2023年 松島基地航空祭:直前の天気予報にテンションDownするも、行って大正解 !!

2023年8月27日(日)に開催された「令和5年度 松島基地航空祭」に行ってきた。

1. 天気予報:

飛行展示の撮影が目的で航空祭に行く私にとって、当日の天気は最大の関心事。だから開催日の2週間前から気にし始め、1週間前からは、ウェザーニュース、気象庁・日本気象協会の天気予報、SCW気象予報を1日に何度も何度も確認しては、ウキウキしたり、ガッカリしたりしている(無職なので時間だけはたっぷりある。余命は少ないが・・・苦笑)。

今回の2度目、4年ぶりの松島基地航空祭は、どうだったかというと、直前の予報では、気象庁以外のすべて予報機関が航空祭開催中に雨が降ると予報。また、気象庁の予報も降水確率が40%で、「ところにより雨が降る」とのことだったので、テンションがダダ下がりになった。

最後まで行こうか止めようか大いに迷ったが、いつまで元気に航空祭巡りができるか分からないので1回々々を大事にしたいと思い、行くことにした。結果、一度も雨に降られず、大正解だった。

2. 往路:

今回、参加した見学ツアーは、借切りバスで前日(8月26日)の深夜に東京・新宿を出発するプランだったので、それに間に合うよう、新幹線で新大阪から東京に移動した。雨に降られることを覚悟していたので、ポンチョや傘、カメラ用のレインカバーをどのように組み合わせたら良いかとか、雨脚が強くなってきたら諦めて軒下に入ろうかとか、いろいろ心配をしながらの旅だったので、ワクワク感はほとんどなかった。

前日深夜に東京・新宿を出たツアーバスは、予定通り、当日の朝7時過ぎに現地のバス駐車場に到着した。外を見ると雨は降っておらず、また、曇ってはいるものの空が明るかったので、少し、安心した。

バス駐車場は、松島基地ではなく、外部の「松島基地航空祭駐車場運営協力会」が確保してくれたもので、基地までは1km程度歩く必要があった。それでも思っていたよりは良い天気だったので、心も体も軽くなり、まったく苦にならなかった。

田畑を縫ってしばらく行くと、ブルーインパルスの格納庫が見え始め、その前に多数のF-2B支援戦闘機と1機のT-4ブルーインパルス機が駐機されているのが分かった。普通、ブルーインパルス機はエプロン地区に6機(または、予備機を含めて7機)まとめて駐機されるので、1機だけその場所にあるのはおかしいなと思ったのだが、その理由はのちに分かることになる。

基地から1kmほど離れたツアーバス駐車場から歩いて基地南門に向かった
しばらく歩くとブルーインパルスの格納庫が見えてきた。
格納庫前には7機のF-2B支援戦闘機と1機のT-4ブルーインパルス仕様機が駐機されていた
ブルーインパルス格納庫前の様子

特に急いで歩いた訳ではないが、7時半頃には松島基地の南門に到着し、開門を待つ列に並んだ。開門予定時間は午前8時だったそうだが、早めの開門となり、8時半前にはエプロン地区に到達できた。

午前7時半頃に南門前で開場を待つ列に並んだ
南門から入場し、すこし歩いた地点の様子

今回、離発着シーンを狙うつもりがなかったので、無理に前方に行かず、滑走路と格納庫との中間地点に場所を確保した。

なお、今回の来場者数は約4万人で、コロナ禍前の2019年の5.6万人におよばなかったとのこと。そのせいか、最後のブルーインパルスの飛行展示の時点でもそれほど混みあっていたという印象はなく、快適に楽しめた。

晴れ間が出てきた昼過ぎの基地の様子。基地に到着したときは曇っていた
同じく昼過ぎの様子

3. 飛行展示:

3-0 気象観測:

ツアーバス駐車場から基地に向かう途中で、格納庫前にあったF-2B支援戦闘機の内の1機がタキシングを始めたのに気づいて写真を撮った。今までの経験から「多分、この機は、気象観測のために飛ぶんだろうな」と思ったのだが、その通りで、8時半頃に離陸していった。

なお、ご存じの方も多いと思うが、東日本大震災で発生した津波で甚大な被害を受けた松島基地は、再発防止策として格納庫エリアを3.6m嵩上げした。一方、滑走路の高さは変わっていないので、格納庫エリアと滑走路を行き来するためのスロープが設けられている。

F-2B支援戦闘機がタキシングを始めた
滑走路に繋がるスロープを下っていくF-2B
スロープをさらに下り脚部が全く見えなくなったF-2B
気象観測のために離陸したF-2B支援戦闘機

3-1 オープニングフライト:UH-60J & U-125A & T-4 & F-2

航空祭のパンフレットには、UH-60J、U-125A、T-4、F-2でオープニングフライトを行うと記されていた。当然、T-4は通常塗装機(地味なグレー)だと思っていたのだが、なんと、T-4ブルーインパルス仕様機だった。この機こそ、基地に入る前にブルーインパルス格納庫前で見かけた1機で、尾翼にナンバーが付されていない予備機だった。

その後、T-4ブルーインパルス機はF-2B支援戦闘機2機と編隊を組んで航過飛行を行った。他の基地ではまず見ることができない場面だ。

「オープニングフライト」のために離陸したT-4ブルーインパルス仕様機(予備機)
U-125A救難捜索機
UH-60J救難ヘリコプター
他では見られないT-4ブルーインパルス仕様機とF-2B支援戦闘機による編隊飛行
F-2B×2機を従えて航過飛行するT-4ブルーインパルス仕様機

3-2 F-2訓練/機動飛行:

地元機であるF-2B支援戦闘機による飛行展示は、午前、午後合わせて3回あった。

それぞれ、趣向を凝らした内容だったが、写真では違いが分からないので、まとめてご紹介する。

曇り空を背景にした撮影がほとんどで、ピント合わせに苦戦(RX-10M4による超望遠撮影はコントラストAFのみ)したり、逆光に悩まされたりしたものの、ヴェイパー出しまくりの迫力ある写真も撮れたので、私としては十分、満足できた。

3-3 救難展示:U-125A & UH-60J

他の基地と同様にU-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターの連携による救難展示であったが、今回の松島基地では高度を上げたUH-60Jから3人の救難隊員がパラシュート降下し、地上の要救助者(ダミー人形)をUH-60Jで吊り上げる場面が披露された。

U-125A救難捜索機
U-125A救難捜索機
UH-60Jから3人の救難隊員がパラシュート降下した
パラシュート降下する救難隊員
地上の要救助者をUH-60Jに吊り上げた

3-4 F-16デモフライト:

米空軍第35戦闘航空団所属のF-16戦闘機”ファイティング・ファルコン”が午前中の”トリ”を務めた。ダイナミックな飛行展示をカメラに収めるのは本当に大変だったが、必死に食い下がった(大袈裟かっ!)。

なお、プログラムによれば、F-16デモフライトの持ち時間は30分であったが、何かの演目(場内アナウンスがあったが、聞き取れなかった)がキャンセルになり、15分程度で終わってしまった。しかし、F-16を追っかけるのに疲れていた私には十分だった。

正直、午前中で「お腹いっぱい」になった。

3-5 ブルーインパルス訓練/展示飛行:

” 地元機 ” T-4ブルーインパルス機の飛行展示も午前、午後の2回実施された。

こちらもF-2Bの飛行展示と同様、写真では両者の違いが分からないので、まとめてご紹介する。

なお、例によってブルーインパルスの曲技名が間違っている可能性があること、ご容赦いただきたい。

「ダイヤモンドテイクオフ&ダーティーターン」
「スローロール」
「ファンブレイク(午後のフライト) 」
「ファンブレイク(午前中のフライト)」 こちらは曇り空
「オポジットトライアングル」
「ローリングコンバットピッチ」 その1
「ローリングコンバットピッチ」 その2
「ローリングコンバットピッチ」 その3
「オポジット・コンティニアス・ロール?」を行うために会場左手から侵入してきた6番機
「オポジット・コンティニアス・ロール?」
手前を航過する5番機をフォローすべきだった

4. 地上展示:

見学ツアー利用の場合、早い時間に到着できるので、エプロン地区で場所取りをする前にじっくり撮ればいいのかもしれないが、「飛んでいる飛行機」の写真撮影がメインの私にとって地上展示機の撮影は、どうしても”オマケ”のように思えてしまう。今回もエプロン地区で良いポジションを確保したいと気持ちが焦り、おざなりな撮影に。陸上自衛隊のV-22オスプレイもスルーしてしまった。

地元機のF-2B支援戦闘機
米空軍のF-16戦闘機 ” ファイティング・ファルコン “
海上自衛隊のUS-2救難飛行艇
海上自衛隊のP-1対潜哨戒機

5. 帰路:

今回参加した見学ツアーは航空祭当日の夜10時に新宿に戻ってくるプランだったので、深夜に東京を出発する高速バスを利用して帰ることも検討したが、万一、交通事故・渋滞や異常気象現象などが発生して東京到着が遅れた場合、バスに乗れず路頭に迷うことになる。また、前日・当日合わせてツアーバスに10時間以上乗り、航空祭で疲れていることを考えるとさすがに ” キツイ ” と判断してあらかじめ予約していた新宿歌舞伎町のカプセルホテル(一泊、3,200円)に宿泊した。

ツアーバスの終着地から近くて便利ではあるものの、ホテルの住所が新宿歌舞伎町なので、周囲が騒がしいのではないか、風紀が悪いのではないかと心配もしたが、「じゃらん」の「クチコミ・評価」が3.9だったので、思い切ってこのホテルを選択した。結果は、歌舞伎町の外れで人通りが少なく、ラブホテルの他、一般のホテルもあるエリアで一夜を明かすには十分な環境だった。また、大浴場で湯舟につかることもできて、若干ながら疲れを癒すこともできた。

ホテルから新宿駅に向かう途中でゴジラロードに気づいてパチリ
ゴジラのアップ
TVで目にしたことはあったが、実物を見るのは初めてだった

大阪への帰途についたのは、航空祭翌日の月曜日、8月28日。体のことを考えれば、新幹線を利用すべきだと分かっていたが、コストを削減(新幹線の半額以下!)するため、朝の8時に東京・池袋を出て当日の午後5時10分に大阪・梅田に到着するWILLER EXPRESSの高速バスを利用した。乗車時間が9時間以上(休憩時間を含む) になるので、退屈するのではないかと心配していたが、車窓を流れる景色(田畑や森林の緑が美しかった!)を眺めたり、ときおり睡魔に襲われてウトウトしたりしていたら、何となく時間が流れ、午後5時に大阪梅田に無事到着した。

月曜日の朝8時に東京・池袋を出る高速バスを利用した(5,890円)
午後5時頃 梅田スカイビルに隣接したバスターミナルに到着

6. 今後の方針(?):

コロナ禍前の私は、航空祭開催日の2~3日前の天気予報をみて降水確率が40%以上で雨マークが出ていたら、たとえ見学ツアーのチャンセル料が発生する場合でも迷いなく、行くのを断念していた。その考え方からすると今回の松島基地航空祭は取りやめてもおかしくなかったのだが、結果は「降雨なし」で3ヵ月ぶりの航空祭を大いに楽しめた。今後は、小雨程度の予報であれば、行くことを基本にしたいと思った。

松島基地航空祭 2019年:はじめての東日本進出

機種別写真集:F-16戦闘機(~2019年)

「機種別写真集」をはじめる理由:

この記事を書いている時点(2023年8月17日)で、今年は3回(小牧・岩国・美保)の航空祭に出かけたが、今月末の松島基地航空祭(東京発着のバスツアーを利用して遠征)まで新しい航空祭ネタがまったくなかった。また、10月~12月に開催される6つの航空祭にも行くつもり(9月の三沢基地航空祭は大阪からの遠征が難しい?)だが、そのあとは来年の3月頃までオフシーズンが続く。

季節に関わりなくITM周辺で旅客機の撮影を継続していくつもりなので、ブログのネタが尽きることはないが、やっぱり、”航空祭ネタ”が途切れるのは寂しいと考えて思いついたのがこの”企画(?)”「機種別写真集」だ。

「機種別写真集」の利点:

”航空祭ロス”の軽減を目的に「機種別写真集」始めることにしたのだが、次のような利点があると思っている。

(1)航空祭の開催日・場所に関わらず、その機種のベストな写真(あくまでも私が撮影できた写真の中での”ベスト”)をご紹介できる。

(2)航空祭毎の記事では、特定の機種に偏らないようにとの配慮で泣く泣く(大袈裟っ!)、アップを断念した写真をご紹介できる。

(3)旅客機も含めた展開もできてブログの内容を充実させることができる(例えば退役したB737-500特集など)。

F-16の選定理由:

すっかり前置きが長くなってしまったが、「機種別写真集」の記念すべき(?) 第1弾の題材に選んだのは、米軍のF-16戦闘機”ファイティング・ファルコン”。

選定理由は、以下の通り。

(1)私の大好きな空自のF-2支援戦闘機の原型となった機種でスタイルが気に入っている。

(2)米軍機ではあるが、各地の空自の航空祭でも撮影できていたので、良い(あくまでも私基準)写真のストックがそれなりにあった。

(3)ウクライナ戦争のゲームチェンジャーになりうるとして世界的に注目されている。

なお、航空機に詳しい方であれば、F-16戦闘機の開発エピソードやスペック、生産・配備の履歴、実戦での活躍状況、各型式の相違などを書かれると思うが、私はそのような知識や参考になる資料を持ち合わせていないので、気に入った写真をアップするだけに止めておく(その方が長続きする、とも思う)。

以下の写真は、2018年、2019年の各基地航空祭で撮影したもの。どれも似たようなアングルで代り映えしないと思うが、ご容赦いただきたい。

小松基地航空祭(2019年)

松島基地航空祭(2019年)

築城基地航空祭(2018年)

芦屋基地航空祭(2018年)

岩国基地航空祭(2018年、2019年)

今後の展開:

今後も他の軍用機(例えば、F-4/RF-4)や民間旅客機も対象にして随時、「機種別写真集」を作成し、アップしていきたいと思う。

2023年 美保基地航空祭 :あいにくの曇り空でも岩国FD23のあとでは天国‼

2023年5月28日(日)に4年ぶりに開催された美保基地航空祭に行ってきた。開催日の1週間前には「晴れマーク」を出していた予報機関が多かったが、だんだん悪い予報になり、前日には、「くもりマーク」でほぼ一致。実際も予報通りの天気で、青空を背景に空を泳ぐ”ブルーホエール”ことC-2輸送機を撮る/見ることはできなかったが、それでも終日雨に打たれ、寒さに震えながら撮影していた岩国基地航空祭(FD23)のあとでは「天国だ‼」と思える1日だった。

また、開催日の翌日(5月29日)に中国地方の梅雨入り発表があり(通年より8日も早いとのこと)、以降、全国的に悪い天気が続いたことを考えると本当に運が良かったのだと実感した。

1. 往路:

1-1 前日~当日早朝

輸送機メインの地味な航空祭なので見学ツアーが企画されない可能性もあると考えて前泊する宿を手配をしていたが、見学ツアーが催行されることになったので、迷わず参加の申込みをした。主催旅行社によれば、バスを増便するくらい人気があったとのことで、私の見込み違いであった(美保基地さん、失礼しました!)。なお、実際の来場者は約4万人だったとのことで例年並みであった。

この旅行社が主催する見学ツアーは、0泊2日のバスツアーで、高齢の私にとって車中泊は楽ではないが、開催日早朝に現地に到着し、航空祭を最初から最後まで楽しめる(岩国FD23は途中で帰途についたが)ので気に入っている。

前日夜に大阪梅田でツアーバスに乗り込み(京都からの参加者がすでに乗車済み)、何度かのトイレ休憩を経て当日午前5時前に「蒜山(ひるぜん)高原SA」に到着し、時間調整を行った。そのとき、北の方を眺めたら雲(霧?)の合間から大山(だいせん)が見えたので、写真に収めた。

早朝の蒜山高原SA
蒜山高原SAから見た大山

1-2 基地駐車場~エプロン地区:

当日午前7時過ぎに基地内のバス駐車場に到着し、入門手続が始まるのを待ったが、すでに100名くらいの人が並んでいた。午前9時からオープニングフライトが始まるのに入門手続(手荷物検査)が始まったのは8時半頃だったので、やきもきさせられたが、何とかスタートの15分前にエプロン地区に辿り着けてホッとした。

「観客密度」が高い(混んでいる)前方で撮ると左右や後の人に視界を遮られてファインダーで飛行機を捉えるのが難しくなるので、特に戦闘機による展示飛行がメインのときは観客密度が比較的低い中間地帯(滑走路と格納庫エリアの中間)が良いと考えているが、その場合は、離着陸シーンを撮るのか難しくなる。

しかし、今回の美保基地航空祭は、戦闘機の飛行展示は1つだけで、わずか10分。そこで、離着陸シーンを撮りやすい前の方に場所を確保した。とはいえ、最前列はすでに埋まっていたので、そのすぐ後ろで、なおかつ、目の前に大きな地上展示機がない場所を選んだ。

基地内で入門手続を待つ人たちの列
エプロン地区から見た基地施設(1)
エプロン地区から見た基地施設(2)

2. 飛行展示:

2-1 C-2オープニングフライト:

予定通り、午前9時からC-2輸送機1機によるオープニングフライトが始まった。機動飛行はなく、会場上空をゆったりと旋回して終わった。

離陸したC-2輸送機
オープニングフライトをするC-2

2-2 CH-47JA訓練飛行:

陸上自衛隊は、飛行中のCH-47JA輸送ヘリコプター”チヌーク”から隊員が懸垂降下する様子を展示した。なお、以下の写真は、4K動画から切り出した写真をトリミングして加工したもの。

陸自のCH-47JA輸送ヘリコプター
CH-47JAからロープを使って懸垂下降する隊員たち
地上に降り立った陸自隊員

2-3 海上保安庁訓練飛行:

海上保安庁の訓練展示は、飛行中のヘリコプター アグスタウエストランドAW139「みほづる2号」から地上に懸垂降下した隊員が要救助者をヘリにピックアップする定番のプログラムであった。

海上保安庁のAW-139″みほづる2号
要救助者(役の人)と一緒にヘリに戻る隊員

2-4 F-2機動飛行:

築城基地の第8飛行隊(通称”ハチスコ”)所属のF-2A支援戦闘機が機動飛行を行った。今回、唯一の戦闘機による機動飛行なので、気合を入れて撮影に臨んだのだが、曇り空(部分的に青空が見えていたが基本はうす曇り)が災いしてファインダーに捉えるのが遅れたり、ピントが抜けたりして大苦戦した。

ITMで航空祭を想定したトレーニングを続けてきたつもりだったが、成果を出せず残念だったが、これが私の実力。例によって「素人なので下手で当然。のびしろがあるのは幸せ」と自分で自分を慰めた。

築城基地ハチスコ所属のF-2A支援戦闘機
ヴェイパーを引きながら機動飛行するF-2A
低速飛行をするF-2A

2-5 UH-60J、U-125A救難展示:

UH-60J救難ヘリコプター”ブラックホーク”とU-125A救難捜索機のペアによる救難展示も定番中の定番。

U-125Aが周囲を旋回している間にUH-60Jから懸垂降下した隊員が救助活動を行うというプログラムだったが、あいにく、エプロン前に駐機されていたC-2の巨体が邪魔になって地上の動きはほとんど見えなかった。

U-125A救難捜索機
U-125A 部分的に青空が見えた
ホバリング中のUH-60J 下に写っているのはC-2の尾翼

2-6 KC-46A航過飛行:

KC-46A空中給油・輸送機”ペガサス”の飛行展示は、なぜかC-2輸送機による飛行展示の最中に行われた。タイトル通りの航過飛行で、小牧基地や浜松基地での飛行展示に比べるといささか物足りないと感じた。

KC-46A空中給油・輸送機”ペガサス”
急旋回するKC-46A

2-7 C-2編隊飛行・物料投下・空挺降下:

地元機であり、今回航空祭の主役であるC-2輸送機”ブルーホエール”3機による飛行展示は、持ち時間が十分あり、多彩な内容だった。3機・2機での編隊飛行や単機でのダイナミックな飛行、空挺隊員8名によるパラシュート降下、物料投下などが披露された。

私は、C-2の鋭角的なラインを基調としつつ、まろやかなラインがほどよく融合されたフォルムが大変気に入っているのだが、それは、C-2が美保基地、入間基地に配備される以前の平日に岐阜基地近隣の公園で試作機”XC-2″が着陸してくるのを一目見たとき以来。なので、ブルーインパルスが来なくても、見学ツアーが開催されなくてもC-2が配備された美保基地の航空祭は極力行くようにしてきた。

なお、先日、スーダン共和国の在留邦人を退避させるためジブチに航空自衛隊機が派遣されたが、美保基地からはC-2輸送機が2機派遣されており、今回の航空祭でもそのことが紹介されていた。

離陸するC-2輸送機”ブルーホエール”
離陸後、上昇するC-2
急角度で旋回するC-2
2機が接近した状態で編隊飛行を行った
パラシュートを装着した隊員8名が次々に降下した
パラシュート降下する隊員
救難物資を投下するC-2輸送機

2-8 C-2飛行展示(エアーショーパターン):

昼一番の演目がC-2による飛行展示だった。「エアショーパターン」ということで、急角度(45°)での上昇や深い角度(14°)での着陸などを披露した。

急上昇するC-2輸送機
通常よりも深い角度で着陸するC-2輸送機

2-9 ブルーインパルス曲技飛行:

今回の航空祭も「トリ」は、やはりブルーインパルス。午後からときおり雨がポツリ、ポツリと落ちてくるようになってきたので心配になったが、本格的に降ることはなく、最後まで撮りきることができて良かった。

撮る前には、「曇り空のブルーインパルスなんか絵になんないからブログ・インスタ用に適当に撮っておこうか」と思っていたのだが、いざ撮り始めたら「やる気スイッチ」が入ってしまい、かなりの量の写真を撮ってしまった。何のかんの言ってもやはり、「飛んでいる飛行機を撮る」のが好きだというのを再認識した。

ファンブレイク
ダブルナイフエッジ
フォー・シップ・インバート
チェンジオーバーループ
タッククロス

3. まとめ:

残念ながら今回も、好天に恵まれず、なかなか絵になる写真は撮れなかったが、4年振りの美保基地航空祭を楽しむことができた。7月~9月は遠方の航空祭ばかり(千歳・松島・三沢)なので、どこまで遠征できるか分からないが、10月以降は関西から行きやすい基地(小松・芦屋・浜松・岐阜・築城・新田原)で開催されるので、可能な限り行ってみたいと思う。

美保基地航空祭 2017年~2019年:C-1からC-2への世代交代やYS-11Pとのお別れ

2023年 岩国基地航空祭:ずぶ濡れになりながらも最後まで奮闘‼

2023年4月15日(土)に開催された「第44回 岩国航空基地フレンドシップデー2023」に行ってきた。

1. 事前準備(ツアーの予約・観覧席チケットの購入):

2015年に初めてFDに行ったときから毎回同じ旅行会社の見学ツアーを利用していたので、FD23の開催日を知ってから毎日、その旅行社のホームページを閲覧・確認し、ツアー参加者の募集が始まったその日に予約を入れた。予約したのは、FD23開催日の前日(4月14日)夜に大阪を出発し、当日の早朝に岩国基地に到着、その日の午後4時に岩国基地を出て夜遅くに大阪に帰ってくるバスツアーだ。

また、混雑するFD会場で少しでも良い撮影ポジションを確保するとともにトイレ待ちの長蛇の列を避けるため、今回も「有料観覧席」のチケットを発売開始直後に購入した。前回(FD19)、5,000円だったチケットが今回は6,500円に値上がりしていた(発券手数料などを加えると6,830円になった)が、年に1回の特別な航空祭なので迷うことはなかった。なお、「写真撮影者用有料観覧席(20,000円)」は前回のFD19のときと同様に秒殺で完売になってしまったが、「有料観覧席」は、2~3週間程度売れ残っていた。FD19のときは、「有料観覧席」でも1週間以内に完売になったと記憶していたので、意外だったが、開催日がGW中でない土曜日だったことが影響したのだろうか。

2. 天気予報:

コロナ禍前は、航空祭開催日の2~3日前の時点で天気予報の降水確率が50%以上だったら行くのをやめていた。雨が降っていたらカメラが濡れないか気になって撮影に集中できないし、最悪、カメラが故障する可能性がある。また、悪天候下では良い写真が撮れる訳がないからで、2015年の岩国基地航空祭(以下、フレンドシップ・デーの略称『FD』で表記)や2017年の築城基地航空祭でそれを経験して懲りていたからだ。

しかし、限定的ながら航空祭が復活した昨年(2022年)は、そんな贅沢なことをいっている余裕がなく、台風接近中の小松基地航空祭や降水確率が高かった岐阜基地航空祭にも出かけたが、幸い、雨の中の撮影に至ることはなかった。

で、今回のFD23だが、観覧ツアー出発の前日(4月13日)時点で確認したすべての天気予報(気象庁、日本気象協会、ウエザーニュース、SCWの予報)で雨だったので、さすがに諦めてツアー主催旅行社にキャンセル連絡する直前までいった。しかし、4年ぶりにF/A-18戦闘攻撃機やF-35B戦闘機を撮影する機会を失いたくないという思いが強く、また、降水確率は高いものの、予想降雨量は少ない(1mm/h程度)との予報だったので、キャンセルすることを思いとどまった。結果、予報通りの雨模様で寒く、冷たい思いをし、また写真のできばえも良くなかったのだが、なんとかやり切ったことで達成感を味わうことができたので、「結果オーライ」だったと思っている。

3. 往路:大阪~基地到着~有料観覧席

前日に大阪を出発したバスは、予定通り当日早朝に岩国に到着し、午前6時過ぎには基地内の駐車場に入った。まだ、入場検査が始まっていなかったが、バスの中で待機していても仕方がないので入場検査を待つ列に並び、午前7時頃にはエプロン前方の一般有料観覧席エリアに到着できた。例年通り、一般有料観覧席は、最前面にパイプ椅子を並べただけのエリアがあり、その後方にひな壇(ベンチ席)設置エリアがあり、10段のひな壇が4つくらい、その横にそれよりも低いひな壇が設置されていた。できるだけ視界を遮られない場所で撮影したかった私は、最上段(10段目)の右端か左端に空きスペースがないか探したが、見当たらなかったので、9段目の一番左端のスペースを確保した。なお、私の後ろ(10段目の左端)の場所を確保された方が午前中に帰られてしまったので、それ以降は、そこに移って最上段で撮影することができた。

基地内に入った時点で ” しっかり ” 雨が降っており、入場検査を待つ時点ですでにずぶ濡れ。おまけに息が白く見えるほど寒かったので、足や体がガクガク震える始末。ヒートテックの長袖Tシャツ、厚手のトレーナー、ジャンパー、ウインドブレーカーを着用し、さらにリュックに残っていた使い捨てカイロまで動員したが、それでも寒かった。しかも雨に濡れたベンチ席が冷たくて座るのが辛い状態だったので最後まで無事に乗りきれるか心配になった。

4. 飛行展示:

4-1 米海軍 第5空母航空団:

事前に「米海兵隊岩国航空基地」のホームページやFD23公式サイトを閲覧して展示飛行の予定を確認していたのだが、タイムスケジュールの公表はなかった。また、当日、アナウンスで天候不良によりキャンセルされる演目があるとの説明があったので、一体どうなることかと寒さに震えながら待っていたら、午前9時過ぎから米海軍 第5空母航空団所属機のフライトが始まった。私は、F/A-18E/F戦闘攻撃機”スーパーホーネット”が映画「トップガン マーヴェリック」の主役?に抜擢される前から同機が好きだったので、F/A-18E/F型やEA-18G電子戦機”グラウラー”の離陸を1/1,000秒のシャッター速度で夢中で撮影した。また、それらに続いて離陸したプロペラ機のE-2早期警戒機やKC-130J空中給油・戦術輸送機はシャッタースピードを1/250秒に落として撮影した。2月末から何度も流し撮りに挑戦した成果か、何とかまともな写真が撮れた(ボツ写真が多かったのはいうまでもない)。

各機は離陸後、飛行展示を行ったが、低く垂れこめる雨雲に遮られて良く見えなかった。また、悪天候のため、KC-130Jからのパラシュート降下はキャンセルになったので、各機の離着陸シーンが唯一のシャッターチャンスだったと言える。有料観覧席のチケット代は高かったが、一般観覧エリアで離着陸シーンを撮るのは難しかったはずなので、購入しておいて良かったと改めて思った。

離陸に向けてタキシングするF/A-18F戦闘攻撃機”スーパーホーネット”
離陸するF/A-18F”スーパーホーネット”
私は、キャノピーが大きい複座タイプ(F型)の方が好きだ
離陸するF/A-18E戦闘攻撃機
こちらは単座タイプでF型に比べてキャノピーが小さい
F/A-18E 上の写真の続き
F/A-18Eの離陸 同型機だが、上の2枚の写真とは別の機体だ
離陸した2機目のF/A-18E
F/A-18Fをベースに開発されたEA-18G電子戦機”グラウラー”
EA-18G 上の写真の続き
離陸するE-2早期警戒機”ホークアイ”
E-2早期警戒機 上の写真の続き
KC-130J空中給油・戦術輸送機
KC-130J 上の写真の続き

4-2 陸上自衛隊のラぺリング:

午前11時くらいから陸上自衛隊 防府分屯地のUH-1J多用途ヘリコプター、山口駐屯地第17普通科連隊による「空中懸垂下降デモンストレーション」が披露され、4名の隊員がロープを使って同時にヘリから地上に降下した。

なお、以下の写真は、4K動画から切り出した静止画をトリミング加工したもの。

UH-1J多用途ヘリコプター
ヘリからの降下を始めた自衛隊員

4-3 室屋選手のアクロバット飛行:

午前11時半過ぎからエアレースパイロットの室谷選手がEDGE 540 V3を駆ってアクロバット飛行を披露した。こちらもシャッタースピードを1/250秒に落として何とか撮影した。

離陸するEDGE 540 V3
背面飛行をするEDGE 540 V3
EDGE 540 V3
EDGE 540 V3

4-4 ウィスキーパパ & フェラーリ:EA-300L & SF90

午後1時前から、ウイスキーパパによるアクロバット飛行が行われた。使用機材はエクストラEA-300Lで、FD23のスポンサーであるフェラーリ販売店が提供したフェラーリSF90(多分)とのスピード競争も行われた。写真を撮るのに夢中でアナウンスをしっかり聞けていなかったが、2~3回競争して”勝ったり・負けたり”の結果だったと思う。某自動車メーカーのCMでの対決では、飛行機(ジェット機)と車がスタートラインに並び、同時スタートしていたが、FD23での対決は、すでに離陸して飛行しているEA-300L(プロペラ機)がスタートライン上に達したタイミングで車が発進する方法で行われた。

なお、午前中のプロペラ機の飛行展示は、シャッタースピードを落として撮影していたが、寒い雨に晒されて疲れていたので、1/1,000秒で撮影した。

離陸後急上昇をするEA-300L
フェラーリSF90(多分)とEA-300Lとのスピード競争
EA-300L シャッタースピード 1/1,000秒で撮影
背面飛行するEA-300L
機体を大きくバンクさせて旋回するEA-300L

4-5 太平洋空軍(PACAF)デモンストレーションチーム:F-16

当初、PACAFのF-16戦闘機”ファイティング・ファルコン”によるデモフライトは午前と午後に予定されていたようだったが、午前のフライトはキャンセルになった。午後もキャンセルになると思っていた方が多かったようで、場内アナウンスで実施が発表されたときには、周囲で喜びのどよめきが起こった。

F-16によるデモフライトは10分強で終わったが、離着陸のシーンだけでなく、機動飛行のシーンもなんとかカメラに収めることができた。昨年、航空祭が復活して以来、機動飛行する戦闘機を追い切れずシャッターチャンスを何度も逃してしまっていたが、ITMでの流し撮りの練習などを通じて飛行機撮影の基本(①両目を開けて撮る、②脇をしっかり締める、③連写を終えたあともファインダーで被写体を追い続ける)を再認識できて少しは”まし”になったと感じた。とは言え、出来栄えはご覧の通りで、まだまだ練習が足りていないので継続的な練習が不可欠だ。

離陸するF-16戦闘機”ファイティング・ファルコン”

4-6 F-35B戦闘機:

F-35B戦闘機”ライトニングⅡ”の飛行展示は、機体に不具合が発生した?とのアナウンスがあったので、キャンセルになるのかもしれないと思ったが、何とか順番も変えて午後2時前から始まった。離着陸だけでなく、機動飛行のシーンも撮影したが、機体の下を雲が流れるような状態だったこともあり、” ボヤッ ” とした写真しか撮れなかった(私の技量不足が原因)。

もう少し集中して撮影していたらヴェイパーコーンが発生している瞬間を撮ることができたのかも知れないが、朝の7時前から断続的に雨が降る中、冷たいベンチ席に座るのが気持ち悪くてほとんど立っていたことが災いして集中力を維持できていなかった。残念だが、仕方なかったと思う。

離陸に向けてタキシングするF-35B戦闘機
背面のリフトファンの扉を開いて短距離で離陸するF-35B
何とか撮れたF-35Bの背面
機動飛行を終えて着陸したF-35B

4-7 空自F-2A支援戦闘機:

築城基地 第6飛行隊(ロクスコ)所属のF-2A支援戦闘機×2機が午後2時半前にやってきたが、悪天候(雲底が低い)のため、1機ずつ機体を左右に振りながら航過しただけで、基地に帰って行ってしまった(その間、わずか1~2分)。残念だが、仕方がない。

ただ、撮れた写真は”まあまあ”の出来だった(相変わらず自分に甘い)。

4-8 ブルーインパルス:

観覧ツアーの集合時間が午後4時だったので、午後3時から始まるブルーインパルスの飛行展示を最後まで見られないことは確定的だった(離陸前のセレモニーや飛行前点検に20~30分かかるので)。それでも離陸するところだけでも撮ろうかなと思ったが、その場合、飛行展示の真っ最中にひな壇の最上段(10段目)から前(下)にいる人たちの邪魔をして地面に降りることになるので、迷惑だと考えて離陸前のセレモニーが始まった時点で退散した。

ブルーインパルスには今後、何度もお目にかかれるだろうし、何より温かいバスの中に早く逃げ込みたい気持ちで一杯だったので、後悔はなかった。

展示飛行前のセレモニーが始まった時点でバスの駐車場に向かった

5. ANA機の離発着:

ご存じの通り、岩国基地は岩国錦帯橋空港と滑走路を共有しているので、旅客機の離発着も見ることができた。ANAのB767特別塗装機「鬼滅の刃 じぇっと-弐-」は、着陸と離陸の両方を撮ることができた。

ブルーインパルス機の後ろを離陸するANAのB737は、カラーリングが似ているためブルーインパルスの一員のように見えて面白かった。

離陸するANAのB767特別塗装機「鬼滅じぇっと -弐-」
ブルーインパルスの一員のように見えたANAのB737

6. 会場風景と地上展示:

地元紙の発表によると来場者数は約62,000人でFD17やFD18の来場者数(ともに約21.5万人)の1/3以下であったが、有料観覧席に目立った空席はなかった。また、一般観覧エリアも”普通の”航空祭並みには込み合っていた。

午後3時頃に有料観覧エリアを離脱したので、地上展示機の写真を撮る時間の余裕があったが、雨が降る中、落ち着いて撮影する気になれなかったので、陸上自衛隊のAH-1S攻撃ヘリコプターと海上自衛隊のUS-2救難飛行艇の写真を撮っただけでバスに向かった。

有料観覧席の最上段から滑走路方向を撮った写真
来場者数が例年の1/2~1/3程度であったが、一般観覧エリアはそれなりに混んでいた
手前の人が少ない場所が有料観覧席エリア
陸上自衛隊のAH-1S攻撃ヘリコプター”コブラ”
海上自衛隊のUS-2救難飛行艇

7. 雨の航空祭を終えて:

今回、雨天対策としてカメラレインカバーを使用したが、高速で飛行する戦闘機をPVC製の透明窓ごしに追うのは難しく、小雨のときは外して撮影した。また、使用したカメラRX-10M4は、スリープ状態になると自動的にカメラの鏡胴が元の位置に戻るのだが、その際にレインカバーの一部が挟まれて異音が発生するトラブルが頻発した(勿論、私の装着の仕方に問題があったと思う)。現時点では問題なく使えているが、モーターを痛めてしまった可能性が高く、今後が心配だ。さらに雨滴を除去するためにカメラレンズ保護フィルターを何度もこすったせいで、表面のコーティングが剥がれてしまった。こちらは、買い替えが必要になった。

また、私自身についていえば、幸い風邪をひくことはなかったものの、ずぶ濡れ状態で8時間以上も寒い外気に晒されて心身ともに疲れ果ててしまった。

このようなトラブルがあったものの、お目当てのスパホシリーズ各機の離陸シーンをまともに撮ることができ、また、最後に撮ったF-2A支援戦闘機の写真も ” まあまあ ” の出来(私基準)だったので、冒頭に書いた通り、「結果、オーライ」だったと思う。

とは言え、次の「美保基地航空祭(2023年5月28日)」のときは、是非、晴れて欲しいと切に願っている。

岩国基地航空祭(日米親善フレンドシップデー) 2015年:雨に降られてほろ苦デビュー岩国基地航空祭(日米親善フレンドシップデー) 2016年&2017年:天気はまずまず、写真はいまひとつ岩国基地航空祭(日米親善フレンドシップデー) 2018年:祝「トップガン マーヴェリック」公開!レガシーホーネットやF-35Bの飛行展示など岩国基地航空祭(日米親善フレンドシップデー) 2019年:祝「トップガン マーヴェリック公開」その②スーパーホーネット・レガシーホーネットをたっぷりと 

2023年 小牧基地航空祭:飛行展示の撮影はボロボロ!! でも楽しめた

今年の4月に開催される「第44回海上自衛隊/米海兵隊 岩国航空基地フレンドシップデー2023」の前哨戦として2023年3月5日(日)に開催された「令和4年度 小牧基地オープンベース(以下、『小牧基地OB』)」に行ってきた。

相変わらずの技量不足と曇り空が原因で飛行展示の撮影はボロボロだったが、地上展示やお向かいの「名古屋県営空港(NKM)」を離陸するFDA旅客機の写真は”まともに”撮れたので、楽しかった。また、3ヵ月ぶりに航空祭の空気を肌で感じられて良かったと思う。

1. 往路:

1-1 前日の移動(岐阜入り):

前回(2019年11月9日)は、当日始発の新幹線で名古屋に入り、名古屋から地下鉄と名鉄を乗り継いで行った。今回も同じようにしようかとも思ったが、前回、入場に手間取ってオープニングフライトに間に合わなかった苦い経験があり、前泊で臨むことに決めた。

名古屋市内で手頃な宿がなかったこと、「名古屋」駅から小牧基地最寄りの「牛山」駅に行くには電車を何度も乗り換えないといけないことから、各務原市内(岐阜県)の宿を手配した。最寄り駅は、名鉄「各務原市役所前」駅で、航空自衛隊 岐阜基地の目と鼻の先だ。

特に急ぐ必要がなかったので、昼過ぎに出発し、JR在来線の普通電車と新快速電車を乗り継いで午後4時頃に「岐阜」駅に到着。そこから徒歩で「名鉄岐阜駅」に行き、電車で「各務原市役所前」駅に移動。翌日の朝食などを買って午後5時頃に投宿した。

JR在来線の新快速電車、普通電車を乗り継いで岐阜駅まで行った
JR岐阜駅
JR岐阜駅前に設置されている織田信長像
午後4時半頃に名鉄「各務原市役所前」駅に到着

1-2 当日の移動(岐阜⇒小牧基地):

当日は、午前4時に起床し、宿で朝食を食べてから始発電車に乗って「牛山」駅に移動。6時半には入場を待つ列に並べ、午前7時過ぎにはエプロン地区に入ることができた。

特に狙っていた訳ではなかったが、幸い最前列の好位置を確保することができた。昨年の芦屋基地航空祭で最前列の場所を確保した結果、地上展示機や背後・左右の人たちで視界が遮られ、絶好のシャッターチャンスを逃す経験をしたが、今回は、真正面に地上展示機がなく、斜め前方にブルーインパルスの7機(予備機を含む)が配置されていただけ。また、背後や左右の人たちが気になるような機動飛行が想定されるのは、最初のF-2支援戦闘機の飛行展示だけだったので、離陸期の撮影にポイントを置いて最前列で撮ることにした。

開場前の小牧基地の状況
エプロン地区から見た基地建屋・施設

2. 飛行展示:

2-1 オープニングフライト:C-130H & KC-767

オープニングフライトが始まったのは午前8時頃。

ブルーグレー迷彩とグリーン迷彩のC-130H戦術輸送機、KC-767空中給油・輸送機が飛び立った。

今まで私は、プロペラ機やヘリコプターを撮影する場合でもシャッタースピードを1/1000秒に設定していたが、そうするとプロペラが”ビタ止め”状態で映り、プラモデルを撮ったように見える。それでも1/1000秒で固定していたのは、遅くすると手ブレが出やすくなるし、ジェット機を撮影する前にシャッタースピードを戻し忘れると悲惨な結果になるから。だが、今回は思い切って1/320秒で撮影してみた。もう少し遅くした方が良いと思ったが、それでも ” ビタ止め ” は回避できた。

ブルーグレー迷彩のC-130H戦術輸送機 ” ハーキュリーズ “
グリーン迷彩のC-130H
離陸するKC-767空中給油・輸送機

2-2 展示飛行(KC-767・C-130・F-2):

地元機であるC-130H×3機の編隊飛行、同じく地元機のKC-767やC-130Hの機動飛行、KC-767とF-2A支援戦闘機による空中給油のデモンストレーション、KC-767とC-130Hによる空中給油のデモンストレーション、F-2Aの機動飛行などが披露された。また、このプログラムの最後で着陸したC-130Hが自力でバックする場面があったが、写真ではわかりにくいので割愛した。

F-2Aは、岐阜基地からやってきた試作機(501号機)で赤と白のテスターカラーで塗装されていた。私にとってこの機の飛行展示が今回の最大の目玉で、「これさえ上手く撮れれば、あとは失敗しても良い」くらいの気持ちで撮影に臨んだのだが、結果はボロボロ。薄曇りの空を背景に飛ぶF-2Aの機体は肉眼でも探しにくく、一度見失うと再びカメラで捉えるのに手こずった。また、カメラの撮影画像サイズを小さくしてフルサイズ換算で1,680mmまでの望遠が可能な状態に設定したが、高々度・遠距離の飛行で大写しできなかった。わずか5分弱の展示飛行だったが、早くて小さな機体を追うのに疲れてしまい、最後に比較的遅い速度で会場上空を通過したときに上手く対応できず、よい写真が撮れなかった。本当に悔しい‼

もちろん、私の技量不足や気負い過ぎが主な失敗原因。高速移動する被写体を捉えにくい曇天下であってもよい写真を撮れるよう、技術とメンタルを鍛えなおす必要があると強く感じた。

KC-767の機動飛行
大型機(旅客機としては「中型機」だが)とは思えないような急バンクで飛行するKC-767
KC-767とF-2Aによる空中給油のデモンストレーション
テスターカラーが施されたF-2Aによる機動飛行 背景の空に溶け込んでしまうので追うのが難しかった
F-2A
ブルーグレー迷彩のC-130H
急上昇するグリーン迷彩のC-130H
KC-767とC-130Hによる空中給油のデモンストレーション

2-3 展示飛行:U-125A & UH-60J & CH-47J

定番中の定番といえるU-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターによる救難活動のデモンストレーションとCH-47J輸送ヘリコプターの航過飛行が展示された。

なお、CH-47Jの写真は、4K動画から切り出して調整したもの。

U-125A救難捜索機
UH-60J救難ヘリコプター
救難活動のデモンストレーションを行うUH-60J
CH-47J救難ヘリコプター ” チヌーク “ 4K動画からキャプチャー

2-4 展示飛行(愛知県警):

最初、UH-60Jによる救難活動のデモンストレーションと同様にヘリコプターからロープを伝って降下した隊員が地上の要救助者をヘリコプターに吊り上げる場面を想像していたのだが、実際は、隊員(警察官?)2人と捜索犬がヘリコプターから降下し、捜索犬による要救難者の捜索を開始するまでの様子が展示された。

なお、以下の写真はすべて4K動画からキャプチャーして調整したもの。

愛知県警察 航空隊のベル412ヘリコプター
ヘリコプターから降りてきたのは隊員2人と犬1匹
隊員1人と犬がバディを組んで要救助者の捜索活動を開始した

2-5 展示飛行(ブルーインパルス):

ブルーインパルスの飛行展示は、従来と同様、編隊飛行が中心で、しかも曇り空の下での展示だったので、メリハリのある美しい写真を撮ることができなかった。特にスモークで空に図形を描く演目では、スモークが空に溶け込んでしまい分かりにくかった。

好天に恵まれた昨年12月の百里基地航空祭での飛行展示が懐かしい‼

地上展示場所から離陸地点に向かうブルーインパルス1番機
タキシングするブルーインパルス4番機
今回の予備機は通常塗装機?
離陸した1番機
おなじく2番機
5番機も離陸した
曇天下ではスモークが映えない
従来通り編隊飛行がメインだった

3. 地上展示:

飛行展示が昼前に終わり、OB終了の午後1時半まで十分時間があったので地上展示機の写真をじっくり撮ることができた。

とは言え、基地内の食事持ち込みが禁止されていたので、朝の4時以降、何も食べておらず、ヘトヘトになった。

日本国政府専用機B777-300ER
岐阜基地所属のF-15J戦闘機 ” イーグル “
海上自衛隊のUS-2救難機
C-1輸送機
C-2輸送機
C-130H戦術輸送機 広角で撮るとこうなる
KC-46A空中給油・輸送機 ” ペガサス “
海上自衛隊の1対潜哨戒機
海上自衛隊のSH-60J哨戒機
UH-60J救難ヘリコプター
U-125A救難捜索機
陸上自衛隊のOH-1観測ヘリコプター ” ニンジャ “
AH-1S対戦車ヘリコプター ” コブラ “
CH-47J輸送ヘリコプター ” チヌーク “
陸上自衛隊のUH-1J多用途ヘリコプター ” イロコイ “
静浜基地所属のT-7初等練習機
破壊機救難消防車 ” 救難消防車IB型 “

4. FDA機の離陸:

「小牧基地OB」の開催中もお向かいの「県営名古屋空港(正式名称は『名古屋飛行場』とのこと)」ではFDAの旅客機がなに食わぬ顔?で離発着していたので、こちらも撮影した。

ご存じの通り、FDAの使用機材はエンブラエルERJ-170またはERJ-175の2機種であるが、同じカラーリングの機がないので撮っていて飽きがこない。

5. 帰路:

駅の混雑を避けるため、会場が閉まる午後1時半まで粘ろうかと思っていたが、飛行展示が終了してもあまり人が減らなかったので、最後までいると大混雑に巻き込まれるのではないかと考えて1時過ぎに帰途についた。最寄り駅である「牛山」駅が大変混みあっているとの案内があったので、1駅岐阜寄りにある「間内(まない)」駅まで20分程度歩き、そこから名鉄電車に乗って「名鉄岐阜」駅まで移動。JR「岐阜」駅周辺で遅めの昼食を摂るとともにお土産を購入して行きと逆ルートでJRの在来線を乗り継いで帰宅した。家に辿り着いたのは午後の6時半過ぎであった。

岐阜駅に到着した名鉄の電車

6. 岩国基地航空祭に向けて:

「小牧基地OB」で結果を出し、いい気分で「岩国航空基地フレンドシップデー2023」に乗り込めるようにしたかったのだが、残念ながら失敗。 でも十分楽しめたので気を取り直してチャレンジしたいと思う。 「岩国基地フレンドシップデー」では、映画「トップガン マーヴェリック」で大活躍したF/A18E・F戦闘機の他、F-35BやMV-22″オスプレイ”、F-16戦闘機などに出会えると思うと今から興奮している。とは言え、力み過ぎは良い結果を生まないので、当日は、常にクールでいられるようにしたいと思っている(実は、これが難しいのだが)。

2022年 航空祭巡りの総括:航空祭の復活に感謝‼

年が明けて去年のことになってしまったが、ここで私の2022年航空祭巡りのまとめをしておきたいと思う。

ご存じの通り、航空自衛隊の2022年度(令和4年度)は2023年の3月までで、3月5日には「小牧基地オープンベース」が開催されるが、以前から私はその年の航空祭で撮影した写真を翌年のカレンダー(富士フイルムの「フォトカレンダー」作成サービスを利用)に使うことにしていたので、1月~12月のサイクルでまとめるのが自然なので、このタイミングで年間総括をしてみた。

このルーティーンはコロナ禍により中断を余儀なくされていたが、昨年(2022年)、不完全な形ながら航空祭が復活したので、従来のやり方で写真選びをすることができ、本当に良かった。

年間総括:

2022年に私が行った航空祭は7回で、静浜基地(静岡県)、芦屋基地(福岡県)、小松基地(石川県)、浜松基地(静岡県)、岐阜基地(岐阜県)、築城基地(福岡県)、百里基地(茨城県)の航空祭に行って写真を撮った。

このうち、来場者を抽選当選者に限定して開催されたのが小松基地と岐阜基地の航空祭。私は基本的にくじ運が悪いので落選を覚悟していたのだが、どちらも当選できてラッキーな1年だったといえる。

また、小松基地と岐阜基地の航空祭では、悪天候の予報が出ていて行くべきか否か大いに悩まされた。特に小松基地の場合は、台風の接近により開催自体が危ぶまれていて、開催が確定したのは前日の昼過ぎだった。また、当日は雨が降らなかったものの台風の影響で電車が止まり、現地に1泊せざるを得なかった。岐阜基地の航空祭は、雨の中、ずぶ濡れになりながら撮影することも覚悟していたのだが、飛行展示終了直前まで雨が降らず何とか乗り切れた。

7回の航空祭の内、ブルーインパルスの曲技飛行があったのが芦屋基地、小松基地、浜松基地、百里基地の4回で、小松基地、百里基地の航空祭では最後のプログラムがブルーインパルスの曲技飛行ではなく、地元機の飛行展示であった。

コロナ禍前は旅行社のツアーを利用することが多かったが、昨年は浜松基地の航空祭以外はすべて通常の交通機関・シャトルバスを利用して行った。その結果、基地と最寄り駅を結ぶシャトルバスを待つ列に長時間並ぶ羽目になったが、何とか乗り切れたので自信がついた。

7回の航空祭巡りの成果(撮れた写真の結果)はどうかといえば、残念ながら満足がいく写真が少なく、不完全燃焼に終わった。2年間のブランクにより腕が落ちた、良い写真を撮ろうとして力が入りすぎた、開催時間の短縮により従来に比べてシャッターチャンスが少なかったなどの理由(言い訳)も考えられるが、単純に3年前の自分のレベルを過大評価していただけで、実力通りの成果だったのかもしれない。

Round 1:静浜基地航空祭(5月22日)

前日は雨が降っていたが、当日は晴れ。逆光が基本ではあったが、地元機のT-7初等練習機の他、外来機のC-2輸送機、F-15J戦闘機、F-2A支援戦闘機などの写真が撮れた。

なお、飛行中のC-2輸送機を撮影できたのはこの静浜基地航空祭が最初で最後だった。

T-4初等練習機
C-2輸送機
F-15J戦闘機
F-2A支援戦闘機

Round 2:芦屋基地航空祭(9月4日)

事前の予報に関して当日は快晴。ただし、芦屋基地も逆光が基本なのでカメラの露出補正値を何度も調整して撮影に臨んだ。

地元の”レッドドルフィン”ことT-4中等練習機やU-125A救難捜索機、UH-60J救難ヘリコプターの飛行展示の他、築城基地のF-2A支援戦闘機の機動飛行、ブルーインパルスの曲技飛行などを楽しんだ。

独自のカラーリングから、”レッドドルフィン”の愛称で呼ばれる芦屋基地のT-4中等練習機
築城基地所属のF-2A支援戦闘機
ブルーインパルスの曲技飛行
「ファンブレイク」をきめるブルーインパルスの4機

Round 3:小松基地航空祭(9月19日)

抽選に当選して臨んだ小松基地航空祭は、台風の接近により天候が悪く、見栄えのする写真が撮れなかったが、映画「トップガン・マーヴェリック」でトム・クルーズさんが搭乗していたF/A-18Eに似せたカラーリングのF-15J戦闘機やアグレッサー部隊のF-15DJ戦闘機、外来のブルーインパルスなどの機動飛行や曲技飛行をカメラに収めることができて良かった。

F-15J戦闘機「トップガン・マーヴェリック」コラボ機(1月のカレンダー・年賀状に使用)
F-15J戦闘機 上の写真の続き(7月のカレンダーに使用)
アグレッサー部隊のF-15DJ戦闘機(4月のカレンダーに使用)
アグレッサー部隊のF-15DJ戦闘機
ブルーインパルス 曇天下ではスモークが映えない

Round 4:エアフェスタ浜松(10月23日)

逆光となるエプロン周辺以外への立入りが禁止されていたので、静浜基地や芦屋基地の航空祭と同様にカメラの露出補正の設定に苦労した。

地元機のT-4中等練習機、T-400基本操縦練習機、U-125A救難捜索機、UH-60J救難ヘリコプターの展示飛行もあったが、私のお目当ては岐阜基地所属のF-15J戦闘機とF-2A支援戦闘機の機動飛行。特にF-2A支援戦闘機は、私が最も好きなテスターカラーで彩られた502号機で嬉しかった。

“トリ” はブルーインパルス。晴天に恵まれブルーインパルスの白いスモークが青空に映えた。

地元のT-4中等練習機
岐阜基地所属のF-15J戦闘機
同じくF-15J戦闘機
テスターカラーを身にまとったF-2A支援戦闘機(試作機)
同じくF-2A支援戦闘機の試作機(11月のカレンダーに使用)
ブルーインパルス2番機
ブルーインパルス 逆光でスモークが力強く見える

Round 5:岐阜基地航空祭(11月13日)

天候に恵まれず、いつ雨が降り出すか分からない状況であったが、大好きな航空祭で、運よく一般観覧者の抽選に当選したので覚悟を決めて行った。

外来機なしの飛行展示であったが、岐阜基地は所属機のバリエーションが豊富なのでT-4中等練習機、U-125A救難捜索機、C-1輸送機、F-2A/B支援戦闘機、F-15J戦闘機などの編隊/機動飛行シーンを撮影できた。特にC-1輸送機、F-2A/B支援戦闘機はテスターカラーに塗装された試作機だったので、テンションが上がった。

ただ、2019年には見られたF-4EJ/EJ改戦闘機はすでに引退しており、その姿を拝むことができず、さびしかった。

T-4中等練習機
C-1輸送機(試作1号機) 通称”銀ちゃん”
離陸するF-2A/B支援戦闘機(6月のカレンダーに使用)
離陸するF-2A/B支援戦闘機(上の写真の2機とは別の組合せ)
貨物室の扉を開けて飛行するC-1輸送機(試作1号機)”銀ちゃん”
U-125A救難捜索機
F-2A支援戦闘機(試作機) 一番好きな機体だ
F-15DJ戦闘機
F-2A支援戦闘機とF-15J戦闘機
F-2B支援戦闘機(試作機)

Round 6:築城基地航空祭(11月27日)

晴天に恵まれた築城基地航空祭では地元機であるロクスコ・ハチスコ所属のF-2A支援戦闘機の機動飛行の他、ブルーインパルスの曲技飛行、アクロバットチーム「ウイスキーパパ」の曲技飛行、陸上自衛隊AH-64D攻撃ヘリコプター”アパッチ・ロングボウ”による戦技飛行などが展開された。

記憶にある2018年、2019年の撮影では、良い写真が”撮れ撮れ”だったので、今回も同レベルの成果を目指したのだが、絶好のシャッターチャンスを逃す場面も多く、未熟さを痛感した。

F-2A支援戦闘機の編隊飛行(8月のカレンダーに使用)
新田原基地所属のF-15J戦闘機(9月のカレンダーに使用)
F-15J戦闘機
陸自のAH-64D攻撃ヘリコプター”アパッチ・ロングボウ”
アクロバットチーム「ウイスキーパパ」の曲技飛行
上の写真の続き
コンバットブレイクをするF-2A支援戦闘機(12月のカレンダーに使用)
機動飛行するF-2A支援戦闘機(2月のカレンダーに使用)
F-2A支援戦闘機

Round 7:百里基地航空祭(12月4日)

新田原基地エアフェスタと開催日が同じだったので、交通の便やスケジュールを比較して百里基地航空祭を選んだ。

午前中は天候に恵まれてT-4中等練習機やU-125A救難捜索機、UH-60J救難ヘリコプターの飛行展示、百里救難隊”メディック”によるパラシュート降下、ブルーインパルスの曲技飛行を楽しめた。

ところが、午後になると急に曇ってきて私のお目当てだったF-2A支援戦闘機の機動飛行、対地攻撃ではメリハリのある写真が撮れず、残念だった。

また、前回(2019年)見られたF-4EJ/EJ改戦闘機やRF-4EJ偵察機はコロナ禍中に引退してしまったため、その姿を見ることができなかった。私にとって2019年の百里基地航空祭がF-4/RF-4シリーズを撮影できた最後の機会となった。

T-4中等練習機
F-15J戦闘機
U-125A救難捜索機
ホバリングしながら機首を軸に回転するUH-60J
“メディック”によるパラシュート降下
ブルーインパルスの曲技飛行(カレンダーの表紙に使用)
背面飛行をするブルーインパルス6番機(3月のカレンダーに使用)
「ファンブレイク」をするブルーインパルス(5月のカレンダーに使用)
「タッククロス」をするブルーインパルス(10月のカレンダーに使用)
F-2A支援戦闘機 午後からは曇り空だった
編隊飛行するF-2A支援戦闘機

今年(2023年)の抱負

この記事を書いている時点で開催が決まっているのは3月5日の「小松基地オープンベース」と4月15日の「海上自衛隊/米海兵隊岩国航空基地フレンドシップデー」のみだが、新型コロナウイルスの第5類への移行に伴い2019年レベルで開催されると期待している。

2022年の航空祭巡りは全体的に残念な結果だったが、「素人なので下手で当然」、「伸びしろがあることは良いことだ」と開き直ったら気が楽になった。2023年の航空祭巡りでも同じように考え、できるだけ肩の力を抜いて気楽にエンジョイしたいと思う。

2022年 百里基地航空祭:思ったよりスムーズに行けたが午後からの曇天が残念‼

先週11月27日(日)の築城基地航空祭に続いて2022年12月4日(日)に開催された「令和4年度 百里基地航空祭」に行ってきた。この航空祭も一般観覧者の抽選がなかったので、自由に行けたのだが、直前までどうしようか悩んだ。

というのも、①ブルーインパルスのアクロバット飛行を除けば、築城基地航空祭とほぼ同じプログラムで、(勝手に)期待していたF-35Aの外来がなかった、②いつも利用している旅行社による見学ツアーがなく、自力で公共交通機関を利用して行く必要があった、③ネットで調べたらシャトルバスの乗車や運行に時間がかかり、最初から見られない可能性が高かったから。

それでも行ったのは、直前の築城基地航空祭で満足できる成果(写真)が得らなかったからだ。築城基地航空祭は今年で4回目で、好天に恵まれて”それなり”の写真は何とか撮れたが、自分のイメージ通りに撮れた写真が以前に比べて少なかったような気がしており、不完全燃焼に終わっていた。「このままで年を越したくない」との思いが強くなり、チャレンジしたのだ。

1. 往路:

1-1 前日の移動:

開催日が公表された直後に土浦の宿を予約していたので、前日の午後に新幹線で新大阪駅を出て、東京駅で上野東京ラインに乗り換え、夕方に土浦駅に到着した。

新大阪駅から新幹線に乗った(写真は私が乗ったのとは別の車両)
前日は移動のみなので遅めの電車を予約していた

1-2 当日の移動:

土浦駅を午前5:48に出る始発電車で石岡駅(6:02到着)に移動して、そこでシャトルバスに乗った。

百里基地航空祭は、2019年に旅行社のツアーを利用して行ったきりで、自分で確認・手配するのは今回が初めてだったので、不安だらけだった。特にシャトルバスの利用については、運行する関東鉄道バスのホームページに過去の実績として「始発時間帯から乗車まで、断続的に最大90分かかりました」とか「(出発から到着までの)所要時間:45分から120分」とか書いてあったので心配していた。しかし、石岡駅到着後、40分くらいでバスに乗車でき、バスの運転手さんが基地の進入路を間違えてロスタイムが発生したにもかかわらず、乗車してから1時間たらずで基地に着けたので、プログラムの演目を最初から楽しむことができた。

JR土浦駅 日曜日の早朝なので反対側のホームは人がまばらだった
JR土浦駅を午前5:48に出る始発電車に乗って石岡駅まで移動した
石岡駅からスムーズにシャトルバスに乗れて7時半過ぎには基地に入ることができた

2. 飛行展示:

2-1 航過飛行:F-2A & T-4 & U-125A

最初のプログラムは、地元機による「航過飛行」。事前に調べた天気予報の通り、午前中は快晴だったので、青空の下、F-2A支援戦闘機3機、T-4中等練習機1機、U-125A救難捜索機1機が次々に離陸して、航過・編隊飛行を披露した。

3機編隊で航過するF-2A支援戦闘機
うっすらとヴェイパーを引いて飛行するF-2A
T-4中等練習機
T-4 上の写真の続き
U-125A救難捜索機

2-2 機動飛行:F-15J

次のプログラムは、小松基地から来ていたF-15J戦闘機による機動飛行だった。妄想癖のある私は、ひょっとしたら小松基地航空祭でお目にかかった「トップガン マーヴェリック コラボ機」が飛ぶのではないか、とか、アグレッサー仕様機ではないかなどと期待していたのだが、現実は、フツーのF-15J戦闘機だった(勝手に妄想してた私が悪いのに悪口を言ってごめんなさい)。もっとも、前者については、小松基地航空祭が終われば通常塗装に戻されるだろうと思っていたのでそれほど期待していた訳ではない。なお、今回の航空祭でF-15J戦闘機を操縦していたパイロットが小松基地航空祭で「トップガン コラボ機」のパイロットを務めていた方(タックネーム”ゴリ”)だとの場内アナウンスがあった。

それよりも残念だったのは、高々度の機動飛行がメインで、私のカメラのレンズ(600mm×2=1,200mm。×2というのはソニーお得意の「全画素超解像ズーム」を利用した場合)では大きく写すことが難しかったこと。また、基地に到着したときには、すでに沢山の人がいたのでエプロン地区の真ん中辺りで撮影していたのだが、前の人の頭や地上展示機が邪魔(失礼っ!)になって、離陸する場面を上手く撮れなかった。

小松基地 第306飛行隊所属のF-15J戦闘機 ” イーグル “  前の人の頭や地上展示機の隙間から撮影
F-15J
F-15J
F-15J
アフターバーナーを使って機動飛行するF-15J

2-3 捜索救助:U-125A&UH-60J

続いては、地元機のUH-60J救難ヘリコプターとU-125A救難捜索機による「捜索救助」。正直、どこの基地でも披露される定番中の定番なのであまり期待していなかったのだが、航空救難団 百里救難隊所属のメディック(ドラマ「空飛ぶ広報室」では、鈴木亮平さんが隊長役を演じていたのを思い出す)3名がUH-60Jからのパラシュート降下を行った。また、UH-60Jが横に平行移動したり、下げた機首を軸に360°回転したりして私たちを楽しませてくれた。

U-125A救難捜索機
U-125A
UH-60J救難ヘリコプター
パラソル降下するメディック隊員 百里基地のマスコット”ひゃくりん”の旗を拡げていた
UH-60Jは、下げた機首を軸にして回転してみせた
上の写真の続き
上の写真の続き

2-4 曲技飛行:T-4ブルーインパルス

午前中の”トリ”は「ブルーインパルス」の曲技飛行。普通、ブルーインパルスの曲技飛行が航空祭最後の”トリ”なのだが、今年の小松基地航空祭と同様に午前中の”トリ”にまわっていた。おそらく、帰りの混雑を緩和するためだったのだろう。

今年、航空祭が復活してすでにブルーインパルスの曲技飛行を3回見ることができていたが、芦屋基地と浜松基地は逆光メインだったし、小松基地は台風が接近中で曇り空だったので、今回の百里基地がベストコンディションだった。ブルーインパルスT-4の白・青の機体と真っ白なスモークが青空に映えて美しかったので、テンションが上がり、今まで以上に真剣に撮りまくった。その結果、今まで何度もトライして撮影できなかった「タッククロス」で2機が交差する瞬間を上手くカメラに収めることができ、本当にうれしかった(小さめに撮影した結果。そのためかなりのトリミングが必要だった)。

ブルーインパルスの飛行展示開始直前に「茨城空港」から離陸したスカイマークのB737
「ダイヤモンド・ダーティー・ローパス」
「ファンブレイク」
背面飛行する5番機
「バック トゥ バック」
「フォーシップ・インバート」
「クリスマスツリー・ローパス」
「タッククロス」
「フェニックスループ」
「コークスクリュー」

【昼休憩】

今年、これまでに私が行った航空祭では、すべて基地内の食事が禁じられており、航空祭が終わり基地を出るまで何も食べられなかったのだが、百里基地の航空祭は食事が可能だったので、今回の最大のお目当てであるF-2A支援戦闘機による「デモスクランブル」や「地上攻撃」が始まるまでの間に持参していた昼食を食べたのだが、だんだん、雲が広がってきてすっかり、暗くなってしまった。また、風も強くなってきてユニクロのダウンジャケット、ヒートテックのベストや長袖Tシャツ、ソックス、さらにはタイツまで穿いて完全防備していたつもりだったが、それでも足りずに使い捨てカイロまで使ってしまった。

2-5 デモスクランブル:F-2A

午後の最初のプログラムはF-2A支援戦闘機2機による「デモスクランブル」。実は、先日の築城基地航空祭でも「デモスクランブル」のプログラムがあったが実際にF-2A支援戦闘機が飛ぶことはなく、離陸準備をして滑走路に入るまでで終わる内容(毎回、同じ)だったので、百里基地でも同じではないかと心配になり、事前に百里基地に電話で問い合わせをしていた。その結果、”ちゃんと”離陸して機動飛行を行うと教えていただけたので安心していたのだが、あいにくの曇天で、私が求めるメリハリのある美しい写真は撮れなかった。前日の夜確認した天気予報では午後も晴れだったのに・・・(トホホ)。

離陸するF-2A支援戦闘機 下に写っているのは地上展示ヘリコプターのプロペラ
2機目のF-2Aが離陸した
ヴェイパーを引いて旋回するF-2A  背景が曇り空で残念だ
端正な? F-2Aの側面

2-6 対地攻撃:F-2A

最後のプログラムは、F-2A支援戦闘機4機による「対地攻撃」。築城基地の航空祭でも「模擬空対地射爆撃」というプログラムがあり、そちらでは陸上自衛隊の協力の下、発射された爆弾が破裂する音や煙を再現していたが、百里基地ではそれがなかった。とは言え、私は、”飛んでいる”飛行機を撮るのが目的なので不満はない。

4機で編隊飛行するF-2A支援戦闘機(部分)
編隊飛行するF-2A(部分)
F-2A  写真では「対地攻撃」と「デモスクランブル」の違いが分からない(笑)
F-2A

3. 地上展示:

地上展示機も撮影したが、曇天下の撮影となり、メリハリのある写真、 ” 映える ” 写真が撮れなかった。

小松基地飛行教導群所属のF-15DJ ” アグレッサー機 “
複座型のF-2B支援戦闘機 単座のAに比べてキャノピーが長い
P-1対潜哨戒機
E-2C早期警戒機

4. 帰路:

東京からの帰りは、新幹線ではなくWILLER EXPRESSの高速夜行バスを利用するつもりだったが、まずは、基地から出るシャトルバスに乗ってJR石岡駅まで行かなくてはならない。しかし、利用者が大変多くてバスに乗るまでに約1時間半を要した。また、道路も混んでいたのでバスに乗車してから石岡駅に行くまでに約1時間40分かかってしまった。石岡駅からはJR在来線を使って東京駅まで移動したのだが、着いたのは夜の8時頃だった。

それでも高速バスが「東京ミッドタウン八重洲」を出るのは午後9時20分だったので、近くの店で夕食を摂ってもまだ、時間の余裕があった。

高速夜行バスは、予定通り東京を出発し、翌日(12月5日)の朝8時過ぎに大阪に到着した。いろいろ苦労したものの、何とか自力で関東エリアの航空祭に行って帰ることができたので、少し、自信がついた(過信?)。

シャトルバスに乗る順番を待つ列 列に並んでから乗れるまで約1時間半かかった
帰りは経費削減のため、夜行バスを利用した

5. おわりに:

当初の目的である「大好きなF-2A支援戦闘機の機動飛行シーンを美しく撮り、築城基地航空祭のうっ憤を晴らす」は、曇天のため達成できなかったが、ブルーインパルスの曲技飛行の撮影ではかなり善戦できたので、良い気分で今年最後の航空祭を終えることができた。自分なりに「やり切った」と思えた。

築城基地航空祭の記事でも書いたが、素人の老人が趣味でやっていることなので、「上手く撮れなくて当然、悩むことはない」、「伸びしろがあることは良いことだ」と考えて来年の航空祭に臨みたい。現時点で3月5日の「小松基地オープンベース」と4月15日の「海上自衛隊/米海兵隊岩国航空基地フレンドシップデー」の開催が公表されているので、それに向けて腕を磨き、体力・気力をつけていきたい。

2022年 築城基地航空祭:晴天・順光の好条件‼ だが結果が伴わず不完全燃焼

2022年11月27日(日)に開催された「築城基地航空祭2022」は、小松基地や岐阜基地の航空祭と違って一般観覧者の抽選がなく、誰でも入場できる形で開催された。成果(撮れた写真の出来)は別にして、晴天の下、大好きなF-2支援戦闘機の機動飛行を存分に楽しむことができた。

1. 往路:

1-1 前日の移動:

事前に小倉駅と築城駅の間にある苅田駅周辺のホテルを予約していたので、前日の土曜日に新幹線を利用して小倉に行き、在来線で苅田に移動した。

新大阪駅から小倉駅まで新幹線を利用した
前日は泊まるだけなので、午後2:38新大阪発の電車を予約した

1-2 当日の移動~基地入場:

航空祭当日、事前に購入していた握り飯をホテルで食べたのち(基地に入ったら、出るまで食事できないのが辛い)、苅田駅に行った。日曜日の早朝ということもあり、駅の上り側ホームにはほとんど人がいなかったが、下り側の駅には、30人~40人位の人がいた。午前5:56分発の始発電車に乗ったのだが、すでに混んでいて、”ギュウギュウ詰め”とまではいかないが、電車が揺れると隣の人に当たってしまうような状態だった。

苅田駅の反対側(上り小倉方面行)には誰もいなかった
夜明け前で真っ暗な状態だった

築城駅には午前6:13に到着し、同じ電車に乗っていた大勢の人たちと一緒に真っ暗な道を歩いて築城基地に向かった。3年ぶりの築城基地なので道は全然覚えていなかったが、皆同じ方向に向かって行くので迷う心配はなかった。

検温、手荷物検査が始まるのを待つ間にようやく日が昇り、明るくなってきた。どの天気予報を見ても11月27日の築城は「晴れ」だったので、雨の心配はまったくしていなかった。

エプロン地区に向かう途中で ” パチリ “
エプロン地区の手前に設けられたバルーン製のゲート
7時半過ぎにエプロン地区に到着した

2. 飛行展示:

2-1 オープニングフライト:F-2A

最初のプログラムは、F-2支援戦闘機6機による「オープニング・フライト」。ロクスコ(第6飛行隊)所属機3機、ハチスコ(第8飛行隊)所属機3機が次々と離陸して編隊飛行を披露した。

朝日を浴びて離陸するロクスコ所属のF-2A支援戦闘機
F-2A 上の写真の続き
ハチスコ所属のF-2Aによる編隊飛行

2-2 航過飛行:T-4

続いては芦屋基地所属のT-4中等練習機4機による「航過飛行」。持ち時間?がわずか5分なので仕方がないのかもしれないが、高々度のまま、数回航過するだけで、もの足りなかった(あくまでも個人の感想です。念のため)。

芦屋基地所属のT-4中等練習機
そのカラーリングから「レッド・ドルフィン」と呼ばれている

2-3 機動飛行:F-15J

パンフレットでは、次のプログラムは第12飛行教育団所属のT-7による「航過飛行」だったのだが、それがなく、新田原基地所属のF-15Jによる「機動飛行」が展示された。また、パンフレットには1機による機動飛行だと書いてあったが、実際には2機が飛来して、それぞれの機が迫力のあるフライトを展開した。

新田原基地からやってきたF-15J戦闘機による機動飛行
F-15J
F-15J
F-15J

2-4 戦技飛行:AH-64D

続いて陸上自衛隊の目達原駐屯地所属のAH-64D攻撃ヘリコプター”アパッチ・ロングボウ”による「戦技飛行」が行われた。こちらも持ち時間が少なかったので止むをえないと思うが、陸上自衛隊 明野駐屯地の航空祭に比べるとあっさりしていた(あくまでも個人の感想です。念のため)。

AH-64D攻撃ヘリコプター ” アパッチ・ロングボウ “
AH-64D
AH-64D

2-5 救難展示:U-125A & UH-60J

次は、定番中の定番。UH-60J救難ヘリコプターとU-125A救難捜索機のコンビによる「救難展示」が行われた。

U-125Aが会場上空を旋回する中、現場に駆け付けたUH-60Jが要救助者をヘリに収容する場面を再現した。

会場上空を旋回するU-125A救難捜索機
U-125A
要救助者(の役に人)を収容したのち、UH-60Jに戻る救難隊員

2-6 曲技飛行:EA300(WP)

前回(2019年)に続いて今回もアクロバットチーム”ウィスキーパパ”による競技曲技飛行の展示があった。青空の下、白いスモークを吐きながら縦横無尽に飛び回る青と黄色の機体が目に鮮やかだった。

プロペラ機ならではの曲技飛行もたくさんあり、ブルーインパルスと一味違った感動を与えてくれた。

” ウイスキーパパ ” のエクストラEA300
EA300
EA300
EA300

2-7 機動飛行:F-2A

そして、昼前から私が待ちに待っていロクスコ(第6飛行隊)所属のF-2A支援戦闘機2機による「機動飛行」が行われた。激しい動きを追い切れず、何度も絶好のシャッターチャンスを逃したが、コンバットブレイクや急旋回、ハイレートクライムなどを何とか写真に収めることができた。

コンバットブレイクをするロクスコ所属のF-2A支援戦闘機
ランディング・ギアを降ろして機動飛行するF-2A
F-2A
F-2A

2-8 模擬対地攻撃:F-2A

次の「デモスクランブル」は、地上で行われるプログラムで、エプロンの中間地点からはほとんど見えなかったので、撮影をあきらめた。そして最後のプログラムは、ハチスコ(第8飛行隊)所属のF-2A支援戦闘機4機による「模擬空対地射爆撃」だった。写真だけだと先程の「機動飛行」との違いが分からないが、実際には陸上自衛隊の協力の下、F-2A支援戦闘機が発射した爆弾が地上で爆発する場面を再現して迫力があった。

F-2A
F-2A
F-2A

3. 地上展示:

飛行展示は午後1時頃終了したが、築城駅や電車が混むのが分かっていたので、ぎりぎりまで基地内に留まることにして、地上展示機などをじっくりと撮影した。

CH-130H戦術輸送機 ” ハーキュリー “
海上自衛隊のP-1対潜哨戒機
U-4多用途支援機
F-15J戦闘機 ” イーグル “
陸上自衛隊のAH-64D攻撃ヘリコプター ” アパッチ・ロングボウ “
陸上自衛隊?のUH-60J多用途ヘリコプター ” ブラックホーク “
陸上自衛隊のCH-47J輸送ヘリコプター ” チヌーク “
陸上自衛隊の水陸両用車 AAV

4. 帰投機:P-1 & F-15J

航空祭の終了は午後3時だったが、その前から隊員の方たちがロープを使って立入禁止地区を段階的に広げていき、最後はエプロン地区から締め出されてしまった。

それでも外来機が帰投する場面を撮ろうと粘って何とか、P-1哨戒機やF-15J戦闘機などの離陸シーンをカメラに収めることができた。とは言え、エプロン地区外からの撮影で、画角も狭かったので、大した写真は撮れなかった。残念っ‼

帰投するP-1対潜哨戒機
帰投するF-15J戦闘機

5. 帰路:

帰りは、JR在来線で小倉駅まで行き、小倉駅からは新幹線を使って帰宅した。

6. おわりに

大好きな築城基地航空祭で好天にも恵まれたので、もっと良い写真が沢山撮れると思っていたのだが、2018年、2019年の航空祭のときと比べると不満足な結果だった。2年間のブランクで腕が鈍ったのか、体力が落ちたのか、自分の腕を過大評価していたのか、などと考えこんでしまい、少し落ち込んだ。でも、所詮、素人の老人が趣味でやっていることなので、「上手く撮れなくて当然。悩むことはない」、「伸びしろがあることは良いことだ」と開き直ることにした。

築城基地航空祭 2017年:迷った挙句に行ったが、やはり悪天候で⤵築城基地航空祭 2018年:コンディション最高で2017年の雪辱を果たした!築城基地航空祭 2019年:カメラの不調・設定ミスを乗り越えて”ヤタガラス”他を激写

2022年 岐阜基地航空祭:曇天・逆光ながら飛行展示終了まで降雨なしの幸運、3つのミラクルに感謝!!

基本的に私は”くじ運”が悪いのだが、なぜか小松基地航空祭に続いて岐阜基地航空祭の一般応募に当選したので2022年11月13日(日)に開催された岐阜基地航空祭に行ってきた。

とは言え、今回も直前まで行くかやめるか大いに悩まされた。それは、

理由①:今年は南会場の一般開放がなく、北会場限定になるので逆光での撮影になる。しかも、今まで北会場で撮影したことがなかったので不安だった。

理由②:飛行展示は9時から12時までだが1時間以上何も飛ばない時間帯があり、正味の飛行展示時間は2時間ちょっとしかなかった。

理由③どの天気予報(気象庁、ウエザーニュース、日本気象協会)を見ても当日の降水確率が高く、雨の中での撮影になる可能性が高かった。

からである。それでも行ったのは、大好きなF-2A/B試作機が所属する岐阜基地の航空祭で、運よく当選できたこと、「SCW天気予報」で調べたら雨が降り出すのは昼前くらいで降水量も少ない(1~2mm/h)見込みだったから、傘やポンチョ、カメラ用のレインカバー、多めの着替えなどを持って出かけることにした。

1. 往路:

1-1 前日の移動:

岐阜基地は、住まいからさほど遠くないので、新幹線を使えば当日の朝に出ても何とか8時前に着くことができるが、航空祭を落ち着いて楽しみたいので、以前より、前泊することにしていた。今回も前日(11月12日)の昼過ぎに出発し、JRの在来線を乗り継いで午後4時頃に岐阜駅に到着した。その前の日曜日に木村拓哉さんが参加された「信長公騎馬武者行列」で大賑わいであったようだが、この日は普通の土曜で駅前も大変静かだった。と思った途端に目に飛び込んできたのは金色に輝く「織田信長公」の像だった。ネットで調べたらこの像は2009年に設置されたそうなので、以前にも目にしていたはずだが、全く記憶になかった。やはり、最近、TV報道などでしきりに「ぎふ信長まつり」のことが取り上げられていたので目についたのだと思う。

なお、この時点で空は快晴で、天気予報で明日雨が降ると言われているのが信じられないくらいだった。

信長像の高さは3mあり、台座を含めると11mになるとのこと
土曜の午後4時頃のJR岐阜駅 すでに日が傾き始めていた
JR岐阜駅 別の角度から撮影した

1-2 基地入場:

航空祭当日、4時半過ぎに岐阜市内のホテルを出て「名鉄岐阜駅」から始発電車に乗って岐阜基地に向かい、朝6時前には「新北門」前の列に並んで開場を待ち、7時前には北会場のエプロン地区に行くことができた。

今までの経験から機動飛行を撮るなら前に行き過ぎない方が良いと分かっていたが、北会場は離陸がメインになるとの情報もあったので、最前列(F-2×4機が駐機されていた辺り)で撮ることにした。

7時過ぎの様子 まだ人が少なく、滑走路前の最前列を確保することができた

2. 飛行展示:

2-1 異機種編隊飛行:C-1 & T-4 & F-2A/B & F-15J

当初の予定では、T-4中等練習機による天候偵察の後の最初のプログラムとしてF-15、F-2、T-4、T-7による「機動飛行・編隊飛行」が行われるはずだったのだが、C-1輸送機がエンジンを掛け、離陸準備を始めたので驚いた。

事前のアナウンスがなかったので分からなかったが、雨が降り出す前に岐阜基地航空祭の目玉である「異機種編隊飛行」を実施するため、プログラムを変更したようだ。結果的に11時50分位まで雨が降らなかったが、最後の「機動飛行・編隊飛行」を行うころには空がずい分暗くなり、自動設定にしていたISO値が500まで跳ね上がっていたので、ありがたい配慮だった。

「異機種大編隊」は、ポテンシャルの異なる輸送機や戦闘機、練習機が緊密に隊形を組んで飛行するもので、様々な機種が配備されている岐阜基地ならではのプログラム。また、同型機2機が平行して離陸したり、隊形を変える合間に各機種が順番に機動飛行を行ったりするのも見どころで岐阜基地航空祭の目玉となる演目だ。ただ、前回(2019年)の航空祭で元気に飛び回っていたF-4E/EJ戦闘機ファントムⅡの雄姿を見らなかったのが残念。コロナ禍によりF-4戦闘機のラストフライトを見られなかった/撮れなかった現実を再認識させられた。

撮影は、最前列を確保して各機の離陸シーンをストレスなく撮影できたものの、曇り空が背景なので、カメラのオートフォーカスが効きにくく、なかなかピントが合わなかったり、一度合わせたピントが簡単に外れたりして苦戦した。

離陸するT-4中等練習機 機首に試験用の長いピトー管を装着している
銀色のテスタカラーをまとったC-1輸送機(試作機)が離陸した。愛称は”銀ちゃん”
こちらのF-2A支援戦闘機も試作機で独特のテスターカラーで塗装されている
F-2Aテスタカラー機とF-2B通常(洋上迷彩)塗装機
複座のF-2B支援戦闘機の試作機 502号機とは違ったテスターカラーで塗装されている
F-2Bテスターカラー機とF-2A通常(洋上迷彩)塗装機
離陸するF-15J戦闘機
T-4中等練習機も2機が平行して離陸した
C-1輸送機、F-15戦闘機、F-2支援戦闘機、T-4中等練習機による大編隊飛行
全機を入れると豆粒のようになってしまう
貨物室の扉を開けて飛行するC-1輸送機(試作機)”銀ちゃん”
急上昇するC-1輸送機”銀ちゃん”
F-2Aテスターカラーの502号機
高速で会場に進入してきたF-2A試作機
ヴェイパーを引きながら旋回するF-2A試作機
F-15Jによる機動飛行
主翼全体がヴェイパーで覆われたF-15J戦闘機
アフターバーナーを使って旋回するF-15J戦闘機
飛行展示を終えて”機首上げ”の体勢で着陸するF-2B試作機
F-2A試作機はドラッグシュートを使用して着陸した
”異機種大編隊”を終え、C-1輸送機の乗員が隊旗を掲げた

2-2 救難展示:U-125A

当初、救難展示は、U-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターがペアを組んで実施される予定だったが、UH-60Jの飛行展示がキャンセルになり、U-125A 1機による飛行展示となった。

U-125A救難捜索機 今回はUH-60Jとのペアでなく、”ぼっち”の飛行展示となった
旋回するU-125A救難捜索機

2-3 機動飛行・編隊飛行:F-15J & F-2A/B & T-4 & T-7

大方の予報通り、いつ雨が降り始めてもおかしくない状況の中、機動飛行・編隊飛行が始まった。編隊飛行は、F-15J戦闘機、F-2A/B支援戦闘機、T-4中等練習機、T-7初等練習機によって行われた。異機種大編隊よりも近接した隊形で飛行したため、各機種の大きさをより実感できて面白かった。

午前10頃から雨が降るとの予報もあったが、最後のフライトがほぼ終わり、各機の着陸が始まるまで降らなかったので、カメラや体が濡れることを気にせず撮影に集中することができて本当によかった。

F-15戦闘機とF-2B支援戦闘機が近接して飛んだ 大きさの違いがよく分かる
こちらは、F-2支援戦闘機とT-4中等練習機との大きさ比べ?
離陸するF-2B支援戦闘機(試作機)
F-2B支援戦闘機(試作機)
こちらは通常塗装(洋上迷彩)のF-2A支援戦闘機
ヴェイパーを引いて飛行するF-2A支援戦闘機
機動飛行するF-15J戦闘機 排気煙がオレンジ色に光る
F-15J戦闘機
アフターバーナーを使って加速するF-15J戦闘機
機動飛行するT-4中等練習機
プロペラ機のT-7初等練習機もまけずに機動飛行を行った

3. 帰路:

行きと逆ルートで、名鉄電車を利用して岐阜駅まで出て、JR岐阜駅から在来線を乗り継いで帰阪・帰宅した。

4. おわりに:

いつ雨が降り出してもおかしくない曇天下での撮影でピント合わせに随分苦労したし、撮れた写真も全体的に暗く、メリハリがないものばかりだったが、初めての北会場での撮影は新鮮で、少なくとも離陸シーンはストレスなく撮れたので、自分としては結構満足できた。

それは、つぎの3つのmiracleが起こった結果だといえる。

miracle number 1:「一般観覧」に当選した

miracle number 2:悪天候の予報が出ていたが、思い切って行った

miracle number 3最後の飛行展示がほぼ終わるまで雨が降らなかった

来年こそは、抽選なしで、晴天の下、順光が期待できる南会場で各機の雄姿をカメラに収められるようになることを心から願っている。

岐阜基地航空祭 2014年:1回で病みつきに!岐阜基地航空祭 2016年:コンバットデパーチャー最高!岐阜基地航空祭 2017年&2018年:最高の2018年とワースト2位?の2017年岐阜基地航空祭2019年:今年(2022年)の開催が待ち遠しい!!

2022年 浜松基地航空祭:3時間足らずの飛行展示だったが、結構楽しめた‼

2022年10月23日(日)に開催された「エアフェスタ浜松2022年」に行ってきた。今回の「エアフェスタ浜松」は、小松基地や岐阜基地と違って事前登録なしで入場できる一方、飛行展示が12:30からの3時間弱という変則的なスケジュールだった。しかも浜松基地はエプロン側から撮影すると終日逆光になるので、行こうかどうしようか迷った。しかし、岩国基地、美保基地、小牧基地の航空祭は今年も開催されず、岐阜基地航空祭は抽選で外れれば基地内に入れない。さらに新田原基地と百里基地は同日開催とあって、えり好みをしている場合ではないと考えて行くことにした。

1. 往路:

当初、夜行バスで浜松まで行き、シャトルバスを使って浜松基地に行くつもりだったが、今までよく利用していた旅行社が0泊2日のバスツアーを運営することが分かったので、そちらに切り換えた。今回は帰りの出発時間が午後4時で下手をすると終電を逃す可能性もあったが、小松基地航空祭でシャトルバスに乗るため2時間弱も待たされてヘトヘトになった苦い経験からバスツアーを選択した。

ツアーバスの席はミニマムで決して快適ではなかったが、特にトラブルもなく、開催日当日の早朝に浜名湖SAに到着して浜松基地のバス駐車場が開くまで待機。その間にSA内で朝食を摂るとともに散歩をした。天気予報では”晴れ”だったが、朝の7時過ぎの様子は下の写真の通りで、曇り空を覚悟した。

早朝に浜名湖SAに到着し、浜松基地のバス駐車場が開くのを待った

午前9時頃にツアーバスが基地に到着したので、さっそくエプロン地区に向かった。飛行展示開始まで3時間くらいあったので、ゆっくり地上展示機や車両を撮影して回ることを考えていたのだが、すでに多くの入場者が来ていたので、そそくさと切り上げて場所を確保することにした。勿論、最前列はすでに埋まっていて、前に5~6人くらいいるような場所で撮影することに決めた。浜松SAで待機していたときは曇りがちだったが、このころには晴れあがっていた。嬉しいと思う反面、逆光がきつくなるのでカメラの露出補正が難しくなるので嫌だなと感じた。

午前9時半頃にはかなり多くの入場者がいた
このとおりの人出だった

2. 飛行展示:

2-0 気象観測?:T-4 & T-400

飛行展示開始までかなり時間があったので退屈するのでは、と思っていたが、10時半ごろ、滑走路の反対側(南側)に駐機していた観測飛行をT-4中等練習機に動きがあり、しばらくして相次いで離陸していった。場内アナウンスがなかったが、観測飛行のためだったのではないかと思う。また、11時過ぎにはT-400基本練習機も離陸していった。

これを機会にカメラの露出補正値をいろいろ変えて撮影し、とりあえず+1.7に設定した。

気象観測(多分)のために離陸したT-4中等練習機
T-400基本操縦練習機も離陸していった

2-1 オープニングフライト:T-4 & T-400

オープニングフライトは、地元機のT-4中等練習機6機とT-400基本操縦練習機3機によって行われ、全9機で編隊を組んだり、同じ機種同士で編隊を組んだりした。

T-4中等練習機による編隊飛行  逆光がきつく、露出補正を+1.7にしてもこんな感じ
T-4中等練習機×6機、T-400基本操縦練習機×3機による編隊飛行

2-2 救難展示:U-125A & UH-60J

救難展示も地元機のU-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターが活躍。定番の演目だが、U-125Aが会場周辺を周回飛行する間にUH-60Jが救難活動の様子を再現してみせた。なお、UH-60Jからパラシュート降下するアトラクションも予定されていたが、強風(西風が強かった)のため、中止となった。

U-125A救難捜索機
U-125A
UH-60J救難ヘリコプター  ド逆光で真っ黒!

2-3 機動飛行:T-4

その次も地元機の出番で、T-4中等練習機が機動飛行を行った。ブルーインパルスのT-4とは仕様が違うが、小さな機体の能力を最大限に活かして軽快に飛び回った。

T-4中等練習機
T-4

2-4 機動飛行:F-15J

そして、待ってました ‼ 岐阜基地の飛行開発実験団からやってきたF-15J戦闘機の機動飛行が始まった。事前に公開されていたF-15Jの持ち時間?は ” たったの ” 15分だったので、物足りないと思っていたが、実際に激しく飛び回るF-15Jを追いかけるには十分過ぎるくらいだった。一度機体にピントを合わせても前や横の人の頭に邪魔されて(失礼っ!)、ピントを合わせ直すのに手こずったり、急上昇・急旋回後の機体をレンズごしに探すのに手間取ったり、急旋回後の背中を撮るため腰を思い切りひねったり(老体にはキツイ!)してヘトヘトに疲れてしまった。

岐阜基地からやってきたF-15J戦闘機
F-15J
尾翼の陰が主翼にかかり幾何学迷彩のように見える(私だけ?)F-15J
F-15J
F-15J このアングルもなかなか良い

2-5 機動飛行:F-2A

次も岐阜基地飛行開発実験団に所属するF-2A支援戦闘機の機動飛行 ‼ 飛行開発実験団所属のF-2支援戦闘機の試作101号機、102号機、502号機の各機は、通常塗装(洋上迷彩)とは異なるテスターカラーをまとっているが、私は502号機のカラーリングが最も好きなので大いにテンションが上がった。

先程のF-15J撮影時と同様にピント合わせやズーミングに失敗して絶好のシャッターチャンスを何度も逃したが、諦めずにF-2Aを追い続けて、再びヘトヘトになった。考えてみれば、コロナ過前は各演目の間の待ち時間?がそこそこあったので、腕を休め、次に備える余裕があったのだが、今回は、正味3時間弱の中で6つの飛行展示が続いたため、かなりハードな撮影だったと言える。

岐阜基地からやってきたF-2A支援戦闘機(試作機)
F-2A
F-2A ド逆光だが、ここまでくるとかえって絵になる?
F-2A テスターカラーに彩られた502号機
岐阜基地に帰投する前に激しく機体を回転させながら航過飛行を行ったF-2A

2-6 曲技飛行:T-4ブルーインパルス

最後は、ブルーインパルスの曲技飛行。9月の小松基地航空祭では、アグレッサー部隊の “ 前座 ” に甘んじていた?が、今回は、定番通りに ” トリ ” を務めた。大人気のブルーインパルスの展示飛行とあって、いつの間にか人が前方に集まってきていて、さらにピント合わせやズーミングが難しくなった。また、ツアーの集合時間(午後4時厳守)が気になってあまり集中できなかったが、最後の演目「コーク・スクリュー」まで粘って撮影した。「コーク・スクリュー」は「引き(広角)」のアングルで2機のスモークの軌跡が分かるように撮るのが定番だと思うが、今回は最後に接近した2機が水平飛行に戻って会場を離脱する場面もしっかり捉えることができた。

離陸するT-4ブルーインパルス2番機
「ダーティー・ターン」  逆光でスモークが強調されて力強さを感じさせられる
「ファン・ブレイク」
ギア・ダウンのままハイレートクライムを行う6番機
「フォー・シップ・インバート(部分)」
「コーク・スクリュー」その1 5番機が背面飛行し、6番機が回っている状態から・・・
「コーク・スクリュー」その2 5番機が徐々に水平飛行に戻し・・・
「コークスクリュー」その3 6番機も水平飛行に戻っていく

3. 地上展示:

地上展示機・車両の写真は、エプロン地区で場所取りをする前に”チャチャッ”と撮った。F-15J戦闘機やF-2A戦闘機、ブルーインパルス機の周りには人が大勢いたので、パスした結果、C-2輸送機の他は「働くクルマ」大特集になってしまった(笑)。

C-2輸送機
基地防空用地対空誘導弾
アンテナ・マスト・グループ(AMG)
81式短距離地対空誘導弾
高機動車+短距離地対空誘導弾
救難消防車IB型 ローゼンバウアー・パンサー6×6

4. 帰路:

私も含め、ツアー参加者が全員時間通りに集合したので、午後4時には帰路につけた。添乗員の方によれば、従来は観光バスの駐車場所が基地出口から遠く、出るまでに1時間程度掛かるのがザラだったそうだが、今回は、出口に近い駐車場所だったので乗車してから10分程度で基地を出ることができた。途中、浜松SAで休憩したが、夕日に照らされて水面を輝かせていた浜名湖がとても美しく、心の疲れを癒してくれた。そのあとのバス運行も順調で、夜の10時前に大阪駅周辺に到着できて安心した。

帰路も浜名湖SAで1回目の休憩をとった  夕日が美しかった

5. おわりに:

今回のエアフェスタ浜松で今年4回目の航空祭となり、やっと、自分の「伸びしろの大きさ(=下手さ)」を受け入れ、肩の力を抜いて撮影することができるようになった。

この記事を書いている時点で11月4日の岐阜基地航空祭の観覧者抽選に当選できるか分からないが、当たれば是非行きたいし、そのあとの築城基地航空祭(11月27日)、百里基地航空祭(12月4日)は抽選なしで入場できるようなので行く気満々である。ただ、頑張りすぎると空回りするので、うまく力を抜いて気軽に楽しめたらいいなと思っている。

2022年 小松基地航空祭:台風が接近するも3年ぶりに開催!アグレッサー機やトップガン コラボ機を撮った‼

2022年 9月19日(月)に開催された「航空祭2022 in KOMATSU」に行ってきた。今回の航空祭は、抽選で入場者を制限して開催されたが、台風の接近に伴い開催が危ぶまれ、前日の夕方まで確定しなかった。また、無事に開催されたものの台風の影響でその日に帰阪できず、もう1泊することにはなったが、とにかく3年振りの小松基地航空祭を楽しむことができてよかった。

1. 往路:

1-1 前日の移動・宿泊:

2014年に航空祭デビューして以来、小松基地航空祭は旅行社のツアー(大阪発0泊2日のバスツアー)を利用していたのだが、入場者制限が行われたからか、ツアーが企画されなかったので、初めて自分で段取りして行くことになった。行きは、JRの「サンダーバード号」を利用して金沢入りし、あらかじめ予約していたホテルに泊まった。

18日の午後4時半過ぎに開催確定を確認してからの移動だったため、金沢駅到着が夜の8時過ぎになってしまったが、金沢駅のシンボルである「鼓門(つづみもん)」だけは押さえておこうと、多くの観光客に交じって撮影した。赤や青、紫など、刻々と色が変わるスポットライトを浴びて幻想的かつ荘厳な美しさを放つ鼓門を目の当たりにして夢中でカメラのシャッターを切った。

前日(9月18日)の夜、「サンダーバード号」に乗って金沢入りした
金沢駅のシンボル「鼓門」 ” 赤 “
同じく鼓門 ” 青 “
同じく ” 紫 “

1-2 当日の移動:

航空祭当日は、金沢から電車で小松駅に移動し、そこでシャトルバスに乗り込んだ。シャトルバスに乗れるまで大体30分くらいかかったが、その際、「土居原ボンネット広場」に設置されていた旧特急「白山」や「雷鳥」に使用されていた車両を見ることができた。通常は先端部分の表示が「雷鳥」になっているそうだが、この日は小松基地航空祭の案内表示に変わっていた。

旧特急「白山」や「雷鳥」に使用された「クハ469-501」

シャトルバスで小松基地航空祭に行くのは初めてだったので、「オープニング航過飛行飛行」に間に合うかどうか心配していたが、午前8時前にはエプロンに到着できた。

朝の8時前のエプロン地区の様子 「ミニチュアモード」で撮影
上の写真と同様、プログラム開始前の会場の風景(「ミニチュアモード」で撮影

2. 飛行展示:

2-0 気象観測飛行:F-15J

基地到着後、「オープニング航過飛行」まで時間があったので、いつも通り、カメラの撮影モードを「ミニチュアモード」に設定して会場の風景を撮影していた。ところが、しばらくすると第303飛行隊、第306飛行隊所属のF-15J戦闘機が次々と離陸していったので驚いた。慌てて撮影したのだが、「ミニチュアモード」のままだったので絶好のシャッターチャンスを逃してしまった。しかも、その中には、第303飛行隊の特別塗装機が含まれていて大変がっかりした。エプロン地区に達したらいつでも通常モードで撮れるようにしておかなければならない、という鉄則を忘れていた自分を責めるしかなかった。

観測飛行のため離陸した第303飛行隊のF-15J特別塗装機 
何と「ミニチュアモード」のまま撮影したため機首や尾翼がボケボケっ! 今回最大のミス ‼
離陸する第303飛行隊 ” ファイティングドラゴンズ ” のノーマル塗装機
同じく ” ファイティングドラゴンズ ” のF-15Jノーマル塗装機

2-1 オープニング航過飛行・機動飛行:F-15J

「オープニング航過飛行」と「機動飛行」は、”ファイティングドラゴンズ”こと第303飛行隊と”ゴールデンイーグルス”こと第306飛行隊所属のF-15J戦闘機各機によって実施された。前に書いた通り、第303飛行隊の特別塗装機については、” これぞ ” という写真を撮ることができなかったが、今回の最大の目玉?である第306飛行隊記念塗装機”トップガン マーヴェリック コラボ機”については、” そこそこ ” のレベル(もちろん、私基準)で撮影できたので良かった。

第306飛行隊”ゴールデンイーグルス”のF-15Jトップガンコラボ塗装機 
右側に会場後方を旋回する別のF-15Jが小さく映っている
上の写真の続き
トップガンコラボ塗装機  かなりトリミングしているので、画質が悪い
同じくトップガンコラボ塗装機
もちろん、ノーマル塗装機も大活躍
303飛行隊 ” ファイティングドラゴンズ ” のノーマル塗装機
303飛行隊 ” ファイティングドラゴンズ ” のF-15J特別塗装機 逆光で残念
第303飛行隊と第306飛行隊のF-15J 戦闘機 4機による編隊飛行 ” ド逆光 ” で真っ黒

2-2 訓練飛行:U-125A & UH-60J

「訓練飛行」も地元機であるU-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターによって実施された。U-125Aが離陸して会場を旋回しつつ救難物資を投下し、UH-60Jが遭難者を救助するデモンストレーションを披露した。

離陸するU-125A救難捜索機
会場上空を旋回するU-125A救難捜索機
UH-60J救難ヘリコプター

2-3 曲技飛行:T-4ブルーインパルス機

会場で入手したパンフレットを見るまで、私は定番通り、ブルーインパルスの「曲技飛行」が最後の演目だと思い込んでいたが、実際は、飛行教導群のアグレッサーによる「機動飛行」が最終だと知って驚いた。

芦屋基地航空祭は天候に恵まれ、青空を背景に様々な曲技を展開するブルーインパルスの飛行を楽しめたが、今回の小松基地は曇天。でも、せっかく入場者の抽選に当選し、開催された喜びを噛みしめてカメラのシャッターを切った。

なお、ブルーインパルスの演目に関する知識が乏しいため、キャプションはつけないでおく。

2-4 機動飛行(アグレッサー):F-15DJ

前述の通り、今回の ” トリ ” は、飛行教導群のアグレッサーによる「機動飛行」だった。通称 ” 砂漠 “と呼ばれる#076号機と同じく “ジーパン ” と呼ばれる#094号機の2機が大胆な飛行を披露してくれたのだが、私の腕では背中を撮るのが難しかった。改めて私の ” 伸びしろ ” の大きさを痛感した。

離陸する飛行教導群のアグレッサー#076号機 通称は ” 砂漠 ” だとのこと
上の写真の続き
アグレッサー機 ” 砂漠 ”
離陸するアグレッサー#094号機 通称は ” ジーパン ” だとのこと
上の写真の続き
アフターバーナーを使って加速して・・・
ハイレートクライムをするアグレッサー機 ” ジーパン ”

3. 地上展示:

航空祭の当日朝の時点で、午後1時頃以降の特急サンダーバードが運休になると聞いて小松駅前のホテルの予約を取っていたので、従来以上にゆっくりと地上展示機の写真を撮ることができた。

U-125A救難捜索機
UH-60J救難ヘリコプター
第306飛行隊のF-15Jノーマル塗装機
上手く飛行中の写真が撮れなかった ” ファイティングドラゴンズ ” の特別塗装機
” ゴールデンイーグルス ” のトップガンコラボ塗装機
アグレッサー機 #076号機 ” 砂漠 ”
アグレッサー機 #094号機 ” ジーパン ”
アグレッサー機 #093号機  機体番号から” オクサン ” と呼ばれているらしい
アグレッサー機 #082号機 ” ラムネ “
アグレッサー機 #090号機 ” ワカメ “
ほかにも ” 抹茶 ” や ” メロンクリームソーダ “という愛称があるらしい

4. 帰路:

当初、小松駅から特急サンダーバードに乗って帰るつもりだったが、9月20日朝の時点でサンダーバードの運転再開が午後になるとのことだったので、金沢駅前から高速バスで帰ることにした。午前10時20分に金沢駅前を出発する便に乗り、午後5時前に大阪に帰ることができた。

9月20日朝の金沢駅 スポットライトの照射がない鼓門も風情があって良いと思う
金沢から大阪への帰りに利用した高速バス

5. おわりに:

台風14号に翻弄された航空祭ではあったが、その分、記憶に残る航空祭となるのは間違いないと思う。

※お詫び:文中でいろいろ苦労したと書いたが、今回の台風で被災された方々からすれば、「台風が接近していることを承知でわざわざ遊びに行ったのだから自業自得だ、大したことじゃないのに大袈裟に騒ぐな!」と思われると思う。お気を悪くされたら大変申し訳なく、お詫び申し上げる。

小松基地航空祭 2014年&2015年:航空祭デビュー!

小松基地航空祭 2016年:アグレッサー部隊に初めて出会えた日

小松基地航空祭 2018年:アグレッサーやスペマ機

小松基地航空祭 2019年:コロナ前最後の航空祭、2022年の開催は??

2022年 芦屋基地航空祭:迷った末に行ったら”晴れ”だった‼

今回の「令和4年度 芦屋基地航空祭(2022年9月4日開催)」ほど、行こうかやめようか迷った航空祭はなかった。

行きたいと考えたのは、①人数制限のない航空祭だった、②今年5月の静浜基地航空祭で十分な結果を残せなかったのでリベンジしたいと思っていた、③ひっとしたら2019年の航空祭のように築城基地のスペシャルマーキング機に出会えるかもしれないと期待していたから。

一方、やめようかと考えたのは、①開催時間が午前9時から12時半で、静浜基地の航空祭よりも短かった、②外来のF-15J戦闘機、F-2支援戦闘機の出番?が、それぞれわずか10分だった、③台風11号の接近や秋雨前線の影響を受ける可能性があり、予想降水確率が高かった(60%)から。特に③の当日の天気がどうなるかが一番の心配事で、大いに迷ったが、思い切って出かけることにした。

1. 往路

1-1 大阪~小倉駅:

往路は、あらかじめ予約(人数制限がないことが分かった直後の6月に予約)していたWILLER EXPRESSの高速夜行バスを利用した。大阪の梅田を前夜の9時40分に出発して当日の朝7時過ぎに小倉駅前に到着する便だ。4列シートのバスで横方向は狭かったが隣の乗客との間に仕切板があって肘や膝が当たることはなく、前後方向はゆとりがあったので、いつも利用していた航空祭バスツアーよりは快適な旅だった。

当日、最後の休憩で壇之浦サービスエリアに止まったのだが、ちょうど朝日が関門橋にかかるタイミングで大変美しかったので、何枚も写真を撮った。

往路でお世話になったWILLER EXPRESSの高速路線バス
最後の休憩場所となった「壇之浦SA」で航空祭開催日の朝6時半頃に撮影

1-2 遠賀川駅~芦屋基地:

芦屋基地の最寄り駅である遠賀川駅からシャトルバスに乗って、3年ぶりに芦屋基地に到着した。シャトルバスに乗るまでに時間が掛かったり、基地到着後の入門チェックで手間取ったりすることを心配していたのだが、すべてスムーズに進み、午前8時半には基地内のエプロンでスタンバイできた。

今回も決して早いタイミングで基地についた訳ではないが、たまたま、最前列にいた方が別の場所に移動されたので、珍しく最前列を確保でき、「今日はついているぞ」と思ったのだが、実は、これが今回のリベンジ失敗の一因になってしまった(勿論、一番の原因は、私の腕の未熟さだけど)。

3年ぶりにやってきた航空自衛隊 芦屋基地
今回は、最前列で撮影 右側には消防車、左側にはUH-47Jが展示されていた

2. 飛行展示:

2-1 オープニングフライト:T-4 & U-125A

プログラムの最初は、地元の ” レッド・ドルフィン ” ことT-4中等練習機2機とU-125A救難探索機1機によるオープニングフライトだった。

T-4中等練習機2機とU-125A救難捜索機1機によるオープニングフライト

2-2 救難展示飛行:U-125A & UH-60J

続いて、U-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターによる救難展示飛行が行われた。U-125Aが周回を続ける中、UH-60Jが遭難者を救助するという定番の演目だった。

離陸するU-125A救難捜索機
救難展示飛行で会場上空を周回するU-125A
救難飛行展示を行うUH-60J救難ヘリコプター  
シャッタースピードの戻し忘れが怖いので、1/1,000秒で撮影

2-3 編隊飛行:T-4

3つ目の演目は、T-4中等練習機8機による編隊飛行だった。例年通り2機がペアになって編隊離陸をしたり、全機で編隊飛行したりしたが、今回は、編隊着陸も披露された。会場のアナウンスによれば、機体に異常が生じた場合、他機が随伴してサポートを行う様子を再現したとのこと。それを聞いて映画「トップガン」1作目で敵機との戦闘でパニックに陥ったクーガー機にマーベリック機が随伴して空母まで戻るシーンを思い出した。ただ、写真で見る限りでは、「編隊離陸」との差が分からず、ちょっと残念。

2機編隊で離陸する ” レッドドルフィン ” ことT-4中等練習機
編隊離陸をする別のT-4× 2機
T-4×8機による編隊飛行
編隊飛行をする8機から2機を選んで撮影(全機を入れると豆粒になってしまうので)
編隊着陸からの編隊離陸を見せた2機のT-4
単機での飛行もあった

2-4 機動飛行:F-2A

当初のプログラムでは、T-4による編隊飛行に続き、F-15J戦闘機2機による飛行展示が行われることになっていたのだが、予定時間を過ぎてもF-15Jはこなかった。恐らく、当日の基地のSNSを確認すれば案内があったのだと思うが、それを知らなかった私は、「開催時間が短いんだから、早く来てくれよ‼」と思いながら待っていたのだが、とうとう、F-2A支援戦闘機の出番になってしまった。なお、やってきたのはスペシャルマーキング機ではなく、第6飛行隊(通称ロクスコ)の通常塗装機だった(そもそも、今年のスペシャルマーキング機があるのか、どうか私は知らない)。

静浜基地のリベンジを狙っていた私だが、F-2Aの飛行展示がわずか10分ということを意識しすぎて焦ってしまった。その上、薄雲がかかっていたせいでピントが合いにくく、さらに右側の大型の消防車、左側のUH-47Jチヌーク、私の横や後ろに詰めかけていた人たちで視界が遮られ、思うようにズーミングできなかったので、ストレスフルな10分間になってしまった。そんな悪戦苦闘の末に撮った写真の中から、いくらか ” まし ” なものを選んでアップする。

築城基地からやってきた2機のF-2A支援戦闘機
タッチアンドゴーをするF-2A
ヴェイパーを発生させながら旋回するF-2A
F-2A
2度目のコンバットブレイクをきめた2機のF-2A
F-2A
ランディング・ギアを出し、機体を左右に振って別れを告げたF-2A

2-5 曲技飛行:T-4ブルーインパルス機

今回のオオトリは、もちろん、ブルーインパルスによるアクロバット飛行。F-2Aの撮影で大失敗して落ち込んでいたものの、何とか気持ちを切り替えて撮影に臨んだ。青空に白いスモークが映えて美しかった。

なお、あいかわらず、ブルーインパルスの演目には疎いので、各写真の注釈は割愛(笑)。

3. 帰路:

帰路は、高速バスを使わず、JR在来線で小倉駅まで行き、小倉駅から新大阪駅まで新幹線を利用して無事帰宅した。そこで出会った風景や電車の写真をご紹介する。なお、鉄道関係には疎いので、注釈に誤りがあるかもしれないが、お許しいただきたい。

JR遠賀川駅のプラットホームからの景色
高速で遠賀川駅を通過する特急「ソニック」
小倉駅に到着した快速電車  降車後すぐに撮影したが、すでに行先表示が「鳥栖」になっていた
小倉駅に停車していた「ディスカバー九州エクスプレス787」 もちろん、帰宅後にネット検索して知った
別の角度で撮影した「ディスカバー九州エクスプレス787」

4. おわりに:

私は、諦めの悪い老人で、周りの人にご迷惑をかけてしまうことも多々あるが、今回の芦屋基地航空祭に限っては、それがプラスに働き、あとで「あんなに晴れたのなら行けば良かった‼」と悔やまずに済んだので、自分を自分で褒めてやりたいと思った。

一方で、自分の撮影技術+精神力の低さもさることながら、2019年までに培ったノウハウ(上空に上がってしまった飛行機を撮るのならエプロンの真ん中ぐらいが丁度いい)を忘れて最前列に陣取ってしまった自分が情けなくもある。

ということで、5月の静浜基地航空祭に続き、納得のいく成果(写真)が得られなかったのは残念だが、昨年まではそれを悔やむことさえできなかったので、贅沢な悩みだと言えるだろう。いつまで元気で航空祭に行けるか分からないが、「伸び代しかない」ことを喜んでおこう。

まだまだ、制限付きの開催が多い(浜松基地の午後1時半~3時半開催には本当にビックリ‼)し、台風などの影響で中止になったり、飛行展示がショボくなったりする可能性はあるが、次に期待して腕と精神力を磨いておきたいと思う。

芦屋基地航空祭 2018年:逆光メインだけどのんびり楽しめた芦屋基地航空祭 2019年:築城からやってきた赤い”あれ”にビックリ!!

2019年 小松基地航空祭 :コロナ禍前最後の航空祭、2022年の開催は??

今年(2022年)は、航空自衛隊各基地での航空祭開催が決まり、日程も発表されている。すでに私は、5月22日の静浜基地航空祭(午前中のみの開催)に行き、記事・写真をアップできたが、今後、新型コロナウイルス感染の第7波の影響でどうなるかとても心配している。実際、小松基地のホームページでは、9月19日(月)に開催するとしつつ、「新型コロナウイルス感染症対策により以前と同様に実施することが困難なため、細部内容については現在検討中」との基地司令コメントが掲示されている。

とは言え、思い悩んでいても仕方ないので、2019年に開催された小松基地航空祭の記事をアップすることにした。3年前のネタで新鮮味がないが、お付き合いいただければ幸いだ。

なお、本ブログでの写真掲載の順番と当日のプログラムの順番とは異なるので、ご承知おきいただきたい。

外来機の飛行展示:F-4EJ & F-2A

岐阜基地から私の大好きなF-2A支援戦闘機の試作機(502号機)とF-4EJ戦闘機が飛来して飛行展示を披露したが、残念ながら、どちらもあまりいい写真が撮れなかった。それでも記念に比較的”ましな”写真をアップしておく。

岐阜基地から飛来したF-4EJ戦闘機  このくらいの写真しか撮れなかった( ;∀;)
岐阜基地から飛来したF-2A支援戦闘機(試作502号機)
F-2A試作機

外来機の機動飛行:F-16

米軍三沢基地から飛来したF-16戦闘機がダイナミックな機動飛行を披露してくれた。

米軍三沢基地所属のF-16戦闘機
F-16
F-16
F-16
F-16
F-16

F-15の編隊飛行・機動飛行:

そして、地元のF-15J戦闘機の飛行展示。編隊飛行と機動飛行の写真をアップする。

F-15J/DJ戦闘機による編隊飛行(トリミングで1機消えたが、8機による編隊飛行)
F-15Jのコンバットブレイク その1
コンバットブレイク その2
コンバットブレイク その3
F-15J

アグレッサー部隊の機動飛行:

そして、アグレッサー部隊(飛行教導群)のF-15DJ戦闘機の登場。主に72-8090機(愛称:フランカー)と92-8096機(愛称:クロ)の2機が機動飛行を披露してくれた。72-8090機の方は、ダイナミックな写真が撮れ撮れだったが、92-8096機の方は今一つだった。また、編隊飛行中の写真から12-0874機(愛称:ワカメ)を切り出した写真をアップする。

飛行教導群所属のF-15DJ戦闘機 92-096機 ” クロ “
F-15DJ ” クロ “
離陸する飛行教導群所属のF-15DJ戦闘機 72-8090機 ” フランカー “
F-15DJ ” フランカー “
F-15DJ ” フランカー “
F-15DJ ” フランカー “
通常塗装のF-15Jと編隊を組んで飛行するF-15DJ ” ワカメ “

ブルーインパルスの曲技飛:

そして、定番のブルーインパルスの曲技飛行。それまでのアグレッサー部隊などの機動飛行を撮影するのに気力・体力を使い果たしていたので、あまり真剣に撮影した記憶がないが、青空を背景にブルーとホワイトの機体が映える写真も撮れたのでアップする。

ブルーインパルス 6号機
ブルーインパルスの「ファンブレイク」
ブルーインパルス
「フォーシップインバーテッド」
ブルーインパルス

今後の期待:

私は、今年の2月にこのブログを始めて以来、過去に撮影した飛行機の写真を題材に記事を投稿してきたが、航空祭関連のものについては、これが最後となってしまった。新型コロナウイルスの感染がはやく収まり、リアルタイムで航空祭ネタをアップできるようになって欲しいと心から願っている。

小松基地航空祭 2014年&2015年:航空祭デビュー!

小松基地航空祭 2016年:アグレッサー部隊に初めて出会えた日

小松基地航空祭 2018年:アグレッサーやスペマ機

小松基地航空祭 2022年:台風が接近するも3年ぶりに開催!アグレッサー機やトップガン コラボ機を撮った‼

2019年 岐阜基地航空祭:今年(2022年)の開催が待ち遠しい!!

岐阜基地の航空祭は、多種多様な機種の飛行展示が楽しめる上、独特の塗装が施されたF-2支援戦闘機やC-1・C-2輸送機の試作機に会えるので毎年楽しみにしていた。それなのに! それなのに!! 憎き新型コロナウイルスのせいで2年連続で開催されなかったので、現時点(2022年7月16日)で、2019年が最後の航空祭になってしまった。

C-1 & KC-767:

C-1輸送機の試作機は全面銀色に塗装されていて”銀ちゃん”の愛称を持つが、この年の航空祭では通常塗装のC-1輸送機が飛行展示を展開した。また、毎年恒例だが、B-767をベースにしたKC-767空中給油・輸送機の勇姿を見ることができた。KC-767は、F-2A支援戦闘機と連携して空中給油のデモンストレーションも披露した。

通常塗装(迷彩塗装)のC-1輸送機
荷物室の後部扉を開いて飛行するC-1
C-1
離陸するKC-767空中給油・輸送機
旅客機ベースの機体と思えないほど大きなバンク角で旋回するKC-767
F-2Aとの連携による空中給油のデモンストレーション

F-15J & F-4EJ改:

F-15J戦闘機およびF-4EJ改戦闘機はノーマル塗装機のみだが、元気に岐阜の大空を飛び回っていた。F-4EJ改戦闘機ファントムⅡは、2020年に航空祭が開催されていればもう一度見られたかもしれなかったが、結果的にこの年の航空祭が見納めになってしまった。

なお、F-4EJ改戦闘機の最初の写真は、何のひねりもないアングルだが、ジェット噴流がハッキリ見えて力強さが伝わってくるので、私としては大変気に入っている。

実は、ドラマ「空飛ぶ広報室」を見ていたら(BDを購入して何回も見ている)、広報室居室(のセットの壁)にこのF-4EJ改の最初の写真によく似た大型ポスターが掲示されていた。それを見て、「私のセンスもまんざらではないな」とひとりでほくそ笑んでしまった。

F-15J戦闘機”イーグル”
F-15J
離陸するF-4EJ改戦闘機  お気に入りの写真
F-4EJ改
F-4EJ改

F-2A/B

そして大好きなF-2支援戦闘機。通常塗装(洋上迷彩塗装)のF-2Bの他、テスターカラーで塗装されたF-2A/B試作機の写真を撮りまくった。

通常塗装(洋上迷彩)のF-2B支援戦闘機
テスターカラーで塗装されたF-2B試作機
コンバットブレイクをしたF-2B試作機
ランディング・ギアを出して飛行するF-2B試作機
私が最も好きなF-2A試作機(502号機)
F-2A試作機
F-2A試作機
F-2A試作機

今後の期待:

このあと、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2020年から2年連続で岐阜基地航空祭が開催されなかったが、どうやら今年(2022年)は、11月13日(日)に開催されるようだ。今年5月に開催された静浜基地航空祭は入場制限を設けず(ただし、午前中のみ)開催されたが、千歳基地や松島基地航空祭は事前に応募を受け付け、当選者のみが参加できるようだ。現時点で岐阜基地航空祭がどのようなかたちで開催されるか分からないが、大好きな航空祭だけになんとしても行きたいと考えている。

カテゴリー: 岐阜基地航空祭

投稿日:“岐阜基地航空祭 2017年&2018年:最高の2018年とワースト2位?の2017年” を編集

岐阜基地航空祭 2017年&2018年:最高の2018年とワースト2位?の2017年

2017年の岐阜基地航空祭はほぼ終日悪天候で、一時期雨も降ったりして私の航空祭史上”ワースト2位”のコンディションだった(ワースト1位は、ポンチョ着用で撮影を続けた2015年の岩国基地航空祭)。その結果、「これは」と思える写真がほとんどなかったのでスルーしようかとも思ったが、唯一、F-4EJ戦闘機ファントムⅡの各務原飛行場開設100周年記念塗装機の写真だけは、歴史的価値がある??と考え、できの悪さに目をつぶってアップする。

F-4EJ戦闘機ファントムⅡスペシャルマーキング機
上の写真の続き
上の写真の続き
逆光なので見えにくいと思うが、機体の下部に「各務原飛行場百周年」と書かれている

翌年2018年の航空祭は、ほぼ終日晴れで私としては満足な写真を撮ることができた。たくさん撮った地元機・外来機の写真から気に入ったものを選んでアップする。

まずは、小松基地所属のKC-767空中給油輸送機と松島基地所属のT-4ブルーインパルス機の写真。KC-767は、旅客機B767ベースの大きな機体であるにも関わらず、大きく機体を傾けたダイナミックな飛行展示を見せてくれた。ブルーインパルスの飛行展示の素晴らしさは今さら言うまでもないが、私は編隊飛行を広角で撮ることをあまり好まず、単機あるは少数機による飛行展示を狙って撮影した。

小牧基地から来ていたKC-767空中給油輸送機
同じくKC-767  大きく機体を傾けて旋回した
今度は逆側に機体を傾けて旋回するKC-767
離陸したT-4ブルーインパルス機
別のT-4ブルーインパルス機も離陸した
背面飛行するT-4ブルーインパルス機
ハイレートクライムをする2機のT-4ブルーインパルス機

そして、地元機の各種。T-4中等練習機、C-1輸送機(試作機)、F-4EJ(改)戦闘機、F-15J戦闘機、そして大好きなF-2A・B支援戦闘機(どちらも試作機)の写真をアップする。なお、F-15J/DJの機種には、岐阜基地が舞台のTVアニメ「ひそねとまそたん」に出てくるドラゴン(F-15J戦闘機に擬態するドラゴン?で名前が”まそたん”だとのこと・・・ネット情報)を模した目のデカールが貼られていた。

T-4中等練習機
別のT-4中等練習機  ピトー管が通常の物と違う
C-1輸送機(試作機)  全体が銀色なので空自内でも「銀ちゃん」と呼ばれるとのこと
輸送機とは思えない角度でハイレートクライムするC-1試作機「銀ちゃん」
F-4EJ改戦闘機ファントムⅡ
平行して飛行するF-4EJ戦闘機とF-4EJ改戦闘機
ハイレートクライムをするF-4EJ戦闘機
アニメキャラ「まそたん」を模した複座型のF-15DJ戦闘機
同じくハイレートクライムするF-15DJ戦闘機「まそたん」
こちらは単座型のF-15J戦闘機「まそたん」
私が大好きな単座型のF-2A支援戦闘機・試作機(502号機)
同じくF-2A支援戦闘機・試作機(502号機)
ヴェイパーを引いて急旋回するF-2A支援戦闘機・試作機(502号機)
同じくF-2A支援戦闘機・試作機  華やかなこのカラーリングが好きだ
こちらは複座型のF-2B支援戦闘機・試作機(101号機)
同じくF-2B支援戦闘機・試作機(101号機)

美しくメリハリのある飛行機写真を撮るには晴天が欠かせないが、天気をコントロールできる訳はないので、コロナ禍が落ち着いて航空祭が開催されるようになったら運を天に任せて足を運び続けようと思う。

JASDF岐阜基地:平日にもGo!

岐阜基地航空祭 2014年:1回で病みつきに!

岐阜基地航空祭 2016年:コンバットデパーチャー最高!

岐阜基地航空祭 2017年&2018年:最高の2018年とワースト2位?の2017年

2019年 築城基地航空祭:カメラの不調・設定ミスを乗り越えて”ヤタガラス”他を激写

そのときは、夢にも思っていなかったのだが、結果的に2019年の築城基地航空祭が、コロナ禍で各地航空祭が2年以上開催中止になる前の最後の航空祭になった。

それなのに、カメラの不調やシャッタースピードの設定ミスが重なり、チャンスを十分活かすことができない結果となった。

カメラの不調:

直前の岐阜基地航空祭(2019年11月開催)のころから愛用するカメラ(RX-10M4)の調子がおかしいことに気づいていたのだが、その後も立て続けに航空祭があったので、点検・修理に出せず、不安な気持ちを抱えたままの築城基地遠征となった。それでも一応撮影はできていたのだが、午後になるとカメラのシャッターボタンを押していないのに勝手にオートフォーカス機能が起動してピントを合わせ続ける現象が頻繁に出るようになってしまった。

そのため、次の新田原基地航空祭の見学を諦めてメーカーに点検を依頼した。その結果、長年の使用によるユニットの劣化により、シャッターボタンが元に戻らず、”半押し状態”が続くようになっていたことが分かったので、部品交換をしていただいた。

カメラの設定ミス:

当日の午前中は天気が悪く、かなり暗かったにも関わらず、手ブレの発生を恐れてシャッタスピードを1/1,600秒に設定してしまっていた。そのため、高感度撮影になり、”粗い写真”を量産してしまった。

撮影結果:

このようなトラブル・ミスがあったものの、何とか第6飛行隊(通称、「ロクスコ」)のスペシャルマーキング機”ヤタガラス”やF-2A通常塗装(洋上迷彩塗装)機の機動飛行、ブルーインパルス機の曲技飛行の場面をカメラに収めることができた。

以下の写真・記事の順番は当日のプログラムの順番に沿ったものではなく、また、すべての”演目”を取り上げている訳ではないことをご承知おきいただきたい。

F-2A通常塗装機・ハチスコスぺマ機の飛行展示:

まずは、F-2A支援戦闘機のノーマル塗装機と第8飛行隊(通称、「ハチスコ」)のスペシャルマーキング機の飛行展示の写真から。ハチスコのスペシャルマーキング機は、前年のスペシャルマーキング機と同様、尾翼部分以外は通常塗装機と大きな変化はないもので、ロスクコの”ぶっ飛んだ”スペシャルマーキング機に比べると随分地味な塗装だった(失礼っ!)。なお、航空祭が開催されなかったので現物を見られなかったが、翌年(2020年)のハチスコのスぺマ機は、機体の側面・背面全面をブラックで彩り、黄色のラインが何本も入ったハデなデザインで、それを再現するプラモデルも発売された。

ロクスコ・通常塗装(洋上迷彩塗装)のF-2A支援戦闘機  ヴェイパーが出始めている
同じくロクスコ・通常塗装のF-2A
2機で編隊離陸するハチスコのF-2A
ハチスコのF-2Aスペシャルマーキング機 違いは尾翼の「黒豹」の文字くらい?
F-2Aスぺマ機 上の写真の続き
F-2Aスぺマ機 尾翼の「黒豹」の文字がハッキリと分かる

ロクスコスぺマ機の飛行展示:

そして、今回のメインディッシュ?である、ロクスコのスペシャルマーキング機”ヤタガラス”。同機は、前月開催された芦屋基地の航空祭に外来機で初めて見て/撮って以来、築城基地での再会を待望していたのだが、カメラの不調や設定ミスで失敗写真も多かった。それでも、何とかご覧いただけるものも多少あったので、アップする。似たような写真ばかりで申し訳ないが、この”ぶっ飛んだ”カラーリングが気に入ったので、ご容赦願いたい。

離陸するロクスコF-2A ” ヤタガラス “  
ヤタガラスは、3本足なので、右側下部の翼には2本、左側下部の翼に1本の脚が描かれている
F-2A ” ヤタガラス ” のベスト・ショット
F-2A ” ヤタガラス “
” ヤタガラス “の側面 背中に比べると地味な印象を受けるが、それでもかなりハデだ!!
午前中は黄色い予備タンクを積んで飛行した 撮影コンディションが悪く、明るい写真が撮れなかった

F-15Jの飛行展示:

例年通り、新田原基地所属のF-15J戦闘機”イーグル”による飛行展示もあった。

飛行前の整備を受けている新田原基地所属のF-15J戦闘機
端正なF-15Jの横顔
アフターバーナーを使って加速するF-15J
F-15J

T-4ブルーインパルスの曲技飛行

築城基地航空祭は、ブルーインパルスが来ないこともあったが、このとき(2019年)は来ていた。幸い、天気が回復した後の飛行展示となり、スカッとした写真を撮ることができた(自画自賛!!)。特に私が大好きな演目「ファンブレイク」を最高のアングル・タイミングで撮れたので、うれしかった。

離陸するブルーインパルスの3番機
「ダイヤモンド・テイクオフ」
バッチリ決まった「ファンブレイク」
「4シップインバート(部分)」
「サンライズ」

ウイスキーパパの曲技飛行:

午前中にウイスキーパパの曲技飛行があったが、心は ” ヤタガラス ” にくぎ付けになっていたので、ほとんど覚えていない(ウイスキーパパおよびファンの皆様、ほんとにごめんなさい)。

それでも写真は残していたので、2点だけアップする。

まとめ:

カメラの不調や設定ミス、午前中の悪コンディションなどがあり、2018年航空祭ほど納得できる写真は撮れなかったものの、それでも大好きなF-2A支援戦闘機(特にロスクコの ” ヤタガラス ” )の写真やブルーインパルス機の写真を沢山撮ることができて本当に楽しかった。今年(2022年)こそは、是非開催して欲しいと願っている。

築城基地航空祭 2017年:迷った挙句に行ったが、やはり悪天候で⤵

築城基地航空祭 2018年:コンディション最高で2017年の雪辱を果たした!