時頃、船内放送があり、10月2日の夜に発生したフィリピン地震の影響で津波注意報が発令されてそれが解除されるまで宮崎港に接岸できない、現時点で何時に入港できるか分からないと伝えられた。

参加した見学ツアーの基地到着予定時間は午前10時で、はじめから「オープニングフライト」、「捜索、救難活動」は見られない/撮れないことは覚悟していたのだが、到着が遅れるとさらに見られない/撮れない演目が増えてしまう。正直、がっかりし、不安になったが、自分では何もできないので気持ちを落ち着かせて発令解除を待った。

結局、フェリーは約1時間半遅れて10時前に入港・接岸し、旅行社が手配していたバスに乗り込んで新田原基地に向かった。

1時間半遅れで宮崎港に接岸したフェリー
宮崎港の駐車場? パームツリーで”宮崎感”バッチリ

フェリーの1時間半遅れの影響を心配しつつ、不安な気持ちでバスに乗り、基地が近づいてきたら、上空にF-15戦闘機が何機も飛び回っているのが見えた。当初、見られる/撮れると思っていた飛行教育航空隊 第23飛行隊の「大編隊飛行 F-15」が始まってしまったのだ。バスの車中では、早速カメラを構えて写真を撮る人もいたが、私にはそのようなスキル・気力がないとわかっていたので、諦めた。

結局、バスは基地内の駐車場に10時40分くらいに到着し、急ぎ足で手荷物検査場に向かった。添乗員の方から新田原基地は手荷物検査が厳重なので、入場できるまでに時間がかかるかもしれないと伺っていたが、幸い、順調に進み、10時50分過ぎにエプロン地区に到着できた。例によって滑走路と基地施設との中間地点で撮ることにした。

結局、「オープニングフライト」と「大編隊飛行 F-15」は見逃した/撮り逃したが、「機動飛行 F-2」、「機動飛行 F-15」、「曲技飛行 T-4(ブルーインパルス)」の3演目を見る/撮ることができた。一時は、ブルーインパルスだけになるかもとか、ブルーインパルスもだめになるかもとか考えたくらいなので、最小限の影響で済んだといえる。

なお、2つ目の演目「捜索、救難活動」は、新田原救難隊が11月29日に墜落した米軍のCV-22輸送機”オスプレイ”の捜索に加わていたためキャンセルされていたことをツアーの添乗員さんから聞いた。

エプロン地区から基地施設を見た景色
F-15の機動飛行が終わり見学者が減ったころのエプロン地区の様子

3. 飛行展示:

3-1 機動飛行: F-2A

本当にギリギリだったが、午前10時55分からはじまった築城基地第6飛行隊(ロクスコ)所属のF-2A支援戦闘機の機動飛行に間に合った。先日の築城基地航空祭(Tsuiki Air Show 2023)では、順光で”推し”のF-2Aの写真を沢山撮れて気をよくしたのだが、今回は予想通りの”ド逆光”で、真っ黒写真を量産してしまった。

それでも、帰宅後に撮れた写真を確認してみたら、逆光ならではの面白い写真も撮れていたので気をよくした(F-15やブルーインパルスも同様)。

築城基地 第6飛行隊所属のF-2A ”ド逆光”なので、補正してもこの程度にしかならない(トホホ)
F-2A 順光だったら悪くない写真だったのに・・・
モヤモヤの画像ながら、なかなか”いい感じ”で撮れたと思う(あいかわらず甘い自己評価)
急旋回するF-2A 逆光でヴェイパーが強調されて迫力が出ている(と思う)
ランディング・ギアを降ろしたまま上昇するF-2A
今回のF-2Aのベストショット

3-2 機動飛行 F-15:

今回の最大のお目当てはもちろん、第305飛行隊所属のF-15J戦闘機 2機による機動飛行。F-2Aと同じく、逆光ならではの迫力ある写真も撮れたし、背中も何とか撮ることができた。ただ、持ち時間が40分あったが、飛ばないスクランブル発進の展示(滑走路前で見ていないと何をやっているのか分からない)も含まれていて見せ場が少なかったように感じられた。

ところで、第305飛行隊といえば、ドラマ「空飛ぶ広報室」で、交通事故で”P免(パイロット免許のはく奪)”になる前に青井大祐 二尉(綾野剛さん)が所属していた飛行隊。当時(ドラマの放映は2013年)は百里基地所属で、F-4EJ戦闘機”ファントムⅡ”も現役だったが、第302飛行隊は2016年に新田原に移転、F-4EJは2020年にひっそりと退役してしまった。そのうち、F-2やF-15が退役してそれを懐かしく思う日がくるのだろうか(それまで元気にしてる?)。

離陸する第302飛行隊所属のF-15J
離陸する別のF-15J 下に写っているのは地上展示機のキャノピー
F-15J
F-15J 何とか背中を撮ったが、逆光で残念!
F-15J 背中を撮れたが、アングルが”イマイチ”
F-15J 上の写真の続き
F-15J 逆光で力強い写真が撮れた
F-15J この写真も逆光で迫力がでている
F-15J 上の写真の続き

3-3 曲技飛行 T-4(ブルーインパルス):

当日の天気は、若干の晴れ間はあるものの、基本的にうす曇り。築城基地航空祭のような青空+機体+白いスモークの3点セットは期待できなかった。一方、”ド逆光”でスモークの”モクモク”感が増して面白い写真が撮れた。とくに期間限定の演目「クリスマスツリー・ローパス」は、スモークが立体的に見えて「らしさ」が増したと思う。また、うす曇りでギラツキが減った太陽を絡めた写真が”絵になる”と思い、あえて”引き(=広角)”で撮ってみた。

ブルーインパルス たまに青空を背景に撮れるときがあった
「ダイヤモンド・テイクオフ&ダーティーローパス」 逆光でたくましく見える
「ファンブレイク」
「フォーシップインバート」
ときには逆光も悪くない
期間限定の「クリスマスツリー・ローパス」
「クリスマスツリー・ローパス」 上の写真の続き
太陽を絡めて”引き”で撮影
上の写真と同様、太陽を絡めたショット ゴーストが発生しているが、”無問題”
普段は、もっと”寄り”で撮影するのだが、あえて”引き”で勝負した
「スタークロス」 築城基地のときはスケールが大きすぎて24mmでも収まりきらなかったが、今回はOK!

4. 地上展示:

ツアーバスの出発時間まで余裕があったので、地上展示機/車両をカメラに収めた。しかし、2時半くらいになったら、隊員の方がロープで立入禁止エリアを広げはじめたので、最後はせわしない撮影になってしまった。

F-15J戦闘機
T-4中等練習機 芦屋基地所属の “レッドドルフィン”
E-2C早期警戒機
E-2C早期警戒機 翼をたたんだ状態で展示されていた
P-1哨戒機
C-2輸送機
16式機動戦闘車

5. 帰投機撮影:

まだエプロン地区にいたときから、地上展示されていたF-2A支援戦闘機やP-1哨戒機がエンジンをかけ、帰投準備を始めた。「しめた!お見送り写真が撮れるぞ」とよろこんだが、問題は、どこで撮影するかだ。エプロン地区で待った方がいいアングルで撮影できそうだったが、離陸のときには立入禁止エリアになってしまう恐れがあった。また、バスの集合時間に遅れてしまう可能性もあると考えて、観光バスの駐車場で撮ることに決めた。

観光バスの駐車場は滑走路に面していて、私が乗るツアーバスもそこで待機していたので、乗り遅れる心配はなし。ただ、滑走路の上がり側の端に位置していたので、前を通るときはかなり高度を上げていたので残念。また、前を通るシャトルバスに邪魔されて思うようなアングルで撮れない場面もあった。

いろいろ文句も言ったが、F-2A支援戦闘機、U-4多用途支援機、P-1哨戒機、T-400基本操縦練習機、SH-60K哨戒ヘリコプターのお見送り写真を撮ることができ、ちょっと得した気分になった。

F-2A 出入りするシャトルバスに邪魔されて離陸直後の写真が撮れなかった
U-4
P-1
P-1 上の写真の続き
T-400
SH-60K
SH-60K 上の写真の続き

6. 帰路:

フェリーの乗船時間までに余裕があったので、ツアー参加者全員で港に近いイオンモールに立ち寄って買い物をした。

買い物を終えてバスに戻ったら夕日がとても美しかったので、カメラの設定をマニュアルフォーカスに変えて撮影した。なんてことのない風景だが、こんな景色をカメラに収めるのもいいなと思った。

イオンモールに止められたバスの車窓から撮影

バスが宮崎港に着いたのは、午後5時半ごろ。すっかり日が落ちていたが、駐車場のパームツリーがシルエットになって美しかったので、ここでもマニュアルフォーカスで1枚撮った。

その後、すぐに行きと同じ船「フェリーろっこう」に乗船。船室の狭さは相変わらずだったが、疲れていたのでぐっすり眠ることができた。

宮崎港の駐車場 シルエットになったパームツリーが”いい感じ”
宮崎港で私たちを待っていてくれた?「フェリーろっこう」

「フェリーろっこう」は、翌朝(12月4日 月曜日)の7時半に神戸港に到着。ここで見学ツアーの参加者が散開したが、電車が通勤ラッシュで混んでいることが分かっていたので、9時前までターミナルの待合室で時間をつぶし、フェリーの写真を撮ったのち、行きと逆のルートで歩いて神戸三宮駅に向かい、道すがら、神戸税関本関や神戸関電ビルディング、東遊園地などの写真を撮った。神戸三宮からは私鉄を乗り継いで自宅最寄り駅まで行き、そこから歩いて11時ごろに帰宅した。

神戸港に接岸した「フェリーろっこう」
神戸税関本関 「本館」ではなく、「本関」だそうだ
神戸関電ビルディング
東遊園地と神戸市役所庁舎(左の奥) 紅葉が美しかった

7. おわりに:

逆光なりの面白い写真・迫力のある写真を撮ることができて有意義な撮影旅行だった。また、新田原基地航空祭を敬遠していた理由となる問題点をすべて実体験できたのもよかった。

やはり終日 ” ド逆光 ” は辛いので、新田原基地の航空祭見学は、今回が最初で最後になると思うが、津波注意報によるフェリーの延着も含めていい経験をさせてもらった。

2023年 築城基地航空祭 :天候に恵まれ”推し”のF-2Aを撮りまくり

2023年11月26日(日)に航空自衛隊の築城基地で開催された「築城基地航空祭 2023」に行ってきた。

先日(11月12日)の岐阜基地航空祭と大違いで、文句なしの快晴。また、予報で聞いていたよりもずっと暖かかったので、いい気分で”推し”の F-2A支援戦闘機の他、新田原基地のF-15J戦闘機、T-4ブルーインパルス機などを撮りまくった。絶好のシャッターチャンスを何度も逃したり、ピントが甘い”ボツ写真”を量産したりしたが、何とか満足のいく写真も撮ることができて、楽しい1日だった。

1. 前々日・前日の移動:

過去に1回だけ見学ツアーを利用したことがあったが、それ以外は全部、自分で交通手段や宿を手配・確保しており、今回も同様にした。

大阪-小倉間の移動は、JR新幹線を利用するのが早くて快適だが、経済的にキツイ。そこで、行きは、前々日(11月24日)の夜に大阪を出て前日(25日)に小倉に着く「WILLER EXPRESS」の高速夜行バスを利用した。

バスは4列シートながら隣席との間に仕切があり、また、前席との間が広めになっていた。見学ツアーで利用する観光バスよりも断然快適なはずだったのだが車内が異常に暑く、そのせいか、ウトウトしては目覚めるを繰り返すつらい1夜を過ごすことになってしまった。

ヨドバシカメラ梅田店と隣接するショッピングモール・ホテル
グランフロント大阪
WILLWR EXPRESSのバスターミナルがある梅田スカイビル

バスは予定通り前日(11月25日)の朝、7時過ぎに小倉駅前に到着。ホテルにチェックインするまで時間があったので、” 暇つぶし ” を兼ねて予行演習の様子を撮影することにした。

前日(11月25日)の朝、7時過ぎに小倉に到着した

JR九州の在来線を利用して築城駅に移動したのだが、驚いたのは、築城駅で降りた乗客の多さ。築城駅の改札口は反対のホーム側にあるので陸橋で渡らなければならないのだが、狭くて混雑したため、乗客が降りきらないうちに発車のアナウンスが始まってしまった(もちろん、全員が降りるまで発車することはなかったが)。

朝の8時半前に築城駅に到着した
2. 予行演習の撮影:

予行演習の撮影場所に選んだのは、「松原展望台広場(以下、『広場』)」。逆光撮影になるが、基地全体を見渡すことができるので、当日の展示飛行がどのように行われるかを把握できると思ったから。また、行き方が分かりやすそうだったのも理由の一つだ。

午前8時半前に築城駅に到着し、約20分ほど歩いて広場に着いたのだが、歩いている最中にF-2A支援戦闘機が何機も離陸していった。急いでカメラをリュックから出して撮ろうとしたが、もたついているうちに終わってしまった(残念っ!)。なお、基地の沿道には予行演習を撮ろうとカメラを構えた人が多数いて、その熱意の高さに驚いた。暇つぶしで来ている私とは大違いだ(ごめんなさい)。

事前リサーチの通り広場は逆光撮影で、しかも滑走路から遠かったので、いつも狙うような写真は撮れなかったが、逆光ならでは迫力のある写真が撮れたり、当日は撮影できなかった着陸シーンを撮ったりすることができた。また、広場や周囲の山々の紅葉と絡めた写真も撮れたので、来てよかったと思った。

広場から築城基地方向を見た景色
急上昇するF-2A支援戦闘機 逆光ならではの迫力がある写真が撮れた
急上昇するU-125A救難捜索機 こちらも逆光ならではのダイナミックな写真(自画自賛)
T-4ブルーインパルス機と広場の紅葉 手前のボケが美しくないのが残念
広場からブルーインパルスが空に描いたハートを見たところ
予行演習を終えて着陸するT-4ブルーインパルス機
紅葉に染まる山々を背景に着陸する5番機
着陸するF-2A支援戦闘機 当日は着陸シーンが撮れなかったので前日に撮れてよかった

広場での撮影を昼過ぎに切り上げてJR在来線を利用してホテルの最寄り駅である苅田駅に移動。午後4時過ぎにホテルにチェックインした。

築城駅 ホームをつなぐ陸橋の幅が狭くて朝の大混雑につながった

3. 当日朝の移動:苅田~基地内エプロン地区

昨年(2022年)の航空祭のときも苅田駅から始発電車に乗ったのだが、「ギュウギュウ詰め”とまではいかないが、電車が揺れると隣の人に当たってしまうような状態(私のブログより)」だった。しかも、今回は朝8時からの開催なので、さらに電車が混むことが予想された。

そこで、当日朝の5時過ぎに苅田駅に行き(5時56分始発)、ホームの中央付近は混むだろうと考えて先頭車両の停車位置で電車を待つことにした。この判断は大正解。苅田駅に電車が到着した時点ですでにギュウギュウ詰めだったので、その場所でも乗車するのが大変だった。その上、ホーム中央付近で待っていたと思われる人たちが先頭車両に押し寄せてきた。さらに、2駅先の「行橋(ゆきはし)」駅では、乗車できない人もいた。

到着時には私以外誰もいなかった11月26日 早朝の苅田駅

満員電車となったが、無事、6時13分に築城駅に到着。通常は陸橋を渡って反対側(上り側)に行かないと改札口を出ることができないが、航空祭の開催に合わせて下り側に臨時改札口が設けられていた。辺りはまだ、真っ暗だったが、人の流れに沿ってゆっくりと歩いて6時半前には基地内の手荷物検査所前の列に並ぶことができた。

午前8時にはオープニングフライトが始まるので開場が遅いと間に合わなくなるのではないかと心配していたが、7時前に開場になり、手荷物検査を受けて入場。7時10分過ぎにはエプロン地区に到着できた。

なお、今回も無理をせず、滑走路と基地施設・倉庫の中間地点を撮影ポイントに決めた。

開場待ちをしているうちに夜が明け始めた 美しい朝焼けだった
7時過ぎにエプロン地区手前のエリアに到着 ここで一時、待機させられたが、すぐに開放された
7時10分過ぎのエプロン地区と基地施設
今回の撮影場所から撮影したエプロン地区の状況 前方が滑走路(昼前に撮影)

4. 飛行展示:

4-1 オープニングフライト:F-2A

基地の西側には多少の雲があったが、滑走路方向(東側)には雲がなく、好条件での撮影ができると思い、テンションが高まった。

7時半過ぎに場内アナウンスがあり、第6飛行隊(ロクスコ)のF-2A支援戦闘機 3機、第8飛行隊(ハチスコ)のF-2A支援戦闘機 3機がRW25を利用して離陸していった。なかなか高度を上げないので、前にいる人たちの頭が邪魔になって(失礼っ!)かなり苦戦したが、あきらめずに追いかけて写真に収めることができた。

そして、8時からオープニングフライトがはじまった。はじめにロクスコ、ハチスコの各3機が通常隊形、密集隊形で編隊飛行を行い、続いて全6機による編隊飛行を披露してくれた。

朝日を浴びて離陸するロクスコのF-2A
2機編隊で離陸するハチスコのF-2A
離陸後に急上昇するハチスコのF-2A
3機編隊で進入してきたロクスコF-2A
密集隊形で編隊飛行するロクスコのF-2A
上の写真の続き
3機編隊で進入してきたハチスコのF-2A
機体を傾けた密集隊形で編隊飛行するハチスコのF-2A
上の写真の続き
F-2A 6機による編隊飛行

4-2 航過飛行:T-4

芦屋基地所属のT-4中等練習機 ” レッド・ドルフィン ” による航過飛行は、かなりあっさりしたものだった。ランディング・ギアを上げた状態で1回、ギアを降ろした状態で1回通過したのみ。しかも、高高度を保っていたため、気にいった写真が撮れなかった。

独特のカラーリングが施された芦屋基地所属のT-4 中等練習機 “レッド・ドルフィン” ピントが甘いっ!

4-3 航過飛行:T-7

芦屋基地所属のT-7初等練習機による航過飛行もあっさりした内容だった。T-4と同じく、高々度による航過飛行でシャッターチャンスが少なかったが、2機がそろって翼を左右に振る場面があった。が、そのとき、単機ねらいで撮っていたので、それが分かる写真は撮れなかった(残念!)。

芦屋基地所属のT-7 初等練習機
2機がシンクロして翼を左右に振ったが、単機ねらいで撮っていたので分からない

4-4 機動飛行:F-15J

新田原基地からやってきたF-15J戦闘機の機動飛行はわずか10分程度であったが、何とか背中を撮ることができた。天気がよいとカメラのAFの食いつきが良くなり成功率が上がるのでうれしい。

新田原基地 第305飛行隊所属のF-15J 戦闘機
F-15J
F-15J
アフターバーナーを使って上昇するF-15J

4-5 戦技飛行:AH-64D

陸上自衛隊 目達原駐屯地所属のAH-64D攻撃ヘリコプター”アパッチ・ロングボウ”の戦技飛行があったが、そのとき私はエプロン地区を離れ、トイレを待つ長い列に並んでいた。それでも爆音がする方向を見ていたら建屋ごしに機影が見えたので、列に並びながら撮影した。当然ながら?シャッタースピードを1/1,000秒のままだったので、プロペラは “フリーズ” 状態だ。

AH-64D 攻撃ヘリコプター
AH-64D
AH-64D

4-6 救難展示:U-125A & UH-60J

U-125A救難捜索機が会場上空を旋回し、UH-60J救難ヘリコプターから降下した隊員が地上の要救助者を吊り上げる定番の演目。

U-125AとUH-60Jの編隊飛行
U-125A
UH-60J

4-7 競技曲技飛行:EA-300L

岐阜基地航空祭につづいて今回もアクロバット飛行チーム「ウイスキーパパ」の競技曲技飛行があった。青空を背景に展開されたEA-300Lの飛行はあいかわらず華麗でお見事だった。

EA-300L
機首を斜め下に下げた状態で横にスライドするEA-300L
EA-300L

4-8 曲技飛行:T-4ブルーインパルス機

今年の岐阜基地航空祭はくもり空で、せっかくのブルーインパルスの曲技飛行が”映え”なかったが、今回の築城航空祭は最高のコンディションだった。

いつも書いているが、青空+青・白のブルーインパルスの機体+白いスモークの3点セットは最高の取り合わせだ。

「ダイヤモンドテイクオフ&ダーティーターン」
「ファン・ブレイク」
青空に白いスモークが映える
今の時機限定のスペシャル演目「クリスマスツリー・ローパス」
「バーティカルキューピッド」
「スタークロス」も披露したが、スケールが大きすぎて24mm(フルサイズ換算)でも収まりきらなかった
「コークスクリュー」

4-9 航過飛行:US-2

海上自衛隊のUS-2救難飛行艇の航過飛行は想像以上にあっさりしたものだった。もともと、持ち時間が5分だったので、大して期待をしていなかったのだが、低空で会場の右手から左手を1回通過しただけで終わってしまった。しかも高度が低かったので、地上展示機や前の人たちの頭で見え隠れする中での撮影になり苦戦した。

低空飛行で航過するUS-2

4-10 機動飛行:F-2A(ハチスコ)

第8飛行隊(ハチスコ)所属のF-2Aがヴェイパーを引きながら急旋回したり、アフターバーナーを使って急上昇したりするのを必死で追いかけた。普通の(?)機動飛行では、会場正面で旋回したら、いったん会場から遠ざかり、会場の右手・左手・正面から現れるのだが、築城のF-2Aはすぐに急旋回して後ろから現れることもあるので、ボヤボヤしていられない。わかってはいたが、絶好のシャッターチャンスを何度も逃してしまった。それでも、何とか「イケてる(自画自賛)」写真を撮ることができた。

また、前日の予行演習の撮影でコンバットブレイクをやるタイミングが分かっていたので、逃さず連写することができた。

F-2A 支援戦闘機 機体・翼が照り返しで鈍い色に光って迫力満点
F-2A
コンバットブレイクする2機のF-2A
コンバットブレイク 上の写真の続き
ヴェイパーを引きながら旋回するF-2A
ハイレートクライムをするF-2A

4-11 デモスクランブル:F-2A

「デモスクランブル」といっても緊急事態の発生に応じて2機のF-2Aがスクランブル発進の準備を短時間で行い、離陸地点に向かうまでの様子を展示するもので、実際に離陸することはない。すべて地上で行われるので、前にいる人たちの頭越しに見えるのは尾翼ぐらい。なので、写真は撮らなかった/撮れなかった。これは、毎回同じだ。

4-12 模擬空対地射爆撃:F-2A(ロクスコ)

最後の演目は、第6飛行隊(ロクスコ)所属のF-2A支援戦闘機による「模擬空対地射爆撃」。

増槽を装着した4機のF-2AがRW07を使用して離陸したのだが、私の撮影スポットの前を通るときはまだ高度が低く、地上展示機や前の人たちの頭が邪魔になって(失礼っ!)、午前中のRW25使用時の撮影以上に苦戦した。

この演目では、会場上空に進入してきたF-2Aが爆撃/射撃を行ったのちに急旋回/急上昇して離脱する。もちろん、実際に爆撃/射撃するはずはなく、”爆撃”のときは、地上で火薬を爆発させて弾着を再現する。”射撃”のときにも何かやっていたかもしれないが、滑走路と基地施設との中間地点にいた私には見えなかった。

“爆撃”のときは高々度を保ったまま飛行したので、シャッターチャンスに恵まれず、すっかりテンションが下がってしまった。そのあとの”射撃”のときは高度を下げて迫力のある”捻り”を何度も見せてくれたのだが、気持ちの切り替えが遅れてずいぶんチャンスを逃した。来年もぜひ築城基地航空祭に行きたいと思うが、そのときの私に言いたい。「『模擬空対地射爆撃』は、後半の”射撃”が勝負、最後まで気を抜くな!」と。

R07を使って離陸するロクスコのF-2A
ロクスコ所属の4機が次々と離陸していった
F-2A
F-2A
F-2A 上の写真の続き  ”捻り”を撮れる絶好のチャンスを活かしきれなかった。残念!

5. 地上展示:

F-2Aの「模擬空対地射爆撃」は午後2時10分くらに終わったが、基地から築城駅に向かう道が混んでいるとの場内アナウンスがあったので、ぎりぎりまで地上展示機を撮影した。

C-130H 戦術輸送機
KC-767空中給油・輸送機
P-1 哨戒機
U-125A 救難捜索機
T-7 初等練習機
AH-64D 攻撃ヘリコプター ” アパッチ・ロングボウ “
UH-60J 救難ヘリコプター ” ブラックホーク “
CH-47J 輸送ヘリコプター ” チヌーク “
OH-1 観測ヘリコプター ” ニンジャ “
「ウイスキーパパ」のEA300

6. 帰路:

午後3時前にすべての撮影を終えて帰途についたが、基地から築城駅に向かう道路や駅のホームで混雑しないように基地内で調整をしていたため、長い列に並ぶことになった。基地を出られたのは午後4時15分くらいになってしまったが、基地の外に出られたらほとんど止まることなく歩け、またそれほど待たずに電車が来たので、4時半過ぎには小倉行きの電車に乗れた。

経費節減のため行きは高速バスを利用したが、帰りは楽をして新幹線を使った。午後6時19分に小倉駅を出て8時31分に新大阪に着く新幹線(のぞみ58号)に乗り、新大阪駅からは、JR在来線、バスを乗り継いで9時過ぎに帰宅できた。

7. おわりに:

“推し”のF-2Aの飛行展示がたっぷりあり、終日順光撮影、さらに快晴に恵まれたのでTsuiki Air Show 2023を存分に楽しむことができた。反省点も多々あるが、この経験を活かして来年はさらに成功率を高めたいと思う。

 

築城基地航空祭 2022年:晴天・順光の好条件‼ 結果が伴わず不完全燃焼 築城基地航空祭 2019年:カメラの不調・設定ミスを乗り越えて”ヤタガラス”他を激写 築城基地航空祭 2018年:コンディション最高で2017年の雪辱を果たした! 築城基地航空祭 2017年:迷った挙句に行ったが、やはり悪天候でテンションDown!

2023年 岐阜基地航空祭 :久しぶりの南会場で張り切るも不完全燃焼に終わる

2023年11月12日(日)に開催された「岐阜基地航空祭2023」に行ってきた。昨年は、抽選当選者だけを対象とし、逆光撮影が基本の「北会場」限定での開催だったが、今年は、順光撮影が期待できる南会場も開放されるということで、気合を入れて臨んだ。

ところが、3日前に受けた新型コロナウイルスの予防接種(7回目)で強めの副反応が出て、体調を崩していた(熱が下がり、咳やくしゃみは出てなかったが、しんどかった)うえ、天候に恵まれず、ほとんど終日曇っていた。さらに前日くらいから急に気温が下がって万全の寒さ対策が必要になるという大変厳しい撮影行になってしまった。

1. 往路:前日の移動から当日の基地入場まで

私は、基本的に岐阜基地航空祭は、見学ツアーを利用しないで単独で行っている。

また、最初のころは、開催日当日に新幹線の始発電車を利用して名古屋まで行き、名古屋から地下鉄・名鉄を乗り継いで行っていたのだが、あるとき、手荷物検査待ちの人たちで長蛇の列ができており、オープニングフライトまでに入場できないという事態に陥った。これに懲りて、それ以降、岐阜周辺で前泊し、その代わり、大阪-岐阜間の移動は、行きも帰りも新幹線を使わないで在来線で移動するようにしていた。

今回も同様で、開催日前日(11月11日)の午後1時半頃に家を出て、バスで最寄りのJR駅に移動。そこからJRの在来線を乗り継いで午後5時過ぎにJR岐阜駅に到着した。そして事前にネット予約していた岐阜市内のホテルに泊まった。ワクチン接種の副反応の影響で、すっかり疲れてしまったが、何とか無事に岐阜に辿り着けて安心した。

前日、午後5時過ぎのJR岐阜駅
JR岐阜駅
織田信長像 歴史ファンではないが、つい撮ってしまう

開催日当日は、午前4時半に起床して名鉄電車の始発電車で「名鉄岐阜」駅から「各務原市役所前」駅に向かった。始発電車とはいえ、かなり混んでいて空席はなく、立っている人も多かったが、20分弱で「各務原市役所前」駅に到着。そこから歩いて南下し、午前6時前後に「正門」前にできた人たちの列に加わった。

「開場予定時間は午前8時で、状況により早めることがある」と案内されていたが、実際には午前7時10分くらいから列が動き出し、7時半前には基地「正門」から入場することができた。予報通りの寒い朝で長時間待つのは辛いと思っていたが、1時間半弱で入場できて本当によかった。

予定よりも早く開門され、午前7時半前に入場できた

入場後、すぐに南会場の東端にあたる「撮影エリア」を目指したのだが、途中に「アレ」が地上展示されているのに気づき、しばし、足を止めて真剣に撮影した(アレについては、後程ご紹介)。

南会場の「撮影エリア」は、北会場の「航空地展示エリア」に対し、かなり西側にオフセットされているため、滑走路の東側から西側に向かって離陸した飛行機が南会場前を通過するころには、かなり高度を上げていると想定された。そのため、無理して滑走路前の場所を確保しなくてもよいと考えて滑走路よりもかなり後方に腰を落ち着けた。寒かったが、それを見越してF-35の ” ビースト・モードなみの重装備=厚着(上半身は、ヒートテックの長袖Tシャツ+普通の半そでTシャツ+フランネルシャツ+ダウンベスト+ダウンジャケット。下半身は、タイツ+チノパン) ” にし、さらに使い捨てカイロも体に貼り付けていたので、何とか耐えられた。

午前10時前の南会場の状況

2. 飛行展示他:

2-0 天候偵察:T-4

予定通り、午前8時にT-4中等練習機1機による天候偵察が始まった。この機は、機首に通常と異なるピトー管を装着しており、ハイレートクライムも披露してくれた。

天候偵察のために離陸したT-4中等練習機 機首に通常とは異なるピトー管を装着していた
T-4

2-0 基地司令/1日基地司令の挨拶:

陸上自衛隊の駐屯地創立記念行事では、一般入場者も駐屯地司令の挨拶を見聞きするのが普通。しかし、航空自衛隊の航空祭では、そんな経験をしたことがなかったので少し驚いた。しかもそれに続いて1日基地司令の3名(1名は、元陸上自衛官のYou Tuber KAZARIさん。他の2人は、一般公募で選ばれた地元の小中学生)からの挨拶もあった。なお、挨拶は、北会場のブルーインパルス機前で行われたので、南会場は声を聞くのみだった。

2-1 オープニングフライト・機動飛行①:T-4 & F-2A/B & F-15J

毎回そうだが、岐阜基地航空祭のお目当ては飛行開発実験団各機による機動飛行や編隊飛行。「オープニングフライト・機動飛行①」では、T-4中等練習機、F-2A/B支援戦闘機、F-15J戦闘機の各2機が離陸して機動飛行を披露してくれた。F-2A/Bは、どちらもテスターカラーをまとった試作機で501号機は「エアフェスタ浜松2023」で機動飛行を披露してくれた機だ。

今回は、飛行開発実験団で行われている飛行試験の様子を再現をする場面があり、「岐阜基地らしさ」を感じることができた。ただ、写真的には普通の機動飛行と大差ないので、そのおもしろさをお伝えできないのが残念だ。

離陸したT-4中等練習機
ハイレートクライムをするT-4
離陸したF-15J戦闘機
F-15J
F-15J
離陸したF-2B支援戦闘機(試作101号機)
F-2B 101号機
こちらはF-2A 501号機 先日のエアフェスタ浜松2023でも活躍した
F-2A 501号機

2-2 ウイスキーパパ:EA-300L

おなじみのウイスキーパパによる曲技飛行が披露されたが、残念ながら曇り空がバックだと ” 映えない ” 。また、メイン会場である北会場向けのフライトなので、南会場では物足りない。また、「11月26日の『築城基地航空祭2023』でまた会えるから今回はテキトーでいいや」ということにし、少し撮っただけでトイレの順番待ちをする長蛇の列に並んでしまった。

EA-300L
EA-300L
EA-300L

2-3 第1輸送航空隊飛行展示:KC-767

小松基地からやってきたKC-767空中給油・輸送機が展示飛行を行い、旅客機B-767がベースだとは思えないような軽快なフライトを披露した。

KC-767
KC-767

2-4 航空救難団飛行展示:UH-60J & U-125A

U-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターの連携による定番の救難飛行展示。ただ、こちらも北会場に向けた飛行展示だったので、UH-60Jによる要救助者の救出場面は、南会場から「遠かった」。

U-125AとUH-60Jの編隊飛行
U-125A
U-125A
U-125A
UH-60J

2-5 大編隊・機動飛行②:T-7 & T-4 & F-2A/B & F-15 & C-2

岐阜基地航空祭の名物といえば、大編隊飛行。同一機種のみの編隊飛行なら他基地の航空祭でも見られるが、岐阜基地では、所属機のバリエーションの豊富さを活かした異機種混合の編隊飛行を見る/撮ることができる。

今回の大編隊飛行は、T-7初等練習機、T-4中等練習機、F-2A/B支援戦闘機、F-15J戦闘機、C-2輸送機によるものだった。コロナ禍前に見られたF-4EJ/EJ改戦闘機の姿がなかったのは残念だったが、それでも壮観な大編隊だった。

以前は、最初に大編隊が会場上空に現れ、そこから1機種×2機ずつ離脱して機動飛行を展開するパターンだったが、今回は、最初に各機種による機動飛行が披露され、そのあと大編隊飛行が展示された。

コンバットブレイクする2機のF-15J
F-15J 上の写真の続き
F-15J
ランディング・ギアを下げ、背面のスピードブレーキを上げて接近するF-15J
F-15J 上の写真の続き
F-15J 上の写真の続き
F-2A試作501号機
F-2A
アフターバーナーを使ってハイレートクライムをするF-2A
F-2A
F-2A
C-2 試作機
C-2
C-2
T-7初等練習機
T-7
岐阜基地名物 大編隊 全機を入れると豆粒のようになる
F-15J、F-2、T-7による編隊飛行 F-15Jは速度を合わせるためかスピードブレーキを上げている

2-6 ブルーインパルス飛行展示:T-4ブルーインパルス仕様機

大編隊・機動飛行②が終わった時点でかなり疲れてしまったので、いっそのこと、ブルーインパルスの飛行展示を見ないで/撮らないで帰ろうとも思ったが、「途中で帰ったらもったいない」と考え直して最後まで粘った。

曇り空だったし、南会場ではブルーインパルスの演目を裏側から見る/撮ることになったので、”映える”写真は撮れなかったが、とにかくやり切った。

離陸する1番機
離陸する4番機
「ダイヤモンド・テイクオフ」
ランディング・ギアを出したまま背面飛行する6番機
「クリスマスツリー・ローパス」 正面から見ればクリスマスツリーに見える(はず)

3. 地上展示:F-4EJ

地上展示のメインは北会場だったが、南会場にはF-4EJ戦闘機”ファントムⅡ”が展示されていた。朝来たときに気づき、撮影エリアに急ぎたい気持ちを押さえて何枚も撮影した。また、帰るときに別のF-4EJも展示されていることに気づいて撮影したが、近すぎて全体を撮ることができなかった。

F-4EJ
F-4EJ 別の角度から
F-4EJ さらに別の角度から
別のF-4EJ 広角で撮影しても画面に収まりきらなかった

4. 帰路:

ブルーインパルスの飛行展示が終わった直後に基地を出たので、午後3時過ぎには名鉄電車の「各務原市役所前」駅に到着できた。すぐに電車に乗れないのではないかと心配していたが、最初に来た電車に乗れた(ただし、車内は大変混みあっていて辛かった)。徒歩でJR岐阜駅まで行き、そこから行きと逆ルートで在来線を乗り継いで自宅最寄り駅まで帰った。バスを利用して自宅に着いたのは午後7時前だった。

名鉄「各務原市役所前」駅のホームにて
JR岐阜駅

5. おわりに:

4年ぶりの南会場での撮影だったが、 ” 映える ” 写真が撮れず不完全燃焼に終わってしまった。しかし、岐阜基地の航空祭は大好きなので、今後も是非行きたいと思っている。

なお、「逆光で混雑するが、演目の正面になる北会場」を取るか、「順光で比較的空いているが、演目の裏側になる南会場」を取るか悩ましいところだが、今まで、南会場でも ” それなり ” の写真を撮ることができていたので、今後もこちらを選ぶを思う。

 

2023年 浜松基地航空祭:曇りのち晴れで絶好のブルーインパルス日和(ただし逆光)!

2023年10月29日(日)に開催された「エアファスタ浜松2023」に行ってきた。この基地の航空祭は、終始逆光での撮影。さらに今回の飛行展示は午後1時半までで、正味の飛行展示時間は、わずか100分。また、帰りの道路渋滞が予想され、帰阪時間が遅くなる可能性が高い。ということで、タイパ、コスパが悪いのは重々承知していたが、岐阜基地所属のF-15J戦闘機、F-2支援戦闘機の機動飛行をカメラに収めたくて「エアフェスタ浜松2023」に行ってきた。

午前中は曇っていたが、昼前から晴れてきて絶好のブルーインパルス日和になった。青空にブルーインパルス機の白いスモークが映えて美しかったが、”逆光が基本”の航空祭なので、終始、露出補正の設定を気にしながらの撮影になった。

1. 往路:大阪➝浜松基地

新大阪駅➝浜松駅は新幹線を使えば1時間半で行けるし、JR浜松駅から浜松基地までシャトルバスが運行されるので単独で行くことも可能だが、私は、エアフェスタ浜松を見学する際は毎回バスツアーを利用してきた。それは、シャトルバスの乗車時間が長いし(道路状況によっては90分かかるといわれている)、始発のバスに乗ってもオープニングフライトが始まる午前9時までに到着できない可能性が高いから。

ということで、今回も、いつも利用している旅行社主催のバスツアーを利用して行ってきた。大阪出発は前日(10月28日)の夜で当日未明に浜名湖SAに到着して時間調整をした。浜名湖SAでは、11月3日公開の映画「ゴジラ-1.0」とのコラボ企画が行われており、ゴジラの実物大?の足跡が造られていた。浜松で映画のロケが行われたのがきっかけで企画されたとのこと。

映画ゴジラシリーズといえば、私は1作目・2作目公開当時は生まれておらず、3作目の「キングコング対ゴジラ」から9作目の「怪獣総進撃」までリアルタイムで映画館で見た。その後も子供と一緒に平成ゴジラシリーズを見たり、2016年公開の「シン・ゴジラ」を楽しんだりしていたが、今度の「ゴジラ-1.0」も面白そうなので劇場で見たいと思っている。

当日の午前7時頃の浜名湖(浜名湖SAで撮影)
浜名湖SAでは、11月3日公開の映画「ゴジラ-1.0」とのコラボ企画をやっていた
浜名湖SA内に造られた”実物大”?のゴジラの足跡

バスが浜名湖SAを出たのは午前8時。添乗員の方によれば、「浜松基地は市街地にあるので、早めに行って路上待機することができない。開場前に着いてしまうと開場まで基地の周辺をグルグル回り続けることになって入場が遅くなるので、これくらいのタイミングが丁度いい」とのことだった。とはいえ、オープニング(フライト)の開始が午前9時だったので、間に合うか心配していたが、8時半過ぎに基地内の駐車場に到着。15分程度歩いて手荷物検査場に行き、何とか9時前にエプロン地区に辿り着くことができてホッとした。

滑走路手前は地上展示機が邪魔になるし、先に来ていた人たちで埋まっていたので、滑走路と基地施設の中間地点を撮影場所に決めて陣取った。

9時半頃のエプロン地区の様子

2. 飛行展示:

2-1 オープニング:T-4 & T-400

地元機によるオープニングでは、はじめにT-4中等練習機6機とT-400輸送機・救難機等基本操縦練習機3機による編隊飛行、続いてT-4だけによる編隊飛行、最後にT-400だけによる編隊飛行が行われた。編隊・航過飛行のみで、しかも曇っていたので、” 映える ” 写真は撮れなかった。

T-4とT-400による編隊飛行
T4のみによる編隊飛行
T-400のみによる編隊飛行

2-2 救難展示:U-125A & UH-60J

こちらも地元機による飛行展示。U-125A救難捜索機が上空を旋回する中、UH-60J救難ヘリコプターから隊員が地上に降下して要救助者をヘリコプターに引き上げる、という定番の内容だった。

離陸したU-125A 救難捜索機
U-125Aは会場上空で旋回を続けていた
要救助者の上空でホバリングするUH-60J 救難ヘリコプター
ロープを使ってUH-60Jから降下する救難隊員2名

2-3 展示飛行:E-767

昨年の航空祭では姿を見せなかったが、今年はE-767早期警戒管制機(AWACS)の展示飛行を見る/撮ることができた。旅客機ベースで背中に大きくて重そうなレーダーを背負っているにもかかわらず急角度で旋回する様は圧巻。また、着陸時にトラブルが発生する場合に着陸を中止して上昇するゴーアラウンドを再現する場面もあった。

大きなレーダーを背負ったE-767
E-767
急角度で旋回するE-767
「ゴーアラウンド」を再現するため低高度でやってきたE-767 手前に見えるのはC-130Hの主翼
「ゴーアラウンド」をするE-767

2-4 機動飛行:F-15J

例年通り?岐阜基地からやってきたF-15J戦闘機がダイナミックな機動飛行を行った。

わずか15分の”持ち時間”だったが、背中を見せての航過やタッチアンドゴー、ヴェイパーを引きながらの急旋回、ハイレートクライムなどを披露してくれた。

背中を見せて会場正面を航過するF-15J 戦闘機
翼端からヴェイパーを引きながら旋回するF-15J
「タッチアンドゴー」のあと、ハイレートクライムをするF-15J
ハイレートクライムをするF-15J
F-15J

2-5 機動飛行:F-2A

私の最大のお目当ては岐阜基地からやってくるF-2A支援戦闘機の機動飛行。最近は、白・赤・青のテスターカラーで彩られた試作502号機がやってくることが多かったが、今回は、紅白の試作501号機だった。この501号機とは今年の「小牧基地オープンベース2023」でも出会っていたが、まともな写真が撮れずに悔しい思いをしていた。今回こそは、何とかものにしようと懸命に追いかけた結果、”そこそこ”の写真を撮ることができた。

なお、午前中の飛行展示はこのF-2の機動飛行が最後で、午前10:45には終わってしまった。

岐阜基地所属のF-2A 支援戦闘機 試作501号機
背中を見せながら航過するF-2A 翼端、主翼付け根からヴェイパーが出ている
地上攻撃態勢で接近するF-2A
紅白のテスターカラーで彩られたF-2A試作501号機
ランディングギアを降ろし、エンジン停止トラブル発生時の滑空飛行を再現するF-2A

2-6 曲技飛行:T-4ブルーインパルス仕様機

午後は、ブルーインパルスの飛行展示のみ。逆光ではあったが、青空の下、機体を煌めかせ、白いスモークを出しながら華麗な曲技飛行、編隊飛行を展開するT-4ブルーインパルス仕様機をカメラに収めることができた。

※分かる範囲で演目名を書いてみたが、間違っている可能性もあるのでご承知おき、ご容赦いただきたい。

離陸する1番機
「ファンブレイク」
「ワイドトゥデルタループ」?
「フォー・シップ・インバーテッド(部分)」
「ワイド・トゥー・デルタ・ループ」
バーティカルキューピッド
スタークロス
「タッククロス」

3. 地上展示:

最後の飛行展示であるブルーインパルスの曲技飛行が午後1時半には終わってしまい、ツアーの集合時間まで十分な時間があったので、ゆっくりと地上展示機や空自・陸自車両の写真を撮ることができた。

午後2時頃のエプロン地区の様子 飛行展示がすべて終わってしまったので、かなり人が減ってきていた
T-4 中等練習機
F-2A 支援戦闘機
E-2C 早期警戒機
T-400 輸送機・救難機等基本操縦練習機
UH-60J 救難ヘリコプター
C-130H 窓から浜松市のゆるキャラ「出世大名 家康くん」の人形が見える
上の写真の「家康くん」の部分を拡大したもの

4. 帰路:

ツアーバスの出発時間(午後3時)に間に合うよう、2時過ぎにエプロン地区を離れ、行きと同様、徒歩で観光バス駐車場に向かった。観光バス・タクシー乗り場に向かうルートは人が少なく、サクサクと歩けて15分程度で到着したが、一方、シャトルバス乗り場に向かうルートは、エプロン地区から長蛇の列ができていた。私も単独で行った昨年の小松基地や百里基地の航空祭で、帰りのシャトルバスを待つ列に長時間並ぶ辛い経験をしていたが、今回のエアフェスタ浜松の列はそれとは比べものにならないレベルだと思った。そのせいか、体調不調者が出たようで、救急車が出動していた。やはり、エアフェスタ浜松の見学は、バスツアーを利用するに限ると再認識した。

私の乗ったツアーバスは予定通り、午後3時に駐車場を出発。途中、何度か渋滞に巻き込まれたりしたが、添乗員さんと運転手さんの的確な判断・運転により、予定よりも2時間近く早い午後8時15分頃に大阪・梅田に到着した。

以前のエアフェスタ浜松では、終電車に合うか心配になるほど遅くなったこともあったので、それを思うと今回は本当についていたと思う。

帰りも浜名湖SAで休憩をとった

5. おわりに:

今回の撮影結果は、順光かつ好天下の撮影でよい結果を残せた先日の小松基地航空祭に比べると ” イマイチ ” だったし、トータルの飛行展示時間が100分というのは不満だったが、因縁のF-2A試作501号機やF-15Jの背中をカメラに収めることができた。また、心配していた道路の渋滞もそれほど酷くなく、早い時間に帰阪できたので、全体的には、行ってよかったと思う。

次に挑む航空祭は、11月12日(日)開催の岐阜基地航空祭。今年は順光で撮影できる南会場も開放される。当日の天気がどうなるか、上手く撮影できるか分からないが、今から楽しみで仕方がない。

2023年 小松基地航空祭 :久しぶりの好天下でイーグル三昧!!

2023年10月7日(土)に開催された「航空祭 2023 in KOMATSU」に行ってきた。はじめは曇りがちであったが、そのうち晴れ間が広がり、久しぶりに好条件での撮影ができた。お陰で、F-15J/DJイーグルの特別塗装機やアグレッサー機などの背中も撮れて幸せな一日を過ごすことができた。

1. 行き方:

昨年は、入場制限(抽選の当選者のみ入場可)があったため、いつも利用している旅行社の見学ツアーがなかった。やむを得ずJR線とシャトルバス(小松駅-小松基地間)を利用して行ったのだが、帰りのシャトルバス待ちで2時間弱も待たされて辛い思いをした。おまけに台風襲来によりJR線が運休したので、その日に帰阪できず、もう1泊することになった。肝心の撮影も、曇り空が背景で暗い写真ばかりになってしまった。

今年は入場制限なしの開催で見学ツアーがあったので、迷わずこれを利用して行った。ツアー参加だと自由がきかない不便さはあるものの、何も考えずとも現地に到着でき、また、大阪に帰ってこられるので安心だ。また、今回は、バス駐車場が小松基地内に確保されていたので、移動時間・距離が短くて快適だった。昨年と比べると「天国と地獄」だった(もちろん、今年が「天国」だ)。

2. 往路:前日の移動~基地到着

ツアーの貸切バスは、開催日前日(10月6日金曜日)の午後11時前に大阪・梅田を出発して開催日当日の朝7時20分頃に基地内の駐車場に到着。バスを降りた私が手荷物検査場に着いたころにはすでに検査が始まっていてすぐに入ることができた。

基地内に用意された観光バス専用駐車場から撮影した風景 雲間から朝日が射しこんでいた

3. 撮影場所の確保:折り畳み椅子持込み禁止対策

私がエプロン地区に到着した午前7時半前には、すでに滑走路前には多くの人たちが集まっていた。

ただ、滑走路前には地上展示機(C-2輸送機やUS-2救難飛行艇の大型機を含む)や飛行展示を行うF-15J/DJ戦闘機などが多数駐機されていて撮影の邪魔になる。なので、定番の滑走路と基地施設・建屋の中間地点を撮影場所に選んで折り畳み式のパッドを拡げて座った。いつもなら小型の折り畳み椅子(3本の脚の上に三角形の布を張ったタイプ)を使うのだが、今回の小松基地航空祭ではサイズを問わず折り畳み椅子の持込みを禁止するとのことだったので、拡げると30cm×50cmになり厚みが1cmあるパッドを用意して座布団代わりに使った。

朝8時52分のエプロン地区の様子

4. 飛行展示:

4-0 天候偵察:T-4

航空祭のプログラムによれば、「天候偵察」が午前7時から7時58分に実施されるとのことだったので、エプロン地区に到着時にはすでに偵察機が飛んでいると思っていた。ところが、撮影場所を確保した直後にT-4中等練習機が 1機離陸。間に合った。

「天候偵察」を行うために離陸したT-4中等練習機

4-1 航過飛行:F-15J/DJ & U-125A & UH-60J

午前8:00から「航過飛行」が始まり、第303飛行隊のF-15J/DJ戦闘機×4機、第306飛行隊のF-15J戦闘機×4機、飛行教導隊(通称「アグレッサー部隊」)のF-15DJ×2機が次々と離陸していったので、夢中でシャッターを切った。なお、第303飛行隊の1機は日豪共同訓練特別塗装機、第306飛行隊の1機は日伊共同訓練特別塗装機だった。

離陸後、各飛行隊単位でいろいろ隊形を変えて編隊飛行を行ったのち、第303飛行隊×2機、第306飛行隊×2機、飛行教導隊×2機の6機で編隊飛行を実施、最後は会場上空で順番にセパレートしてから着陸していった。その他、U-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターによる航過飛行も撮影したが、” 写真的 “には、「救難訓練飛行」とあまり変わらないので、ここでは割愛する。

とにかく、「航過飛行」の持ち時間はたっぷりあったので、じっくり撮影できて結構、満腹になってしまった。

離陸する第303飛行隊所属のF-15J戦闘機(日豪共同訓練特別塗装機)
離陸する第306飛行隊所属のF-15J戦闘機(日伊共同訓練特別塗装機)
離陸する飛行教導群所属のF-15DJ戦闘機
離陸する飛行教導群所属のF-15DJ戦闘機
ランディングギアを降ろして4機編隊で航過飛行する第303飛行隊所属のF-15J/DJ
4機編隊で航過飛行する第306飛行隊所属のF-15J
2機編隊で航過飛行する飛行教導群所属のF-15DJアグレッサー
6機編隊で航過飛行する第303・第306飛行隊、飛行教導群所属のF-15J/DJ
着陸のため順番にブレイクしていくF-15J/DJの編隊

4-2 救難訓練飛行:U-125A & UH-60J

救難訓練飛行は、U-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターによって実施された。U-125Aが会場上空を旋回する中、UH-60Jからラぺリング降下した隊員が要救助者(ダミー人形)を救助する場面を披露してくれた。また、U-125Aは救難物資を空中投下したのだが、残念ながらその瞬間をカメラに収めるのに失敗してしまった(ちょっと残念)。

会場上空を旋回するU-125A この直後に救難物資を投下したのだが撮り損ねた
要救助者(ダミー人形)を救助するためUH-60Jから降下する救難隊員

4-3 教導隊機動飛行:F-15DJ

飛行教導群、通称アグレッサー部隊による機動飛行は、2022年12月に新色?発表された#070号機と今年(2023年)の3月に新色発表された#087号機の2機によって実施された。各機単体による機動飛行もよかったが、平行していた2機がブレイクする場面を見る/撮ることができて本当によかった。

なお、#070号機は、横や下から見たときには地味な印象を受けたが、その背中を見て一目で気に入ってしまった。このカラーリングのコンセプト通りの「鮮やかなブルーのデジタル迷彩」に魅せられた。

アグレッサー2機によるブレイク-その1
アグレッサー2機によるブレイク-その2 #087号機が左にブレイクし始めている
アグレッサー2機によるブレイク-3 #087号機がブレイクを続けるとともに#070号機が上昇を始めた
アグレッサー #087号機
アグレッサー #087号機 「鮮やかなブルーのデジタル迷彩」
アグレッサー #087号機 上の写真の続き
ハイレートクライムをするアグレッサー #070号機
アグレッサー #070号機

4-4 303飛行隊機動飛行:F-15J/DJ

第303飛行隊の機動飛行は、通常塗装機と日豪共同訓練特別塗装機の2機によって行われた。

いろいろミスもしたが、何とか、2機の背中を撮ることができた。

日豪共同訓練特別塗装機
上の写真の続き 翼面の”テカリ”が残念だ
“フツー” のF-15DJの背中もバッチリ

4-5 室屋氏曲技飛行:EA-300/SC

室屋さんの曲技飛行は、築城基地や岩国基地、小牧基地などの航空祭で見ていたが、小松基地でのフライトは今回が初めてだとの紹介があった。使用機材はエクストラEA-300/SCで、相変わらずのキレのよい曲技を披露してくれた。とくに驚いたのは、スモークで空にハートマークを描く曲技。ブルーインパルスの場合は、2機でハートを描くのに対して室屋さんは1機でそれをやり遂げたのだ。本当にお見事というほかはない。

なお、室屋さんは翌日(10月8日)から「エアレースX」に出場されるとのことだったので、帰宅後、ネットでこのレースのことを調べてみた。各選手が違う場所でフライトを行い、リモート形式でそのタイムを競う、それをAR技術を使って観戦する・・・という革新的なレースのようだ。正直、十分理解できていないが、まずは、エアレースの復活を喜びたい。

室屋氏が操るEA-300/SC
EA-300/SC
なんと1機で大空にハートマークを描いた室屋さん
EA-300/SC

4-6 306飛行隊機動飛行:F-15J

今回の航空祭のトリは、第306飛行隊所属のF-15J戦闘機2機による機動飛行だった。1機は普通塗装のF-15J、もう1機は「日伊共同訓練記念塗装機」のF-15Jだった。

なお、このスぺマ機の背中をバッチリ撮れたのは、パイロットが低速で背中を見せながら通過してくれたお陰。ご配慮に感謝したい。

ハイレートクライムするF-15J 日伊共同訓練特別塗装機
最後に低速で背中を見せながら飛んでくれたF-15J 日伊共同訓練スぺマ機
“フツー” のF-15J

5. 地上展示機:

いつもは ” 飛んでいる飛行機 ” の撮影に夢中になってしまうので地上展示機の撮影はおざなりになるのだが、今回は、「303飛行隊機動飛行」が午前10時40分に終わってから「室屋氏曲技飛行」が始まる午後1時までに2時間強の空き時間があった。昼食を摂り、日向ぼっこをしても十分すぎるくらい時間があったので、かなり真面目に?撮影した。

なお、このときに「ブルーインパルスJr」の飛行展示?もあったが、あまり興味がなかったし、”地上での飛行展示”なので、よく見えないだろうと思ってパスした。

F-35A戦闘機 “ライトニングII “
ウェポンてんこ盛りのF-2A支援戦闘機(試作機)
P-1対潜哨戒機
P-3C対潜哨戒機 “オライオン”
UH-47J 輸送ヘリコプター “チヌーク”
SH-60K哨戒ヘリコプター
U-36A多用途機
US-2救難機
C-2輸送機 機内見学を実施していて大盛況だった

6. 民間旅客機:

小松基地の滑走路は小松空港と共有しているので、ときおり、民間機の離発着があった。着陸機は地上展示機が邪魔で撮れなかったが、離陸機はタイミングが合えば撮った。離陸するのを待ちかまえて撮るようなことをしなかったので、すべて斜め後ろからの写真になった。

JALのB767
ANAのA321neo
JTAのB737

7. 帰路:

午後3時過ぎにツアー貸切バスが基地内の駐車場を出て、一路大阪に向かった。途中、何度か渋滞に巻き込まれたが、その都度、添乗員の方とバス運転手の方が相談されて対策を講じてくれたお陰で当初の到着予定時間より早い午後8時半前に大阪駅周辺に到着した。

8. おわりに:

正直、発表されたプログラムを見たとき、「2時間以上飛行展示がないのは辛い」だとか、「 ” 推し ” のF-2が飛ばないのは残念だ」とか思ったが、好天に恵まれていい写真(私基準)がたくさん撮れてよかった。やはり、好天こそが最大の味方だと痛感した。

特に、スぺマ機やアグレッサー#087号機の背中、アグレッサー機のコンバットブレイクが撮れた写真は、大変気にいっていて、毎年、作成しているカレンダー(富士フイルムのサービスを利用)に使うつもりだ。

なお、先日の三沢基地航空祭のブログで、場内アナウンスが不足していた、聞き取りづらかったと愚痴ったが、今回の小松基地航空祭のアナウンス(女性自衛官がMCを担当)は、内容、音量ともに十分で分かりやすかった。また、ユーモアを交えたパイロットの紹介もあり、親しみがわいた。

今年もあと3ヵ月弱、あと何回航空祭に行けるか分からないが、今回のような好天を期待して腕を磨いておきたいと思う。

2023年 三沢基地航空祭:F-35A狙いで初参戦!!  機動飛行の撮影はトホホだったが、それなりに満足できた

2023年9月10日(日)に開催された「三沢基地航空祭 2023」に行ってきた。三沢基地航空祭を見に行ったのは今回が初めてだった。

今回の三沢基地航空祭は、台風13号の影響で開催が危ぶまれたが、北上前に熱帯低気圧に変わって何とか無事に開催された。また、当日の開場前に小雨がぱらつくことがあったが、すぐに止んだので撮影に集中できた。撮影結果には不満な点も多かった(基本的に私の技量不足のせい)が、他の基地の航空祭では見られない機種の撮影ができて、それなりに楽しめた。

1. 天気予報:

航空祭の1週間くらい前から台風の予報(熱帯低気圧が台風に変わり北上するとの予報)がでていたが、そのときは、日本列島のかなり東の海上を早いタイミングで通過するとのことだったので、正直、あまり心配していなかった。

ところが、日に日に進行方向が西よりに変わり、また、スピードが遅くなって航空祭が開催される週末あたりに東北地方を通過する予報に変わっていった。これを受けて、三沢基地のホームページに「台風の状況によっては、開催を中止する可能性がある。最終的には金曜日の午後 3時を目途に開催するか否かを判断する」という趣旨の案内が掲示されたが、思い切ってでかけることにした。

2. 往路:

2-1 ツアー参加まで:

私は、大阪から行きやすい静浜基地・小牧基地・岐阜基地・芦屋基地・築城基地の航空祭は、自力で公共交通機関を利用して行く。また、昨年は見学ツアーがなかったので、百里基地や小松基地の航空祭も自力で行った。

しかし、さすがに青森県の三沢基地航空祭は、時間的にも経済的にもキツイので、迷うことなく見学ツアーを利用。しかし、関西発のツアーはなく、東京発のみだったので、前日(9月9日)の午後3時半過ぎに新大阪を出る新幹線で東京に向かった。

午後6時頃に東京駅に到着。夕飯を摂っても集合時間までにかなりの時間の余裕があったので、「お上りさん」よろしく夜の東京駅周辺を撮影して時間をつぶした。

その後、東京駅から山手線で新宿駅に移動して「三沢基地航空祭見学ツアー」に参加し、貸切バスで青森に向かった。

前日の午後3時39分に新大阪を出る新幹線で東京に向かった
東京駅の夜景
東京駅の夜景

2-2 東京~基地到着~エプロン地区への移動:

今回利用したツアーのバスは独立3列シートだったので、隣の席の方との接触を気にすることなく、快適に青森まで移動することができた(その分、参加費用はかなり高かった!)。

ツアーバスは予定通り、開催日当日(9月10日)の午前6時過ぎに到着し、6時半頃には門の前で開場を待つ人たちの列に並ぶことができた。

その後、7時半頃には手荷物検査を受けて基地内に入ることができ、一路エプロン地区に向かう。ツアーバスを出る前に添乗員の方から三沢基地は広いのでかなり歩くことになるとの説明があったが、その通りで延々と歩くことになった。それでもF-35A戦闘機やF-16戦闘機の写真を撮れると思うとワクワクしくて、知らず知らずのうちに速足になっていた。

エプロン地区についてみると、滑走路前にはすでに沢山の人がいた。今までの経験から、滑走路前やその周辺は人が密集しやすく、また、地上展示機が視界を遮るので機動飛行の撮影には適さないことを知っていたので、迷わず、滑走路と基地施設との中間地点の辺りで荷物を降ろした。

一時小雨が降ったが、開場前に止んだ
米空軍 第35戦闘航空団のモニュメント
エプロン地区に向かって歩く人たち
F-1戦闘機のモニュメント
F-16戦闘機のモニュメント

3. 飛行展示:

3-0 スケジュールの変更とカメラの設定ミス:

ツアーバスを出て、基地に向かう前に添乗員の方から、気象状態が悪いので午前中(10:00~11:30)に予定されていたブルーインパルスの曲技飛行を午後に変えて天候回復を待つことになった、これにより他のプログラムも変更になるが、具体的にどうなるか分からない、航空祭の終了時間が午後 3時から 3時半になる、との案内があった。

結局、UH-60JとCV-22の訓練飛行、C17の機動飛行がキャンセルになった。また、他のプログラムも全体的に短縮された。さらにブルーインパルスの飛行展示が編隊飛行のみになって残念ではあったが、開催されない可能性があったことを考えると贅沢は言えないと思った。

一方、カメラの設定ミスについては、100%私の知識不足が原因。私は、今まで航空祭の飛行展示を撮影するときは、シャッタースピードを1/1000秒に設定するのを基本にしていたのだが、今回は、F-35Aを撮影できる貴重な機会なので、できるだけ手ブレを防ぎたいと考えて1/1600秒で撮影。その結果、四隅が暗い写真を量産してしまった。

帰宅後にネットで調べたら、それは開放F値で撮影したときに発生しやすい「周辺減光」でが原因だと知った。私はトリミング肯定派なので「周辺減光」部分をカットして対応できた(それでも「周辺減光」が残る写真あり)が、これを機会にカメラの設定方法を基礎から学びなおす必要があると痛感した。

3-1 F-35A戦闘機:

岩国基地の航空祭では、コロナ禍前からF-35B戦闘機が”飛んでいる”場面を撮るチャンスに恵まれていたが、あまり良い写真を撮ることができずにいた。また、今までF-35Aの”飛んでいる”場面を撮る機会がなかった(今年の岩国基地航空祭では地上展示のみ)ので、F-35Aの飛行シーンの撮影が、今回の最大の目的だった。

結果は、以下の写真の通りで、機動飛行については、鮮明な写真を撮ることができず、当初の目的を果たすことができなかった。

一方、離陸場面や会場正面上空を航過する場面では、” そこそこ ” クリアな写真を撮ることができた。会場左手(西側?)から離陸する場面では、地上展示機や前の人たちの頭が邪魔になって(失礼っ!)断続的に機体が隠れるので、ズーム調整やピント合わせが難しかったが、焦らず落ち着いて撮影できたので、少しは自信がついた(過信?)。

離陸するF-35A 断続的に地上展示機や前の人たちの頭で隠れるので、撮るのが難しかった
F-35A 上の写真の続き
機首下部の電子・光学式照準システム”EOTS”の一部がオレンジに輝いている
ヴェイパーで機体の後部が霞んでいる
F-35A
ウェポンベイを全開にしたF-35A
クリアな機動飛行の写真を撮るのが難しかった
F-35A エプロン地区付近を航過する場面は、何とかクリアな写真を撮ることができた

3-2 F-16戦闘機:

F-16戦闘機の機動飛行もF-35Aとほぼ同じ時間帯に披露されたが、こちらは機動飛行も含めて ” まずまず ” の写真が撮れた。

F-35Aのときと同様、地上展示機や前の人たちの頭が邪魔だったが、会場左手(西側)からの離陸場面も諦めずにカメラで追い続けた結果、何とか ” まともな ” 写真が撮れた。

離陸するF-16戦闘機
F-16
F-16
F-16
F-16
F-16

3-3 T-4 ブルーインパルス機:

天候の回復を待ってブルーインパルスのフライトが午後に変更された。その甲斐あって昼頃から晴れてきたので、久しぶりに青空にスモークが映える曲技飛行を楽しめると思い、メモリーカードとバッテリーを入れ替えて離陸を待ったのだが、期待外れに終わった。というのは、最初に離陸した5番機が気象観測を行ったものの、結果が思わしくなかったようで、編隊飛行のみになってしまったから。つい、「小牧基地の航空祭(近隣への配慮から編隊飛行がメインの航空祭)かよっ!」と思ってしまった。

それでも、気持ちを切り替えてできるだけ青空が背景になるタイミングを狙ってシャッターを切った。

気象観測を行うために離陸したブルーインパルス5番機
やはり青空がバックだと”映える”

3-4 EA-18G電子戦機:

スケジュール表では、最初の「航過飛行」ではF-35A、E-SD、F-16、P-8が飛ぶと書かれていたのだが、思いがけずEA-18G電子戦機”グラウラー”も飛んだ。

私の戦闘機系の ” 推し ” は、F-2A/B支援戦闘機。母体となったF-16戦闘機がそれに続くが、その次はF/A18ファミリーの複座型機。EA-18Gもその仲間なので大歓迎だ。離後、機動飛行を行うことはなく、すぐに着陸してしまったのは残念だったが、” そこそこ ” クリアな写真を撮ることができてよかった。

離陸するEA-18G電子戦機 ” グラウラー “
EA-18G
EA-18G

3-5 F-15J戦闘機:

今回の航空祭の全般を通じて場内アナウンスが聞き取りづらく(高齢者なので?)、また、飛行展示に関する案内が少なかったが、特に、F-15J戦闘機の「訓練飛行」のときは、事前のアナウンスがなく、突然、会場の右手(東側)から 2機がリモートでやってきて、会場を1回パスしただけで終了。そのため、まともな写真が撮れなかった。

F-15J
F-15J

3-6 E-2C/D哨戒機:

スケジュール冒頭の「航過飛行」で離陸し、会場中央上空に戻らないで着陸した。

この機の撮影も ” ワンチャン ” だった。

なお、プロペラ機を撮るときはシャッタースピードを遅くするのが基本だが、万一、元の速いスピードに戻し忘れるとボケボケ写真を量産することになるので、シャッタースピードを変えずに撮影した。

EC-2C/D哨戒機
E-2C/D 上の写真の続き

3-7 P-8対潜哨戒機:

B737をベースにしたP-8対潜哨戒機”ポセイドン”が「航過飛行」することは事前に知っていたが、この機の離陸時にも会場アナウンスがなかった(と思う)ので、最初は、滑走路を共用している航空会社の飛行機かもしれないと思った。それでも念のためファインダーで追いかけていたら途中でP-8であることが分かり、慌ててシャッターを切った。

この機も離陸後、会場正面に戻らずに着陸してしまったので、手を抜かずにフォローしていて本当によかった。

離陸するP-8対潜哨戒機
P-8

3-8 CH-47J輸送ヘリコプター:

CH-47Jは、空中消火用バケツを機体下部から吊り下げた状態で会場正面に飛来して散水する様子を披露した。こちらも、シャッタースピードの戻し忘れを心配して1/1600秒のままで撮影した。

CH-47J
空中消火用バケツを吊り下げて飛行するCH-47J

4. 地上展示:

午前中の展示飛行が終わり、午後のブルーインパルスの曲技飛行が始まるまで、時間の余裕があったので、米軍のA-10攻撃機”サンダーボルトⅡ”と航空自衛隊のF-35A戦闘機”ライトニングⅡ”のみ、例によって”チャチャっと”撮った。

この時点で晴れ間がかなり広がっていて、「午前中からこうだったらよかったのにな」と思ったが、「雨に降られずに撮れただけ儲けもの」だと思いなおした。

A-10
A-10
F-35A
F-35A

5. 帰路:

松島基地航空祭のときは、ツアーバスが航空祭当日の夜に東京まで戻ってきたが、今回は遠いので、時間調整も兼ねて八戸のスーパー銭湯「極楽湯」で休憩し、入浴、夕食を済ませた。出発時間まで余裕があったので、近場をうろついていたら、運河(海?)の対岸で火災が発生しているように見えたので写真を撮ったが、そばにいた現地の方(だと思う)は気にもとめていない様子だったので、工場からの排煙・排気ではないかと思った。

その後、ツアーバスは一路東京・新宿に向かい、予定通り、航空祭翌日(月曜日)の午前5時過ぎに到着した。

前回の松島基地航空祭のときは”経費削減”のため、高速路線バスを利用し、9時間かけて帰阪したが、今回は体力的にキツイと考えて帰りも新幹線を利用。午前7時に東京駅を出る電車に乗ったので、午前中に帰宅できた。

スーパー銭湯「極楽湯」で入浴し、周辺で夕食を摂った
「極楽湯」周辺を歩いていたら、工場の辺りで火災が発生しているように見えたのでびっくりした
9月11日(月)朝の東京駅 新幹線のホーム

6. おわりに:

初めての三沢基地航空祭は、残念な結果になったこと(F-35Aの機動飛行の撮影)もあったが、EA-18Gなどの離陸・航過場面がしっかり撮れたり、F-16の機動飛行の撮影が ” まあまあ ” だったりしたので、全体としては ” それなり ” に満足できた。とはいえ、関西から三沢基地に遠征するのは体力的にも経済的にもかなり ” キツイ ” ので現時点で来年再チャレンジするかどうかは未定。来年、見学ツアーの販売が始まった時点で判断したいと考えている。

なお、この記事の中で、会場アナウンスについて何度も愚痴ってしまったが、悪天候によりスケジュールの変更を余儀なくされ、運営も大変だっと思うので文句をいうつもりはない。それよりも、このような状況下で頑張って開催・運営してくださったすべての関係者の方々にお礼を申し上げたい。