2023年 築城基地航空祭 :天候に恵まれ”推し”のF-2Aを撮りまくり

2023年11月26日(日)に航空自衛隊の築城基地で開催された「築城基地航空祭 2023」に行ってきた。

先日(11月12日)の岐阜基地航空祭と大違いで、文句なしの快晴。また、予報で聞いていたよりもずっと暖かかったので、いい気分で”推し”の F-2A支援戦闘機の他、新田原基地のF-15J戦闘機、T-4ブルーインパルス機などを撮りまくった。絶好のシャッターチャンスを何度も逃したり、ピントが甘い”ボツ写真”を量産したりしたが、何とか満足のいく写真も撮ることができて、楽しい1日だった。

1. 前々日・前日の移動:

過去に1回だけ見学ツアーを利用したことがあったが、それ以外は全部、自分で交通手段や宿を手配・確保しており、今回も同様にした。

大阪-小倉間の移動は、JR新幹線を利用するのが早くて快適だが、経済的にキツイ。そこで、行きは、前々日(11月24日)の夜に大阪を出て前日(25日)に小倉に着く「WILLER EXPRESS」の高速夜行バスを利用した。

バスは4列シートながら隣席との間に仕切があり、また、前席との間が広めになっていた。見学ツアーで利用する観光バスよりも断然快適なはずだったのだが車内が異常に暑く、そのせいか、ウトウトしては目覚めるを繰り返すつらい1夜を過ごすことになってしまった。

ヨドバシカメラ梅田店と隣接するショッピングモール・ホテル
グランフロント大阪
WILLWR EXPRESSのバスターミナルがある梅田スカイビル

バスは予定通り前日(11月25日)の朝、7時過ぎに小倉駅前に到着。ホテルにチェックインするまで時間があったので、” 暇つぶし ” を兼ねて予行演習の様子を撮影することにした。

前日(11月25日)の朝、7時過ぎに小倉に到着した

JR九州の在来線を利用して築城駅に移動したのだが、驚いたのは、築城駅で降りた乗客の多さ。築城駅の改札口は反対のホーム側にあるので陸橋で渡らなければならないのだが、狭くて混雑したため、乗客が降りきらないうちに発車のアナウンスが始まってしまった(もちろん、全員が降りるまで発車することはなかったが)。

朝の8時半前に築城駅に到着した
2. 予行演習の撮影:

予行演習の撮影場所に選んだのは、「松原展望台広場(以下、『広場』)」。逆光撮影になるが、基地全体を見渡すことができるので、当日の展示飛行がどのように行われるかを把握できると思ったから。また、行き方が分かりやすそうだったのも理由の一つだ。

午前8時半前に築城駅に到着し、約20分ほど歩いて広場に着いたのだが、歩いている最中にF-2A支援戦闘機が何機も離陸していった。急いでカメラをリュックから出して撮ろうとしたが、もたついているうちに終わってしまった(残念っ!)。なお、基地の沿道には予行演習を撮ろうとカメラを構えた人が多数いて、その熱意の高さに驚いた。暇つぶしで来ている私とは大違いだ(ごめんなさい)。

事前リサーチの通り広場は逆光撮影で、しかも滑走路から遠かったので、いつも狙うような写真は撮れなかったが、逆光ならでは迫力のある写真が撮れたり、当日は撮影できなかった着陸シーンを撮ったりすることができた。また、広場や周囲の山々の紅葉と絡めた写真も撮れたので、来てよかったと思った。

広場から築城基地方向を見た景色
急上昇するF-2A支援戦闘機 逆光ならではの迫力がある写真が撮れた
急上昇するU-125A救難捜索機 こちらも逆光ならではのダイナミックな写真(自画自賛)
T-4ブルーインパルス機と広場の紅葉 手前のボケが美しくないのが残念
広場からブルーインパルスが空に描いたハートを見たところ
予行演習を終えて着陸するT-4ブルーインパルス機
紅葉に染まる山々を背景に着陸する5番機
着陸するF-2A支援戦闘機 当日は着陸シーンが撮れなかったので前日に撮れてよかった

広場での撮影を昼過ぎに切り上げてJR在来線を利用してホテルの最寄り駅である苅田駅に移動。午後4時過ぎにホテルにチェックインした。

築城駅 ホームをつなぐ陸橋の幅が狭くて朝の大混雑につながった

3. 当日朝の移動:苅田~基地内エプロン地区

昨年(2022年)の航空祭のときも苅田駅から始発電車に乗ったのだが、「ギュウギュウ詰め”とまではいかないが、電車が揺れると隣の人に当たってしまうような状態(私のブログより)」だった。しかも、今回は朝8時からの開催なので、さらに電車が混むことが予想された。

そこで、当日朝の5時過ぎに苅田駅に行き(5時56分始発)、ホームの中央付近は混むだろうと考えて先頭車両の停車位置で電車を待つことにした。この判断は大正解。苅田駅に電車が到着した時点ですでにギュウギュウ詰めだったので、その場所でも乗車するのが大変だった。その上、ホーム中央付近で待っていたと思われる人たちが先頭車両に押し寄せてきた。さらに、2駅先の「行橋(ゆきはし)」駅では、乗車できない人もいた。

到着時には私以外誰もいなかった11月26日 早朝の苅田駅

満員電車となったが、無事、6時13分に築城駅に到着。通常は陸橋を渡って反対側(上り側)に行かないと改札口を出ることができないが、航空祭の開催に合わせて下り側に臨時改札口が設けられていた。辺りはまだ、真っ暗だったが、人の流れに沿ってゆっくりと歩いて6時半前には基地内の手荷物検査所前の列に並ぶことができた。

午前8時にはオープニングフライトが始まるので開場が遅いと間に合わなくなるのではないかと心配していたが、7時前に開場になり、手荷物検査を受けて入場。7時10分過ぎにはエプロン地区に到着できた。

なお、今回も無理をせず、滑走路と基地施設・倉庫の中間地点を撮影ポイントに決めた。

開場待ちをしているうちに夜が明け始めた 美しい朝焼けだった
7時過ぎにエプロン地区手前のエリアに到着 ここで一時、待機させられたが、すぐに開放された
7時10分過ぎのエプロン地区と基地施設
今回の撮影場所から撮影したエプロン地区の状況 前方が滑走路(昼前に撮影)

4. 飛行展示:

4-1 オープニングフライト:F-2A

基地の西側には多少の雲があったが、滑走路方向(東側)には雲がなく、好条件での撮影ができると思い、テンションが高まった。

7時半過ぎに場内アナウンスがあり、第6飛行隊(ロクスコ)のF-2A支援戦闘機 3機、第8飛行隊(ハチスコ)のF-2A支援戦闘機 3機がRW25を利用して離陸していった。なかなか高度を上げないので、前にいる人たちの頭が邪魔になって(失礼っ!)かなり苦戦したが、あきらめずに追いかけて写真に収めることができた。

そして、8時からオープニングフライトがはじまった。はじめにロクスコ、ハチスコの各3機が通常隊形、密集隊形で編隊飛行を行い、続いて全6機による編隊飛行を披露してくれた。

朝日を浴びて離陸するロクスコのF-2A
2機編隊で離陸するハチスコのF-2A
離陸後に急上昇するハチスコのF-2A
3機編隊で進入してきたロクスコF-2A
密集隊形で編隊飛行するロクスコのF-2A
上の写真の続き
3機編隊で進入してきたハチスコのF-2A
機体を傾けた密集隊形で編隊飛行するハチスコのF-2A
上の写真の続き
F-2A 6機による編隊飛行

4-2 航過飛行:T-4

芦屋基地所属のT-4中等練習機 ” レッド・ドルフィン ” による航過飛行は、かなりあっさりしたものだった。ランディング・ギアを上げた状態で1回、ギアを降ろした状態で1回通過したのみ。しかも、高高度を保っていたため、気にいった写真が撮れなかった。

独特のカラーリングが施された芦屋基地所属のT-4 中等練習機 “レッド・ドルフィン” ピントが甘いっ!

4-3 航過飛行:T-7

芦屋基地所属のT-7初等練習機による航過飛行もあっさりした内容だった。T-4と同じく、高々度による航過飛行でシャッターチャンスが少なかったが、2機がそろって翼を左右に振る場面があった。が、そのとき、単機ねらいで撮っていたので、それが分かる写真は撮れなかった(残念!)。

芦屋基地所属のT-7 初等練習機
2機がシンクロして翼を左右に振ったが、単機ねらいで撮っていたので分からない

4-4 機動飛行:F-15J

新田原基地からやってきたF-15J戦闘機の機動飛行はわずか10分程度であったが、何とか背中を撮ることができた。天気がよいとカメラのAFの食いつきが良くなり成功率が上がるのでうれしい。

新田原基地 第305飛行隊所属のF-15J 戦闘機
F-15J
F-15J
アフターバーナーを使って上昇するF-15J

4-5 戦技飛行:AH-64D

陸上自衛隊 目達原駐屯地所属のAH-64D攻撃ヘリコプター”アパッチ・ロングボウ”の戦技飛行があったが、そのとき私はエプロン地区を離れ、トイレを待つ長い列に並んでいた。それでも爆音がする方向を見ていたら建屋ごしに機影が見えたので、列に並びながら撮影した。当然ながら?シャッタースピードを1/1,000秒のままだったので、プロペラは “フリーズ” 状態だ。

AH-64D 攻撃ヘリコプター
AH-64D
AH-64D

4-6 救難展示:U-125A & UH-60J

U-125A救難捜索機が会場上空を旋回し、UH-60J救難ヘリコプターから降下した隊員が地上の要救助者を吊り上げる定番の演目。

U-125AとUH-60Jの編隊飛行
U-125A
UH-60J

4-7 競技曲技飛行:EA-300L

岐阜基地航空祭につづいて今回もアクロバット飛行チーム「ウイスキーパパ」の競技曲技飛行があった。青空を背景に展開されたEA-300Lの飛行はあいかわらず華麗でお見事だった。

EA-300L
機首を斜め下に下げた状態で横にスライドするEA-300L
EA-300L

4-8 曲技飛行:T-4ブルーインパルス機

今年の岐阜基地航空祭はくもり空で、せっかくのブルーインパルスの曲技飛行が”映え”なかったが、今回の築城航空祭は最高のコンディションだった。

いつも書いているが、青空+青・白のブルーインパルスの機体+白いスモークの3点セットは最高の取り合わせだ。

「ダイヤモンドテイクオフ&ダーティーターン」
「ファン・ブレイク」
青空に白いスモークが映える
今の時機限定のスペシャル演目「クリスマスツリー・ローパス」
「バーティカルキューピッド」
「スタークロス」も披露したが、スケールが大きすぎて24mm(フルサイズ換算)でも収まりきらなかった
「コークスクリュー」

4-9 航過飛行:US-2

海上自衛隊のUS-2救難飛行艇の航過飛行は想像以上にあっさりしたものだった。もともと、持ち時間が5分だったので、大して期待をしていなかったのだが、低空で会場の右手から左手を1回通過しただけで終わってしまった。しかも高度が低かったので、地上展示機や前の人たちの頭で見え隠れする中での撮影になり苦戦した。

低空飛行で航過するUS-2

4-10 機動飛行:F-2A(ハチスコ)

第8飛行隊(ハチスコ)所属のF-2Aがヴェイパーを引きながら急旋回したり、アフターバーナーを使って急上昇したりするのを必死で追いかけた。普通の(?)機動飛行では、会場正面で旋回したら、いったん会場から遠ざかり、会場の右手・左手・正面から現れるのだが、築城のF-2Aはすぐに急旋回して後ろから現れることもあるので、ボヤボヤしていられない。わかってはいたが、絶好のシャッターチャンスを何度も逃してしまった。それでも、何とか「イケてる(自画自賛)」写真を撮ることができた。

また、前日の予行演習の撮影でコンバットブレイクをやるタイミングが分かっていたので、逃さず連写することができた。

F-2A 支援戦闘機 機体・翼が照り返しで鈍い色に光って迫力満点
F-2A
コンバットブレイクする2機のF-2A
コンバットブレイク 上の写真の続き
ヴェイパーを引きながら旋回するF-2A
ハイレートクライムをするF-2A

4-11 デモスクランブル:F-2A

「デモスクランブル」といっても緊急事態の発生に応じて2機のF-2Aがスクランブル発進の準備を短時間で行い、離陸地点に向かうまでの様子を展示するもので、実際に離陸することはない。すべて地上で行われるので、前にいる人たちの頭越しに見えるのは尾翼ぐらい。なので、写真は撮らなかった/撮れなかった。これは、毎回同じだ。

4-12 模擬空対地射爆撃:F-2A(ロクスコ)

最後の演目は、第6飛行隊(ロクスコ)所属のF-2A支援戦闘機による「模擬空対地射爆撃」。

増槽を装着した4機のF-2AがRW07を使用して離陸したのだが、私の撮影スポットの前を通るときはまだ高度が低く、地上展示機や前の人たちの頭が邪魔になって(失礼っ!)、午前中のRW25使用時の撮影以上に苦戦した。

この演目では、会場上空に進入してきたF-2Aが爆撃/射撃を行ったのちに急旋回/急上昇して離脱する。もちろん、実際に爆撃/射撃するはずはなく、”爆撃”のときは、地上で火薬を爆発させて弾着を再現する。”射撃”のときにも何かやっていたかもしれないが、滑走路と基地施設との中間地点にいた私には見えなかった。

“爆撃”のときは高々度を保ったまま飛行したので、シャッターチャンスに恵まれず、すっかりテンションが下がってしまった。そのあとの”射撃”のときは高度を下げて迫力のある”捻り”を何度も見せてくれたのだが、気持ちの切り替えが遅れてずいぶんチャンスを逃した。来年もぜひ築城基地航空祭に行きたいと思うが、そのときの私に言いたい。「『模擬空対地射爆撃』は、後半の”射撃”が勝負、最後まで気を抜くな!」と。

R07を使って離陸するロクスコのF-2A
ロクスコ所属の4機が次々と離陸していった
F-2A
F-2A
F-2A 上の写真の続き  ”捻り”を撮れる絶好のチャンスを活かしきれなかった。残念!

5. 地上展示:

F-2Aの「模擬空対地射爆撃」は午後2時10分くらに終わったが、基地から築城駅に向かう道が混んでいるとの場内アナウンスがあったので、ぎりぎりまで地上展示機を撮影した。

C-130H 戦術輸送機
KC-767空中給油・輸送機
P-1 哨戒機
U-125A 救難捜索機
T-7 初等練習機
AH-64D 攻撃ヘリコプター ” アパッチ・ロングボウ “
UH-60J 救難ヘリコプター ” ブラックホーク “
CH-47J 輸送ヘリコプター ” チヌーク “
OH-1 観測ヘリコプター ” ニンジャ “
「ウイスキーパパ」のEA300

6. 帰路:

午後3時前にすべての撮影を終えて帰途についたが、基地から築城駅に向かう道路や駅のホームで混雑しないように基地内で調整をしていたため、長い列に並ぶことになった。基地を出られたのは午後4時15分くらいになってしまったが、基地の外に出られたらほとんど止まることなく歩け、またそれほど待たずに電車が来たので、4時半過ぎには小倉行きの電車に乗れた。

経費節減のため行きは高速バスを利用したが、帰りは楽をして新幹線を使った。午後6時19分に小倉駅を出て8時31分に新大阪に着く新幹線(のぞみ58号)に乗り、新大阪駅からは、JR在来線、バスを乗り継いで9時過ぎに帰宅できた。

7. おわりに:

“推し”のF-2Aの飛行展示がたっぷりあり、終日順光撮影、さらに快晴に恵まれたのでTsuiki Air Show 2023を存分に楽しむことができた。反省点も多々あるが、この経験を活かして来年はさらに成功率を高めたいと思う。

 

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2023年 岐阜基地航空祭 :久しぶりの南会場で張り切るも不完全燃焼に終わる

2023年11月12日(日)に開催された「岐阜基地航空祭2023」に行ってきた。昨年は、抽選当選者だけを対象とし、逆光撮影が基本の「北会場」限定での開催だったが、今年は、順光撮影が期待できる南会場も開放されるということで、気合を入れて臨んだ。

ところが、3日前に受けた新型コロナウイルスの予防接種(7回目)で強めの副反応が出て、体調を崩していた(熱が下がり、咳やくしゃみは出てなかったが、しんどかった)うえ、天候に恵まれず、ほとんど終日曇っていた。さらに前日くらいから急に気温が下がって万全の寒さ対策が必要になるという大変厳しい撮影行になってしまった。

1. 往路:前日の移動から当日の基地入場まで

私は、基本的に岐阜基地航空祭は、見学ツアーを利用しないで単独で行っている。

また、最初のころは、開催日当日に新幹線の始発電車を利用して名古屋まで行き、名古屋から地下鉄・名鉄を乗り継いで行っていたのだが、あるとき、手荷物検査待ちの人たちで長蛇の列ができており、オープニングフライトまでに入場できないという事態に陥った。これに懲りて、それ以降、岐阜周辺で前泊し、その代わり、大阪-岐阜間の移動は、行きも帰りも新幹線を使わないで在来線で移動するようにしていた。

今回も同様で、開催日前日(11月11日)の午後1時半頃に家を出て、バスで最寄りのJR駅に移動。そこからJRの在来線を乗り継いで午後5時過ぎにJR岐阜駅に到着した。そして事前にネット予約していた岐阜市内のホテルに泊まった。ワクチン接種の副反応の影響で、すっかり疲れてしまったが、何とか無事に岐阜に辿り着けて安心した。

前日、午後5時過ぎのJR岐阜駅
JR岐阜駅
織田信長像 歴史ファンではないが、つい撮ってしまう

開催日当日は、午前4時半に起床して名鉄電車の始発電車で「名鉄岐阜」駅から「各務原市役所前」駅に向かった。始発電車とはいえ、かなり混んでいて空席はなく、立っている人も多かったが、20分弱で「各務原市役所前」駅に到着。そこから歩いて南下し、午前6時前後に「正門」前にできた人たちの列に加わった。

「開場予定時間は午前8時で、状況により早めることがある」と案内されていたが、実際には午前7時10分くらいから列が動き出し、7時半前には基地「正門」から入場することができた。予報通りの寒い朝で長時間待つのは辛いと思っていたが、1時間半弱で入場できて本当によかった。

予定よりも早く開門され、午前7時半前に入場できた

入場後、すぐに南会場の東端にあたる「撮影エリア」を目指したのだが、途中に「アレ」が地上展示されているのに気づき、しばし、足を止めて真剣に撮影した(アレについては、後程ご紹介)。

南会場の「撮影エリア」は、北会場の「航空地展示エリア」に対し、かなり西側にオフセットされているため、滑走路の東側から西側に向かって離陸した飛行機が南会場前を通過するころには、かなり高度を上げていると想定された。そのため、無理して滑走路前の場所を確保しなくてもよいと考えて滑走路よりもかなり後方に腰を落ち着けた。寒かったが、それを見越してF-35の ” ビースト・モードなみの重装備=厚着(上半身は、ヒートテックの長袖Tシャツ+普通の半そでTシャツ+フランネルシャツ+ダウンベスト+ダウンジャケット。下半身は、タイツ+チノパン) ” にし、さらに使い捨てカイロも体に貼り付けていたので、何とか耐えられた。

午前10時前の南会場の状況

2. 飛行展示他:

2-0 天候偵察:T-4

予定通り、午前8時にT-4中等練習機1機による天候偵察が始まった。この機は、機首に通常と異なるピトー管を装着しており、ハイレートクライムも披露してくれた。

天候偵察のために離陸したT-4中等練習機 機首に通常とは異なるピトー管を装着していた
T-4

2-0 基地司令/1日基地司令の挨拶:

陸上自衛隊の駐屯地創立記念行事では、一般入場者も駐屯地司令の挨拶を見聞きするのが普通。しかし、航空自衛隊の航空祭では、そんな経験をしたことがなかったので少し驚いた。しかもそれに続いて1日基地司令の3名(1名は、元陸上自衛官のYou Tuber KAZARIさん。他の2人は、一般公募で選ばれた地元の小中学生)からの挨拶もあった。なお、挨拶は、北会場のブルーインパルス機前で行われたので、南会場は声を聞くのみだった。

2-1 オープニングフライト・機動飛行①:T-4 & F-2A/B & F-15J

毎回そうだが、岐阜基地航空祭のお目当ては飛行開発実験団各機による機動飛行や編隊飛行。「オープニングフライト・機動飛行①」では、T-4中等練習機、F-2A/B支援戦闘機、F-15J戦闘機の各2機が離陸して機動飛行を披露してくれた。F-2A/Bは、どちらもテスターカラーをまとった試作機で501号機は「エアフェスタ浜松2023」で機動飛行を披露してくれた機だ。

今回は、飛行開発実験団で行われている飛行試験の様子を再現をする場面があり、「岐阜基地らしさ」を感じることができた。ただ、写真的には普通の機動飛行と大差ないので、そのおもしろさをお伝えできないのが残念だ。

離陸したT-4中等練習機
ハイレートクライムをするT-4
離陸したF-15J戦闘機
F-15J
F-15J
離陸したF-2B支援戦闘機(試作101号機)
F-2B 101号機
こちらはF-2A 501号機 先日のエアフェスタ浜松2023でも活躍した
F-2A 501号機

2-2 ウイスキーパパ:EA-300L

おなじみのウイスキーパパによる曲技飛行が披露されたが、残念ながら曇り空がバックだと ” 映えない ” 。また、メイン会場である北会場向けのフライトなので、南会場では物足りない。また、「11月26日の『築城基地航空祭2023』でまた会えるから今回はテキトーでいいや」ということにし、少し撮っただけでトイレの順番待ちをする長蛇の列に並んでしまった。

EA-300L
EA-300L
EA-300L

2-3 第1輸送航空隊飛行展示:KC-767

小松基地からやってきたKC-767空中給油・輸送機が展示飛行を行い、旅客機B-767がベースだとは思えないような軽快なフライトを披露した。

KC-767
KC-767

2-4 航空救難団飛行展示:UH-60J & U-125A

U-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターの連携による定番の救難飛行展示。ただ、こちらも北会場に向けた飛行展示だったので、UH-60Jによる要救助者の救出場面は、南会場から「遠かった」。

U-125AとUH-60Jの編隊飛行
U-125A
U-125A
U-125A
UH-60J

2-5 大編隊・機動飛行②:T-7 & T-4 & F-2A/B & F-15 & C-2

岐阜基地航空祭の名物といえば、大編隊飛行。同一機種のみの編隊飛行なら他基地の航空祭でも見られるが、岐阜基地では、所属機のバリエーションの豊富さを活かした異機種混合の編隊飛行を見る/撮ることができる。

今回の大編隊飛行は、T-7初等練習機、T-4中等練習機、F-2A/B支援戦闘機、F-15J戦闘機、C-2輸送機によるものだった。コロナ禍前に見られたF-4EJ/EJ改戦闘機の姿がなかったのは残念だったが、それでも壮観な大編隊だった。

以前は、最初に大編隊が会場上空に現れ、そこから1機種×2機ずつ離脱して機動飛行を展開するパターンだったが、今回は、最初に各機種による機動飛行が披露され、そのあと大編隊飛行が展示された。

コンバットブレイクする2機のF-15J
F-15J 上の写真の続き
F-15J
ランディング・ギアを下げ、背面のスピードブレーキを上げて接近するF-15J
F-15J 上の写真の続き
F-15J 上の写真の続き
F-2A試作501号機
F-2A
アフターバーナーを使ってハイレートクライムをするF-2A
F-2A
F-2A
C-2 試作機
C-2
C-2
T-7初等練習機
T-7
岐阜基地名物 大編隊 全機を入れると豆粒のようになる
F-15J、F-2、T-7による編隊飛行 F-15Jは速度を合わせるためかスピードブレーキを上げている

2-6 ブルーインパルス飛行展示:T-4ブルーインパルス仕様機

大編隊・機動飛行②が終わった時点でかなり疲れてしまったので、いっそのこと、ブルーインパルスの飛行展示を見ないで/撮らないで帰ろうとも思ったが、「途中で帰ったらもったいない」と考え直して最後まで粘った。

曇り空だったし、南会場ではブルーインパルスの演目を裏側から見る/撮ることになったので、”映える”写真は撮れなかったが、とにかくやり切った。

離陸する1番機
離陸する4番機
「ダイヤモンド・テイクオフ」
ランディング・ギアを出したまま背面飛行する6番機
「クリスマスツリー・ローパス」 正面から見ればクリスマスツリーに見える(はず)

3. 地上展示:F-4EJ

地上展示のメインは北会場だったが、南会場にはF-4EJ戦闘機”ファントムⅡ”が展示されていた。朝来たときに気づき、撮影エリアに急ぎたい気持ちを押さえて何枚も撮影した。また、帰るときに別のF-4EJも展示されていることに気づいて撮影したが、近すぎて全体を撮ることができなかった。

F-4EJ
F-4EJ 別の角度から
F-4EJ さらに別の角度から
別のF-4EJ 広角で撮影しても画面に収まりきらなかった

4. 帰路:

ブルーインパルスの飛行展示が終わった直後に基地を出たので、午後3時過ぎには名鉄電車の「各務原市役所前」駅に到着できた。すぐに電車に乗れないのではないかと心配していたが、最初に来た電車に乗れた(ただし、車内は大変混みあっていて辛かった)。徒歩でJR岐阜駅まで行き、そこから行きと逆ルートで在来線を乗り継いで自宅最寄り駅まで帰った。バスを利用して自宅に着いたのは午後7時前だった。

名鉄「各務原市役所前」駅のホームにて
JR岐阜駅

5. おわりに:

4年ぶりの南会場での撮影だったが、 ” 映える ” 写真が撮れず不完全燃焼に終わってしまった。しかし、岐阜基地の航空祭は大好きなので、今後も是非行きたいと思っている。

なお、「逆光で混雑するが、演目の正面になる北会場」を取るか、「順光で比較的空いているが、演目の裏側になる南会場」を取るか悩ましいところだが、今まで、南会場でも ” それなり ” の写真を撮ることができていたので、今後もこちらを選ぶを思う。

 

2023年 浜松基地航空祭:曇りのち晴れで絶好のブルーインパルス日和(ただし逆光)!

2023年10月29日(日)に開催された「エアファスタ浜松2023」に行ってきた。この基地の航空祭は、終始逆光での撮影。さらに今回の飛行展示は午後1時半までで、正味の飛行展示時間は、わずか100分。また、帰りの道路渋滞が予想され、帰阪時間が遅くなる可能性が高い。ということで、タイパ、コスパが悪いのは重々承知していたが、岐阜基地所属のF-15J戦闘機、F-2支援戦闘機の機動飛行をカメラに収めたくて「エアフェスタ浜松2023」に行ってきた。

午前中は曇っていたが、昼前から晴れてきて絶好のブルーインパルス日和になった。青空にブルーインパルス機の白いスモークが映えて美しかったが、”逆光が基本”の航空祭なので、終始、露出補正の設定を気にしながらの撮影になった。

1. 往路:大阪➝浜松基地

新大阪駅➝浜松駅は新幹線を使えば1時間半で行けるし、JR浜松駅から浜松基地までシャトルバスが運行されるので単独で行くことも可能だが、私は、エアフェスタ浜松を見学する際は毎回バスツアーを利用してきた。それは、シャトルバスの乗車時間が長いし(道路状況によっては90分かかるといわれている)、始発のバスに乗ってもオープニングフライトが始まる午前9時までに到着できない可能性が高いから。

ということで、今回も、いつも利用している旅行社主催のバスツアーを利用して行ってきた。大阪出発は前日(10月28日)の夜で当日未明に浜名湖SAに到着して時間調整をした。浜名湖SAでは、11月3日公開の映画「ゴジラ-1.0」とのコラボ企画が行われており、ゴジラの実物大?の足跡が造られていた。浜松で映画のロケが行われたのがきっかけで企画されたとのこと。

映画ゴジラシリーズといえば、私は1作目・2作目公開当時は生まれておらず、3作目の「キングコング対ゴジラ」から9作目の「怪獣総進撃」までリアルタイムで映画館で見た。その後も子供と一緒に平成ゴジラシリーズを見たり、2016年公開の「シン・ゴジラ」を楽しんだりしていたが、今度の「ゴジラ-1.0」も面白そうなので劇場で見たいと思っている。

当日の午前7時頃の浜名湖(浜名湖SAで撮影)
浜名湖SAでは、11月3日公開の映画「ゴジラ-1.0」とのコラボ企画をやっていた
浜名湖SA内に造られた”実物大”?のゴジラの足跡

バスが浜名湖SAを出たのは午前8時。添乗員の方によれば、「浜松基地は市街地にあるので、早めに行って路上待機することができない。開場前に着いてしまうと開場まで基地の周辺をグルグル回り続けることになって入場が遅くなるので、これくらいのタイミングが丁度いい」とのことだった。とはいえ、オープニング(フライト)の開始が午前9時だったので、間に合うか心配していたが、8時半過ぎに基地内の駐車場に到着。15分程度歩いて手荷物検査場に行き、何とか9時前にエプロン地区に辿り着くことができてホッとした。

滑走路手前は地上展示機が邪魔になるし、先に来ていた人たちで埋まっていたので、滑走路と基地施設の中間地点を撮影場所に決めて陣取った。

9時半頃のエプロン地区の様子

2. 飛行展示:

2-1 オープニング:T-4 & T-400

地元機によるオープニングでは、はじめにT-4中等練習機6機とT-400輸送機・救難機等基本操縦練習機3機による編隊飛行、続いてT-4だけによる編隊飛行、最後にT-400だけによる編隊飛行が行われた。編隊・航過飛行のみで、しかも曇っていたので、” 映える ” 写真は撮れなかった。

T-4とT-400による編隊飛行
T4のみによる編隊飛行
T-400のみによる編隊飛行

2-2 救難展示:U-125A & UH-60J

こちらも地元機による飛行展示。U-125A救難捜索機が上空を旋回する中、UH-60J救難ヘリコプターから隊員が地上に降下して要救助者をヘリコプターに引き上げる、という定番の内容だった。

離陸したU-125A 救難捜索機
U-125Aは会場上空で旋回を続けていた
要救助者の上空でホバリングするUH-60J 救難ヘリコプター
ロープを使ってUH-60Jから降下する救難隊員2名

2-3 展示飛行:E-767

昨年の航空祭では姿を見せなかったが、今年はE-767早期警戒管制機(AWACS)の展示飛行を見る/撮ることができた。旅客機ベースで背中に大きくて重そうなレーダーを背負っているにもかかわらず急角度で旋回する様は圧巻。また、着陸時にトラブルが発生する場合に着陸を中止して上昇するゴーアラウンドを再現する場面もあった。

大きなレーダーを背負ったE-767
E-767
急角度で旋回するE-767
「ゴーアラウンド」を再現するため低高度でやってきたE-767 手前に見えるのはC-130Hの主翼
「ゴーアラウンド」をするE-767

2-4 機動飛行:F-15J

例年通り?岐阜基地からやってきたF-15J戦闘機がダイナミックな機動飛行を行った。

わずか15分の”持ち時間”だったが、背中を見せての航過やタッチアンドゴー、ヴェイパーを引きながらの急旋回、ハイレートクライムなどを披露してくれた。

背中を見せて会場正面を航過するF-15J 戦闘機
翼端からヴェイパーを引きながら旋回するF-15J
「タッチアンドゴー」のあと、ハイレートクライムをするF-15J
ハイレートクライムをするF-15J
F-15J

2-5 機動飛行:F-2A

私の最大のお目当ては岐阜基地からやってくるF-2A支援戦闘機の機動飛行。最近は、白・赤・青のテスターカラーで彩られた試作502号機がやってくることが多かったが、今回は、紅白の試作501号機だった。この501号機とは今年の「小牧基地オープンベース2023」でも出会っていたが、まともな写真が撮れずに悔しい思いをしていた。今回こそは、何とかものにしようと懸命に追いかけた結果、”そこそこ”の写真を撮ることができた。

なお、午前中の飛行展示はこのF-2の機動飛行が最後で、午前10:45には終わってしまった。

岐阜基地所属のF-2A 支援戦闘機 試作501号機
背中を見せながら航過するF-2A 翼端、主翼付け根からヴェイパーが出ている
地上攻撃態勢で接近するF-2A
紅白のテスターカラーで彩られたF-2A試作501号機
ランディングギアを降ろし、エンジン停止トラブル発生時の滑空飛行を再現するF-2A

2-6 曲技飛行:T-4ブルーインパルス仕様機

午後は、ブルーインパルスの飛行展示のみ。逆光ではあったが、青空の下、機体を煌めかせ、白いスモークを出しながら華麗な曲技飛行、編隊飛行を展開するT-4ブルーインパルス仕様機をカメラに収めることができた。

※分かる範囲で演目名を書いてみたが、間違っている可能性もあるのでご承知おき、ご容赦いただきたい。

離陸する1番機
「ファンブレイク」
「ワイドトゥデルタループ」?
「フォー・シップ・インバーテッド(部分)」
「ワイド・トゥー・デルタ・ループ」
バーティカルキューピッド
スタークロス
「タッククロス」

3. 地上展示:

最後の飛行展示であるブルーインパルスの曲技飛行が午後1時半には終わってしまい、ツアーの集合時間まで十分な時間があったので、ゆっくりと地上展示機や空自・陸自車両の写真を撮ることができた。

午後2時頃のエプロン地区の様子 飛行展示がすべて終わってしまったので、かなり人が減ってきていた
T-4 中等練習機
F-2A 支援戦闘機
E-2C 早期警戒機
T-400 輸送機・救難機等基本操縦練習機
UH-60J 救難ヘリコプター
C-130H 窓から浜松市のゆるキャラ「出世大名 家康くん」の人形が見える
上の写真の「家康くん」の部分を拡大したもの

4. 帰路:

ツアーバスの出発時間(午後3時)に間に合うよう、2時過ぎにエプロン地区を離れ、行きと同様、徒歩で観光バス駐車場に向かった。観光バス・タクシー乗り場に向かうルートは人が少なく、サクサクと歩けて15分程度で到着したが、一方、シャトルバス乗り場に向かうルートは、エプロン地区から長蛇の列ができていた。私も単独で行った昨年の小松基地や百里基地の航空祭で、帰りのシャトルバスを待つ列に長時間並ぶ辛い経験をしていたが、今回のエアフェスタ浜松の列はそれとは比べものにならないレベルだと思った。そのせいか、体調不調者が出たようで、救急車が出動していた。やはり、エアフェスタ浜松の見学は、バスツアーを利用するに限ると再認識した。

私の乗ったツアーバスは予定通り、午後3時に駐車場を出発。途中、何度か渋滞に巻き込まれたりしたが、添乗員さんと運転手さんの的確な判断・運転により、予定よりも2時間近く早い午後8時15分頃に大阪・梅田に到着した。

以前のエアフェスタ浜松では、終電車に合うか心配になるほど遅くなったこともあったので、それを思うと今回は本当についていたと思う。

帰りも浜名湖SAで休憩をとった

5. おわりに:

今回の撮影結果は、順光かつ好天下の撮影でよい結果を残せた先日の小松基地航空祭に比べると ” イマイチ ” だったし、トータルの飛行展示時間が100分というのは不満だったが、因縁のF-2A試作501号機やF-15Jの背中をカメラに収めることができた。また、心配していた道路の渋滞もそれほど酷くなく、早い時間に帰阪できたので、全体的には、行ってよかったと思う。

次に挑む航空祭は、11月12日(日)開催の岐阜基地航空祭。今年は順光で撮影できる南会場も開放される。当日の天気がどうなるか、上手く撮影できるか分からないが、今から楽しみで仕方がない。

2023年 小松基地航空祭 :久しぶりの好天下でイーグル三昧!!

2023年10月7日(土)に開催された「航空祭 2023 in KOMATSU」に行ってきた。はじめは曇りがちであったが、そのうち晴れ間が広がり、久しぶりに好条件での撮影ができた。お陰で、F-15J/DJイーグルの特別塗装機やアグレッサー機などの背中も撮れて幸せな一日を過ごすことができた。

1. 行き方:

昨年は、入場制限(抽選の当選者のみ入場可)があったため、いつも利用している旅行社の見学ツアーがなかった。やむを得ずJR線とシャトルバス(小松駅-小松基地間)を利用して行ったのだが、帰りのシャトルバス待ちで2時間弱も待たされて辛い思いをした。おまけに台風襲来によりJR線が運休したので、その日に帰阪できず、もう1泊することになった。肝心の撮影も、曇り空が背景で暗い写真ばかりになってしまった。

今年は入場制限なしの開催で見学ツアーがあったので、迷わずこれを利用して行った。ツアー参加だと自由がきかない不便さはあるものの、何も考えずとも現地に到着でき、また、大阪に帰ってこられるので安心だ。また、今回は、バス駐車場が小松基地内に確保されていたので、移動時間・距離が短くて快適だった。昨年と比べると「天国と地獄」だった(もちろん、今年が「天国」だ)。

2. 往路:前日の移動~基地到着

ツアーの貸切バスは、開催日前日(10月6日金曜日)の午後11時前に大阪・梅田を出発して開催日当日の朝7時20分頃に基地内の駐車場に到着。バスを降りた私が手荷物検査場に着いたころにはすでに検査が始まっていてすぐに入ることができた。

基地内に用意された観光バス専用駐車場から撮影した風景 雲間から朝日が射しこんでいた

3. 撮影場所の確保:折り畳み椅子持込み禁止対策

私がエプロン地区に到着した午前7時半前には、すでに滑走路前には多くの人たちが集まっていた。

ただ、滑走路前には地上展示機(C-2輸送機やUS-2救難飛行艇の大型機を含む)や飛行展示を行うF-15J/DJ戦闘機などが多数駐機されていて撮影の邪魔になる。なので、定番の滑走路と基地施設・建屋の中間地点を撮影場所に選んで折り畳み式のパッドを拡げて座った。いつもなら小型の折り畳み椅子(3本の脚の上に三角形の布を張ったタイプ)を使うのだが、今回の小松基地航空祭ではサイズを問わず折り畳み椅子の持込みを禁止するとのことだったので、拡げると30cm×50cmになり厚みが1cmあるパッドを用意して座布団代わりに使った。

朝8時52分のエプロン地区の様子

4. 飛行展示:

4-0 天候偵察:T-4

航空祭のプログラムによれば、「天候偵察」が午前7時から7時58分に実施されるとのことだったので、エプロン地区に到着時にはすでに偵察機が飛んでいると思っていた。ところが、撮影場所を確保した直後にT-4中等練習機が 1機離陸。間に合った。

「天候偵察」を行うために離陸したT-4中等練習機

4-1 航過飛行:F-15J/DJ & U-125A & UH-60J

午前8:00から「航過飛行」が始まり、第303飛行隊のF-15J/DJ戦闘機×4機、第306飛行隊のF-15J戦闘機×4機、飛行教導隊(通称「アグレッサー部隊」)のF-15DJ×2機が次々と離陸していったので、夢中でシャッターを切った。なお、第303飛行隊の1機は日豪共同訓練特別塗装機、第306飛行隊の1機は日伊共同訓練特別塗装機だった。

離陸後、各飛行隊単位でいろいろ隊形を変えて編隊飛行を行ったのち、第303飛行隊×2機、第306飛行隊×2機、飛行教導隊×2機の6機で編隊飛行を実施、最後は会場上空で順番にセパレートしてから着陸していった。その他、U-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターによる航過飛行も撮影したが、” 写真的 “には、「救難訓練飛行」とあまり変わらないので、ここでは割愛する。

とにかく、「航過飛行」の持ち時間はたっぷりあったので、じっくり撮影できて結構、満腹になってしまった。

離陸する第303飛行隊所属のF-15J戦闘機(日豪共同訓練特別塗装機)
離陸する第306飛行隊所属のF-15J戦闘機(日伊共同訓練特別塗装機)
離陸する飛行教導群所属のF-15DJ戦闘機
離陸する飛行教導群所属のF-15DJ戦闘機
ランディングギアを降ろして4機編隊で航過飛行する第303飛行隊所属のF-15J/DJ
4機編隊で航過飛行する第306飛行隊所属のF-15J
2機編隊で航過飛行する飛行教導群所属のF-15DJアグレッサー
6機編隊で航過飛行する第303・第306飛行隊、飛行教導群所属のF-15J/DJ
着陸のため順番にブレイクしていくF-15J/DJの編隊

4-2 救難訓練飛行:U-125A & UH-60J

救難訓練飛行は、U-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターによって実施された。U-125Aが会場上空を旋回する中、UH-60Jからラぺリング降下した隊員が要救助者(ダミー人形)を救助する場面を披露してくれた。また、U-125Aは救難物資を空中投下したのだが、残念ながらその瞬間をカメラに収めるのに失敗してしまった(ちょっと残念)。

会場上空を旋回するU-125A この直後に救難物資を投下したのだが撮り損ねた
要救助者(ダミー人形)を救助するためUH-60Jから降下する救難隊員

4-3 教導隊機動飛行:F-15DJ

飛行教導群、通称アグレッサー部隊による機動飛行は、2022年12月に新色?発表された#070号機と今年(2023年)の3月に新色発表された#087号機の2機によって実施された。各機単体による機動飛行もよかったが、平行していた2機がブレイクする場面を見る/撮ることができて本当によかった。

なお、#070号機は、横や下から見たときには地味な印象を受けたが、その背中を見て一目で気に入ってしまった。このカラーリングのコンセプト通りの「鮮やかなブルーのデジタル迷彩」に魅せられた。

アグレッサー2機によるブレイク-その1
アグレッサー2機によるブレイク-その2 #087号機が左にブレイクし始めている
アグレッサー2機によるブレイク-3 #087号機がブレイクを続けるとともに#070号機が上昇を始めた
アグレッサー #087号機
アグレッサー #087号機 「鮮やかなブルーのデジタル迷彩」
アグレッサー #087号機 上の写真の続き
ハイレートクライムをするアグレッサー #070号機
アグレッサー #070号機

4-4 303飛行隊機動飛行:F-15J/DJ

第303飛行隊の機動飛行は、通常塗装機と日豪共同訓練特別塗装機の2機によって行われた。

いろいろミスもしたが、何とか、2機の背中を撮ることができた。

日豪共同訓練特別塗装機
上の写真の続き 翼面の”テカリ”が残念だ
“フツー” のF-15DJの背中もバッチリ

4-5 室屋氏曲技飛行:EA-300/SC

室屋さんの曲技飛行は、築城基地や岩国基地、小牧基地などの航空祭で見ていたが、小松基地でのフライトは今回が初めてだとの紹介があった。使用機材はエクストラEA-300/SCで、相変わらずのキレのよい曲技を披露してくれた。とくに驚いたのは、スモークで空にハートマークを描く曲技。ブルーインパルスの場合は、2機でハートを描くのに対して室屋さんは1機でそれをやり遂げたのだ。本当にお見事というほかはない。

なお、室屋さんは翌日(10月8日)から「エアレースX」に出場されるとのことだったので、帰宅後、ネットでこのレースのことを調べてみた。各選手が違う場所でフライトを行い、リモート形式でそのタイムを競う、それをAR技術を使って観戦する・・・という革新的なレースのようだ。正直、十分理解できていないが、まずは、エアレースの復活を喜びたい。

室屋氏が操るEA-300/SC
EA-300/SC
なんと1機で大空にハートマークを描いた室屋さん
EA-300/SC

4-6 306飛行隊機動飛行:F-15J

今回の航空祭のトリは、第306飛行隊所属のF-15J戦闘機2機による機動飛行だった。1機は普通塗装のF-15J、もう1機は「日伊共同訓練記念塗装機」のF-15Jだった。

なお、このスぺマ機の背中をバッチリ撮れたのは、パイロットが低速で背中を見せながら通過してくれたお陰。ご配慮に感謝したい。

ハイレートクライムするF-15J 日伊共同訓練特別塗装機
最後に低速で背中を見せながら飛んでくれたF-15J 日伊共同訓練スぺマ機
“フツー” のF-15J

5. 地上展示機:

いつもは ” 飛んでいる飛行機 ” の撮影に夢中になってしまうので地上展示機の撮影はおざなりになるのだが、今回は、「303飛行隊機動飛行」が午前10時40分に終わってから「室屋氏曲技飛行」が始まる午後1時までに2時間強の空き時間があった。昼食を摂り、日向ぼっこをしても十分すぎるくらい時間があったので、かなり真面目に?撮影した。

なお、このときに「ブルーインパルスJr」の飛行展示?もあったが、あまり興味がなかったし、”地上での飛行展示”なので、よく見えないだろうと思ってパスした。

F-35A戦闘機 “ライトニングII “
ウェポンてんこ盛りのF-2A支援戦闘機(試作機)
P-1対潜哨戒機
P-3C対潜哨戒機 “オライオン”
UH-47J 輸送ヘリコプター “チヌーク”
SH-60K哨戒ヘリコプター
U-36A多用途機
US-2救難機
C-2輸送機 機内見学を実施していて大盛況だった

6. 民間旅客機:

小松基地の滑走路は小松空港と共有しているので、ときおり、民間機の離発着があった。着陸機は地上展示機が邪魔で撮れなかったが、離陸機はタイミングが合えば撮った。離陸するのを待ちかまえて撮るようなことをしなかったので、すべて斜め後ろからの写真になった。

JALのB767
ANAのA321neo
JTAのB737

7. 帰路:

午後3時過ぎにツアー貸切バスが基地内の駐車場を出て、一路大阪に向かった。途中、何度か渋滞に巻き込まれたが、その都度、添乗員の方とバス運転手の方が相談されて対策を講じてくれたお陰で当初の到着予定時間より早い午後8時半前に大阪駅周辺に到着した。

8. おわりに:

正直、発表されたプログラムを見たとき、「2時間以上飛行展示がないのは辛い」だとか、「 ” 推し ” のF-2が飛ばないのは残念だ」とか思ったが、好天に恵まれていい写真(私基準)がたくさん撮れてよかった。やはり、好天こそが最大の味方だと痛感した。

特に、スぺマ機やアグレッサー#087号機の背中、アグレッサー機のコンバットブレイクが撮れた写真は、大変気にいっていて、毎年、作成しているカレンダー(富士フイルムのサービスを利用)に使うつもりだ。

なお、先日の三沢基地航空祭のブログで、場内アナウンスが不足していた、聞き取りづらかったと愚痴ったが、今回の小松基地航空祭のアナウンス(女性自衛官がMCを担当)は、内容、音量ともに十分で分かりやすかった。また、ユーモアを交えたパイロットの紹介もあり、親しみがわいた。

今年もあと3ヵ月弱、あと何回航空祭に行けるか分からないが、今回のような好天を期待して腕を磨いておきたいと思う。

2023年 三沢基地航空祭:F-35A狙いで初参戦!!  機動飛行の撮影はトホホだったが、それなりに満足できた

2023年9月10日(日)に開催された「三沢基地航空祭 2023」に行ってきた。三沢基地航空祭を見に行ったのは今回が初めてだった。

今回の三沢基地航空祭は、台風13号の影響で開催が危ぶまれたが、北上前に熱帯低気圧に変わって何とか無事に開催された。また、当日の開場前に小雨がぱらつくことがあったが、すぐに止んだので撮影に集中できた。撮影結果には不満な点も多かった(基本的に私の技量不足のせい)が、他の基地の航空祭では見られない機種の撮影ができて、それなりに楽しめた。

1. 天気予報:

航空祭の1週間くらい前から台風の予報(熱帯低気圧が台風に変わり北上するとの予報)がでていたが、そのときは、日本列島のかなり東の海上を早いタイミングで通過するとのことだったので、正直、あまり心配していなかった。

ところが、日に日に進行方向が西よりに変わり、また、スピードが遅くなって航空祭が開催される週末あたりに東北地方を通過する予報に変わっていった。これを受けて、三沢基地のホームページに「台風の状況によっては、開催を中止する可能性がある。最終的には金曜日の午後 3時を目途に開催するか否かを判断する」という趣旨の案内が掲示されたが、思い切ってでかけることにした。

2. 往路:

2-1 ツアー参加まで:

私は、大阪から行きやすい静浜基地・小牧基地・岐阜基地・芦屋基地・築城基地の航空祭は、自力で公共交通機関を利用して行く。また、昨年は見学ツアーがなかったので、百里基地や小松基地の航空祭も自力で行った。

しかし、さすがに青森県の三沢基地航空祭は、時間的にも経済的にもキツイので、迷うことなく見学ツアーを利用。しかし、関西発のツアーはなく、東京発のみだったので、前日(9月9日)の午後3時半過ぎに新大阪を出る新幹線で東京に向かった。

午後6時頃に東京駅に到着。夕飯を摂っても集合時間までにかなりの時間の余裕があったので、「お上りさん」よろしく夜の東京駅周辺を撮影して時間をつぶした。

その後、東京駅から山手線で新宿駅に移動して「三沢基地航空祭見学ツアー」に参加し、貸切バスで青森に向かった。

前日の午後3時39分に新大阪を出る新幹線で東京に向かった
東京駅の夜景
東京駅の夜景

2-2 東京~基地到着~エプロン地区への移動:

今回利用したツアーのバスは独立3列シートだったので、隣の席の方との接触を気にすることなく、快適に青森まで移動することができた(その分、参加費用はかなり高かった!)。

ツアーバスは予定通り、開催日当日(9月10日)の午前6時過ぎに到着し、6時半頃には門の前で開場を待つ人たちの列に並ぶことができた。

その後、7時半頃には手荷物検査を受けて基地内に入ることができ、一路エプロン地区に向かう。ツアーバスを出る前に添乗員の方から三沢基地は広いのでかなり歩くことになるとの説明があったが、その通りで延々と歩くことになった。それでもF-35A戦闘機やF-16戦闘機の写真を撮れると思うとワクワクしくて、知らず知らずのうちに速足になっていた。

エプロン地区についてみると、滑走路前にはすでに沢山の人がいた。今までの経験から、滑走路前やその周辺は人が密集しやすく、また、地上展示機が視界を遮るので機動飛行の撮影には適さないことを知っていたので、迷わず、滑走路と基地施設との中間地点の辺りで荷物を降ろした。

一時小雨が降ったが、開場前に止んだ
米空軍 第35戦闘航空団のモニュメント
エプロン地区に向かって歩く人たち
F-1戦闘機のモニュメント
F-16戦闘機のモニュメント

3. 飛行展示:

3-0 スケジュールの変更とカメラの設定ミス:

ツアーバスを出て、基地に向かう前に添乗員の方から、気象状態が悪いので午前中(10:00~11:30)に予定されていたブルーインパルスの曲技飛行を午後に変えて天候回復を待つことになった、これにより他のプログラムも変更になるが、具体的にどうなるか分からない、航空祭の終了時間が午後 3時から 3時半になる、との案内があった。

結局、UH-60JとCV-22の訓練飛行、C17の機動飛行がキャンセルになった。また、他のプログラムも全体的に短縮された。さらにブルーインパルスの飛行展示が編隊飛行のみになって残念ではあったが、開催されない可能性があったことを考えると贅沢は言えないと思った。

一方、カメラの設定ミスについては、100%私の知識不足が原因。私は、今まで航空祭の飛行展示を撮影するときは、シャッタースピードを1/1000秒に設定するのを基本にしていたのだが、今回は、F-35Aを撮影できる貴重な機会なので、できるだけ手ブレを防ぎたいと考えて1/1600秒で撮影。その結果、四隅が暗い写真を量産してしまった。

帰宅後にネットで調べたら、それは開放F値で撮影したときに発生しやすい「周辺減光」でが原因だと知った。私はトリミング肯定派なので「周辺減光」部分をカットして対応できた(それでも「周辺減光」が残る写真あり)が、これを機会にカメラの設定方法を基礎から学びなおす必要があると痛感した。

3-1 F-35A戦闘機:

岩国基地の航空祭では、コロナ禍前からF-35B戦闘機が”飛んでいる”場面を撮るチャンスに恵まれていたが、あまり良い写真を撮ることができずにいた。また、今までF-35Aの”飛んでいる”場面を撮る機会がなかった(今年の岩国基地航空祭では地上展示のみ)ので、F-35Aの飛行シーンの撮影が、今回の最大の目的だった。

結果は、以下の写真の通りで、機動飛行については、鮮明な写真を撮ることができず、当初の目的を果たすことができなかった。

一方、離陸場面や会場正面上空を航過する場面では、” そこそこ ” クリアな写真を撮ることができた。会場左手(西側?)から離陸する場面では、地上展示機や前の人たちの頭が邪魔になって(失礼っ!)断続的に機体が隠れるので、ズーム調整やピント合わせが難しかったが、焦らず落ち着いて撮影できたので、少しは自信がついた(過信?)。

離陸するF-35A 断続的に地上展示機や前の人たちの頭で隠れるので、撮るのが難しかった
F-35A 上の写真の続き
機首下部の電子・光学式照準システム”EOTS”の一部がオレンジに輝いている
ヴェイパーで機体の後部が霞んでいる
F-35A
ウェポンベイを全開にしたF-35A
クリアな機動飛行の写真を撮るのが難しかった
F-35A エプロン地区付近を航過する場面は、何とかクリアな写真を撮ることができた

3-2 F-16戦闘機:

F-16戦闘機の機動飛行もF-35Aとほぼ同じ時間帯に披露されたが、こちらは機動飛行も含めて ” まずまず ” の写真が撮れた。

F-35Aのときと同様、地上展示機や前の人たちの頭が邪魔だったが、会場左手(西側)からの離陸場面も諦めずにカメラで追い続けた結果、何とか ” まともな ” 写真が撮れた。

離陸するF-16戦闘機
F-16
F-16
F-16
F-16
F-16

3-3 T-4 ブルーインパルス機:

天候の回復を待ってブルーインパルスのフライトが午後に変更された。その甲斐あって昼頃から晴れてきたので、久しぶりに青空にスモークが映える曲技飛行を楽しめると思い、メモリーカードとバッテリーを入れ替えて離陸を待ったのだが、期待外れに終わった。というのは、最初に離陸した5番機が気象観測を行ったものの、結果が思わしくなかったようで、編隊飛行のみになってしまったから。つい、「小牧基地の航空祭(近隣への配慮から編隊飛行がメインの航空祭)かよっ!」と思ってしまった。

それでも、気持ちを切り替えてできるだけ青空が背景になるタイミングを狙ってシャッターを切った。

気象観測を行うために離陸したブルーインパルス5番機
やはり青空がバックだと”映える”

3-4 EA-18G電子戦機:

スケジュール表では、最初の「航過飛行」ではF-35A、E-SD、F-16、P-8が飛ぶと書かれていたのだが、思いがけずEA-18G電子戦機”グラウラー”も飛んだ。

私の戦闘機系の ” 推し ” は、F-2A/B支援戦闘機。母体となったF-16戦闘機がそれに続くが、その次はF/A18ファミリーの複座型機。EA-18Gもその仲間なので大歓迎だ。離後、機動飛行を行うことはなく、すぐに着陸してしまったのは残念だったが、” そこそこ ” クリアな写真を撮ることができてよかった。

離陸するEA-18G電子戦機 ” グラウラー “
EA-18G
EA-18G

3-5 F-15J戦闘機:

今回の航空祭の全般を通じて場内アナウンスが聞き取りづらく(高齢者なので?)、また、飛行展示に関する案内が少なかったが、特に、F-15J戦闘機の「訓練飛行」のときは、事前のアナウンスがなく、突然、会場の右手(東側)から 2機がリモートでやってきて、会場を1回パスしただけで終了。そのため、まともな写真が撮れなかった。

F-15J
F-15J

3-6 E-2C/D哨戒機:

スケジュール冒頭の「航過飛行」で離陸し、会場中央上空に戻らないで着陸した。

この機の撮影も ” ワンチャン ” だった。

なお、プロペラ機を撮るときはシャッタースピードを遅くするのが基本だが、万一、元の速いスピードに戻し忘れるとボケボケ写真を量産することになるので、シャッタースピードを変えずに撮影した。

EC-2C/D哨戒機
E-2C/D 上の写真の続き

3-7 P-8対潜哨戒機:

B737をベースにしたP-8対潜哨戒機”ポセイドン”が「航過飛行」することは事前に知っていたが、この機の離陸時にも会場アナウンスがなかった(と思う)ので、最初は、滑走路を共用している航空会社の飛行機かもしれないと思った。それでも念のためファインダーで追いかけていたら途中でP-8であることが分かり、慌ててシャッターを切った。

この機も離陸後、会場正面に戻らずに着陸してしまったので、手を抜かずにフォローしていて本当によかった。

離陸するP-8対潜哨戒機
P-8

3-8 CH-47J輸送ヘリコプター:

CH-47Jは、空中消火用バケツを機体下部から吊り下げた状態で会場正面に飛来して散水する様子を披露した。こちらも、シャッタースピードの戻し忘れを心配して1/1600秒のままで撮影した。

CH-47J
空中消火用バケツを吊り下げて飛行するCH-47J

4. 地上展示:

午前中の展示飛行が終わり、午後のブルーインパルスの曲技飛行が始まるまで、時間の余裕があったので、米軍のA-10攻撃機”サンダーボルトⅡ”と航空自衛隊のF-35A戦闘機”ライトニングⅡ”のみ、例によって”チャチャっと”撮った。

この時点で晴れ間がかなり広がっていて、「午前中からこうだったらよかったのにな」と思ったが、「雨に降られずに撮れただけ儲けもの」だと思いなおした。

A-10
A-10
F-35A
F-35A

5. 帰路:

松島基地航空祭のときは、ツアーバスが航空祭当日の夜に東京まで戻ってきたが、今回は遠いので、時間調整も兼ねて八戸のスーパー銭湯「極楽湯」で休憩し、入浴、夕食を済ませた。出発時間まで余裕があったので、近場をうろついていたら、運河(海?)の対岸で火災が発生しているように見えたので写真を撮ったが、そばにいた現地の方(だと思う)は気にもとめていない様子だったので、工場からの排煙・排気ではないかと思った。

その後、ツアーバスは一路東京・新宿に向かい、予定通り、航空祭翌日(月曜日)の午前5時過ぎに到着した。

前回の松島基地航空祭のときは”経費削減”のため、高速路線バスを利用し、9時間かけて帰阪したが、今回は体力的にキツイと考えて帰りも新幹線を利用。午前7時に東京駅を出る電車に乗ったので、午前中に帰宅できた。

スーパー銭湯「極楽湯」で入浴し、周辺で夕食を摂った
「極楽湯」周辺を歩いていたら、工場の辺りで火災が発生しているように見えたのでびっくりした
9月11日(月)朝の東京駅 新幹線のホーム

6. おわりに:

初めての三沢基地航空祭は、残念な結果になったこと(F-35Aの機動飛行の撮影)もあったが、EA-18Gなどの離陸・航過場面がしっかり撮れたり、F-16の機動飛行の撮影が ” まあまあ ” だったりしたので、全体としては ” それなり ” に満足できた。とはいえ、関西から三沢基地に遠征するのは体力的にも経済的にもかなり ” キツイ ” ので現時点で来年再チャレンジするかどうかは未定。来年、見学ツアーの販売が始まった時点で判断したいと考えている。

なお、この記事の中で、会場アナウンスについて何度も愚痴ってしまったが、悪天候によりスケジュールの変更を余儀なくされ、運営も大変だっと思うので文句をいうつもりはない。それよりも、このような状況下で頑張って開催・運営してくださったすべての関係者の方々にお礼を申し上げたい。

2023年 松島基地航空祭:直前の天気予報にテンションDownするも、行って大正解 !!

2023年8月27日(日)に開催された「令和5年度 松島基地航空祭」に行ってきた。

1. 天気予報:

飛行展示の撮影が目的で航空祭に行く私にとって、当日の天気は最大の関心事。だから開催日の2週間前から気にし始め、1週間前からは、ウェザーニュース、気象庁・日本気象協会の天気予報、SCW気象予報を1日に何度も何度も確認しては、ウキウキしたり、ガッカリしたりしている(無職なので時間だけはたっぷりある。余命は少ないが・・・苦笑)。

今回の2度目、4年ぶりの松島基地航空祭は、どうだったかというと、直前の予報では、気象庁以外のすべて予報機関が航空祭開催中に雨が降ると予報。また、気象庁の予報も降水確率が40%で、「ところにより雨が降る」とのことだったので、テンションがダダ下がりになった。

最後まで行こうか止めようか大いに迷ったが、いつまで元気に航空祭巡りができるか分からないので1回々々を大事にしたいと思い、行くことにした。結果、一度も雨に降られず、大正解だった。

2. 往路:

今回、参加した見学ツアーは、借切りバスで前日(8月26日)の深夜に東京・新宿を出発するプランだったので、それに間に合うよう、新幹線で新大阪から東京に移動した。雨に降られることを覚悟していたので、ポンチョや傘、カメラ用のレインカバーをどのように組み合わせたら良いかとか、雨脚が強くなってきたら諦めて軒下に入ろうかとか、いろいろ心配をしながらの旅だったので、ワクワク感はほとんどなかった。

前日深夜に東京・新宿を出たツアーバスは、予定通り、当日の朝7時過ぎに現地のバス駐車場に到着した。外を見ると雨は降っておらず、また、曇ってはいるものの空が明るかったので、少し、安心した。

バス駐車場は、松島基地ではなく、外部の「松島基地航空祭駐車場運営協力会」が確保してくれたもので、基地までは1km程度歩く必要があった。それでも思っていたよりは良い天気だったので、心も体も軽くなり、まったく苦にならなかった。

田畑を縫ってしばらく行くと、ブルーインパルスの格納庫が見え始め、その前に多数のF-2B支援戦闘機と1機のT-4ブルーインパルス機が駐機されているのが分かった。普通、ブルーインパルス機はエプロン地区に6機(または、予備機を含めて7機)まとめて駐機されるので、1機だけその場所にあるのはおかしいなと思ったのだが、その理由はのちに分かることになる。

基地から1kmほど離れたツアーバス駐車場から歩いて基地南門に向かった
しばらく歩くとブルーインパルスの格納庫が見えてきた。
格納庫前には7機のF-2B支援戦闘機と1機のT-4ブルーインパルス仕様機が駐機されていた
ブルーインパルス格納庫前の様子

特に急いで歩いた訳ではないが、7時半頃には松島基地の南門に到着し、開門を待つ列に並んだ。開門予定時間は午前8時だったそうだが、早めの開門となり、8時半前にはエプロン地区に到達できた。

午前7時半頃に南門前で開場を待つ列に並んだ
南門から入場し、すこし歩いた地点の様子

今回、離発着シーンを狙うつもりがなかったので、無理に前方に行かず、滑走路と格納庫との中間地点に場所を確保した。

なお、今回の来場者数は約4万人で、コロナ禍前の2019年の5.6万人におよばなかったとのこと。そのせいか、最後のブルーインパルスの飛行展示の時点でもそれほど混みあっていたという印象はなく、快適に楽しめた。

晴れ間が出てきた昼過ぎの基地の様子。基地に到着したときは曇っていた
同じく昼過ぎの様子

3. 飛行展示:

3-0 気象観測:

ツアーバス駐車場から基地に向かう途中で、格納庫前にあったF-2B支援戦闘機の内の1機がタキシングを始めたのに気づいて写真を撮った。今までの経験から「多分、この機は、気象観測のために飛ぶんだろうな」と思ったのだが、その通りで、8時半頃に離陸していった。

なお、ご存じの方も多いと思うが、東日本大震災で発生した津波で甚大な被害を受けた松島基地は、再発防止策として格納庫エリアを3.6m嵩上げした。一方、滑走路の高さは変わっていないので、格納庫エリアと滑走路を行き来するためのスロープが設けられている。

F-2B支援戦闘機がタキシングを始めた
滑走路に繋がるスロープを下っていくF-2B
スロープをさらに下り脚部が全く見えなくなったF-2B
気象観測のために離陸したF-2B支援戦闘機

3-1 オープニングフライト:UH-60J & U-125A & T-4 & F-2

航空祭のパンフレットには、UH-60J、U-125A、T-4、F-2でオープニングフライトを行うと記されていた。当然、T-4は通常塗装機(地味なグレー)だと思っていたのだが、なんと、T-4ブルーインパルス仕様機だった。この機こそ、基地に入る前にブルーインパルス格納庫前で見かけた1機で、尾翼にナンバーが付されていない予備機だった。

その後、T-4ブルーインパルス機はF-2B支援戦闘機2機と編隊を組んで航過飛行を行った。他の基地ではまず見ることができない場面だ。

「オープニングフライト」のために離陸したT-4ブルーインパルス仕様機(予備機)
U-125A救難捜索機
UH-60J救難ヘリコプター
他では見られないT-4ブルーインパルス仕様機とF-2B支援戦闘機による編隊飛行
F-2B×2機を従えて航過飛行するT-4ブルーインパルス仕様機

3-2 F-2訓練/機動飛行:

地元機であるF-2B支援戦闘機による飛行展示は、午前、午後合わせて3回あった。

それぞれ、趣向を凝らした内容だったが、写真では違いが分からないので、まとめてご紹介する。

曇り空を背景にした撮影がほとんどで、ピント合わせに苦戦(RX-10M4による超望遠撮影はコントラストAFのみ)したり、逆光に悩まされたりしたものの、ヴェイパー出しまくりの迫力ある写真も撮れたので、私としては十分、満足できた。

3-3 救難展示:U-125A & UH-60J

他の基地と同様にU-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターの連携による救難展示であったが、今回の松島基地では高度を上げたUH-60Jから3人の救難隊員がパラシュート降下し、地上の要救助者(ダミー人形)をUH-60Jで吊り上げる場面が披露された。

U-125A救難捜索機
U-125A救難捜索機
UH-60Jから3人の救難隊員がパラシュート降下した
パラシュート降下する救難隊員
地上の要救助者をUH-60Jに吊り上げた

3-4 F-16デモフライト:

米空軍第35戦闘航空団所属のF-16戦闘機”ファイティング・ファルコン”が午前中の”トリ”を務めた。ダイナミックな飛行展示をカメラに収めるのは本当に大変だったが、必死に食い下がった(大袈裟かっ!)。

なお、プログラムによれば、F-16デモフライトの持ち時間は30分であったが、何かの演目(場内アナウンスがあったが、聞き取れなかった)がキャンセルになり、15分程度で終わってしまった。しかし、F-16を追っかけるのに疲れていた私には十分だった。

正直、午前中で「お腹いっぱい」になった。

3-5 ブルーインパルス訓練/展示飛行:

” 地元機 ” T-4ブルーインパルス機の飛行展示も午前、午後の2回実施された。

こちらもF-2Bの飛行展示と同様、写真では両者の違いが分からないので、まとめてご紹介する。

なお、例によってブルーインパルスの曲技名が間違っている可能性があること、ご容赦いただきたい。

「ダイヤモンドテイクオフ&ダーティーターン」
「スローロール」
「ファンブレイク(午後のフライト) 」
「ファンブレイク(午前中のフライト)」 こちらは曇り空
「オポジットトライアングル」
「ローリングコンバットピッチ」 その1
「ローリングコンバットピッチ」 その2
「ローリングコンバットピッチ」 その3
「オポジット・コンティニアス・ロール?」を行うために会場左手から侵入してきた6番機
「オポジット・コンティニアス・ロール?」
手前を航過する5番機をフォローすべきだった

4. 地上展示:

見学ツアー利用の場合、早い時間に到着できるので、エプロン地区で場所取りをする前にじっくり撮ればいいのかもしれないが、「飛んでいる飛行機」の写真撮影がメインの私にとって地上展示機の撮影は、どうしても”オマケ”のように思えてしまう。今回もエプロン地区で良いポジションを確保したいと気持ちが焦り、おざなりな撮影に。陸上自衛隊のV-22オスプレイもスルーしてしまった。

地元機のF-2B支援戦闘機
米空軍のF-16戦闘機 ” ファイティング・ファルコン “
海上自衛隊のUS-2救難飛行艇
海上自衛隊のP-1対潜哨戒機

5. 帰路:

今回参加した見学ツアーは航空祭当日の夜10時に新宿に戻ってくるプランだったので、深夜に東京を出発する高速バスを利用して帰ることも検討したが、万一、交通事故・渋滞や異常気象現象などが発生して東京到着が遅れた場合、バスに乗れず路頭に迷うことになる。また、前日・当日合わせてツアーバスに10時間以上乗り、航空祭で疲れていることを考えるとさすがに ” キツイ ” と判断してあらかじめ予約していた新宿歌舞伎町のカプセルホテル(一泊、3,200円)に宿泊した。

ツアーバスの終着地から近くて便利ではあるものの、ホテルの住所が新宿歌舞伎町なので、周囲が騒がしいのではないか、風紀が悪いのではないかと心配もしたが、「じゃらん」の「クチコミ・評価」が3.9だったので、思い切ってこのホテルを選択した。結果は、歌舞伎町の外れで人通りが少なく、ラブホテルの他、一般のホテルもあるエリアで一夜を明かすには十分な環境だった。また、大浴場で湯舟につかることもできて、若干ながら疲れを癒すこともできた。

ホテルから新宿駅に向かう途中でゴジラロードに気づいてパチリ
ゴジラのアップ
TVで目にしたことはあったが、実物を見るのは初めてだった

大阪への帰途についたのは、航空祭翌日の月曜日、8月28日。体のことを考えれば、新幹線を利用すべきだと分かっていたが、コストを削減(新幹線の半額以下!)するため、朝の8時に東京・池袋を出て当日の午後5時10分に大阪・梅田に到着するWILLER EXPRESSの高速バスを利用した。乗車時間が9時間以上(休憩時間を含む) になるので、退屈するのではないかと心配していたが、車窓を流れる景色(田畑や森林の緑が美しかった!)を眺めたり、ときおり睡魔に襲われてウトウトしたりしていたら、何となく時間が流れ、午後5時に大阪梅田に無事到着した。

月曜日の朝8時に東京・池袋を出る高速バスを利用した(5,890円)
午後5時頃 梅田スカイビルに隣接したバスターミナルに到着

6. 今後の方針(?):

コロナ禍前の私は、航空祭開催日の2~3日前の天気予報をみて降水確率が40%以上で雨マークが出ていたら、たとえ見学ツアーのチャンセル料が発生する場合でも迷いなく、行くのを断念していた。その考え方からすると今回の松島基地航空祭は取りやめてもおかしくなかったのだが、結果は「降雨なし」で3ヵ月ぶりの航空祭を大いに楽しめた。今後は、小雨程度の予報であれば、行くことを基本にしたいと思った。

松島基地航空祭 2019年:はじめての東日本進出

ITM:2023年夏 猛暑に負けずに続けてたら”前景”が気になりだした

私は基本的に暑さに強い(代わりに寒さには滅法弱い)のだが、今年(2023年)の夏の暑さは格別で、私にもカメラにも厳しい日々が続いている。脱水症状にならないよう、適宜スポーツドリンクを飲むのだが、飲んだ先から汗が滴り落ちて目に入るのでタオルが手放せない。また、カメラの表面温度が高くなるので、撮っていないときはタオルを掛けて直射日光を避けなければならない(撮影が終わったら日陰に入るのが”大人のジョーシキ”だが、私は出ずっぱりでシャッターチャンスをひたすら待つ変人だ)。

熱中症警戒アラートもたびたび発出されて不急の外出を避けるように呼びかけられているが、「老い先短い」私に残された時間は短いので(笑)、相変わらず伊丹空港(ITM)通いを続けている。

前景への気づき:

私は、飛行機写真を取り始めて早10年になるが、今までずっと①飛行機の全体を写す、②水平を確保する(ダメなときはトリミングするが、できるだけしたくない)。③進行(飛行)方向にある程度の余白を残す(これはトリミングでも対処不能)、の3点を気にして「形式写真的」なものを撮ってきた。そのせいもあって手前に視界を遮るものがない場所を選んで撮っていたのだが、先日、「伊丹スカイパーク」の南エントランス付近で椅子に座ったままで撮影していたら、たまたま滑走路手前にある木が右下に写りこんだ写真が撮れた。手前に木、センターに飛行機、後ろにフェンスや木・建物が配置されたことで望遠レンズの圧縮効果が低減され、遠近感が出た。また、飛行機の大きさが強調されているように感じられ、大変気に入った。撮影経験10年を経て初めて”前景”を意識した瞬間だった(遅っ!)。

そこで何回か続けて同じ場所、同じ体勢(椅子に座って)で写真を撮ってみた。

ANAのB787
日が当たって明るく見える背景と日陰になり暗く映っている飛行機や前景との対比が面白い
ANAのB787
上の写真とは別の日に撮影した。こちらは、”前景”効果がでていない
ANAのB787グリーンジェット 
こちらの前景も無粋なフェンスが写っているだけなので、今までの写真と変わらない
JALのB787
一番上の写真とは逆に手前の木が明るく、飛行機と後景が暗く映っている
ANAのB777
大きな機体が優雅に降りてくる感じがでている(自画自賛!)
ANAの777鬼滅じぇっと参
側面のイラストが良く見えないが、私はこのアングルが好きだ
待望のJAL A350 15番機 “ワンワールド塗装機”
JALのA350
上の写真の続き

従来の撮影場所:

もちろん、従来通り、「スカイランドHARADA」の芝生広場でも継続的に撮影している。ここで撮影する場合、グライドスロープや風速計を絡めて撮ることができるのだが、飛行機との距離が近いので、”前景”効果は薄い。それでも”お気に入り”の場所であることに変わりないので、これからもお世話になると思う。

ANAのA321 neo
ANAのB767
JALのB787
ANAのB777 ノーマル塗装機
ANAのB777 鬼滅じぇっと参
JALのA350 ワンワールド塗装機
JALのA350 ノーマル塗装機

夏雲を背景に:

RW23Rに降りてくる小型機を”The 夏雲”に絡めて撮影した。このブログのタイトル「青空と白い雲」にピッタリな写真がたくさん撮れた。

IBEXのCRJ-700
J-AIRのE190
J-AIRのE170
J-AIRのE170
機体下部が照り返しで光っている
天草エアラインのATR 42-600
JACのATR 42-600

おわりに:

夏場の飛行機撮影は、猛暑や急な雷雨に備えなければならない他、陽炎のせいで画像が歪むので、ベストな環境とはいいがたい。それでも強い日差しの中を悠々と飛ぶ(降りる/舞い上がる)飛行機を撮る楽しみを忘れることができないので、健康の悪化に注意しつつ、続けていきたいと思う。

また、「前景」の大事さを認識することができたので、いろいろな撮影場所・アングルを試してみたいと思った。

機種別写真集:F-16戦闘機(~2019年)

「機種別写真集」をはじめる理由:

この記事を書いている時点(2023年8月17日)で、今年は3回(小牧・岩国・美保)の航空祭に出かけたが、今月末の松島基地航空祭(東京発着のバスツアーを利用して遠征)まで新しい航空祭ネタがまったくなかった。また、10月~12月に開催される6つの航空祭にも行くつもり(9月の三沢基地航空祭は大阪からの遠征が難しい?)だが、そのあとは来年の3月頃までオフシーズンが続く。

季節に関わりなくITM周辺で旅客機の撮影を継続していくつもりなので、ブログのネタが尽きることはないが、やっぱり、”航空祭ネタ”が途切れるのは寂しいと考えて思いついたのがこの”企画(?)”「機種別写真集」だ。

「機種別写真集」の利点:

”航空祭ロス”の軽減を目的に「機種別写真集」始めることにしたのだが、次のような利点があると思っている。

(1)航空祭の開催日・場所に関わらず、その機種のベストな写真(あくまでも私が撮影できた写真の中での”ベスト”)をご紹介できる。

(2)航空祭毎の記事では、特定の機種に偏らないようにとの配慮で泣く泣く(大袈裟っ!)、アップを断念した写真をご紹介できる。

(3)旅客機も含めた展開もできてブログの内容を充実させることができる(例えば退役したB737-500特集など)。

F-16の選定理由:

すっかり前置きが長くなってしまったが、「機種別写真集」の記念すべき(?) 第1弾の題材に選んだのは、米軍のF-16戦闘機”ファイティング・ファルコン”。

選定理由は、以下の通り。

(1)私の大好きな空自のF-2支援戦闘機の原型となった機種でスタイルが気に入っている。

(2)米軍機ではあるが、各地の空自の航空祭でも撮影できていたので、良い(あくまでも私基準)写真のストックがそれなりにあった。

(3)ウクライナ戦争のゲームチェンジャーになりうるとして世界的に注目されている。

なお、航空機に詳しい方であれば、F-16戦闘機の開発エピソードやスペック、生産・配備の履歴、実戦での活躍状況、各型式の相違などを書かれると思うが、私はそのような知識や参考になる資料を持ち合わせていないので、気に入った写真をアップするだけに止めておく(その方が長続きする、とも思う)。

以下の写真は、2018年、2019年の各基地航空祭で撮影したもの。どれも似たようなアングルで代り映えしないと思うが、ご容赦いただきたい。

小松基地航空祭(2019年)

松島基地航空祭(2019年)

築城基地航空祭(2018年)

芦屋基地航空祭(2018年)

岩国基地航空祭(2018年、2019年)

今後の展開:

今後も他の軍用機(例えば、F-4/RF-4)や民間旅客機も対象にして随時、「機種別写真集」を作成し、アップしていきたいと思う。

2023年 美保基地航空祭 :あいにくの曇り空でも岩国FD23のあとでは天国‼

2023年5月28日(日)に4年ぶりに開催された美保基地航空祭に行ってきた。開催日の1週間前には「晴れマーク」を出していた予報機関が多かったが、だんだん悪い予報になり、前日には、「くもりマーク」でほぼ一致。実際も予報通りの天気で、青空を背景に空を泳ぐ”ブルーホエール”ことC-2輸送機を撮る/見ることはできなかったが、それでも終日雨に打たれ、寒さに震えながら撮影していた岩国基地航空祭(FD23)のあとでは「天国だ‼」と思える1日だった。

また、開催日の翌日(5月29日)に中国地方の梅雨入り発表があり(通年より8日も早いとのこと)、以降、全国的に悪い天気が続いたことを考えると本当に運が良かったのだと実感した。

1. 往路:

1-1 前日~当日早朝

輸送機メインの地味な航空祭なので見学ツアーが企画されない可能性もあると考えて前泊する宿を手配をしていたが、見学ツアーが催行されることになったので、迷わず参加の申込みをした。主催旅行社によれば、バスを増便するくらい人気があったとのことで、私の見込み違いであった(美保基地さん、失礼しました!)。なお、実際の来場者は約4万人だったとのことで例年並みであった。

この旅行社が主催する見学ツアーは、0泊2日のバスツアーで、高齢の私にとって車中泊は楽ではないが、開催日早朝に現地に到着し、航空祭を最初から最後まで楽しめる(岩国FD23は途中で帰途についたが)ので気に入っている。

前日夜に大阪梅田でツアーバスに乗り込み(京都からの参加者がすでに乗車済み)、何度かのトイレ休憩を経て当日午前5時前に「蒜山(ひるぜん)高原SA」に到着し、時間調整を行った。そのとき、北の方を眺めたら雲(霧?)の合間から大山(だいせん)が見えたので、写真に収めた。

早朝の蒜山高原SA
蒜山高原SAから見た大山

1-2 基地駐車場~エプロン地区:

当日午前7時過ぎに基地内のバス駐車場に到着し、入門手続が始まるのを待ったが、すでに100名くらいの人が並んでいた。午前9時からオープニングフライトが始まるのに入門手続(手荷物検査)が始まったのは8時半頃だったので、やきもきさせられたが、何とかスタートの15分前にエプロン地区に辿り着けてホッとした。

「観客密度」が高い(混んでいる)前方で撮ると左右や後の人に視界を遮られてファインダーで飛行機を捉えるのが難しくなるので、特に戦闘機による展示飛行がメインのときは観客密度が比較的低い中間地帯(滑走路と格納庫エリアの中間)が良いと考えているが、その場合は、離着陸シーンを撮るのか難しくなる。

しかし、今回の美保基地航空祭は、戦闘機の飛行展示は1つだけで、わずか10分。そこで、離着陸シーンを撮りやすい前の方に場所を確保した。とはいえ、最前列はすでに埋まっていたので、そのすぐ後ろで、なおかつ、目の前に大きな地上展示機がない場所を選んだ。

基地内で入門手続を待つ人たちの列
エプロン地区から見た基地施設(1)
エプロン地区から見た基地施設(2)

2. 飛行展示:

2-1 C-2オープニングフライト:

予定通り、午前9時からC-2輸送機1機によるオープニングフライトが始まった。機動飛行はなく、会場上空をゆったりと旋回して終わった。

離陸したC-2輸送機
オープニングフライトをするC-2

2-2 CH-47JA訓練飛行:

陸上自衛隊は、飛行中のCH-47JA輸送ヘリコプター”チヌーク”から隊員が懸垂降下する様子を展示した。なお、以下の写真は、4K動画から切り出した写真をトリミングして加工したもの。

陸自のCH-47JA輸送ヘリコプター
CH-47JAからロープを使って懸垂下降する隊員たち
地上に降り立った陸自隊員

2-3 海上保安庁訓練飛行:

海上保安庁の訓練展示は、飛行中のヘリコプター アグスタウエストランドAW139「みほづる2号」から地上に懸垂降下した隊員が要救助者をヘリにピックアップする定番のプログラムであった。

海上保安庁のAW-139″みほづる2号
要救助者(役の人)と一緒にヘリに戻る隊員

2-4 F-2機動飛行:

築城基地の第8飛行隊(通称”ハチスコ”)所属のF-2A支援戦闘機が機動飛行を行った。今回、唯一の戦闘機による機動飛行なので、気合を入れて撮影に臨んだのだが、曇り空(部分的に青空が見えていたが基本はうす曇り)が災いしてファインダーに捉えるのが遅れたり、ピントが抜けたりして大苦戦した。

ITMで航空祭を想定したトレーニングを続けてきたつもりだったが、成果を出せず残念だったが、これが私の実力。例によって「素人なので下手で当然。のびしろがあるのは幸せ」と自分で自分を慰めた。

築城基地ハチスコ所属のF-2A支援戦闘機
ヴェイパーを引きながら機動飛行するF-2A
低速飛行をするF-2A

2-5 UH-60J、U-125A救難展示:

UH-60J救難ヘリコプター”ブラックホーク”とU-125A救難捜索機のペアによる救難展示も定番中の定番。

U-125Aが周囲を旋回している間にUH-60Jから懸垂降下した隊員が救助活動を行うというプログラムだったが、あいにく、エプロン前に駐機されていたC-2の巨体が邪魔になって地上の動きはほとんど見えなかった。

U-125A救難捜索機
U-125A 部分的に青空が見えた
ホバリング中のUH-60J 下に写っているのはC-2の尾翼

2-6 KC-46A航過飛行:

KC-46A空中給油・輸送機”ペガサス”の飛行展示は、なぜかC-2輸送機による飛行展示の最中に行われた。タイトル通りの航過飛行で、小牧基地や浜松基地での飛行展示に比べるといささか物足りないと感じた。

KC-46A空中給油・輸送機”ペガサス”
急旋回するKC-46A

2-7 C-2編隊飛行・物料投下・空挺降下:

地元機であり、今回航空祭の主役であるC-2輸送機”ブルーホエール”3機による飛行展示は、持ち時間が十分あり、多彩な内容だった。3機・2機での編隊飛行や単機でのダイナミックな飛行、空挺隊員8名によるパラシュート降下、物料投下などが披露された。

私は、C-2の鋭角的なラインを基調としつつ、まろやかなラインがほどよく融合されたフォルムが大変気に入っているのだが、それは、C-2が美保基地、入間基地に配備される以前の平日に岐阜基地近隣の公園で試作機”XC-2″が着陸してくるのを一目見たとき以来。なので、ブルーインパルスが来なくても、見学ツアーが開催されなくてもC-2が配備された美保基地の航空祭は極力行くようにしてきた。

なお、先日、スーダン共和国の在留邦人を退避させるためジブチに航空自衛隊機が派遣されたが、美保基地からはC-2輸送機が2機派遣されており、今回の航空祭でもそのことが紹介されていた。

離陸するC-2輸送機”ブルーホエール”
離陸後、上昇するC-2
急角度で旋回するC-2
2機が接近した状態で編隊飛行を行った
パラシュートを装着した隊員8名が次々に降下した
パラシュート降下する隊員
救難物資を投下するC-2輸送機

2-8 C-2飛行展示(エアーショーパターン):

昼一番の演目がC-2による飛行展示だった。「エアショーパターン」ということで、急角度(45°)での上昇や深い角度(14°)での着陸などを披露した。

急上昇するC-2輸送機
通常よりも深い角度で着陸するC-2輸送機

2-9 ブルーインパルス曲技飛行:

今回の航空祭も「トリ」は、やはりブルーインパルス。午後からときおり雨がポツリ、ポツリと落ちてくるようになってきたので心配になったが、本格的に降ることはなく、最後まで撮りきることができて良かった。

撮る前には、「曇り空のブルーインパルスなんか絵になんないからブログ・インスタ用に適当に撮っておこうか」と思っていたのだが、いざ撮り始めたら「やる気スイッチ」が入ってしまい、かなりの量の写真を撮ってしまった。何のかんの言ってもやはり、「飛んでいる飛行機を撮る」のが好きだというのを再認識した。

ファンブレイク
ダブルナイフエッジ
フォー・シップ・インバート
チェンジオーバーループ
タッククロス

3. まとめ:

残念ながら今回も、好天に恵まれず、なかなか絵になる写真は撮れなかったが、4年振りの美保基地航空祭を楽しむことができた。7月~9月は遠方の航空祭ばかり(千歳・松島・三沢)なので、どこまで遠征できるか分からないが、10月以降は関西から行きやすい基地(小松・芦屋・浜松・岐阜・築城・新田原)で開催されるので、可能な限り行ってみたいと思う。

美保基地航空祭 2017年~2019年:C-1からC-2への世代交代やYS-11Pとのお別れ

2023年 岩国基地航空祭:ずぶ濡れになりながらも最後まで奮闘‼

2023年4月15日(土)に開催された「第44回 岩国航空基地フレンドシップデー2023」に行ってきた。

1. 事前準備(ツアーの予約・観覧席チケットの購入):

2015年に初めてFDに行ったときから毎回同じ旅行会社の見学ツアーを利用していたので、FD23の開催日を知ってから毎日、その旅行社のホームページを閲覧・確認し、ツアー参加者の募集が始まったその日に予約を入れた。予約したのは、FD23開催日の前日(4月14日)夜に大阪を出発し、当日の早朝に岩国基地に到着、その日の午後4時に岩国基地を出て夜遅くに大阪に帰ってくるバスツアーだ。

また、混雑するFD会場で少しでも良い撮影ポジションを確保するとともにトイレ待ちの長蛇の列を避けるため、今回も「有料観覧席」のチケットを発売開始直後に購入した。前回(FD19)、5,000円だったチケットが今回は6,500円に値上がりしていた(発券手数料などを加えると6,830円になった)が、年に1回の特別な航空祭なので迷うことはなかった。なお、「写真撮影者用有料観覧席(20,000円)」は前回のFD19のときと同様に秒殺で完売になってしまったが、「有料観覧席」は、2~3週間程度売れ残っていた。FD19のときは、「有料観覧席」でも1週間以内に完売になったと記憶していたので、意外だったが、開催日がGW中でない土曜日だったことが影響したのだろうか。

2. 天気予報:

コロナ禍前は、航空祭開催日の2~3日前の時点で天気予報の降水確率が50%以上だったら行くのをやめていた。雨が降っていたらカメラが濡れないか気になって撮影に集中できないし、最悪、カメラが故障する可能性がある。また、悪天候下では良い写真が撮れる訳がないからで、2015年の岩国基地航空祭(以下、フレンドシップ・デーの略称『FD』で表記)や2017年の築城基地航空祭でそれを経験して懲りていたからだ。

しかし、限定的ながら航空祭が復活した昨年(2022年)は、そんな贅沢なことをいっている余裕がなく、台風接近中の小松基地航空祭や降水確率が高かった岐阜基地航空祭にも出かけたが、幸い、雨の中の撮影に至ることはなかった。

で、今回のFD23だが、観覧ツアー出発の前日(4月13日)時点で確認したすべての天気予報(気象庁、日本気象協会、ウエザーニュース、SCWの予報)で雨だったので、さすがに諦めてツアー主催旅行社にキャンセル連絡する直前までいった。しかし、4年ぶりにF/A-18戦闘攻撃機やF-35B戦闘機を撮影する機会を失いたくないという思いが強く、また、降水確率は高いものの、予想降雨量は少ない(1mm/h程度)との予報だったので、キャンセルすることを思いとどまった。結果、予報通りの雨模様で寒く、冷たい思いをし、また写真のできばえも良くなかったのだが、なんとかやり切ったことで達成感を味わうことができたので、「結果オーライ」だったと思っている。

3. 往路:大阪~基地到着~有料観覧席

前日に大阪を出発したバスは、予定通り当日早朝に岩国に到着し、午前6時過ぎには基地内の駐車場に入った。まだ、入場検査が始まっていなかったが、バスの中で待機していても仕方がないので入場検査を待つ列に並び、午前7時頃にはエプロン前方の一般有料観覧席エリアに到着できた。例年通り、一般有料観覧席は、最前面にパイプ椅子を並べただけのエリアがあり、その後方にひな壇(ベンチ席)設置エリアがあり、10段のひな壇が4つくらい、その横にそれよりも低いひな壇が設置されていた。できるだけ視界を遮られない場所で撮影したかった私は、最上段(10段目)の右端か左端に空きスペースがないか探したが、見当たらなかったので、9段目の一番左端のスペースを確保した。なお、私の後ろ(10段目の左端)の場所を確保された方が午前中に帰られてしまったので、それ以降は、そこに移って最上段で撮影することができた。

基地内に入った時点で ” しっかり ” 雨が降っており、入場検査を待つ時点ですでにずぶ濡れ。おまけに息が白く見えるほど寒かったので、足や体がガクガク震える始末。ヒートテックの長袖Tシャツ、厚手のトレーナー、ジャンパー、ウインドブレーカーを着用し、さらにリュックに残っていた使い捨てカイロまで動員したが、それでも寒かった。しかも雨に濡れたベンチ席が冷たくて座るのが辛い状態だったので最後まで無事に乗りきれるか心配になった。

4. 飛行展示:

4-1 米海軍 第5空母航空団:

事前に「米海兵隊岩国航空基地」のホームページやFD23公式サイトを閲覧して展示飛行の予定を確認していたのだが、タイムスケジュールの公表はなかった。また、当日、アナウンスで天候不良によりキャンセルされる演目があるとの説明があったので、一体どうなることかと寒さに震えながら待っていたら、午前9時過ぎから米海軍 第5空母航空団所属機のフライトが始まった。私は、F/A-18E/F戦闘攻撃機”スーパーホーネット”が映画「トップガン マーヴェリック」の主役?に抜擢される前から同機が好きだったので、F/A-18E/F型やEA-18G電子戦機”グラウラー”の離陸を1/1,000秒のシャッター速度で夢中で撮影した。また、それらに続いて離陸したプロペラ機のE-2早期警戒機やKC-130J空中給油・戦術輸送機はシャッタースピードを1/250秒に落として撮影した。2月末から何度も流し撮りに挑戦した成果か、何とかまともな写真が撮れた(ボツ写真が多かったのはいうまでもない)。

各機は離陸後、飛行展示を行ったが、低く垂れこめる雨雲に遮られて良く見えなかった。また、悪天候のため、KC-130Jからのパラシュート降下はキャンセルになったので、各機の離着陸シーンが唯一のシャッターチャンスだったと言える。有料観覧席のチケット代は高かったが、一般観覧エリアで離着陸シーンを撮るのは難しかったはずなので、購入しておいて良かったと改めて思った。

離陸に向けてタキシングするF/A-18F戦闘攻撃機”スーパーホーネット”
離陸するF/A-18F”スーパーホーネット”
私は、キャノピーが大きい複座タイプ(F型)の方が好きだ
離陸するF/A-18E戦闘攻撃機
こちらは単座タイプでF型に比べてキャノピーが小さい
F/A-18E 上の写真の続き
F/A-18Eの離陸 同型機だが、上の2枚の写真とは別の機体だ
離陸した2機目のF/A-18E
F/A-18Fをベースに開発されたEA-18G電子戦機”グラウラー”
EA-18G 上の写真の続き
離陸するE-2早期警戒機”ホークアイ”
E-2早期警戒機 上の写真の続き
KC-130J空中給油・戦術輸送機
KC-130J 上の写真の続き

4-2 陸上自衛隊のラぺリング:

午前11時くらいから陸上自衛隊 防府分屯地のUH-1J多用途ヘリコプター、山口駐屯地第17普通科連隊による「空中懸垂下降デモンストレーション」が披露され、4名の隊員がロープを使って同時にヘリから地上に降下した。

なお、以下の写真は、4K動画から切り出した静止画をトリミング加工したもの。

UH-1J多用途ヘリコプター
ヘリからの降下を始めた自衛隊員

4-3 室屋選手のアクロバット飛行:

午前11時半過ぎからエアレースパイロットの室谷選手がEDGE 540 V3を駆ってアクロバット飛行を披露した。こちらもシャッタースピードを1/250秒に落として何とか撮影した。

離陸するEDGE 540 V3
背面飛行をするEDGE 540 V3
EDGE 540 V3
EDGE 540 V3

4-4 ウィスキーパパ & フェラーリ:EA-300L & SF90

午後1時前から、ウイスキーパパによるアクロバット飛行が行われた。使用機材はエクストラEA-300Lで、FD23のスポンサーであるフェラーリ販売店が提供したフェラーリSF90(多分)とのスピード競争も行われた。写真を撮るのに夢中でアナウンスをしっかり聞けていなかったが、2~3回競争して”勝ったり・負けたり”の結果だったと思う。某自動車メーカーのCMでの対決では、飛行機(ジェット機)と車がスタートラインに並び、同時スタートしていたが、FD23での対決は、すでに離陸して飛行しているEA-300L(プロペラ機)がスタートライン上に達したタイミングで車が発進する方法で行われた。

なお、午前中のプロペラ機の飛行展示は、シャッタースピードを落として撮影していたが、寒い雨に晒されて疲れていたので、1/1,000秒で撮影した。

離陸後急上昇をするEA-300L
フェラーリSF90(多分)とEA-300Lとのスピード競争
EA-300L シャッタースピード 1/1,000秒で撮影
背面飛行するEA-300L
機体を大きくバンクさせて旋回するEA-300L

4-5 太平洋空軍(PACAF)デモンストレーションチーム:F-16

当初、PACAFのF-16戦闘機”ファイティング・ファルコン”によるデモフライトは午前と午後に予定されていたようだったが、午前のフライトはキャンセルになった。午後もキャンセルになると思っていた方が多かったようで、場内アナウンスで実施が発表されたときには、周囲で喜びのどよめきが起こった。

F-16によるデモフライトは10分強で終わったが、離着陸のシーンだけでなく、機動飛行のシーンもなんとかカメラに収めることができた。昨年、航空祭が復活して以来、機動飛行する戦闘機を追い切れずシャッターチャンスを何度も逃してしまっていたが、ITMでの流し撮りの練習などを通じて飛行機撮影の基本(①両目を開けて撮る、②脇をしっかり締める、③連写を終えたあともファインダーで被写体を追い続ける)を再認識できて少しは”まし”になったと感じた。とは言え、出来栄えはご覧の通りで、まだまだ練習が足りていないので継続的な練習が不可欠だ。

離陸するF-16戦闘機”ファイティング・ファルコン”

4-6 F-35B戦闘機:

F-35B戦闘機”ライトニングⅡ”の飛行展示は、機体に不具合が発生した?とのアナウンスがあったので、キャンセルになるのかもしれないと思ったが、何とか順番も変えて午後2時前から始まった。離着陸だけでなく、機動飛行のシーンも撮影したが、機体の下を雲が流れるような状態だったこともあり、” ボヤッ ” とした写真しか撮れなかった(私の技量不足が原因)。

もう少し集中して撮影していたらヴェイパーコーンが発生している瞬間を撮ることができたのかも知れないが、朝の7時前から断続的に雨が降る中、冷たいベンチ席に座るのが気持ち悪くてほとんど立っていたことが災いして集中力を維持できていなかった。残念だが、仕方なかったと思う。

離陸に向けてタキシングするF-35B戦闘機
背面のリフトファンの扉を開いて短距離で離陸するF-35B
何とか撮れたF-35Bの背面
機動飛行を終えて着陸したF-35B

4-7 空自F-2A支援戦闘機:

築城基地 第6飛行隊(ロクスコ)所属のF-2A支援戦闘機×2機が午後2時半前にやってきたが、悪天候(雲底が低い)のため、1機ずつ機体を左右に振りながら航過しただけで、基地に帰って行ってしまった(その間、わずか1~2分)。残念だが、仕方がない。

ただ、撮れた写真は”まあまあ”の出来だった(相変わらず自分に甘い)。

4-8 ブルーインパルス:

観覧ツアーの集合時間が午後4時だったので、午後3時から始まるブルーインパルスの飛行展示を最後まで見られないことは確定的だった(離陸前のセレモニーや飛行前点検に20~30分かかるので)。それでも離陸するところだけでも撮ろうかなと思ったが、その場合、飛行展示の真っ最中にひな壇の最上段(10段目)から前(下)にいる人たちの邪魔をして地面に降りることになるので、迷惑だと考えて離陸前のセレモニーが始まった時点で退散した。

ブルーインパルスには今後、何度もお目にかかれるだろうし、何より温かいバスの中に早く逃げ込みたい気持ちで一杯だったので、後悔はなかった。

展示飛行前のセレモニーが始まった時点でバスの駐車場に向かった

5. ANA機の離発着:

ご存じの通り、岩国基地は岩国錦帯橋空港と滑走路を共有しているので、旅客機の離発着も見ることができた。ANAのB767特別塗装機「鬼滅の刃 じぇっと-弐-」は、着陸と離陸の両方を撮ることができた。

ブルーインパルス機の後ろを離陸するANAのB737は、カラーリングが似ているためブルーインパルスの一員のように見えて面白かった。

離陸するANAのB767特別塗装機「鬼滅じぇっと -弐-」
ブルーインパルスの一員のように見えたANAのB737

6. 会場風景と地上展示:

地元紙の発表によると来場者数は約62,000人でFD17やFD18の来場者数(ともに約21.5万人)の1/3以下であったが、有料観覧席に目立った空席はなかった。また、一般観覧エリアも”普通の”航空祭並みには込み合っていた。

午後3時頃に有料観覧エリアを離脱したので、地上展示機の写真を撮る時間の余裕があったが、雨が降る中、落ち着いて撮影する気になれなかったので、陸上自衛隊のAH-1S攻撃ヘリコプターと海上自衛隊のUS-2救難飛行艇の写真を撮っただけでバスに向かった。

有料観覧席の最上段から滑走路方向を撮った写真
来場者数が例年の1/2~1/3程度であったが、一般観覧エリアはそれなりに混んでいた
手前の人が少ない場所が有料観覧席エリア
陸上自衛隊のAH-1S攻撃ヘリコプター”コブラ”
海上自衛隊のUS-2救難飛行艇

7. 雨の航空祭を終えて:

今回、雨天対策としてカメラレインカバーを使用したが、高速で飛行する戦闘機をPVC製の透明窓ごしに追うのは難しく、小雨のときは外して撮影した。また、使用したカメラRX-10M4は、スリープ状態になると自動的にカメラの鏡胴が元の位置に戻るのだが、その際にレインカバーの一部が挟まれて異音が発生するトラブルが頻発した(勿論、私の装着の仕方に問題があったと思う)。現時点では問題なく使えているが、モーターを痛めてしまった可能性が高く、今後が心配だ。さらに雨滴を除去するためにカメラレンズ保護フィルターを何度もこすったせいで、表面のコーティングが剥がれてしまった。こちらは、買い替えが必要になった。

また、私自身についていえば、幸い風邪をひくことはなかったものの、ずぶ濡れ状態で8時間以上も寒い外気に晒されて心身ともに疲れ果ててしまった。

このようなトラブルがあったものの、お目当てのスパホシリーズ各機の離陸シーンをまともに撮ることができ、また、最後に撮ったF-2A支援戦闘機の写真も ” まあまあ ” の出来(私基準)だったので、冒頭に書いた通り、「結果、オーライ」だったと思う。

とは言え、次の「美保基地航空祭(2023年5月28日)」のときは、是非、晴れて欲しいと切に願っている。

岩国基地航空祭(日米親善フレンドシップデー) 2015年:雨に降られてほろ苦デビュー岩国基地航空祭(日米親善フレンドシップデー) 2016年&2017年:天気はまずまず、写真はいまひとつ岩国基地航空祭(日米親善フレンドシップデー) 2018年:祝「トップガン マーヴェリック」公開!レガシーホーネットやF-35Bの飛行展示など岩国基地航空祭(日米親善フレンドシップデー) 2019年:祝「トップガン マーヴェリック公開」その②スーパーホーネット・レガシーホーネットをたっぷりと 

ITM:2023年3月~4月 流し撮り1/30秒への挑戦

2023年の2月末に1回、3月は20日までに4回連続して流し撮りに挑戦し、初心者レベルのシャッタースピード(1/60秒)で、ある程度、慣れてきたが、より本格的な流し撮りテクニックをマスターするため、3月28日(火)に「スカイランドHARADA(以下、『ランド』)」の芝生広場で、4月1日(土)にランド駐車場で1/30秒での流し撮りに挑戦した。

1/60秒でもかなり失敗するのに、難度の高い1/30秒に挑戦するのは無謀だとも思えたが、敢えてチャレンジャブルな目標に取り組んで苦手意識を払しょくしようとしたのだ。

成功率を上げるために連続撮影モードを”Hi(最大24枚/秒)”に設定して撮影しても”OK写真”が1枚もないケースが多発。途中で”ビタ止め”撮影に戻したくなったりしたが、なんとかモチベをキープして1/30秒での撮影を続けた。その結果、ANAのB777 “C-3PO ANA JET”や「鬼滅の刃 じぇっと-参-」、JALのB767 “DREAM EXPRESS Disney100″などの特別塗装機も含めて何とか「合格レベル(私基準=機首にピントが合っていれば、機体後部や尾翼がブレていてもOK!)の写真を撮ることができた。

撮った写真を現地で確認した際は、「1/60秒とそんなに違わないじゃないか」と思ったのだが、帰宅してPCのモニターで見たら差は歴然。躍動感、”流し撮り感”が格段にレベルアップしていて「撮って(撮れて)良かった」と思った。

なお、この2日間は流し撮りOnlyだったのかというとそうではなく、最後の方はストレスのない撮影をしたくてシャッター速度を1/1000秒に設定した。その結果、ANAのB777特別塗装機「鬼滅の刃 じぇっと-参-」やJALのA350 3号機の”ビタ止め”写真が撮れた。全体にピントが合っていて安心して見られるが、流し撮り写真と比べると躍動感がなく面白みがないのは残念だ。今後は、インパクトのある”ビタ止め”写真の撮り方を工夫していきたいと思った。

B777とA350の流し撮り:

ANAのB777特別塗装機 “C-3PO ANA JET”
ANAのB777特別塗装機「鬼滅の刃 じぇっと-参-」
ANAのB777
JALのA350

B787の流し撮り:

ANAのB787
JALのB787

B767の流し撮り:

JALのB767特別塗装機”DREAM EXPRESS Disney100″
JALのB767
ANAのB767

小型機の流し撮り:

ANAのB737
JALのB737
ANAのA321
J-AIRのE190
IBEXのCRJ700
ANAのDHC8-Q400

B777とA350の”ビタ止め”撮影:

ANAのB777特別塗装機「鬼滅の刃 じぇっと-参-」
上の写真の続き ”ビタ止め”は失敗リスクが低いので気楽に撮れる
JALのA350 3号機 「エコのグリーン」
上の写真の続き

おまけ:春なので

ランドせせらぎ広場の桜がきれいに咲いていたので、帰りにパチリ

今後の予定

2月末から7回連続で流し撮りに挑戦して、そろそろ、飽きてきたので、いったん、”ビタ止め”をメインに戻してインパクトのある”絵作り”を模索するつもりだが、今回のトライで掴んだ流し撮りのコツを忘れないよう、時々チャレンジしたいと思う。

また、その際には、撮影場所に「伊丹スカイパーク」の中央~北エリアも加えて短い方の滑走路”23R”に着陸する小型機を流し撮りしてみたい。

ITM:流し撮り、USJジェットやエアバスA350の1号機・3号機(2022年4月4日・9日)ITM:2023年2月 久しぶりに”流し撮り”に挑戦ITM:2023年3月 流し撮り1/60秒での4連戦

ITM:2023年3月 流し撮り1/60秒での4連戦+A350 15号機のビタ止め撮り

先月(2023年2月)、久しぶりに流し撮りに挑戦して”まずまず”の結果が得られたので”調子こいて”3月に4回連続でトライした。いずれもシャッタースピードは初心者レベルの1/60秒であったが、3月11日(土)は「伊丹スカイパーク(以下『パーク』)」の南エントランス付近で、15日(水)、19日(日)、20日(月)は「スカイランドHARADA(以下『ランド』)」駐車場で撮影してみた。なお、私は、昨年(2022年)まで会社勤めをしていたが、今年(2023年)から、晴れて”無職”になったので、自由に平日に撮影できるようになり喜んでいる。

Round 1(3月11日):パーク南エリア

飛行機の撮影を始めた当初は頻繁にパークに通い、北エリアで離陸機を、南エリアで着陸機を撮影していたのだが、ランドや千里川の撮影スポットを知ってからはそちらがメインになり、すっかり、ご無沙汰していた。今回、久しぶりにパークで撮影したのは、ランドよりも近隣やセンチュー(『千里中央』の略称)のビル群を背景に入れやすく、”流し撮り感”が増すと考えたから。

前回と同様に機種に応じて焦点距離を決め打ちし、ファインダー内に飛行機を捉えたあとのズーミング操作せずに撮影することでカメラの横振りに専念できるようにした。とは言え、ランド芝生広場よりも被写体に近いので焦点距離の補正を行い、B777やA350は80mm(フルサイズ換算。以下同様)、B787は90mm、B767は100mm、B737133mm、E170は150mm、CRJは180mm程度で撮影した。

この日はスぺマ機(特別塗装機)の飛来が多く、JALのディズニー創立100周年記念塗装機「DREAM EXPRESS Disney100」やANAの「鬼滅の刃 じぇっと-壱-」、「鬼滅の刃 じぇっと-弐-」を撮ることができた。スぺマ機であることが分かった時点でシャッター速度を1/1000秒に戻すことを考えなくもなかったが、勢いに任せて1/60秒のままで流し撮りした。幸い、何とか合格点をもらえるレベル(私基準)の写真を撮ることができて良かった。

ANAのB777
ANAのB787
JALのB787
JALの”DREAM EXPRESS Disney100″
ANAの「鬼滅の刃 じぇっと-壱-」
ANAのB737
JALのB737
IBEXのCRJ700

Round 2(3月15日):ランド駐車場

パーク南エリアで撮影すると背景にビル群が入りやすくなって”流し撮り感”が増したのだが、ランドよりも空港ターミナルに近い場所なので着地寸前または地上滑走の状態で私の正面を通過することが多かった。”飛んでいる(車輪が1つ以上 空中にある)”状態の飛行機の写真を”良し”とする私には不満が残ったので、ランド駐車場での撮影にトライしてみた。

背景にビル群を入れにくいのは難点だが、パーク南エリアよりもさらに被写体に近く、また、下から見上げる角度での撮影になるので、迫力が増すのではないかと考えたのだ。被写体との距離が変わったので、焦点距離の再修正を行い、、B777およびA350は65mm、B787は77mm、B767は85mm、B737は100mm、E170は110mm、CRJ700やQ400は144mm位で撮影した。

ランド駐車場のもう一つの難点は、ランド駐車場と空港敷地の間にあるフェンス支柱の写り込み。踏み台を利用すれば、写りこみがなくなる/減るのだが、流し撮りならば、あまり気にならなくなるのではないかと考えて踏み台を持たずにでかけた。結果は、下の写真の通りで、手前にブレた支柱が写ることで”流し撮り感”が増したように感じられたので、これで”良し”とした。

なお、この日、RW23Rに着陸しようとするピンクの飛行機が見えたのでズームアップして確認したら、何とFDAのE175だった。私の前を通過する時点では背景が空だけだったので流し撮りする意味がないと考えてシャッタースピード 1/1000秒で撮影した。

JALのA350 通常塗装機
J-AIRのE190″USJジェット”
FDAのE175

Round 3(3月19日):ランド駐車場

この日は、3月15日のおさらいをするつもりで撮影に臨んだのだが、撮った写真を見てみると機首はピントが合っているのに機体後部や尾翼部分がブレている写真、逆に機体後部・尾翼がきっちり写っているのに機首がブレている写真があることに気づいた。全体にピントが合っているのがベストだろうが、機首さえピントが合っていれば、それはそれで躍動感が得られるので「あり」だと考え、カメラのAF設定をあれこれと変えて(「ロックオンAF」を基本としてフォーカスエリアをいじった)撮影したのだが、上手くいかず、迷いや焦りが生じてそれまで以上に”ボツ”写真を量産するようになってしまった。

あまりにひどい結果だったので流し撮りをやめようかとも思ったのだが、いろいろ考えた結果、被写体を早くフォーカスエリアで捉えようとして体を右側(飛行機が飛んでくる方向)に大きく捻ったためカメラのスムーズな横振りができなくなったことが”ボツ”写真量産の原因だと気づいた。それからは、腰の捻りを控え目にすることを心掛けた結果、何とか前日並みの成功率に戻すことができた(と思う)。

ANAのB777
ANAのB737 スターアライアンス塗装機
IBEXのCRJ700

Round 4(3月20日):ランド駐車場

前日の修正(腰の捻りを控え目にする)効果を確認するため、続けてランド駐車場で撮影した。その結果、JALの”DREAM EXPRESS Disney100″も含めて”まあまあ”レベルの写真を撮ることができて安心した。

ただ、この日最後に撮ったJALのエアバスA350は、憧れの”One World塗装機”であることが分かった時点でシャッタースピードを1/1000秒に切り換えて”ビタ止め”撮影した。A350の15号機は、今まで1回しか”飛んでいる”状態を撮影できていなかったので、この機が来たら”ビタ止め”撮影することを最初から決めていた。

ANAのB787
JALのB787
JALのDREAM EXPRESS Disney100特別塗装機
ANAのB737 スターアライアンス塗装機
JALのB737
ANAのA321 neo
JALのA350 15号機(One World塗装機)
A350 ワンワールド塗装機 上の写真の続き
A350 15号機

1/60秒×4連戦を終えて

初心者レベルのシャッタースピードではあったが、連続してトライすることで何とか流し撮りの感覚や撮影場所ごとの焦点距離を掴むことができた。撮影場所としては、手前にあるフェンス支柱の写りこみが気になるものの、ランド駐車場がベストだと思った。

以上

ITM:流し撮り、USJジェットやエアバスA350の1号機・3号機(2022年4月4日・9日)ITM:2023年2月 久しぶりに”流し撮り”に挑戦ITM:2023年3月~4月 流し撮り1/30秒への挑戦

2023年 小牧基地航空祭:飛行展示の撮影はボロボロ!! でも楽しめた

今年の4月に開催される「第44回海上自衛隊/米海兵隊 岩国航空基地フレンドシップデー2023」の前哨戦として2023年3月5日(日)に開催された「令和4年度 小牧基地オープンベース(以下、『小牧基地OB』)」に行ってきた。

相変わらずの技量不足と曇り空が原因で飛行展示の撮影はボロボロだったが、地上展示やお向かいの「名古屋県営空港(NKM)」を離陸するFDA旅客機の写真は”まともに”撮れたので、楽しかった。また、3ヵ月ぶりに航空祭の空気を肌で感じられて良かったと思う。

1. 往路:

1-1 前日の移動(岐阜入り):

前回(2019年11月9日)は、当日始発の新幹線で名古屋に入り、名古屋から地下鉄と名鉄を乗り継いで行った。今回も同じようにしようかとも思ったが、前回、入場に手間取ってオープニングフライトに間に合わなかった苦い経験があり、前泊で臨むことに決めた。

名古屋市内で手頃な宿がなかったこと、「名古屋」駅から小牧基地最寄りの「牛山」駅に行くには電車を何度も乗り換えないといけないことから、各務原市内(岐阜県)の宿を手配した。最寄り駅は、名鉄「各務原市役所前」駅で、航空自衛隊 岐阜基地の目と鼻の先だ。

特に急ぐ必要がなかったので、昼過ぎに出発し、JR在来線の普通電車と新快速電車を乗り継いで午後4時頃に「岐阜」駅に到着。そこから徒歩で「名鉄岐阜駅」に行き、電車で「各務原市役所前」駅に移動。翌日の朝食などを買って午後5時頃に投宿した。

JR在来線の新快速電車、普通電車を乗り継いで岐阜駅まで行った
JR岐阜駅
JR岐阜駅前に設置されている織田信長像
午後4時半頃に名鉄「各務原市役所前」駅に到着

1-2 当日の移動(岐阜⇒小牧基地):

当日は、午前4時に起床し、宿で朝食を食べてから始発電車に乗って「牛山」駅に移動。6時半には入場を待つ列に並べ、午前7時過ぎにはエプロン地区に入ることができた。

特に狙っていた訳ではなかったが、幸い最前列の好位置を確保することができた。昨年の芦屋基地航空祭で最前列の場所を確保した結果、地上展示機や背後・左右の人たちで視界が遮られ、絶好のシャッターチャンスを逃す経験をしたが、今回は、真正面に地上展示機がなく、斜め前方にブルーインパルスの7機(予備機を含む)が配置されていただけ。また、背後や左右の人たちが気になるような機動飛行が想定されるのは、最初のF-2支援戦闘機の飛行展示だけだったので、離陸期の撮影にポイントを置いて最前列で撮ることにした。

開場前の小牧基地の状況
エプロン地区から見た基地建屋・施設

2. 飛行展示:

2-1 オープニングフライト:C-130H & KC-767

オープニングフライトが始まったのは午前8時頃。

ブルーグレー迷彩とグリーン迷彩のC-130H戦術輸送機、KC-767空中給油・輸送機が飛び立った。

今まで私は、プロペラ機やヘリコプターを撮影する場合でもシャッタースピードを1/1000秒に設定していたが、そうするとプロペラが”ビタ止め”状態で映り、プラモデルを撮ったように見える。それでも1/1000秒で固定していたのは、遅くすると手ブレが出やすくなるし、ジェット機を撮影する前にシャッタースピードを戻し忘れると悲惨な結果になるから。だが、今回は思い切って1/320秒で撮影してみた。もう少し遅くした方が良いと思ったが、それでも ” ビタ止め ” は回避できた。

ブルーグレー迷彩のC-130H戦術輸送機 ” ハーキュリーズ “
グリーン迷彩のC-130H
離陸するKC-767空中給油・輸送機

2-2 展示飛行(KC-767・C-130・F-2):

地元機であるC-130H×3機の編隊飛行、同じく地元機のKC-767やC-130Hの機動飛行、KC-767とF-2A支援戦闘機による空中給油のデモンストレーション、KC-767とC-130Hによる空中給油のデモンストレーション、F-2Aの機動飛行などが披露された。また、このプログラムの最後で着陸したC-130Hが自力でバックする場面があったが、写真ではわかりにくいので割愛した。

F-2Aは、岐阜基地からやってきた試作機(501号機)で赤と白のテスターカラーで塗装されていた。私にとってこの機の飛行展示が今回の最大の目玉で、「これさえ上手く撮れれば、あとは失敗しても良い」くらいの気持ちで撮影に臨んだのだが、結果はボロボロ。薄曇りの空を背景に飛ぶF-2Aの機体は肉眼でも探しにくく、一度見失うと再びカメラで捉えるのに手こずった。また、カメラの撮影画像サイズを小さくしてフルサイズ換算で1,680mmまでの望遠が可能な状態に設定したが、高々度・遠距離の飛行で大写しできなかった。わずか5分弱の展示飛行だったが、早くて小さな機体を追うのに疲れてしまい、最後に比較的遅い速度で会場上空を通過したときに上手く対応できず、よい写真が撮れなかった。本当に悔しい‼

もちろん、私の技量不足や気負い過ぎが主な失敗原因。高速移動する被写体を捉えにくい曇天下であってもよい写真を撮れるよう、技術とメンタルを鍛えなおす必要があると強く感じた。

KC-767の機動飛行
大型機(旅客機としては「中型機」だが)とは思えないような急バンクで飛行するKC-767
KC-767とF-2Aによる空中給油のデモンストレーション
テスターカラーが施されたF-2Aによる機動飛行 背景の空に溶け込んでしまうので追うのが難しかった
F-2A
ブルーグレー迷彩のC-130H
急上昇するグリーン迷彩のC-130H
KC-767とC-130Hによる空中給油のデモンストレーション

2-3 展示飛行:U-125A & UH-60J & CH-47J

定番中の定番といえるU-125A救難捜索機とUH-60J救難ヘリコプターによる救難活動のデモンストレーションとCH-47J輸送ヘリコプターの航過飛行が展示された。

なお、CH-47Jの写真は、4K動画から切り出して調整したもの。

U-125A救難捜索機
UH-60J救難ヘリコプター
救難活動のデモンストレーションを行うUH-60J
CH-47J救難ヘリコプター ” チヌーク “ 4K動画からキャプチャー

2-4 展示飛行(愛知県警):

最初、UH-60Jによる救難活動のデモンストレーションと同様にヘリコプターからロープを伝って降下した隊員が地上の要救助者をヘリコプターに吊り上げる場面を想像していたのだが、実際は、隊員(警察官?)2人と捜索犬がヘリコプターから降下し、捜索犬による要救難者の捜索を開始するまでの様子が展示された。

なお、以下の写真はすべて4K動画からキャプチャーして調整したもの。

愛知県警察 航空隊のベル412ヘリコプター
ヘリコプターから降りてきたのは隊員2人と犬1匹
隊員1人と犬がバディを組んで要救助者の捜索活動を開始した

2-5 展示飛行(ブルーインパルス):

ブルーインパルスの飛行展示は、従来と同様、編隊飛行が中心で、しかも曇り空の下での展示だったので、メリハリのある美しい写真を撮ることができなかった。特にスモークで空に図形を描く演目では、スモークが空に溶け込んでしまい分かりにくかった。

好天に恵まれた昨年12月の百里基地航空祭での飛行展示が懐かしい‼

地上展示場所から離陸地点に向かうブルーインパルス1番機
タキシングするブルーインパルス4番機
今回の予備機は通常塗装機?
離陸した1番機
おなじく2番機
5番機も離陸した
曇天下ではスモークが映えない
従来通り編隊飛行がメインだった

3. 地上展示:

飛行展示が昼前に終わり、OB終了の午後1時半まで十分時間があったので地上展示機の写真をじっくり撮ることができた。

とは言え、基地内の食事持ち込みが禁止されていたので、朝の4時以降、何も食べておらず、ヘトヘトになった。

日本国政府専用機B777-300ER
岐阜基地所属のF-15J戦闘機 ” イーグル “
海上自衛隊のUS-2救難機
C-1輸送機
C-2輸送機
C-130H戦術輸送機 広角で撮るとこうなる
KC-46A空中給油・輸送機 ” ペガサス “
海上自衛隊の1対潜哨戒機
海上自衛隊のSH-60J哨戒機
UH-60J救難ヘリコプター
U-125A救難捜索機
陸上自衛隊のOH-1観測ヘリコプター ” ニンジャ “
AH-1S対戦車ヘリコプター ” コブラ “
CH-47J輸送ヘリコプター ” チヌーク “
陸上自衛隊のUH-1J多用途ヘリコプター ” イロコイ “
静浜基地所属のT-7初等練習機
破壊機救難消防車 ” 救難消防車IB型 “

4. FDA機の離陸:

「小牧基地OB」の開催中もお向かいの「県営名古屋空港(正式名称は『名古屋飛行場』とのこと)」ではFDAの旅客機がなに食わぬ顔?で離発着していたので、こちらも撮影した。

ご存じの通り、FDAの使用機材はエンブラエルERJ-170またはERJ-175の2機種であるが、同じカラーリングの機がないので撮っていて飽きがこない。

5. 帰路:

駅の混雑を避けるため、会場が閉まる午後1時半まで粘ろうかと思っていたが、飛行展示が終了してもあまり人が減らなかったので、最後までいると大混雑に巻き込まれるのではないかと考えて1時過ぎに帰途についた。最寄り駅である「牛山」駅が大変混みあっているとの案内があったので、1駅岐阜寄りにある「間内(まない)」駅まで20分程度歩き、そこから名鉄電車に乗って「名鉄岐阜」駅まで移動。JR「岐阜」駅周辺で遅めの昼食を摂るとともにお土産を購入して行きと逆ルートでJRの在来線を乗り継いで帰宅した。家に辿り着いたのは午後の6時半過ぎであった。

岐阜駅に到着した名鉄の電車

6. 岩国基地航空祭に向けて:

「小牧基地OB」で結果を出し、いい気分で「岩国航空基地フレンドシップデー2023」に乗り込めるようにしたかったのだが、残念ながら失敗。 でも十分楽しめたので気を取り直してチャレンジしたいと思う。 「岩国基地フレンドシップデー」では、映画「トップガン マーヴェリック」で大活躍したF/A18E・F戦闘機の他、F-35BやMV-22″オスプレイ”、F-16戦闘機などに出会えると思うと今から興奮している。とは言え、力み過ぎは良い結果を生まないので、当日は、常にクールでいられるようにしたいと思っている(実は、これが難しいのだが)。

ITM:2023年2月 久しぶりに”流し撮り”に挑戦

“流し撮り”は、成功すれば躍動感のある写真をものにできる一方、下手をすると”ブレブレ写真”を量産することになるので不器用な私は、ついつい敬遠しがち。昨年の4月以来、まったくやっていなかったが、さすがに同じ場所(千里川、スカイランドHARADA芝生広場・駐車場)、同じアングル、同じシャッタースピード(1/1,000秒)での”ビタ止め”の写真ばかり撮るのにあきてしまったので、再チャレンジすることにした。

基本的に昨年4月とまったく同じNDフィルター、カメラ(RX-10M4)の組合せ、1脚や3脚を使用しない手持ち撮影で臨んだのだが、少し工夫をしてみた。今までは、飛行機がファインダーに入ったあとも様子をみながらズームを微調整していたのだが、それを止めてカメラの横振りに集中することにしてみたのだ。最初の何機かで様子を見て、B777やA350であれば焦点距離70mm、B767なら100mm、B737は150mm、E170は200mmなどと決め打ちをしてやってみた。

最初は1/125秒でスタート:

いきなり遅いシャッタースピードで挑戦するのは怖かったので、1/125秒でスタートした。

若干、背景がぼけて見えるようになり、主役(飛行機)が引き立つようになったが、躍動感、疾走感は不十分だと感じた。

1/125秒で撮影したANAのB777
同じシャッタースピードで撮影したANAのB767

次は1/80秒:

1/80秒に設定したらさらに背景がボケて躍動感、疾走感が出てきた。

ANAの特別塗装機”グリーンジェット”が降りてきたときは、確実に撮れるシャッタースピード(1/1000秒)に戻そうかとも考えたが、現状打破を目指して(大袈裟かっ!)、そのままの設定で撮影を続けた。

1/80秒で撮影したANAのB787 Geen Jet
JALのB787
JALのA350通常塗装機
ANAのB737
ANAのDHC8-Q400

最後は1/60秒にトライ:

1/80秒でもある程度上手く撮れたので、最後は1/60秒にトライしてみた。

躍動感が増して”流し撮り”らしくなったと思う。

JALのA350 3号機”エコのグリーン”
A350 3号機 上の写真の続き
ANAのB777
ANAのB787
JALのB767
J-AIRの”USJジェット”

今後の挑戦:

撮影途中のズーミングを止めたせいか、今回、成功率が上がったように感じたが、まだまだ不十分。また、シャッタースピード1/60秒は、やっと”流し撮り”といえるレベルなので、今後も練習を続けて精度を上げるとともにさらに遅いシャッタースピードでの撮影や夜間の”流し撮り”にもチャレンジしたいと思った。

2022年 航空祭巡りの総括:航空祭の復活に感謝‼

年が明けて去年のことになってしまったが、ここで私の2022年航空祭巡りのまとめをしておきたいと思う。

ご存じの通り、航空自衛隊の2022年度(令和4年度)は2023年の3月までで、3月5日には「小牧基地オープンベース」が開催されるが、以前から私はその年の航空祭で撮影した写真を翌年のカレンダー(富士フイルムの「フォトカレンダー」作成サービスを利用)に使うことにしていたので、1月~12月のサイクルでまとめるのが自然なので、このタイミングで年間総括をしてみた。

このルーティーンはコロナ禍により中断を余儀なくされていたが、昨年(2022年)、不完全な形ながら航空祭が復活したので、従来のやり方で写真選びをすることができ、本当に良かった。

年間総括:

2022年に私が行った航空祭は7回で、静浜基地(静岡県)、芦屋基地(福岡県)、小松基地(石川県)、浜松基地(静岡県)、岐阜基地(岐阜県)、築城基地(福岡県)、百里基地(茨城県)の航空祭に行って写真を撮った。

このうち、来場者を抽選当選者に限定して開催されたのが小松基地と岐阜基地の航空祭。私は基本的にくじ運が悪いので落選を覚悟していたのだが、どちらも当選できてラッキーな1年だったといえる。

また、小松基地と岐阜基地の航空祭では、悪天候の予報が出ていて行くべきか否か大いに悩まされた。特に小松基地の場合は、台風の接近により開催自体が危ぶまれていて、開催が確定したのは前日の昼過ぎだった。また、当日は雨が降らなかったものの台風の影響で電車が止まり、現地に1泊せざるを得なかった。岐阜基地の航空祭は、雨の中、ずぶ濡れになりながら撮影することも覚悟していたのだが、飛行展示終了直前まで雨が降らず何とか乗り切れた。

7回の航空祭の内、ブルーインパルスの曲技飛行があったのが芦屋基地、小松基地、浜松基地、百里基地の4回で、小松基地、百里基地の航空祭では最後のプログラムがブルーインパルスの曲技飛行ではなく、地元機の飛行展示であった。

コロナ禍前は旅行社のツアーを利用することが多かったが、昨年は浜松基地の航空祭以外はすべて通常の交通機関・シャトルバスを利用して行った。その結果、基地と最寄り駅を結ぶシャトルバスを待つ列に長時間並ぶ羽目になったが、何とか乗り切れたので自信がついた。

7回の航空祭巡りの成果(撮れた写真の結果)はどうかといえば、残念ながら満足がいく写真が少なく、不完全燃焼に終わった。2年間のブランクにより腕が落ちた、良い写真を撮ろうとして力が入りすぎた、開催時間の短縮により従来に比べてシャッターチャンスが少なかったなどの理由(言い訳)も考えられるが、単純に3年前の自分のレベルを過大評価していただけで、実力通りの成果だったのかもしれない。

Round 1:静浜基地航空祭(5月22日)

前日は雨が降っていたが、当日は晴れ。逆光が基本ではあったが、地元機のT-7初等練習機の他、外来機のC-2輸送機、F-15J戦闘機、F-2A支援戦闘機などの写真が撮れた。

なお、飛行中のC-2輸送機を撮影できたのはこの静浜基地航空祭が最初で最後だった。

T-4初等練習機
C-2輸送機
F-15J戦闘機
F-2A支援戦闘機

Round 2:芦屋基地航空祭(9月4日)

事前の予報に関して当日は快晴。ただし、芦屋基地も逆光が基本なのでカメラの露出補正値を何度も調整して撮影に臨んだ。

地元の”レッドドルフィン”ことT-4中等練習機やU-125A救難捜索機、UH-60J救難ヘリコプターの飛行展示の他、築城基地のF-2A支援戦闘機の機動飛行、ブルーインパルスの曲技飛行などを楽しんだ。

独自のカラーリングから、”レッドドルフィン”の愛称で呼ばれる芦屋基地のT-4中等練習機
築城基地所属のF-2A支援戦闘機
ブルーインパルスの曲技飛行
「ファンブレイク」をきめるブルーインパルスの4機

Round 3:小松基地航空祭(9月19日)

抽選に当選して臨んだ小松基地航空祭は、台風の接近により天候が悪く、見栄えのする写真が撮れなかったが、映画「トップガン・マーヴェリック」でトム・クルーズさんが搭乗していたF/A-18Eに似せたカラーリングのF-15J戦闘機やアグレッサー部隊のF-15DJ戦闘機、外来のブルーインパルスなどの機動飛行や曲技飛行をカメラに収めることができて良かった。

F-15J戦闘機「トップガン・マーヴェリック」コラボ機(1月のカレンダー・年賀状に使用)
F-15J戦闘機 上の写真の続き(7月のカレンダーに使用)
アグレッサー部隊のF-15DJ戦闘機(4月のカレンダーに使用)
アグレッサー部隊のF-15DJ戦闘機
ブルーインパルス 曇天下ではスモークが映えない

Round 4:エアフェスタ浜松(10月23日)

逆光となるエプロン周辺以外への立入りが禁止されていたので、静浜基地や芦屋基地の航空祭と同様にカメラの露出補正の設定に苦労した。

地元機のT-4中等練習機、T-400基本操縦練習機、U-125A救難捜索機、UH-60J救難ヘリコプターの展示飛行もあったが、私のお目当ては岐阜基地所属のF-15J戦闘機とF-2A支援戦闘機の機動飛行。特にF-2A支援戦闘機は、私が最も好きなテスターカラーで彩られた502号機で嬉しかった。

“トリ” はブルーインパルス。晴天に恵まれブルーインパルスの白いスモークが青空に映えた。

地元のT-4中等練習機
岐阜基地所属のF-15J戦闘機
同じくF-15J戦闘機
テスターカラーを身にまとったF-2A支援戦闘機(試作機)
同じくF-2A支援戦闘機の試作機(11月のカレンダーに使用)
ブルーインパルス2番機
ブルーインパルス 逆光でスモークが力強く見える

Round 5:岐阜基地航空祭(11月13日)

天候に恵まれず、いつ雨が降り出すか分からない状況であったが、大好きな航空祭で、運よく一般観覧者の抽選に当選したので覚悟を決めて行った。

外来機なしの飛行展示であったが、岐阜基地は所属機のバリエーションが豊富なのでT-4中等練習機、U-125A救難捜索機、C-1輸送機、F-2A/B支援戦闘機、F-15J戦闘機などの編隊/機動飛行シーンを撮影できた。特にC-1輸送機、F-2A/B支援戦闘機はテスターカラーに塗装された試作機だったので、テンションが上がった。

ただ、2019年には見られたF-4EJ/EJ改戦闘機はすでに引退しており、その姿を拝むことができず、さびしかった。

T-4中等練習機
C-1輸送機(試作1号機) 通称”銀ちゃん”
離陸するF-2A/B支援戦闘機(6月のカレンダーに使用)
離陸するF-2A/B支援戦闘機(上の写真の2機とは別の組合せ)
貨物室の扉を開けて飛行するC-1輸送機(試作1号機)”銀ちゃん”
U-125A救難捜索機
F-2A支援戦闘機(試作機) 一番好きな機体だ
F-15DJ戦闘機
F-2A支援戦闘機とF-15J戦闘機
F-2B支援戦闘機(試作機)

Round 6:築城基地航空祭(11月27日)

晴天に恵まれた築城基地航空祭では地元機であるロクスコ・ハチスコ所属のF-2A支援戦闘機の機動飛行の他、ブルーインパルスの曲技飛行、アクロバットチーム「ウイスキーパパ」の曲技飛行、陸上自衛隊AH-64D攻撃ヘリコプター”アパッチ・ロングボウ”による戦技飛行などが展開された。

記憶にある2018年、2019年の撮影では、良い写真が”撮れ撮れ”だったので、今回も同レベルの成果を目指したのだが、絶好のシャッターチャンスを逃す場面も多く、未熟さを痛感した。

F-2A支援戦闘機の編隊飛行(8月のカレンダーに使用)
新田原基地所属のF-15J戦闘機(9月のカレンダーに使用)
F-15J戦闘機
陸自のAH-64D攻撃ヘリコプター”アパッチ・ロングボウ”
アクロバットチーム「ウイスキーパパ」の曲技飛行
上の写真の続き
コンバットブレイクをするF-2A支援戦闘機(12月のカレンダーに使用)
機動飛行するF-2A支援戦闘機(2月のカレンダーに使用)
F-2A支援戦闘機

Round 7:百里基地航空祭(12月4日)

新田原基地エアフェスタと開催日が同じだったので、交通の便やスケジュールを比較して百里基地航空祭を選んだ。

午前中は天候に恵まれてT-4中等練習機やU-125A救難捜索機、UH-60J救難ヘリコプターの飛行展示、百里救難隊”メディック”によるパラシュート降下、ブルーインパルスの曲技飛行を楽しめた。

ところが、午後になると急に曇ってきて私のお目当てだったF-2A支援戦闘機の機動飛行、対地攻撃ではメリハリのある写真が撮れず、残念だった。

また、前回(2019年)見られたF-4EJ/EJ改戦闘機やRF-4EJ偵察機はコロナ禍中に引退してしまったため、その姿を見ることができなかった。私にとって2019年の百里基地航空祭がF-4/RF-4シリーズを撮影できた最後の機会となった。

T-4中等練習機
F-15J戦闘機
U-125A救難捜索機
ホバリングしながら機首を軸に回転するUH-60J
“メディック”によるパラシュート降下
ブルーインパルスの曲技飛行(カレンダーの表紙に使用)
背面飛行をするブルーインパルス6番機(3月のカレンダーに使用)
「ファンブレイク」をするブルーインパルス(5月のカレンダーに使用)
「タッククロス」をするブルーインパルス(10月のカレンダーに使用)
F-2A支援戦闘機 午後からは曇り空だった
編隊飛行するF-2A支援戦闘機

今年(2023年)の抱負

この記事を書いている時点で開催が決まっているのは3月5日の「小松基地オープンベース」と4月15日の「海上自衛隊/米海兵隊岩国航空基地フレンドシップデー」のみだが、新型コロナウイルスの第5類への移行に伴い2019年レベルで開催されると期待している。

2022年の航空祭巡りは全体的に残念な結果だったが、「素人なので下手で当然」、「伸びしろがあることは良いことだ」と開き直ったら気が楽になった。2023年の航空祭巡りでも同じように考え、できるだけ肩の力を抜いて気楽にエンジョイしたいと思う。